チェイングラスパー
今回は最近流行りのチェインレックスとグレートグラスパーを使ったループデッキを紹介していきます。
今回の記事ではループ方法やループに入るまでの手順等をメインに解説していきます。
これからチェイングラスパーを使ってみようと思うけど、実際のところどんな風に回すの?という疑問を解消出来ればと思います。
構築について
まずは構築からクリーチャー
計36枚
超次元ゾーン
計8枚
デッキ概要
まずはこのチェイングラスパーというデッキがどんなデッキなのかというところから説明していきます。このデッキは序盤はひたすらマナを増やし、後半は<チェインレックス>や<グレートグラスパー>などの大型クリーチャーを起爆剤として、ループしたり盤面制圧をするデッキです。
クリーチャーを使うループならではの『ループ出来なかったら殴る』という選択肢もあるので、状況によって戦い方を変えることが出来るという利点があります。
また、1枚でも強い大型クリーチャーが多いことも魅力の1つです。
その大型クリーチャーを大量に並べることも可能なので、<テック団の波壊GO!>などもケアしながら殴ることが可能です。
そして何より、デッキの殆どのクリーチャーが文字通り連鎖的に反応して繋がっていく爽快感を体験出来る数少ないデッキです。
ループ方法解説
構築について説明する前に、ループについて説明していきます。構築については、どんなループが出来るのかを理解した上で説明していきます。
ここではこの構築とは直接関係の無いループも紹介していますが、チェイングラスパーの構築を考える上で知っておいて損は無いと思われます。
基本状態
場:チェイン、アタック可能なグラスパーマナ:チェイン、グラスパー、6コスト
基本的にはこの状態から各ループへ接続していきます。
ループする場合はまずこの状態を目指しましょう。
チェインレックスを出してから基本状態まで
()内は進化元を示す。初期状態
手札:チェイン
場:クリーチャーA
マナ:チェイン、グラスパー2枚、6コスト
手順
- チェイン
- チェイン効果、グラスパー(クリーチャーA)
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(グラスパー)
- グラスパー効果、グラスパーをマナヘ
- チェイン効果、6コスト
- チェイン効果、グラスパー(6コスト)
- グラスパー効果、チェインをマナヘ
グラスパーアタックからループ基本状態まで
初期状態場:アタック可能なグラスパー、クリーチャーA
マナ:チェイン2枚、グラスパー
手順
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(クリーチャーA)
- グラスパー効果、アタック中のグラスパーをマナヘ
ファンパイループ
初期状態場:チェイン2枚、グラスパー(サソリスレイジファンパイ装備)
マナ:チェイン、グラスパー
()内は進化元を示す
手順
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(グラスパー)
- グラスパー効果、グラスパーをマナへ
- チェイン効果、サソリスレイジファンパイ装備
- チェイン効果、グラスパー(サソリスレイジ)
大地の超人を使うファンパイループ
初期状態場:チェイン、グラスパー(サソリスレイジファンパイ装備)、大地の超人
マナ:チェイン、グラスパー
手順
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(グラスパー)
- グラスパー効果、グラスパーをマナヘ
- チェイン効果、グラスパー(大地の超人)
- グラスパー効果、チェインをマナへ
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、サソリスレイジファンパイ装備
- チェイン効果、グラスパー(サソリスレイジ)
- グラスパー効果、グラスパー(大地の超人)をマナへ
- チェイン効果、大地の超人
- 大地の超人効果、チェインをマナヘ
2コストループ
初期状態場:チェイン、グラスパー(大地の超人)
マナ:チェイン、グラスパー、大地の超人、ラグマール、2コスト
手順
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(グラスパー)
- グラスパー効果、グラスパーをマナヘ
- チェイン効果、大地の超人
- チェイン効果、ラグマール
- ラグマール効果、ラグマールをマナヘ
- チェイン効果、2コスト
- 大地の超人効果、2コストをマナヘ
- チェイン効果、グラスパー(大地の超人)
- グラスパー効果、チェインをマナヘ
4コストループ 手順①
初期状態場:チェイン、グラスパー(4コスト)
マナ:チェイン、グラスパー、6コスト(バニラ)
手順
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(チェイン)
- グラスパー効果、グラスパー(4コスト)をマナへ
- チェイン効果、6コスト
- チェイン効果、4コスト
- チェイン効果、グラスパー(6コスト)
