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残念!タウィルちゃんじゃなくてリワトちゃんでした〜

    posted

    by ポテイト

    おはこんにちは、ポテイトです。

    12/2に開催されたウィクロス世界大会の最終予選、そして先日行われた世界大会本戦が終わりましたね。
    私はいつも通りアロスを使い、惜しくも個人5-2のチーム4位という結果に終わりました。

    遊々亭ブロガーからも、優勝チームのねへほもんさんチームを始め、りくさんしみずきさんチーム、アトリさんチームもそれぞれ2位、3位に着けており、遊々亭パワーを見せつけた気もします。


    そんな世界予選と本戦で一際見かけたルリグがこちら。

    “リワト”です。

    21弾で突如として現れた、前代未聞の赤青緑3色を持つ、ティムールカラーのルリグ。
    限定条件はタウィル持ちで、噂によると次のアニメの主人公らしく、ほぼほぼ強化まで確定している期待の新人です。

    それではどのようなルリグ効果で、どういったシグニを擁しているのか、新弾のカードを見ていきましょう。

    gp
    新規LRルリグ。リミット12が目を引きますね。
    常時効果は3色の天使が揃っていると、互いのアタックフェイズに1エナチャージと1ドローで2アドを稼ぐルリグとなります。
    エクシード効果は<ウルトゥム>を彷彿させる効果です。常時効果が発動出来ない時は盤面が空いている時なので、腐ることはまず無いでしょう。
    デッキから出す対象としては、<フレイン>、<ポセイドナ>、<アフロディテ>の3体が基本になると思います。
    デッキの強さの95%を占めている新規SR群。
    どちらの能力も非常に強力で、可能ならば4枚ずつ枠を取りたい所です。

    特に<フレイン>に関しては、<スパザウス>の上位種のような能力をしており、起動効果は相手のエナの枚数に左右されないランデスとなっています。オマケに盤面とトラッシュのカードにまで触れちゃいます。
    詳しくは後ほど。


    それでは早速ですが、リワトのレシピの方に移っていきましょう!

    デッキレシピ

    デッキコンセプト&回し方
    ズバリ、"相手のリソースを削ってけ" です。

    フレイン>がこのデッキの主軸で最も強い動きなのは間違いなく、単体で盤面とエナを刈り取ることが出来るので、他の枠でハンデスまでしようという欲張りコンセプトです。
    gp
    回し方に関しては、4に乗ってからは<フレイン>を毎ターン最低1回は使いつつ、減ったリソースをアタックフェイズ開始時の1エナチャージ1ドローで取り返すイメージです。
    フレイン>を複数回起動するには、ユニークスペルの<シャボンサクシード>が鍵を握っておりまして、これで盤面の邪魔な天使をエナに送って、リムーブすることなく山から<フレイン>を再度綺麗に出すことが出来ます。

    その動きだけに寄せるなら、<シャボンサクシード>は4枚ですが、防御面や<ベンザイテン>を考慮して他に枠を割いていると枚数が減りました。

    各カード解説
    荒ぶる海洋 §ポセイドナ§
    実質<ムンカルン>で<ナキールン>で<プロメウス>で<フレイン>で<ニョルズ>のスーパーシグニ。
    盾に埋まっても強いですし、出しても強く、デッキ全体を支えるパワーカード。
    基本的な敷き方リスト
    フレイン>+<ナキールン フレイン>効果で戻した<フレイン>を、再度<ナキールン>効果でサーチ出来ます。
    ムンカルン>+<プロメウス フレイン>効果を1度しか使えなかったが、ルリグ効果と合わせて手軽に3点要求をしたい時に使用。
    ムンカルン>+<ニョルズ フレイン>を複数起動出来て、相手が<ポセイドナ>の除去に手間取ると判断した場合に使用。
    余裕がある時の基本形。
    ハシュマル>+<ニョルズ>or<ヴァナディス 相手のワンショットを防ぎつつ、エンド時に一気にリソースを得るという敷き方。
    ムンカルン><ハシュマル>が出来ないので仕方無し。
    減らせる枠でもありますが、色的にも出す頻度的にも減らす意味がないので4枚採用。

    ""積極的に盾から捲ってけ""
    美しき豊穣 #フレイン#
    ポセイドナ>がデッキ全体を支える土台なら、<フレイン>はその上に立つ城。
    このデッキの主役であり、何回起動使えるかが勝利への鍵となります。

