
今回は、4月11日(土)発売の「逆札篇 第1弾 逆転神VS切札竜」で登場した新カードを使ったデッキをご紹介します。
今回ご紹介するデッキはオリジナルフォーマットの【ハザード退化】です。
【ハザード退化】が環境に姿を見せたのは2022年ごろ。
最近はあまり見かけなくなりましたが、2026年現在では強化パーツが続々と登場し、再び構築の幅が広がっています。
そして今回の「逆札篇 第1弾 逆転神VS切札竜」にも【ハザード退化】を後押しする注目カードが収録されました。
そこで 今回は新カードを採用した最新型の【ハザード退化】のデッキをご紹介していきたいと思います。
デッキリスト
こちらが【ハザード退化】のデッキリストになります。
【ハザード退化】とは最速3ターン目からロックが可能な上振れ要素を持ったコントロールデッキです。
ロックまでの基本的な流れ
【ハザード退化】では"進化ではないレクスターズ"は<自然の四君子 ガイアハザード>のみなので、確定で<自然の四君子 ガイアハザード>が進化元になります。
これによって早期に<自然の四君子 ガイアハザード>を着地させることが可能です。
そのため、<自然の四君子 ガイアハザード>を早期に出した後は、マナ加速を続けて相手よりも自分のマナが多い状況を常に保つことで、相手のクリーチャー展開を完全に封じ込めることができます。
こうして相手に何もできない盤面を作り上げるのが【ハザード退化】の最終的な目標です。
新カード紹介
【ハザード退化】では、2コストでパワーが99999あり、相手に選ばれない<禁断英雄 モモキングダムX>が場にいるので<宝魂剣と獄門盾の決断>をS・トリガー化するのは非常に容易です。
<宝魂剣と獄門盾の決断>はパーフェクト呪文シリーズなので、3つの効果の中から2回使用することができます。そして、それぞれの効果が【ハザード退化】と噛み合っており、どれを選んでも強力です。
1つ目の効果は、コスト3以下のクリーチャーを1体手札か墓地から場に出すことができます。
【ハザード退化】では<生魂転霊>を使って自分のクリーチャーを破壊することがよくあります。ですので墓地に送られたクリーチャーを<宝魂剣と獄門盾の決断>で呼び戻すことが可能です。
2つ目の効果は、クリーチャーを2体選んでその2体をバトルさせる効果です。
<禁断英雄 モモキングダムX>が場にいればパワー99999以下のクリーチャーをバトルで破壊できます。ですので、実質3コストの<デーモン・ハンド>になります。
また、<宝魂剣と獄門盾の決断>は自分の場にクリーチャーがいなくても相手のクリーチャー同士を選んでバトルさせることができるので<禁断英雄 モモキングダムX>が場にいなくても十分に強力な除去札となっています。
3つ目の能力は、相手のシールドをブレイクする効果です。
最も有効なのは<我竜塔第七層 ハッスル・キャッスル>のようなG城を剥がす目的で使用する時です。
<宝魂剣と獄門盾の決断>の効果によるブレイクであれば自分の場にクリーチャーがいなくても剥がせますし、相手の盤面に「ブロッカー」がいても関係ありません。他にはクリーチャーで攻撃をしていないので「ニンジャ・ストライク」を使われる心配がない点も高評価です。
このように3つ全て強力な効果を持っているので文明さえ合えばどんなデッキにも採用が検討できるカードです。
しかし、【ハザード退化】では<禁断英雄 モモキングダムX>と組み合わせることで<宝魂剣と獄門盾の決断>の性能を最大限に引き出せるという点が他のデッキにはない強みとなっています。
【ハザード退化】は<自然の四君子 ガイアハザード>によるロックを目指すため、序盤から積極的にマナを伸ばしていきます。その過程でマナに自然と<暴龍のT ミリオンベジータ>が落ちるため、ゲーム終盤には安定してマナから召喚できるのが特徴です。
自分のクリーチャーが場を離れる時にマナを3枚墓地に送ることで場に残すことができ、リーサルのタイミングなどで除去札を複数枚踏んだとしても耐えることが可能です。
