公認自主イベント:第3回 シーガルたなばた杯のお話(後編) | ポケモンカードゲーム | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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公認自主イベント:第3回 シーガルたなばた杯のお話(後編)

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by 朗(あきら)

公認自主イベント:第3回 シーガルたなばた杯のお話(後編)
(前編はこちら)

■第3回 シーガルたなばた杯 上位入賞デッキ
優勝:りんじー選手 6勝0敗
使用デッキ「わんぱくドガス」
ポケモン
20
サポート
10
4枚
4枚
2枚
スタジアム
4
3枚
エネルギー
8
デッキコード[DcxKc8-ycO3xc-cKac44]

唯一の全勝デッキとして見事優勝したのはマタドガスデッキ。
ドリームリーグに収録されている<ドガース>や<ホミカ>などは採用していないものの、<エンテイ>や<バルキー>といった独創的なアプローチがひと際目を引いています。このデッキはりんじー選手がマタドガスを数か月間使い続けて完成させた、彼の研究と努力の賜物によるものだと感じました。

準優勝:クロ選手 5勝1敗
使用デッキ「卍」
サポート
11
3枚
3枚
1枚
3枚
1枚
スタジアム
4
デッキコード[1FVdfF-wBjROj-V5fwFV]

準優勝はミュウツー&ミュウGX炎タイプ軸系統デッキ。
惜しくも最終戦で敗れてしまったものの、5回戦まで全勝で勝ち続けたクロ選手の勢いは凄まじいものがありました。このデッキタイプはポケモンジャパンチャンピオンシップス2019 マスターリーグ3位入賞したものを踏襲したとのことです。

第3位:じゃす選手 5勝1敗
使用デッキ「デスギラ」
サポート
7
2枚
Rメイ
2枚
2枚
スタジアム
3
3枚
デッキコード[VV5bFk-WlTNBe-VVv5w1]

3位に入賞したのはデスカーンデッキ。
最近は<ゾロアークGX>を使用したデッキタイプが多かったことであまり見かけなくなってしまった<デスカーン>ですが、この日はとても強力なデッキタイプとして存在感を放っていました。また、ドリームリーグに収録されている<メイ>を採用し、これまでのデスカーンにはなかったアプローチも組み込まれています。

第4位:けんどー選手 5勝1敗
使用デッキ「バクアゴ!」
ポケモン
18
サポート
10
4枚
4枚
2枚
スタジアム
3
エネルギー
12
デッキコード[6PgLQg-hNGW4G-LniHLQ]

4位に入賞したのはアーゴヨンバグガメスデッキ。同系統のデッキタイプにはズガドーンGXが採用されることが多いのですが、このデッキタイプではバグガメスが3枚も採用されています。他にもボルケニオン・ヒードランGX・フーパなどを採用することにより、GXポケモンをメインアタッカーとするデッキタイプのみならず、非GXポケモンをメインアタッカーとするデッキタイプを相手にした時にも、強力な立ち回りができるデッキだと感じました。展開役としてエンニュートが採用されていることも特徴的です。

第5位:かざぐるま選手 5勝1敗
使用デッキ「グレープショット」
サポート
13
スタジアム
3
3枚
デッキコード[wdV5Vb-mGQyec-vVfF51]

5位に入賞したのはマタドガスデッキ。
優勝したマタドガスデッキとはうって変わって、ドリームリーグに収録されている<ドガース>と<ホミカ>が採用されているため、これまでのマタドガスデッキではなかった戦略が組み込まれています。また、<カプ・コケコ>や<ズガドーン>などの採用によって、<ドガース>・<マタドガス>・<のろいのおふだ>以外でも、相手の場にダメカンをばらまくことができることも注目すべき点です。

第6位:ガイア選手 5勝1敗
使用デッキ「アロペルフーパ」
サポート
15
4枚
4枚
3枚
1枚
スタジアム
4
デッキコード[V15Vvf-GHKnu4-VvF5w5]

6位に入賞したのはアローラペルシアンフーパデッキ。チャンピオンズリーグ2019 京都大会で大きな話題を呼んだ<フーパ><ブラッキー>デッキを彷彿とさせるような構築になっています。<アローラペルシアンGX>の「特性:ドヤがお」と、フーパの「特性:バンデットガード」を突破し続ける術を対戦中に編み出し続けない限り、このデッキに勝つのは難しいです。逆にこのデッキを使う側にも、相手を詰ませるための繊細なプレイングが求められます。

第7位:ふろーと選手 5勝1敗
使用デッキ「ルガゾロペル」
サポート
11
スタジアム
2
デッキコード[1V5Vwv-32MMtT-Vvv1Ff]

7位に入賞したのはルガルガンゾロアークペルシアンデッキ。
このデッキタイプはとても人気が高く使用者によって様々な特徴が表れやすいと思いますが、ふろーと選手の構築で特に目を引くのは<プルメリ>の採用です。最終戦ではルガルガンゾロアークペルシアンデッキ同士によるミラーマッチを、終盤に打ったプルメリによって勝敗を決めるほどの大きな影響を及ぼしたほどでした。エネルギーの配分もオリジナリティを感じる構築でした。