    効果は単純かつ強力で、上2枚から天使をチャージ。起動効果3エナで相手の盤面とエナとトラッシュを山に戻すという新手のデッキバウンスがあります。
    出現時効果で1チャージ以上したら、リソース交換的には1:1以上となります。
    他のデッキよりエナやドローでリソースを得れるデッキなので、ここで相手と差を付けます。
    "リソースで差を付けろ" といった感じです。

    出現時と起動効果を使って役割を終えた<フレイン>は、<シャボンサクシード>でエナに送り、新たな<フレイン>等をサーチして2回目の起動効果を狙うことが多いです。。
    特に自分が山1(天使確定)の時に、<フレイン>効果で<フレイン>を戻して、そのまま<シャボンサクシード>を使って<フレイン>を持って来ると、とても綺麗に起動効果を連打することが出来るので、覚えておいて損は無いです。


    枚数の数だけそれだけ<フレイン>効果を使いやすくなりますし、最終盤面にも立つ以上多いに越したことは無いので4枚。

    聖墓の神姉 ムンカルン
    ポセイドナ>に耐性を持たせつつ、自身もその横に立って硬い盤面を構築するカード。
    トラッシュに1枚&盤面に1枚が最低条件なので2枚は必須。

    2枚で毎ターン継続して<ポセイドナ><ムンカルン>の盤面を作れるのかというと、限りなく嘘に近いので1枚増量して3枚。

    これまたLB強えんだ...

    遅起の花咲 アフロディテ
    ロングゲームになるであろうウリス等のフェアデッキ相手に、エクシードであったり<コグネイト>から蘇生して複数面守る用途で投入。
    盾から捲れた<ナキールン>や<シャボンサクシード>を綺麗に吐けるのもグッドです。
    こいつも耐性を貫通して<ベンザイテン>等の処理が出来るので、<黒ヴァルキリー>はサヨナラしました。

    聖墓の神妹 ナキールン
    3T目に<プロメウス>をサーチして来たり、4T目以降は状況に応じながら足りない<ポセイドナ>や<フレイン>を持って来ます。
    基本的に天使のサーチを行う場合は、こいつ経由にしましょう。
    なぜなら、ルリグ効果や<フレイン>の出現時効果で、多用しない不要な白エナを送る必要がなくなるからです。

    アフロディテ>の採用から必要な白エナの枚数が少し多く、また、ラス盾に埋まったりすると面倒なので2枚採用。

    というかこのシグニ、他のヴァルキリー互換より圧倒的に優れているのは気のせいでしょうか?

    禁忌の焔 ≡プロメウス≡
    優秀なアタック時バニッシュ持ちシグニ。
    後半はほぼ<ポセイドナ>の下敷きになるのが役目ですが、<ムンカルン>の後続で出すシグニの候補として山に1枚、<ポセイドナ>用にトラッシュに1枚用意したかったので2枚採用。
    このデッキの赤エナ自体は<フレイン>でしか使いませんが、赤天使に割ける枚数があまり多く無い中、<フレイン>で上から捲るか<シャボンサクシード>でわざわざ赤天使をバニッシュしないと揃わない為、見た目より重要になってきます。

    破壊の音色 §ミネルバ§
    ほぼ出現時1ドローの天使。LV2リワトのリミットが5なので、複数枚同時に引いても基本的に困らないのが強いですね。
    グロウ時にハンドを捨ててグロウする事が出来るので、基本的にこのデッキの序盤はエナよりドローの方が優先度が高いです。

    可能ならば4枚と言いたいところですが、これでも<シュブニグラ>等のシグニを抜いているので3枚採用。

    神技の鞭刑 ≡アナフィエル≡
    貴重な赤枠。<ヘラ>は殴られて殆ど使える機会が無いので、確実に点を取れるこちらも採用。ミラーマッチにおいて、相手の<ニョルズ>を確実にバニッシュする必要があるタイミング(3T目)があるので、1枚は必須です。