【ハザード退化】はマナを増やすことは得意なのですが、手札が細くなりやすいという弱点があります。その点、<暴龍のT ミリオンベジータ>は自分自身の能力でマナから出せて、増えたマナを使って除去耐性に利用するので、マナを伸ばす【ハザード退化】の戦略と非常に噛み合ったフィニッシャーとなっています。
採用カード解説
<生魂転霊>は破壊したクリーチャーが持つ文明の数だけマナブーストできる呪文です。<禁断英雄 モモキングダムX>を破壊すると2マナブーストすることが可能で、退化と同時にマナ加速を進めることが可能です。
この他にも<天災 デドダム>や<大集合!アカネ&アサギ&コハク>を破壊すると3マナブーストすることができ、破壊したこれらのクリーチャーは<宝魂剣と獄門盾の決断>で再利用することができます。
退化、マナ加速、墓地利用を同時にこなせる、非常に効率の良いカードです。
<邪爪の魔法陣>はコスト4以下のエレメントをデッキボトムに送ることで1ブーストできます。ですので、<禁断英雄 モモキングダムX>をデッキボトムに送り退化しつつ1マナブーストができます。
そして、<邪爪の魔法陣>は手札からマナに置くとアンタップインするため、マナ基盤として非常に優秀です。例えば、1ターン目に赤マナか黒マナのどちらかがあれば2ターン目に<邪爪の魔法陣>をマナに置いて<禁断英雄 モモキングダムX>を召喚することが可能です。
【ハザード退化】は<禁断英雄 モモキングダムX>を<自然の四君子 ガイアハザード>へ退化させることがデッキコンセプトになります。
ですので、退化札は事故を避けるためにも十分な枚数が必要なのでしっかり合計8枚採用しております。これにより、ゲーム序盤から安定して退化ルートへ入ることができ、デッキの再現性が大きく向上します。
【ハザード退化】は<禁断英雄 モモキングダムX>と退化札を手札に揃える必要があるため、デッキを掘り進めながらマナを伸ばせるカードは非常に重要です。
また、これらは場に出した後<生魂転霊>で破壊することで3マナブーストもできるので【ハザード退化】と相性抜群です。
そして、今回の「逆札篇 第1弾 逆転神VS切札竜」で登場した<宝魂剣と獄門盾の決断>が<天災 デドダム>や<大集合!アカネ&アサギ&コハク>の価値をさらに引き上げました。
<生魂転霊>で破壊した後に<宝魂剣と獄門盾の決断>で墓地から出すことで登場時能力を何度も使用することができ、デッキの回転率が非常に高くなりました。
従来の【ハザード退化】では<禁断英雄 モモキングダムX>は<自然の四君子 ガイアハザード>を呼び出すだけのカードでした。
しかし、<宝魂剣と獄門盾の決断>を採用することで除去札として活用したり、<宝魂剣と獄門盾の決断>に「S・トリガー」を与えたりすることができるので<禁断英雄 モモキングダムX>が場にいることの役割が増えました。
<禁断英雄 モモキングダムX>は退化の起点でありながら、除去札としても機能するようになりました。
<自然の四君子 ガイアハザード>はロック能力がメインで使用する能力ですが、ロック能力以外にも強みがあります。
<自然の四君子 ガイアハザード>はパワーが12000あり、さらにマナのカードの数だけパワーが1000増えるので、ロック能力だけでなく高パワーを持つクリーチャーとして<宝魂剣と獄門盾の決断>のバトル効果で活躍してくれます。
相手のクリーチャーは<自然の四君子 ガイアハザード>が封じてくれるので、<聖霊超王 H・アルカディアス>で相手の呪文を封じることで完全ロックを成立させます。
<聖霊超王 H・アルカディアス>は「ハイパー化」することで、 自分のタップしているクリーチャーがある限り、相手は呪文を使えなくなります。このとき、<禁断英雄 モモキングダムX>をタップすればパワーが99999あり、選ばれないクリーチャーがタップし続けるので相手からタップしているクリーチャーを消される心配がありません。
他にも<自然の四君子 ガイアハザード>をタップした場合も強力です。
