
GP5th 参加レポート
今回はGP京都で使用した白青黒ロージアミラダンテについて記事を書こうと思います。
■レシピ

クリーチャー
計21枚
呪文
計19枚
超次元ゾーン
計8枚
■使用経緯
GPでは数多くの地雷にあたる傾向があったので、幅広く見れるパワーのあるデッキが最善の選択だと思いました。それ+<NEXT>に5割以上勝てるデッキ。NEXTがトップメタなのは間違い無いけど、ズバ抜けて1強というわけでもなく、NEXT以外にも数多くあたると思ったからNEXTに寄せすぎない事を意識。
新弾リスト出てから調整を始めていくつかデッキを触りました。
多色武装(NEXT勝てず諦め。
↓
モルキン(NEXTにはかなりよさげ、火の子引けないと落とす相手も落としそうで諦め)
↓
5cドラゴン(拳にチカラを
↓
5cバスター(動きは凄いけど安定度皆無
↓
青赤ブランド(メタリカさえどうにか出来ればと思ったけど、細かいプレイまで練習する時間が無いから諦め。)
と自分で色々回した結果、1週間前にデッキ自体出来上がってないけどロージアを使用する事を決意しました。
他のデッキタイプのついては一緒に調整してくれてた人達が、これはダメって言ってたので時間短縮のためにノータッチ。
もう後が無いのでロージアのレシピを仕上げる事だけに集中しました。
■採用理由
・おつかい

このカードを引くか引かないかでこのデッキの強さがかなり変わります。
このカード3t目に引けなかったら、厳しいけど引いただけで勝てる相手も居るレベルのパワーカード。
ロージアダンテというデッキタイプも殴るデッキに強く、呪文封殺もお手軽に出来るデッキタイプなため規制ノータッチというわけにもいかないと思われます。
規制かけるなら間違いなくおつかい1択。
・ミラクルスター

ハンドキープの都合上4積み。
3でも回るのは理解出来るけど、ロージアダンテというデッキタイプの都合上4じゃないと厳しいかなと。
多色が16枚以上入るこのデッキの性質上、多色のカードはかなりキープしにくく序盤に引いたこのカードはマナに置かざる得ない。
それでありながら呪文封殺ロックである、<ミラクルスター>×2で<ミラクルストップ>を革命チェンジを絡めて使い回す動きや、<裏切り>などのハンデス相手にキープ。2回以上使うパターンもある。
ハンドキープの優先度的に<ミラダンテ>><ミラクルスター>な対面は多いものの、使用頻度はどちらもあまり変わらないのに3枚では足りないと思う事が多々。
以上を踏まえ、4から削る事は無いだろうという結論に至りました。
・カーネル

雑なトリガーとして使う事よりも、ミラーや<バスター>などの革命チェンジ組に対して終了時<ヘブンズヘヴン>効果から出して有効なカード。
12000以上の殴り返し出来ないカードに対して終了時<ヘブンズヘヴン>で出せればいい。
使用頻度的には2枚でも足りるカードなのですが、前述の<ミラクルスター>と同じように多色のため序盤にきたこのカードは高確率で埋めるので感覚的には1枚多い3積みとなってます。
・デモンズライト 解体人形ジェニー 墳墓 魔天




白青ロージアでは無く、黒を取った利点。
それは4コストの妨害札の存在です。
<解体人形>はNEXTにとても強く、その他地雷系にも活躍する万能カードです。
<デモンズライト>は苦手なメタカードを除去しながら必要なパーツを探しに行くカード。
この2種類の存在が黒を足す理由のうちの1つでした。
<墳墓>は調整の段階ではかなり弱く、対策プレイを前提に練習してたため使う機会はありませんでした。
しかし本番では対策プレイはされないプレイヤーのが多いと思い、2枚は積む事にしました。
実際に本番では大活躍でした。
ロージアミラダンテというデッキは場にドラゴンと<ミラダンテ>、<ロージア>、<ドラゴンズサイン>、<ミラクルスター>が手札にあれば戦えるデッキなので、1枚のカードで4枚のカードを揃える事が出来るのは<魔天降臨>だけです。
殿堂カードだけあってパワーカードは強かったです。
・ミラクルストップ