    聖笏の威光 ハシュマル
    主に早いデッキに対して<コグネイト>から蘇生であったり、<ポセイドナ>の下敷きにしたりと、メタ要素のあるカード。

    盾を2枚残さないと意味が無いですが、残せるようアーツを吐けばエクシード効果から<ポセイドナ>含めて<ハシュマル>を蘇生出来るので、ワンショットをケア出来ます。
    最近の2アン等はこのカードの上から点数を取ってくるので、過信は禁物です。
    漁港の聖銛 §ニョルズ§
    最強レベルのLV1シグニ。踏まれても<スリーアウト>のコストになりますし、残ればエンド時に2ドローして次のグロウコストのハンド分にもなります。

    後半は<ポセイドナ>に敷いたりと、序盤中盤終盤で使いますが、4枚は枠が無いと判断して3枚。

    豊穣の守護 #ヴァナディス#
    カヤッパ>の上位互換。
    対遊月等で重宝するエナブースト要員。
    エナ2からの<コグネイト>で積極的に蘇生させていきましょう。
    これも大概踏まれるので、4グロウ時のグロウコストになります。
    超損>や<金剛不壊>の緑エナの為に気持ち3枚目が欲しいですが、はしゅまる~ ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪に枠を取られちゃいました。

    嫉妬の炎刃 ≡ヘラ≡
    基本盤面に残ることの無いカード。
    5億パーセントで踏まれますが、赤エナは溜まれば溜まるほど、デッキの天使の色割合的に<フレイン>の起動回数が増えるので特に問題無いです。
    序盤にしか役割が無いので2枚採用。

    羅植 ヤシ
    全ての色が入っているこのデッキで、ハンデスから<ベンザイテン>の対処まで1枚でこなすスーパーカード。
    青のハンデスが基本で、赤or白で<ベンザイテン>を処理しつつ、黒(マルチ)が有れば<フレイン>を蘇生します。
    1試合に1回使えば良いだけなので、1枚採用。

    羅星姫 ≡コスモウス≡
    ヤシ>のお供。ハンデスに重きを置いている構築なので投入。
    対青ルリグに対して大きなプレッシャーになりますし、<フレイン>でエナを絞ってからのショットも可能です。
    こいつが居ないと流石にアロス相手厳しいですし、とりあえず入れとけ枠。

    TRICK OR TREAT
    ヤシ> <コスモウス> と来たら<トリトリ>!!
    汎用ハンデス三銃士ですね。
    ドローで撃つ展開は基本的に負けなので、よっぽどの事が無い限りハンデスで撃てるよう立ち回りたいですね。

    THREE OUT
    潤滑油。エナに溜まった、山に返したい青エナを落としてサーバント、ユニーク、<ポセイドナ>、<フレイン>を探しに行きます。
    ニョルズ>というシグニが高確率で殴られる上、グロウコストで天使を捨てる関係上、とりあえず<スリーアウト>握っておけば序盤の動きも安定します。
    4枚にしたいですが、4枚目は気持ち<トリトリ>ということで...

    超損
    対<ボツリネス>のみに役割を持つカード。
    どう足掻いても<ボツリネス>は触ることの出来ない相手で、シグニで点数が通らないとハンデスだけで決め切る事になり、それは不可能に近いので渋々採用。
    1回撃ってマウント取れば特に不自由なく勝てます。

    使わない相手には、一生エナに置いておきます。
    ナナシ後手を切るならサーバント等に変更しても良いでしょう。
    シャボン・サクシード
    色以外はリワト自身と噛み合っているユニークスペル。
    序盤は適当な天使に撃って<ナキールン>や<ミネルバ>を。
    終盤はサーチして役割の無い<ナキールン>や<ポセイドナ>、起動効果を使い終わった<フレイン>に撃って新たな<ポセイドナ>や<フレイン>をサーチしてデッキを回転させます。

    こちらに関しても、もう1枚だけ増やしたい枠で、もし3枚目を作るなら<アフロディテ>と入れ替えて<ムンカルン>を<黒ヴァル>に変更しましょう。

    サーバント O3
    3枚。 山を圧縮してからの<スリーアウト>で気合で引きに行きます。
    盾に複数枚埋まってたら序盤一生切ることが出来ないですが、グッと堪えましょう。
    不安なら<超損>or<ムンカルン>を抜いて1枚増やすとかなり安定性は増します。

    ダーク・コグネイト
    超無難低コストアーツ。<アフロディテ>込みで3面止めれるアーツにもなりますし、<ハシュマル>を蘇生してワンショットもケアもします。
    ヴァナディス>を蘇生して<重来>の上から4にグロウをしたりと、何かと外せない枠だと思います。

