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【第249話】キスドラ Final | WIXOSS|ウィクロス

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【第249話】キスドラ Final

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by ねへほもん

どうも、ねへほもんです!
いよいよルール改定前ですが、21弾環境で最後に組んだデッキをご紹介します。
今回のデッキはこちらです!
S__6758424.jpg
という訳で、相変わらずのキスドラですw
1月末ころ、そろそろ別のデッキを組むかなと思っていた時に面白い1枚を見かけ、新たなキスドラの可能性を探ることとしました。
それはこちらです!
《決闘文具》
キスドラに新たな可能性をもたらしてくれた1枚です。
このカードを中心に、前回からの<ケートス>軸構築からの変更点を中心にご説明します。
◆キーカード
《決闘文具》
テキストを見た瞬間に、「キスドラに入れるしかない!」と感じた1枚です。
今までは<震亜動地>でエナチャージをしていましたが、青以外が落ちるリスクがありました。

決闘文具>により確実に青エナを増やせるようになり、序盤の安定性が増しました。
また、引きが不安定な序盤において、無理矢理青エナを確保するために今までは<PLUS RUSH>や<シャチ>といった手元に残したいカードをチャージせざるを得ない状況が起こり得ましたが、<文具>の登場によって<トオン>や<贈呈>も青エナに変換できるようになったため、チャージの選択肢が広がったという意味でも序盤の安定性が高まりました。
AMS>等のリフ前1周目のデッキで不要なカードをエナに送れることでデッキの圧縮もできるという意味でも動きの安定性を高めてくれます。
色々な意味で安定性を高めてくれ、本当に優秀な1枚だと思います。

今までは<震亜動地>+<ダブル・チャクラム>の2枚体制で<キス>連打の動きを補助していましたが、リソース補給が<決闘文具>1枚で済むようになり、アーツ枠に1枚分の余裕ができました。
このアーツ枠1枚により、キスドラが一段の成長を遂げることとなります。
《エルドラ×マークIV PLUS》
文具>でエクシードを使うため、当然ながらLv4エルドラはバニラを採用することとなります。
グロウコストが軽いのは勿論、リミット12も利点で、詰めの盤面で<AMS>3面の重量級盤面を作ることができます。

AMS>3面は盤面埋め防御に強いだけでなく、パワーが15000あるため《ダーク・コグネイト》でも除去されないという強みもあります。
キスドラはノーパンで相手のエナを絞れるため詰めが安定しやすいですが、その中でも1エナで使える<コグネイト>は厄介な防御手段であったため、それを<AMS>3面で対策できるのは大きいです。

後は細かいながら、<キス>、<キス>、<アルファード>と並べることで素引きした2枚目の<キス>を有効活用することができます。
どういうことかと言うと、1枚目の<キス>(1ドローの自動効果使用済)にバニッシュスペルを当て、<アルファード>がバニッシュされ、1枚目の<キス>が帰還した時に、帰還した<キス>だけではなく、既に場に居たキスの自動能力も誘発して2ドローできます。
地味なテクニックに思われるかもしれませんが、キスドラはデッキを丸ごと1周掘り進めるデッキなので、自然と<キス>が2枚揃いやすく、このテクニックを使える機会も意外と多いです。
《アンチ・アビリティ》
リンゼ対策として以前は<チャクラム>を入れていましたが、今回はより防御性能の高いこちらを採用しました。
カットインを持つのが強く、3遊月の<ボルシャック>&<ゲツァル>、3アイヤイ、腹筋アロス、キスドラミラー等、対応範囲は広いです。
アビリティ>はキスドラにとっては厄介なアーツですが、味方にすれば心強い1枚です。
《クロス・ライフ・クロス》《幻水姫 ナマコズ》
今回の構築の目玉です。
「キスドラはノーパンで相手のエナを絞れるため詰めが安定しやすい」と書きましたが、最近はルリグ能力でエナを使わずに守れるルリグも増えています。

黄金>&<伍改タマ>、<カーニバルMAIS>、<アロスピルルク>、<散華ウリス>、<リワト>などなど・・・
そういうルリグ達をこの1枚で黙らせてやりましょう!
ノイヴァン
ライフに埋めて<ナマコズ>で割ることで、相手のルリグ&シグニを無力化することができます。
「<ナマコズ>を入れて破壊力を上げたいなぁ・・・」とは前から思っていましたが、今までは<クリショ>でしかライフに埋める手段がなく、1回切りのライフ仕込みのためだけに<ノイヴァン>を入れるほどの枠の余裕がありませんでした。
しかし、<文具>のお陰でアーツ枠に1枚分の余裕ができ、ライフ操作のできる回数が2回に増えたことで、ナマコズが実戦レベルになったと考え採用しました。

他にライフに埋めるカードを挙げると、
・TAP
サーバントを捨てさせてルリグアタックでもダメージ通過を狙います。
特に対2アンでは、盤面が強固な代わりにルリグ止めアーツが入っていないことが多いため、ライフを0にしてサーバントを捨てさせることで勝利できる可能性が高いです。
2アン側が手札にサーバントを複数抱えている可能性があるため、余裕があればまず<TAP>を出して相手の手札を確認し、2枚以下なら<TAP>のLBを2回発動させるようにするとより確実です。
ちなみに、同じシグニを複数回ライフに埋めるのは大変だと思われるかもしれませんが、割った後で贈呈で回収すれば2回目を確保できます。
・トオン
言わずとしれた最強防御手段。
防御性能の高いアーツは入っていませんが、<トオン>を最大2回埋められるようになったため、耐久性としては十分と言えるでしょう。
・AMS
詰め手段としては勿論ですが、「スペル2枚回収」というLBも強力です。
エルドラでAMSのLB・・・ダイナマイト、バーストラッシュ・・・うっ、頭が・・・
色が青なので、<ナマコズ>に割られた後も無駄なく青エナとして活用できます。

