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【第247話】リムーブは1回まで!

    posted

    by ねへほもん

    どうも、ねへほもんです。
    来月のルール改正&22弾発売に向け、年明け以降は色々なデッキを組んでいます。

    ウパはミルルン中心で出ており、どの程度リムーブするかを意識しながら回していますが、1ターンが長いだけに、どこかでリムーブしたい局面に出くわします。
    22弾で何を使うかは未定ですが、新ルールに不慣れなうちはリムーブの頻度が少ないデッキを使いたいですね。


    という訳で、今回は来月以降の新ルールについて解説します。
    主にリムーブ制限についてですが、それ以外も実戦で現れるかもしれないので覚えておきましょう。
    ルール改正の原文については以下のリンク先をご参照ください。

    2月22日付けのルール変更について

    1.リムーブは1ターンに1回まで1から3体をまとめて行います
    最も影響の大きいルール変更であり、影響の大小はあれど、多くのデッキに影響を及ぼすルール変更です。
    解説の都合で、影響の大小に応じてルリグ別に3つに大別しておきます。

    「ⅰ:デッキのメインムーブが大きく制限されるデッキ」
    「ⅱ:プレイング次第で対処可能だが、場合によっては動きが制約されるデッキ」
    「ⅲ:その他相対的に影響は落ちるながらも注意が必要なデッキ」

    ⅰ:デッキのメインムーブが大きく制約されるデッキ
    デッキのメインの動きの中にリムーブが組み込まれており、複数回のリムーブ無しでは従前の動きを保てないデッキが存在します。
    代表例としては、以前ご紹介した「不死ママ」がこれに該当します。
    ノウド>を繰り返しリムーブするのが動きの軸となるため、リムーブ回数が1回のみでは回転率が大きく落ちます。
    ママは「英知=X」の状況を維持するために、隣の2体を残した状態で残り1面だけをリムーブしたい場面が生じうるため、リムーブ回数制限は不死ママに限らずママにとっては大きな制約になるかと思います。

    「ずっと俺のターン!」を防ぐためのルール改正かと思われますが、不死ママのように完全にコンセプトが崩壊するというデッキは意外と少ないです。
    後大きく影響が受けるデッキとしては、<アシレン>ループを軸に動いていた「ウルトゥム」、<アグネス>を寝かせた後にリムーブして処理していた「植物緑子」が挙げられます。
    ウムルにとっては大きな痛手ですが、「キー」等で今後の強化の対象になっているようですし、<アシレン>ループに代わる新しいギミックが生まれる可能性に期待ですね。

    ⅱ:プレイング次第で対処可能だが、場合によっては動きが制約されるデッキ
    程度の差はありますが、多くのデッキがこの分類に属します。
    1ターンに一定の時間をかけて回し続けるデッキにおいては、ユニークスペルを引けない場合等にリムーブに頼らざるを得ない場面が生じうるため、事前の構築や一人回しでリムーブ回数を抑えられるように慣れておく必要があります。
    具体的には、

    タウィル
    「<ナキールン>で<黒アクホ>サーチ→<黒アクホ>で<ナキールン>サーチ→<ナキールン>で<黒アクホ>をサーチ→<黒アクホ>をリムーブして、後続の<黒アクホ>を出す→・・・」という動きだと、リムーブ1回では足りなくなります。
    但し、今は「<ポセイドナ>(<ナキールン>&<黒ゲイン>下敷き)で<黒アクホ>サーチ→<黒アクホ>で<ポセイドナ>サーチ→<ポセイドナ>の<ナキールン>能力で<黒アクホ>サーチ&<黒ゲイン>能力で<黒アクホ>をバニッシュ→<黒アクホ>で<ポセイドナ>サーチ→・・・」という動きなら、<黒アクホ>をリムーブせずにバニッシュできるため、リムーブは不要です。
    リムーブを回避する動きが存在するとはいえ、デッキ内の中身次第等でリムーブが絡む動きを強いられる場面はありそうなので、大きく影響を受けそうです。

    リワト
    フレイン>を連打する過程で、手札の補充のために一時的に出した<ミネルバ>・<ナキールン>の除去や、アタック前に場の天使の色をバラす目的でリムーブが行われていましたが、22弾以降は1ターンにつき1回に制限されます。
    単に<フレイン>を連打するだけではなく、アタック時にLv4×3体が揃うように盤面を整理する必要があるため、リムーブ1回制限が制約になるのではないかと思います。

