自分は相変わらずという感じで、連休を活かしてがっつりとTCG生活を満喫していました。
もちろん大会にも何度か参加したので、今回はそこで使用したデッキ「無色タッチ青ジョーカーズ」の紹介をしていきます!
採用されてるジョーカーズたちは至ってシンプル。
12枚の小型ジョーカーズを展開して、<超特Q ダンガンオー>を突撃させることがメインプランになります。
ダイレクトアタックのチャンスが見えたら迷わず突撃!
もし<超特Q ダンガンオー>が無くても、大量展開からの<破界秘伝ナッシング・ゼロ>を使った攻撃。
トドメは刺せなくても、とりあえず盾を全部割ってからのトリガーでのカウンターなどなど......、ハンド次第で様々な勝ち方が選択できます。
1ターンでいきなり打点が増えるので、相手は攻撃のタイミングを予測しづらく、いつ倒させるかわからない恐怖を感じ続けることになります。
そして、このデッキで目を引くのは、やはり違和感MAXの「禁断~封印されしX~」でしょう。
このカードの採用は知人からもらった案でしたが、採用理由を聞いたときに「なるほどなぁ~」と感じました。
無色だらけのこのデッキでは、もちろん封印は外すことはできませんし、自力で禁断開放することもできません。
しかし、このカードを置いておくだけで、黒入りデッキの万能トリガー<テック団の波壊GO!>を無力化できるのです。
例えば、こちらの場が<ヤッタレマン>3体+<超特Q ダンガンオー>だとしましょう。
<超特Q ダンガンオー>は一度に5枚のシールドを割ってくれますが、ここで<テック団の波壊GO!>を踏んでしまうと、トドメを刺すはずの<ヤッタレマン>が全て手札に戻されてしまいます。
しかし、「禁断~封印されしX~」があれば、<ヤッタレマン>が全て手札に戻ってしまっても、一緒に6枚の封印が全て手札に戻ります。
すると、突如バトルゾーンに<伝説の禁断 ドキンダムX>が現れ、相手にダイレクトアタックを決めてくれます!
余談ですが、デッキの総枚数が39枚になるので、初動の<ヤッタレマン>や、アドバンテージ源の<ゼロの裏技ニヤリー・ゲット>を引く確率が上がっています。
数%だとしても、短期決戦のこのデッキにおいて理想の初手が揃いやすいということは、勝率に大きく影響します。
あと、地味に<オールデリート>の対策にもなっていたり。
途中デッキ変更ありのチーム戦を12回戦を行うという変則的な大会ですが、自分は12試合全てをこの「ジョーカーズ」で挑みました。
- 1回戦 ??? 〇
- 2回戦 青白黒ロージアダンテ 〇
- 3回戦 緑単ゴエモンループ 〇
- 4回戦 ジャスティスループ ×
- 5回戦 赤緑モルトNEXT 〇
- 6回戦 赤緑モルトNEXT ×
- 7回戦 赤緑モルトNEXT 〇
- 8回戦 赤緑モルトNEXT 〇
- 9回戦 黒単ヘルボロフ 〇
- 10回戦 無色タッチ青ジョーカーズ ×
- 11回戦 無色タッチ青ジョーカーズ 〇
- 12回戦 緑単ゴエモンループ 〇
結果は9勝3敗と、なんとかまぁまぁの勝率をキープ。
一度だけ「赤緑モルトNEXT」相手に<メガ・マグマ・ドラゴン>のケアをするべきところをミスして負けてしまいましたが、仮想敵の「赤緑モルトNEXT」「緑単ゴエモンループ」には良い勝率を出せていたので、悪くない感触でした。
ジョーカーズミラーは、構築の幅も狭く、先手有利&トリガー多い方が有利、相手との差がつきにくいです。
少しでも差をつけるために気を付ける点といえば、トリガーの踏ませ合いで有利に立つために<破界秘伝ナッシング・ゼロ>を使うなどして、早めにシールドを割っておくことでしょうか。
今回は運よく予想通りの相手と当たり続けることができましたが、しばらくこの環境が続くようであれば、またこのデッキにお世話になることもあるかもしれません。
次点で「緑単ゴエモンループ」といった形です。もちろん、他にも様々なデッキタイプが存在しますが、大きく意識するのはこの2つでしょう。
となれば、この環境で2つ以外のデッキを選択する際、最低限満たさなければいけないことは「この2つのデッキに5割以上の勝率がある」ということです。
そして、その条件を満たせるであろうと思ったデッキは「赤緑青バスター(タッチ白黒)」と「ジョーカーズ」の2つでした。
まず候補の中から、GPの使用候補でもあり、既に周りで構築が精錬されていた「赤緑青バスター」を使用。
しかし、旧殿堂から大きく弱体化を受けたこのデッキは、「5コスト以上のドラゴン+<蒼き団長 ドギラゴン剣>+<勝利のアパッチ・ウララー>などの投げるカード」のセットが揃わない状況も多く、ブースト事故など、安定性に欠けてる印象を受けました。
強力なデッキでしたが、こちらの事故で有利対面を落としたくはなかったので、もう1つのデッキ「ジョーカーズ」を試すことに。
モノは試しという感じでしたが、これがなんと予想以上の結果に。
「赤緑モルトNEXT」「緑単ゴエモンループ」には速度を活かして有利に立ち回ることができ、「赤緑青バスター」に対しても、<洗脳センノー>が抜群に効くことがあったり、<勝利のアパッチ・ウララー>を無力化できたりと、環境上位デッキに対して5分5分かそれ以上に優位に立てるデッキでした。
「緑単ゴエモンループ」の流行によって、受けること前提にしたデッキが減ってきたのも「ジョーカーズ」には追い風ですね。
相手を瞬殺する爽快感は、一度使えば病みつきになること間違いなし!
現在でも十分のスペックですが、新カードによる強化も期待できるので、今後要注目のアーキタイプです。
GPからここ数日まで、デュエマの環境は「右を見ればドルマゲドン、左を見ればエウルブッカ」のようなイメージが強かったのですが、一歩下がって他のデッキを見てみると、他のデッキにもまだまだチャンスはあるんじゃないかな、という気がします。
<メンデルスゾーン>を打つのも飽きてきたので、また良いデッキをお届けできるように、しばらくは模索の日々を続けてみようと思います。
ではではー!
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