AMS>3面の盤面がパワー15000でバニッシュ系アーツに強いという利点もありますが、LB要員として使う可能性があるという意味でも<AMS>を3枚採用しています。
また、相手が序盤から殴ってくる相手の場合、<AMS>のLBが発動する可能性を考慮し、グロウコスト等では優先的に青スペルをトラッシュに送るのが基本です。

◆Lv1シグニの考え方
この構築の骨子は以上ですが、実戦的に重要となる要素として、最後にLv1シグニの考え方をご説明しておきます。
ナマコズ>、<ノイヴァン>、3枚目の<AMS>とデッキの枠が圧迫される中でも、何とかLv1シグニの枠を8枚分確保しました。
Lv4から動きだすデッキと言っても、以下のようにLv1シグニをある程度確保するのには意味があります。

・盤面を埋められる
→殴ってくる相手に対して余計なダメージを受けない
・手札上限6枚という制限がある
→シグニを出せないと超過する可能性がある
・毎ターンのエナチャージ
→ノーパンしてくる相手に対しては、盤面のLv1シグニをチャージし、手札はLv4に動き出すためのパーツを6枚フルに抱えておきたい
・文具の補助
→<文具>を使うための緑エナとしてのサーバント、<文具>でエナに置く対象としての<メダカ>と、<キス>連打に直接関係なくてもLv1シグニには青エナ確保という役目があります。

過去の某バスラ&ダイナマイトデッキの経験上、LB要員として<スヴァローグ>も入れたいと思いましたが、色が赤で腐りやすく、マルチが落ちていない状況下では1エナしか削れないことから<ノイヴァン>に劣ると考え不採用としました。
特にLB持ちのサーバントは<PLUS RUSH>のLBでサーチ可能であるため、速攻相手に1点を守る手段として外せません。
実戦で序盤にLv1シグニを引けなかったゲームは、6枚の手札制限を超過したりと苦しむことが多かったため、8枚は入れてある程度は盤面を埋められるようにした方が良いのかなと思います。
◆ノーパン相手の回し方
対キスドラでは、盤面が埋まらない隙を衝いて序盤からフルパンする、エナを縛ってキスドラの動きを封じるためにノーパンするという相反する2つの対策があります。
特に対ノーパンの動きは一人回しの段階から練習しておき、ノーパンされても何とか5点以上削り、<AMS>3面で詰め要求をできるレベルにまでは習熟しておきたいところです。
ルール改定間近で、プレイングの需要まではないかもしれませんが、回し方のヒントとして、理想的なエナ枚数の推移を書いておきます。<文具>のアンコールでエクシードが必要となるため、どのターンに文具を使ってアンコールするかを事前に計画しておくのは重要なことです。

Lv1:エナフェイズに1枚チャージしてグロウ(1エナ)
Lv2:エナフェイズに1枚チャージ(この時点で緑エナを1枚確保)してグロウ(1エナ)
→<文具>を使用(アンコール1回目)し、青エナ2枚に変換
Lv3:エナフェイズに1枚チャージしてグロウ(1エナ)
→<SPADE WORK>を使用し、まだサーチできていない場合は<キス>を回収(2エナ)
Lv4:エナフェイズに1枚チャージ(この時点で緑エナを1枚確保)しグロウ(1エナ)
→<文具>を使用(アンコール2回目)し、青エナ2枚に変換

結果、青エナを2枚確保した状態で<キス>連打の準備を整えることができます。
ここから<キス>連打で7枚削るのはなかなか大変ですが、<クロス・ライフ・クロス>で<AMS>を埋めて<ナマコズ>で割ってスペルを回収する、<SPRASH>で2ドローし一気に手札を増やす等により青エナを有効活用すれば<キス>を連打できる回数が増えるかと思います。

◆実戦の記録
筆者はチーム戦のWPSで2回使用し、個人戦績2-2→4-2-1(チーム4位)という戦績でした。
カーニバルに先攻を取られ、Lv4に先乗りされて<ジョーカー>で<テンドウ>のライフ割りを連発されてエナを確保される等、相性の悪いマッチングが多かった印象があります・・・

筆者自身はあまり大した戦績を残せませんでしたが、以前飲みクロスで準優勝された「46熊さん」が筆者のレシピをベースにキスドラを使用し、イエサブ秋葉原のWPSにて見事「優勝」されました!
参考:【第248話】飲みクロスパーティー2nd

その頃筆者が何をしていたかというと・・・
最後の晴れ舞台と言わんばかりに2止め遊月をぶん回していましたが、決勝T2回戦で46熊さんに当たり、ラス盾<トオン>を踏まされキスドラ優勝の人柱になっていましたw
アンダーワン>でユニークスペルを止められる上に、ライフに<トオン>を埋められるので天敵と言えます。

筆者自身が結果を残せるのが一番ではありますが、筆者の構築が実際に結果を残しているのを見るのも悪くないですね。
いかがでしょうか?
キスドラ1つとっても、色々なタイプの構築ができるのがこのゲームの面白さだなと感じました。

筆者は今後、自身の仕事その他諸用で暫く更新を空けますが、気長にお待ちいただければと思います。
それではまた(^^)/

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