永遠の課題でした。
<ミラクルストップ><ミラクルスター>のギミックで勝てる相手は多いです。
<サイバーダイスベガス>が絡むデッキ、呪文を使ったループ系デッキなど。
1枚さえ見えればキープするだけだったんですが、そもそも見えないという問題がありました。
<ミラクルスター>4枚、<ミラクルストップ>3枚でずっと調整してたのですがどうしても黒を11枚にしたくて<魔天降臨>に枠を譲ってしまいました。
ただGP本番では黒11枚目よりも、<ストップ>枚目のが欲しい試合が多くここは調整不足だったなと認識させられました。
・エメラルーダ+ノヴァルティ・アメイズ


vsビートダウン系統、特に<モルトNEXT>を意識して投入。
デッキに多色が17枚、トップが多色だった時用にマナに置くための単色を1枚余分に抱える事を意識するためトリガー枠を単色に変えたいと考えていました。
そこで見つけたのが<ノヴァルティ・アメイズ>です。
条件付きではありますが、ドラゴンを出しながらスパークでタップする事が出来ます。
基本的には素埋まりを期待するのでは無く、<エメラルーダ>とセットで抱えて<ドラゴンズサイン>が盾からトリガーした時に埋めるという感じです。
2積みという公開領域に見えそうで見えない枚数なので、GP本番では不意を突く事ができました。
・超次元 レッドゥル3 プロトギガハート


何故その他の次元ではなくこの次元にしたのかには理由があります。
<レッドゥル>3は<モルトNEXT>やその他のデッキに対して、<ロージア>×1 <ミラダンテ>×2 <ドラゴンズサイン>×2or3(ロージアスタートなら2)を抱える事によりジャスキルを狙いに行く事が出来ます。
かなり強引なパターンで、このプランを取る事はかなり少なかったですが、3枚目を入れる事によってプレイの選択肢が増える方が使いやすいと判断したため投入しました。
<プロトギガハート>は<オニカマス>が入ってるデッキに対して使用しました。
<オニカマス>入りのデッキ=小型が多めのデッキの事が多いため、毎ターン<ミラダンテ>の革命チェンジ元を用意する事ができればそのまま勝ちに直結する場合が多いです。
その<ミラダンテ>の革命チェンジ元を強引に用意するために<プロトギガハート>を採用しました。
実際GPでも<プロトギガハート>のおかげで革命チェンジ元を毎ターン確保する事が出来ました。
■採用に至らなかったカード
・裏切りの魔狼月下城

理想の手札が、先行で<ドラゴンズサイン>、<ロージア>、トップ多色でも動けるマナに置く用の単色、<ミラダンテ>。の4枚です。
<おつかい>で引けてればもう少しハンドキープが楽になるのですが、<おつかい>を引けてない場合デッキ内の多色が多いと<ドラゴンズサイン>や<ロージア>をキープ出来ず埋めなければ動けない場面が出てきます。
そのためデッキ内の多色を減らす事を意識したため真っ先に構築を縛るこのカードは抜きました。
・テック団の波壊Go ドレミ団の光魂Go


これも前述の<裏切りの魔狼月下城>と同じで、多色を削るために抜きました。
特に<テック団の波壊Go>は苦手な<オニカマス>、<単騎>などを除去出来る有効トリガーに見えますが、それらのデッキには<ドキンダム>が積まれてる事が多く、<ドキンダム>を除去する方法が薄いこのデッキは有効札になり得ません。
<光魂>は<ドラゴンズサイン>が絡めば実質ドラゴントリガーになったり、スパーク持ちで便利ですが、ただのスパークだけだと<モルトNEXT>は止まらず、<ドラゴンズサイン>を持っていない時はただのドロートリガー。器用貧乏な感じが歪めないカードでした。
■成績
- 黒赤緑モルト ○
- 青赤ブランド ○
- 青緑デュエランド ○
- 青黒赤バスター ○
- NEXT ×
- 青赤ブランド ×
- 赤黒デッド○
- 青赤バイク ×
全体的に<おつかい>スタート出来た試合が2試合だけで、色々と引きが噛み合わず5-3予選落ちという結果に。
一緒に何人かシェアしましたが、成績がまともだったのは細かいプレイングを決めていた自分ともう1人だけで、細かいプレイングが重要なデッキだったと認識させられました。
■最後に
調整不足だった部分がかなり目立ち、細かいプレイングを決めきれてなくぶっつけ本番でどうにかした場面が多々ありました。
それとvsNEXT戦で犯したミスから立ち直れないメンタルの弱さがかなり響きました。
次回はエリア代表決定戦、その次はチームGP。
今回の反省を生かして頑張りたいと思います。