    水天一碧
    汎用アーツ。無色2の緩さが採用し易い上、緊急時のサーバント回収も兼ねています。
    チェインで<金剛>までいくと、実質<金剛>が<流転>になるにも悪くないです。
    個人的に<アイフレ>との選択だと思っています。

    金剛不壊
    ガブリエルト>をバニッシュするアーツを1枚は欲しかったので採用。
    3T目の<ボルシャック>をまとめて吹き飛ばせるので、そのタイミングで既に<重来>を要求出来たりしますし、2アンの<マーライ><炎固>も誤魔化す事が出来ます。
    また、メインフェイズ中に盾を0から1に増やしておけば、相手の<定時ほー>+<イノセント>もケア出来ます。 結構痒いところに手の届くアーツで、必須まではいかないものの、有力候補です、

    アンチ・アビリティ / シャボン・ウェーブ
    これらのアーツを同時に積むのはあまりに防御面に不安が残るので、どちらかの選択になります。
    シャボンウェーブ>の利点は、0コストでありながら盤面の<ニョルズ>や<ヴァナディス>を守って、次のターンに大きく動いてマウントを取る事が出来る点です。
    遊月の<ボルシャック>面を0コストで守れるのも強い点ですが、<ノトト>や<龍炎の昇拳>、<アパト>等でメインフェイズに1面開けられて少しだけケアされる事もあるので過信は禁物です。

    対して<アンチアビリティ>の利点は、スペルカットインが付いている点です。
    シャボンウェーブ>と違って青1のコスト要求はされていますが、不利対面とされている植物緑子等も、このカード1枚で相手の動きを制限する事が出来ますし、アイヤイやピルルクにも強く出れます。また、バニッシュ耐性を付与された遊月の<ゲツァル>面もこれ1枚で止まります。その他タマやキスドラにも刺さりますし、一応列車や<熾々奮迅>のケアにも繋がります。

    デッキの最大値を上げるなら<シャボンウェーブ>。
    幅広いメタ要素を含むアーツを採りたいなら<アンチアビリティ>。
    それぞれに利点がありますが、今回は<金剛不壊>+<アンチアビリティ>のセットを採用したかったのでそちらを選びました。

    スピリット・サルベージ
    以上4種類のアーツを状況に応じて使い回せる魔法のアーツ。
    必須までとは言いませんが、とりあえず入れておいて全く損の無い枠です。
    エナを焼いてくる対面には、自ターンに撃つことを忘れないようにしましょう。
    多くのリワトが<スピサル>を採用していることを逆手に取って、<アイフレ>や<プライマル・サーガ>などのアーツに変えるのも全然悪くないでしょう。

    以上が個別カードの解説となります。

    対他ルリグ簡易相性
    後手 \ 先手 有利 五分五分 不利
    有利 あーや
    5蟹
    - -
    五分五分 ピルルク
    ナナシ
    リル
    メル
    アイヤイ
    タマ
    エルドラ
    -
    不利 3遊月
    植物
    ドーナ
    ウリス
    雪月
    2遊月
    大まかですがこのような感じになると思っています。
    リワトメタの<定時ほー>の採用を考慮すると、表の位置が変わるルリグも多いです。

    まとめ
    今回は新規ルリグのリワトを紹介しました。
    このデッキは、ドローからエナチャージから理想盤面の作り方など、ウィクロスの全ての要素に触れるデッキです。なので、ウィクロス始めたばかりの方でも扱いやすいよう、他のリワトと比べて少し扱いやすいよう構築したつもりです。

    新弾でリワトのLV5ルリグが出ることが確定しているので、今のうちにパーツを集めておいて損は無いかもしれませんね。

    それでは今日はこの辺でお別れしたいと思います。御精読ありがとうございました。

第4回 キムラ杯レポート その1

    posted

    by タマーMAX

    それは万物の願いをかなえる「キムラ杯」を奪い合う争い


    ということで新年明けましておめでとうございます。群馬ウィクロスの新年会と併設で行われる、トーナメント大会(第2回はWPコンセプト)。今年で3回目になります。参加人数も18→20→21と増えておりウィクロスの発展がとても嬉しいです。

    私の新年会での戦績は
    1年目 3位
    2年目 3位

    ということで万年3位のブロンズコレクター。今年は優勝目指したい所です。と思っていた矢先・・・。2017夏の3ヶ月の間は、月曜深夜が一番連絡の取れる男

    ヒアカムズチャレンジャー・・・
    ね・へ・ほ・も・ん!!