    ミルルン
    22弾で新規の4ルリグが登場し、大きく強化されることが見込まれます。
    基本的には「<U>を<ゲットレディ>で起こし続けてのバニッシュ」「<UuO>による盤面整理」「<MAGIC HAND>によるバニッシュ」が中心の動きでリムーブは絡みませんが、2回リフレッシュ直前まで回せる回転力を誇るため、引き次第でリムーブしたくなる局面で出くわすかもしれません。

    エルドラ
    キスドラは<SPADE WORK>、<SPRASH>、<物語>といったバニッシュスペルを引き続け、リムーブ回数を抑えることが求められます。筆者が試しに回した感想だと、場の<メダカ>や<シャチ>に<SPADE>を当て、<SPRASH>をサーチして増えた青エナを使う動きが必要となるため、<SPRASH>の重要性が高まることが予想されます。
    通常の5エルドラでは、今まで<ルアー>でデッキの中身を整えた上でリムーブすることが多かったため、<ルアー>をバニッシュ等で処理する必要が出てきます。

    この世には無限エルドラといって、ある条件が揃うと、<バーストラッシュ>下で<CAPTURE>でデッキを増やし、<シィラ>で<AMS>のLBを発動させ、<AMS>&<エルドラIV'>で手札を一気に増やし、再度<CAPTURE>でデッキを増やすという動きを無限回(!)連続するデッキが存在します。
    無限ループの中で、<シィラ>で<TAP>・<ノイヴァン>・<スヴァローグ>等のLBを発動させて相手のリソースを根こそぎ奪うという凄まじいデッキですが、<AMS>で回収した<SPADE WORK>で盤面を安定して除去できるため、ループ中にリムーブが絡みません。
    新ルール下でも無限ループ可能という恐ろしいデッキで、ループに入り出すと手が付けられないので、なるべく対戦したくないものです・・・

    アイヤイ
    スイングライド>をルリグデッキに戻す際、<シャフリ>を使うと、その<シャフリ>を場からどかせるためにリムーブが必要になります。
    ユニークスペルを引き続けられれば良いですが、運が絡むため3止めアイヤイの安定性は落ちると思います。
    一方Lv4においては、<リゲルル>の登場により、「<リゲルル>込みの3体で<メリゴラン>出し→<リゲルル>で<快演>サーチ→<メリゴ>&<スペード>効果で3エナチャージ→<快演>で<メリゴ>をバニッシュし、<メリゴ>効果で2枚回収して後続を確保→・・・」という動きが可能になりました。
    こちらは<リゲルル>や<メリゴ>の回収効果で動きが安定しているため、今後はLv4、更には新規のLv5ルリグを軸にしたデッキが中心になるのかもしれません。

    以上が比較的影響の大きいデッキでした。

    ⅲその他相対的に影響は落ちるながらも注意が必要なデッキ
    タマ
    アーム&ウェポンを立ててアタックに入るのみですが、<ハヤト>&<オハン>の手札補充後や、理想の盤面形成のためにリムーブを行うことがあります。
    油断していると1回リムーブで済まなくなる場合がありますので、最終盤面を事前にイメージした上で動き出す必要があります。

    ユキ
    使用後の<クレリム>&<エカリーテ>の処理や、理想の盤面形成のためにリムーブを行うことがあります。
    返しのターンの相手の動きをいかに妨害するかを考え、最終盤面を事前にイメージして動く必要があります。

    ピルルク
    ユニークスペルで除去しきれないシグニをリムーブすることがあるため、複数体をまとめて一度にリムーブできるように注意して動く必要があります。
    ミルルンほどグルグルデッキを回すわけではないので、比較的影響は小さいかと思います。

    ウリス
    使用後の<センベロ>・<サクバス>の処理、リフレッシュ突入に向けた<メツミ>&<メツム>連打、アタック時バニッシュ持ちを揃えた最終盤面形成においてリムーブを行うことがあります。
    バルバァト>の成否、<メツミ>で<メツム>が落ちて連鎖するか等、不確実性が絡む要素が多い点、ユニークスペルで盤面を処理できない点を考慮すると、案外リムーブ制限が足枷になるかもしれません。



    それ以外のデッキはさほどリムーブ制限が気にならないかと思います。
    22弾で新ルリグが発表されている範囲では、4アンが使いやすそうです。

    後各ルリグ共通で気にした方が良いと思う点を挙げておきます。
    色々と意識する点が増えるため、慣れないうちはプレイングの難易度が上がりそうです。

    先攻4ターン目
    後攻4ターン目は先攻4ターン目の攻撃を受けた後で盤面が空いているはずなので、さほど問題ないでしょうが、先攻4ターン目は下級シグニを残した状態でグロウする可能性が高いです。
    下級シグニを一斉リムーブした上で動き始めて問題ないデッキであれば良いですが、1回のリムーブが貴重なデッキでは影響が大きいです。
    細かいかもしれませんが、先攻3ターン目に<ヴァルキリー>、<ニョルズ>等の除去されやすいシグニを立てる、後攻3ターン目は盤面を除去しないといった3ターン目の駆け引きが重要性を増す気がします。