- グラスパー効果、グラスパー(チェイン)をマナへ
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(グラスパー)
- グラスパー効果、グラスパーをマナヘ
- チェイン効果、グラスパー(4コスト)
- グラスパー効果、チェインをマナヘ
4コストループ 手順②
初期状態場:チェイン、グラスパー(4コスト)
マナ:チェイン、グラスパー、大地の超人
手順
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(グラスパー)
- グラスパー効果、グラスパーをマナヘ
- チェイン効果、大地の超人
- 大地の超人効果、大地の超人をマナヘ
- チェイン効果、4コスト
- チェイン効果、グラスパー(4コスト)
- グラスパー効果、チェインをマナヘ
6コストループ
初期状態場:チェイン、グラスパー(6コスト)
マナ:チェイン、グラスパー
()内は進化元を示す
手順
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(グラスパー)
- グラスパー効果、グラスパーをマナへ
- チェイン効果、6コスト
- チェイン効果、グラスパー(6コスト)
- グラスパー効果、チェインをマナへ
クリーチャーを全て場に出す
初期条件場:チェイン、グラスパー(大地の超人)
マナ:チェイン、グラスパー
手順
- グラスパーアタック、チェイン
- チェイン効果、グラスパー(グラスパー)
- グラスパー効果、グラスパーをマナヘ
- チェイン効果、大地の超人
- チェイン効果、グラスパー(大地の超人)
- 大地の超人効果、チェインをマナへ
マナにあるクリーチャーを全て場に出して打点を稼ぎたい場合は、コストの低いクリーチャーから順に場に残すようにしましょう。
2コストクリーチャーを出したい場合は<大地の超人>と<ラグマール>or<スコップ>を間に挟み、4コストクリーチャーを出したい場合は<大地の超人>を挟むという感じで<チェイン>効果を使っていきましょう。
<ラグマール>や<大地の超人>を場に残したい場合は、<チェイン>を1体余分に場に出しておいたりしてマナに置けるカードをあらかじめ用意して置きましょう。
他にも方法は色々とあると思うので、実際に回して試してみると良いと思います。
構築解説
ここまでまとめたループを踏まえて各カードを解説していきます。クリクリ・イガラーズ
比較的楽に基本状態を満たすことが出来ます。
場にクリーチャーが1体、10マナある状態で<クリクリ>を出してマナの<グラスパー>を回収して進化することで、<グラスパー>アタックから基本状態に繋がります。
また、墓地に落ちてしまったループパーツを回収する役割も有ります。
オールオーバーザワールドを使っても墓地回収は出来ますが、そもそもオールオーバーザワールドを出したりその後にループを続ける為にはそれなりに多くのループパーツが必要になるので、役割が被っているから不要ということにはなりません。
ラグマール、スコップ
多くの場合、<オニカマス>対策として使います。
<グラスパー>や<大地の超人>と合わせて相手の場をキレイにしましょう。
使う機会は少ないですが、2コストループのパーツにもなります。
大地の超人
防御、ループパーツ、<オニカマス>対策で使います。
このカードがあれば<チェイン>2枚、<グラスパー>2枚、<サソリスレイジ>1枚でファンパイループを行うことが出来るので、役に立つ機会は多いです。
タップされているクリーチャーをマナに置けないことに注意しましょう。
テラネスク
これを引けるかどうかでデッキの回転がかなり変わります。
<ライフプランチャージャー>などで引き込みたいです。
6マナの時に<テラネスク>を出して3マナ追加し、次のターンにマナチャージしてから<チェイン>or<クリクリ><グラスパー>でループに入る動きが強いです。
その他のカードについて
今回の構築で候補には挙がったものの使わなかったカードがいくつか有ります。それらのカードは環境によって十分採用する可能性があるので、調整パーツとして持っておいて損は無いでしょう。
幻影 ミスキュー
捲るのを楽しみたいならやはり入れたい。
<大地の超人>との入れ替えで入りそう。
ミステリー・キューブ
受け札としても。
コクーン・マニューバ
後半引いても<永遠のリュウセイカイザー>や<プチョヘンザ>を除去したりと、一応使える場面はある。
獅子王の紋章
多色なのが厳しいが、早い段階で殴るデッキが多いなら強い。
プチョヘンザ
<サソリスレイジ><レッドゥル>からチェンジできる。
<オニカマス>やその他の並べるデッキに強い。
メメント守神宮
<ダイスベガス>を張り替えたり<オニカマス>をタップキルしたり。
ガチンコ・ルーレット
ハンデスに強い。
最後に
まだこのデッキがCSなどで結果を残せるほど強いのかどうかは分かりませんが、これからの研究次第で化ける可能性はあると思います。これからグランセクトの強化も進んでいくので、新弾が出る度にチェックしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!