    今年の優勝チームから特別ゲストとしてねへほもんさんが参加する事になりました。年始の忙しいときに大阪から帰ってきて参加してくれて本当にありがとうございました。

    というわけで25人という人数ながらも、世界大会ベスト8以上の人が7人参加という中々ハイレベルな大会となりました。

    新年会
    メシ1.jpg
    メシ2.jpg
    メシ3.jpg
    若き主のキムラさんが作ってくれます。お肉は年末から仕込んでいて、とても柔らかくて美味しかったです。毎年ありがとうございます。うまい!!

    景品
    いつも参加者が持ち寄りで景品にするのですが、今年も中々に豪華になりました。プレイマットは19枚w
    全体賞品
    全体景品.jpg
    1位
    1位.jpg
    優勝にはコンサバ&サプライセット(下に水着セットがあります)

    ○トーナメント表決定
    キムラ杯トナメ.png
    注)色付きが世界大会出場者。
    ○使用ルリグ分布
    • ウリス4
    • エルドラ3
    • ユヅキ2
    • タマ2
    • 花代1
    • ミルルン1
    • ユキ1

    • ドーナ2
    • あーや1
    • カーニバル1
    • ママ1

    • リワト2
    • アイヤイ2
    • ミュウ1
    • ウムル1
    となりました。一番人気はウリスで、二番目がエルドラという結果になりました。

    と出揃った所で第1回は終了したいと思います。みなさんも、どのルリグが優勝するのか予想してみてください。

    キムラ杯レポート その2に続く
    それではノシ

【第246話】帰ってきたキスドラ

    posted

    by ねへほもん

    明けましておめでとうございます。
    ねへほもんです。
    今年も当ブログを宜しくお願い致します。

    昨年は世界優勝を果たせ、プレイヤーとしての大きな目標を達成することができました。
    今年の抱負というほどのことはありませんが、遊々亭関連では「動画の充実」を図りたいなと思っています。
    (※以下はねへの個人的な希望であり、実現するかは不明です)

    昨年は予定が合わないことから、ブロガー同士の対戦があまり出来ませんでした。
    しみずきさんウリューさんりくさんの対戦動画撮影日に参加できれば良かったのですが。
    意図せずして、大舞台でしみずきさんとの対戦の模様をお伝えすることができましたが、遊々亭であのような熱戦をお届けできればいいなと思っています。

    対戦以外にも、新弾発売直後にデッキの動画を撮って回し方を速報でお伝えするのもやってみたいです。
    仕事の都合とか、発売直後はWPSが多いとか、「この動かし方は甘い」といったツッコミが来そうとか課題は多そうですが・・・

    筆者個人としては、初の主催イベント「第2回飲みクロスパーティー」の開催に向けて準備を進めています。
    個人ブロガーとして最近知名度を高めている「からばこさん」という方との共催で開く予定です。
    イベントの運営も経験し、活動の幅を広げていきたいと考えております。


    さて、新年一発目の記事は2018年らしい内容を・・・と言いたいところですが、あろうことか去年の積み残しがあるため、まずはそちらからお届けします。
    世界本戦の翌週、2017年の締めくくりとしてWPS3連戦に出てきたのですが、

    23日:6勝2敗(3位)
    24日:5勝2敗(ベスト4)
    25日:4勝1敗(ベスト8、なお3アイヤイ使用)

    通算15勝5敗の7割5分と安定した戦績でした。

    使用したデッキは、こちら!
    S__6758416.jpg
    という訳で、今回のテーマは「キスドラ」です。

    きっかけは上述したからばこさんで、東京予選で<ケートス>入りのキスドラに当たったという話を聞き、なら自分でも組もうかと思い組んでみました。
    基本の動きは以前と同様、「<キス>と<アルファード>を並べる→<キス>にスペルを当ててバニッシュ→<アルファード>効果で<キス>をエナから出す」の動きを連続させるのみです。
    (参考)【第215話】続・キス、したい・・・したくない?-実戦編-