    デッキ構築について
    単純な話、リムーブの代わりにシグニを除去できるユニークスペルの採用の増加が予想されます。
    逆にそれを狙い撃ちにするために、<アンダーワン>等の採用が増えるかもしれません。

    ミルルンはユニークスペルを防げる一方、<アンダーワン>が刺さるという難しい立場にあります。
    不要なシグニを除去でき、ユニークスペルをサーチでき、立てておくと相手のユニークスペル使用を妨害できる<Xe>は、色々な面で新ルールに適合していると言えます。

    後は上述した3ターン目の駆け引きを見据え、先攻3ターン目用に除去を誘えるシグニを増やす、一方後攻3ターン目用に入れていた除去要員を減らすといった影響があるかもしれません。

    攻撃盤面の形成について
    相手のシグニを除去せずに動け、相手にリムーブ制限を負担にできるという点で、アタック時除去持ちシグニの価値が高まると思います。

    例えばグズ子であれば、先攻4ターン目に詰め要求の盤面を作り、相手がアーツを使ったところで殴らずそのままターンを終えれば、後攻4ターン目に相手がグロウした時に初動のリムーブを強要できるかもしれません。

    ただ、逆にアタック時除去持ちを立て過ぎると次のターンの動きが鈍くなるかもしれません。
    例えばミルルンで<アルミ>×2の盤面はアタック時には強力ですが、そのまま次のターンまで残ると初動でリムーブせざるを得なくなる可能性があります。
    除去用に<マジハン>を握っておく、最終盤面は<Ne>&<Xe>といった除去されやすいシグニを立てるといった工夫をすると良いでしょう。

    2.ルリグデッキ内のカードはすべて1枚までとなります
    ついアーツに目が行きがちですが、一応ルリグやレゾナも1枚制限になります。
    同名カードを積むデッキは少ないため、リムーブ制限ほどは大きな影響はないかと思います。

    2止めアンにとっては、<大盤>&<三焼>を1セットしか採用できなくなりますが、しみずきさんが1セット採用のみの構築でWPSで優勝されていたため、新ルールにも十分対応可能のようです。
    gp gp
    相手にする側にとっては、<大盤>&<三焼>は1セットのみだという情報がアーツ読みで役に立ちます。
    スピサル>も1枚しか採用できないため、<スピサル>のみで<大盤>&<三焼>の2セット目を用意することはできません。一応、<スピサル>で<大盤>回収&<ステサル>→<スピサル>→<三焼>の順で回収とすれば2セット目を用意できますが、さすがにエナコストが重いため実戦的ではないでしょう。

    巷ではチェインB&Bが連打できなくなって悔しい思いをしている人が居るとか居ないとか・・・

    後、現在規制されている<ロックユー>の1枚制限が無意味になる(制限が無くても1枚しか採用できない)ため、そのうち撤廃されるかと思います。

    3.【ランサー】はトリガー能力となります
    昔からプレイしてる方であれば、4弾の頃に<パイモン>のバニッシュ置き換えの結果ランサーでクラッシュされるのか?という議論があったかと思いますが、そちらの処理が変わります。
    今までは、「バニッシュを置き換えたか。だが貫通ダメージは受けてもらう!」という感じでランサーによるクラッシュが通っていました。
    今後ランサーがトリガー能力に代わったことで、置き換えにより実際のバニッシュが生じないため、トリガー能力が発動しなくなります。
    後は<アンチ・アビリティ>の適用範囲が広がり、より汎用性を増すという影響もあります。
    gp
    その他、トリガー能力に関する分かりやすい解説がありますので、上でもご紹介した公式のリンク先をご一読されると良いでしょう。

    4.「同時に適用される同一ではない、カードのパワーやテキストや状態等を変更する常時能力が相反する場合、先に出ているカードの能力による効果を先に適用します。」について、「同一ではない」が削除されます
    これまた昔話になりますが、5弾で「<ルーブル>の前に<ルーブル>を出したらどちらが無効になるのか?」という議論がありました。
    ルーブル>のミラーマッチは今まで後出し優先でしたが、今後は先に出ている<ルーブル>の能力が優先されます。
    gp
    覚えておけば良い内容で、構築には影響はなさそうです。


    いかがでしょうか。
    特にリムーブ1回制限の影響が大きいため、来月までは「日頃どんなタイミングでリムーブしているか?」を意識して対戦されると良いでしょう。

    相手のルリグや盤面等に応じてリムーブを行うことがあるため、一人回しのみでは身に付きづらく、ひたすら実戦あるのみだと思います。
    筆者もちゃんと対応できるか不安でいっぱいです・・・

    22弾に向けて少しずつ情報が出ていますので、またネタがあればお伝えします。
    それではまた(^^)/

販売ランキング【アーツ編】

    posted

    by -遊々亭- ウィクロス担当

    こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です!