第8位:ルキエ選手 4勝2敗
使用デッキ「サナキュウシルヴァディ」
スタジアム
1
デッキコード[33pMUp-eiK0Vi-2RpMRM]

8位に入賞したのはサーナイトエルレイドアローラキュウコンシルヴァディデッキ。唯一の4勝2敗として上位入賞を果たしました。
ドリームリーグに収録されている<ラルトス>・<エルレイド>・<タイプ:ヌル>・<シルヴァディGX>・<メイ>など、とても多くの新カードを採用した構築でした。ちょっとしたテクニックとして、超タイプとフェアリータイプの2種類のラルトスを採用することで、<オーキド博士のセッティング>により1枚でも多くラルトスを並べやすくしている点が特徴的です。また、非GXポケモンのアタッカーとしてエルレイドが2枚採用されていることも興味深いと感じました。


■第3回 シーガルたなばた杯で見受けられたドリームリーグの注目カード
ドガース
5位に入賞したマタドガスデッキに、<ホミカ>と組み合わせて採用されていました。優勝者のマタドガスデッキには採用されていませんでしたが、今後のマタドガスデッキの構築を考える上では、選択肢へと十分に加わるのではないかと思われます。

エルレイド
サーナイトGX>系統のデッキに合わせて使用していた参加者がとても多かったです。また、同様にドリームリーグに収録されている<ラルトス(超タイプ)>を採用していた構築も多く見受けられたので、<ミステリートレジャー>で場の展開を目指すような構築になっていたようにも感じました。エルレイドの採用枚数は1枚または2枚と、使用者によって大分違っていたので、この辺りは特に正解などはなく使用者の好みで決めてよいと考えます。

シルヴァディGX
主に<サーナイトGX>系統のデッキと組み合わせていた参加者が多かったように思いますが、それ以外にも様々なデッキタイプと組み合わせて採用されていたカードであったため、もしかすると参加者全員のデッキリストを集計した時に、最も多く使用されていたドリームリーグに収録されているポケモンのカードである可能性が高いです。それぐらい多く見受けられました。<ウォーターメモリ>などの専用グッズと組み合わせて構築していたデッキも確認しています。

メイ
3位に入賞したデスカーンギラティナデッキや、使用者が多数いたライチュウエモンガデッキなどといった、非GXポケモンをメインアタッカーとするデッキタイプにはとても積極的に採用されていたように感じました。他にもミミッキュエネコロロヤレユータンHANDのように自分からサイドを引くことがないデッキ、<レシラム&ゼクロムGX>をサブアタッカーとして採用していたデッキなどでも活躍していたことは注目すべき点です。そして、メイの登場は2つ前の項で触れた「ドリームリーグに収録されているカードによって非GXポケモンをメインアタッカーとするデッキタイプが強化しやすくなった」という理由に大きく関係していたように感じました。

ヤーコン
使用者が特に多かったわけではありませんが、<サーナイトGX>系統のような既存のデッキタイプだけでなく、<レシラム&ゼクロムGX>や<ドリュウズ>など新たに登場したカードを使用したデッキタイプに採用されていたことは注目しておきたいです。ドリュウズのように積極的に山札をトラッシュすることがメリットとなるコンセプトのみならず、引きたいグッズをピンポントで手繰り寄せるアプローチとして、今後最も期待できるカードだと考えます。


■最後に
ここ数年の日本国内におけるポケモンカードは、9月から翌年の6月が世界大会へと繋がっている公式大会シーズンとなっています。そのため、1年間の大半をどうしても競技思考で過ごさないとやっていけない方々も全国各地に沢山いらっしゃると思います。私もその中の1人です。

とはいえ、ポケモンカードを楽しむ上では競技思考かつガチガチでやることが時には必要になるとは思いますが、それは絶対必要なものであるというわけではありません。ポケモンカードの楽しみ方には人それぞれ色々な形があります。私がイベントオーガナイザーとしてシーガルたなばた杯のようなイベントを開催するのも、ポケモンカードの楽しみ方における1つの形です。

オフシーズンにこういったイベントを開催し、参加者運営ともにみんなで楽しく過ごせたのも、会場及び賞品を提供して下さったシーガル仙台駅前店様・福島県のうんざり会様など、多くの方々の協力あってこそです。皆さん本当にありがとうございました!


来年の4月のお話になりますが、私の地元である宮城県でもチャンピオンズリーグが開催されます。現在、地元の方々を始めとする東北地方でポケモンカードを楽しまれている方々は、CL宮城大会で勝つことを目標として日々切磋琢磨しています。

今回のイベントレポートを通して、東北地方のポケモンカードが熱く盛り上がっていて、強いプレイヤーも次々と新たに現れていることを発信できれば幸いです。

全国各地にいらっしゃるポケモンカードを愛する皆さん、来年の4月は是非とも東北そして宮城へポケモンカードを楽しみに来て下さい!お待ちしております!

集合写真.JPG

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