    以前の使用時から半年近く経過しており、未だに勝てるのかが不安でしたが、2回連続ベスト4とまずまずの戦績を残せました。
    レシピは大幅に変更しているので、変更点を中心にご説明します。

    ◆キーカード
    青幻水 ケートス
    21弾で登場した新規レゾナで、キスドラの戦い方の幅を広げてくれました。
    初めにテキストを見た時、「水獣3体でこの能力はイマイチかな・・・?」というのが正直な感想でしたが、キスドラだと以下の点で相性が良いです。
    • Lv4>グロウ時にルリグの出現時能力でタダで出せる
    • 最終盤面で相手シグニを除去でき、3面要求に繋げられる
    • 贈呈でシグニを2体回収できるようになる
    3点目が特に重要です。
    今までのキスドラは、「いかにユニークスペルを引き続けるか?」「いかに<アルファード>を維持し続けるか?」の2点が課題でしたが、<贈呈>で一気に2体<アルファード>が回収できるようになり、後者の不安が大きく軽減されました。
    一人回ししていて、「ノーパンの上からでもサクサク回るな~」と感動する強さです。

    以前の盤面が「<キス>・<アルファード>・<イダビウオ>」だったのに対し、今回の盤面は「<キス>・<アルファード>・<ケートス>」に変わっています。
    イダビウオ>で相手のライフトップを見つつ、LB持ちなら<ナフシュ>で入れ替えるという動きはできなくなりましたが、<アルファード>の使用可能回数が増えたため、そこは試行回数でカバーします。
    イダビウオ>・<ナフシュ>を抜いた分、デッキに枠が生まれましたが、空いた枠に何を入れたかは後述します。

    共存共栄
    やたらと原子のシグニが目立ちますが、グロウ安定化のために採用しました。
    以前は<震亜動地>を採用していましたが、ランダムな2チャージと、ほぼ確実な2エナ増加では安定性が大きく変わります。

    このデッキは青系27枚、それ以外13枚となっており、<震亜動地>で増やせる青エナの期待値は27/(27+13)*2≒4/3枚と、1枚よりは少し多い程度です。
    本当に青エナを増やすためだけのカードですが、採用したことによりLv4へのグロウが大きく安定しました。

    羅植 シクラメン
    原子に加え、植物も精羅のため採用しました。
    共存共栄>で置くために原子シグニを多めに採用する必要があること、<シクラメン>を増やすとエナチャージに失敗する可能性があることから、1枚のみの採用としました。

    青シグニは16枚で成功率はさほど高くはないですが、手札に余裕がある時にとりあえず捻って当たればラッキー位の位置づけで良いと思います。
    後は、トップから<SPRASH>や<PLUS RUSH>が捲れて、手札の<SPRASH>用に青エナが欲しいという場面で<物語>のチャージ効果を選択すると、青エナを確実に増やすことができます。
    単にデッキトップを確認するという用途でも使え、1枚あると良いかなと考えています。

    幻水 メダカ
    相手のデッキトップがLB持ちなら捨てるという役割のみで、<イダビウオ>で相手のライフトップが分からなくても使えるため、安定のフル投入です。
    序盤から立てる機会が多く、相手のデッキトップにユニークスペルが来たタイミングで捨てられるのが理想的ですね。

    幻水 ピラニア
    ナフシュ>は不要になったとはいえ、Lv4エルドラの起動能力は水獣を2体同時に出す必要があり、デッキ内のLv4しかいないと1体すら出すことができないため採用しています。
    実戦で使った感覚では、<メダカ>4枚だけではLv1水獣が足りなくなるケースがあるが、<ピラニア>を1枚入れれば安定して足りるようになった気がします。

    羅原 アルミ
    共存共栄>を採用しようか悩んでいた時に閃いた1枚です。
    無闇に原子のシグニを採用しても、引いた時に役に立たないが、アタック時バニッシュ持ちなら最終盤面で立てられるから腐りづらいと考えました。
    アタック時除去持ちが計4枚入っていると、最後に3面要求の盤面を作る上で<ケートス>の隣の2体を引きやすく、仮に耐えられた時に次のターン用の後続を手元にキープしやすく丁度良かったです。

    幻水姫 カラードカープ
    見慣れない1枚ですが、<ケートス>と相性が良いことから採用しています。
    ケートスでデッキトップに送ったシグニの名称を宣言することで、確実にアタック時のアップ効果を使用できます。