<自然の四君子 ガイアハザード>は相手の攻撃先を強制的に自分に誘導する能力を持っています。ですので、<自然の四君子 ガイアハザード>を能動的にタップさせることで攻撃誘導能力を活用することができます。
これらより<聖霊超王 H・アルカディアス>は【ハザード退化】の切り札2種と非常に噛み合いが良いことが分かります。
デッキの回し方
【ハザード退化】を回す上で気を付けるポイントは主に3つあります。1つ目は、マナ埋めについてです。
【ハザード退化】は5文明全て使用するため、ゲーム序盤のマナ埋めが非常に難しいです。
特に2ターン目に使いたいカードは<禁断英雄 モモキングダムX>か<大集合!アカネ&アサギ&コハク>のどちらかなので、"赤黒"もしくは"青白緑"のマナ基盤を作れるように意識します。
ですので、手札に<魔誕と光喜と楽識と炎怒と哀樹の決断>があれば最優先でマナに埋めます。次点で<S・S・S>をマナに埋めます。
<魔誕と光喜と楽識と炎怒と哀樹の決断>がマナにあれば5色揃うので2ターン目に何を埋めても<大集合!アカネ&アサギ&コハク>を出せます。
<S・S・S>を埋めた場合は、緑単色のカードを埋めることによって<大集合!アカネ&アサギ&コハク>を出すことができます。
2つ目は、<自然の四君子 ガイアハザード>は早く出せば良いわけではないということです。
<自然の四君子 ガイアハザード>は相手よりもマナが多くて初めて能力が機能します。そのため、マナが伸びていない状態で<自然の四君子 ガイアハザード>を場に出しても相手にマナの枚数をすぐに追いつかれてしまう為、能力を最大限に活かすことができません。ですので、残りの手札にマナを伸ばせるようなカードが無い場合は別のプランを取ります。
具体的に言うと、<天災 デドダム>や<大集合!アカネ&アサギ&コハク>で先にマナを伸ばしておいてから<禁断英雄 モモキングダムX>から<自然の四君子 ガイアハザード>へ退化する流れです。
つまり、"早く出す"ことよりも"強い時に出す"ことを意識します。
3つ目は、早期ビートプランも選択肢に入れておくことです。
手札の状況によってはマナを伸ばすことはできないが、<禁断英雄 モモキングダムX>から<自然の四君子 ガイアハザード>へ退化させることはできることがあります。このような時は、無理にコントロールせず、<自然の四君子 ガイアハザード>でアグレッシブに攻撃を仕掛けていきます。
<自然の四君子 ガイアハザード>はパワーが12000で「パワード・ブレイカー」を持っているのでシールドを3枚ブレイクできます。そして、次のターンに<宝魂剣と獄門盾の決断>のシールドブレイク効果を2回使えば相手のシールドを全てブレイクできるので<自然の四君子 ガイアハザード>でダイレクトアタックできます。
他には、<大集合!アカネ&アサギ&コハク>をNEO進化クリーチャーとして場に出すことができれば<自然の四君子 ガイアハザード>で残りのシールドを2枚ブレイクして<大集合!アカネ&アサギ&コハク>でダイレクトアタックすることができます。
このようにコントロールプランだけでなく、早期ビートプランが現実的に取れるようになったのが「逆札篇 第1弾 逆転神VS切札竜」によって【ハザード退化】が強化されたポイントと言って良いでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。【ハザード退化】は<禁断英雄 モモキングダムX>から<自然の四君子 ガイアハザード>へ退化させる独特なギミックや、デッキの構成が5色を扱うため繊細なマナ管理が必要で慣れるまでは扱うのが難しいデッキです。
ですが、他のデッキにはない動きやプレイングの奥深さがあり、使いこなせるようになると唯一無二の楽しさを味わえるデッキです。
興味を持った方は、ぜひ一度組んで遊んでみてはいかがでしょうか!
最後まで読んでいただきありがとうございました。





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