    今回も販売ランキングをお届け致します。
    今回はアーツ編!
    どのカードが人気カードだったのか是非チェックしてみて下さい!
    早速チェックしていきましょう(^_^)/

    販売ランキング【アーツ編】 TOP5
    第5位
    LCフォーカラー・マイアズマ

    使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】
    以下の4つから2つまで選ぶ。あなたのルリグが「ウリス」の場合、代わりに3つまで選ぶ。
    (1)ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-12000する。(2)あなたのトラッシュからレベル3以下のシグニ1枚を場に出す。
    (3)あなたのトラッシュからシグニ1枚を手札に加える。(4)すべてのプレイヤーは自分のデッキの上からカードを7枚トラッシュに置く。

    第5位は<LCフォーカラー・マイアズマ
    11弾発売からその人気は未だ衰えず!
    パワーマイナス、蘇生、回収、デッキ削りと状況に合わせて使い分けが可能なアーツです。
    SC版>や<ST版>でイラストが違っていたりします。

    第4位
    PRダブル・チャクラム(セレクターズパック Vol.14)

    使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】アンコール―あなたのルリグの下からカード3枚をルリグトラッシュに置く。以下の3つから1つを選ぶ。
    (1)あなたのデッキの上からカードを2枚見る。その中から1枚を手札に加え、残りをデッキの一番下に置く。
    (2)対戦相手のレベル3以下のシグニ1体をダウンする。
    (3)対戦相手のレベル5のシグニ1体をバニッシュする。

    第4位は<PRダブル・チャクラム(セレクターズパック Vol.14)
    低コストでシグニをダウンorバニッシュでき、手札補充も可能なアーツです。
    アンコールが付いているので再度使用できるのはとても嬉しい!
    WIXOSS Live in the Present版>のイラストも良いですねー

    第3位
    STスピリット・サルベージ
    使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】
    あなたのルリグトラッシュから《スピリット・サルベージ》以外のアーツ1枚をルリグデッキに加える。

    第3位は<STスピリット・サルベージ
    2月22日のルール変更で更に需要が上がるかもしれないアーツです。
    DVD版>や<SC版>、最近では<コングラ>でも収録されましたね!

    第2位
    LRダウト・クリューソス
    使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】【スペルカットイン】ベット―《コインアイコン》《コインアイコン》以下の3つから1つを選ぶ。あなたがベットしていた場合、代わりに2つまで選ぶ。
    (1)対戦相手のレベル4以上のシグニ1体をトラッシュに置く。
    (2)あなたのトラッシュから対戦相手の選んだカード1枚をライフクロスに加える。
    (3)対戦相手のトラッシュにあるすべてのスペルをゲームから除外する。この方法でスペルを2枚以上ゲームから除外した場合、あなたはカードを2枚引く。

    第2位は<LRダウト・クリューソス
    トラッシュ送り、ライフ回復、スペル除外ができるアーツです。
    スペルを軸にしたデッキが多い環境ならより活躍が期待できそうですね!

    第1位
    LRイノセント・ディフェンス
    使用タイミング【メインフェイズ】 【アタックフェイズ】
    このアーツを使用するための《無》コストは、あなたのルリグの持つ色でしか支払えない。以下の4つから2つまで選ぶ。
    (1)ターン終了時まで、対戦相手のルリグ1体は「アタックできない。」を得る。(2)対戦相手のシグニ1体をダウンし、それを凍結する。
    (3)ターン終了時まで、あなたのシグニ1体は「バニッシュされない。」を得る。(4)あなたのトラッシュからあなたのルリグと同じ色を持つシグニを2枚まで手札に加える。

    第1位は<LRイノセント・ディフェンス
    ルリグのアタック封じ、シグニのダウン凍結、バニッシュ耐性、回収ができるアーツです。
    一つ一つが使いやすい効果で、是非とも1枚は確保しておきたいアーツ!
    今回の集計では圧倒的な人気でしたー


    以上販売ランキングでした!
    それでは、次回もお楽しみに~(´∀`*)ノシ


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