    マーライ>3面を並べられた場合、<AMS>ではラスト1点を通すことができませんが、<カラードカープ>の連パンならラスト1点を通すことができます。
    アークゲイン>に対しても<アークゲイン>の正面に立てて2回殴るだけでトドメが刺せるので強いです。
    なお、<マーライ>3面だと<ケートス>のデッキバウンスを使えませんが、<メダカ>や<ピラニア>でデッキトップを確認すれば良いので特に問題ありません。

    実戦記
    基本的に<キス>を連打するのみで、多く書くことはないため、ここでは敗戦のみを挙げておきます。

    23日予選1回戦 VS雪月花代
    先攻4ターン目に<マラカイト>を立てて攻められるも、そこは<クリショ>で<トオン>を埋めて凌ぎます。
    盤面は<マラカイト>で固められているものの、返しの<キス>連打で相手ライフを0にできれば、おそらくサーバントが無いであろう相手にルリグアタックが通って勝ちと読んでいました・・・

    が、相手がLB持ちを捲り続けるためになかなかライフが減りません。
    懸命の<キス>連打の末、ようやくライフ0まで持ち込みましたが、

    ねへ「アタックフェイズ入ります。(あぁ、デッキが2枚なんだよなぁ・・・)」
    相手「<炎得火失>で。ドローとチャージで2回目リフです。」
    ねへ「あったか~」

    返しにこちらが耐える手段がなく負けました。

    23日準決勝 VSリワト
    先攻の相手は<アナフィエル>等でガンガン盤面を空けて攻めてきます。
    先攻2ターン目にいきなり3面空けからの4点ダメージを受けました。
    3点目で<キス>LBが捲れ、2枚目の<キス>をライフに埋め、4点目のダメージで2枚目の<キス>を捲り、<トオン>を埋めるという抵抗を見せました。
    ・・・が、既に4点受けている時点で手遅れで、先攻3ターン目に<トオン>を捲って耐えても残りライフは2。

    先攻4ターン目に2面空けをされましたが、相手はエナが潤沢にあり、ここで<クリショ>で耐えても後攻4ターン目に決めるのは無理だと考え、サーバントを持っているブラフで攻撃を通しましたが、普通に殴られてそのまま負けました。

    24日予選3回戦 VSキスドラ
    まさかのミラーマッチでした。
    あれ、世界本戦にキスドラが居たという噂を聞いたけどこの方なんじゃ・・・?
    (確認したところ、チームメイトの方が使っていたデッキを借りていたそうです)

    例によって後攻になり、先攻4ターン目から押し切られて負けました。
    4ルリグが<エルドラ×マークIV PLUS>で青1コスト少なくグロウできる、<ヤシ>・<コスモウス>・<トリトリ>でハンデスも可能、<ケートス>がいない分<アンチ・アビリティ>入りでミラーマッチに有利とキスドラの進化した姿を見せつけられました。

    先攻でも勝てたか怪しいレベルで、本戦に持ち込まれるだけあって構築への本気度を感じました。
    ここで当たったキスドラが最終的に優勝しており、筆者としては完敗でした。

    24日準決勝 VSタマ
    これまた例によって後攻になるも、相手のLv3ルリグが<金紅の巫女 タマヨリヒメ>で、Lv4へのグロウに3コスト必要なことが判明して一安心。
    ところがLv3のターンに事件が起こります。

    相手「<インデックス>使います」
    ねへ「<アンダーワン>をアンコール無しで」
    相手「<インデックス>を2枚使います」
    ねへ「・・・」

    Lv4へのグロウを許してしまいました。
    こうなると話は大きく変わります。Lv4のターンは<黄金タマ>のエクシードで守られる上、Lv5にグロウされるとコインが4枚あるため、<アークオーラ>を2回投げられて耐えきられてしまいます。
    実戦では、こちらが手札5枚の状況から<アテナ>+<コスモウス>でハンデスされ、<コスモウス>の連パンや<アイアース>&<チタイクウ>のルリグアタックでライフ6から一気に詰め切られました。


    いかがでしょうか?
    23,24日で11勝4敗という戦績でした。
    一人回しの中で、新ルールのリムーブ1回制限の下でもまずまず回せると感じているため、新ルール変更後も使うかもしれません。

    それでは今年も当ブログを宜しくお願いします<m(__)m>

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