目次
- 前編 デッキの組み方、選びかた
- 中編 プレイングについて
- 後編 大会に出るときに気をつけたいこと
大会に出るときに気をつけたいこと
最後ですが、こちらは簡潔にまとめたいと思います。ある程度WSで遊んだら、大会に出てみたくなる人は多いのかなと思います。
私も初めの頃はそうで、出たばかりの頃はがちがちに緊張していた覚えがあります。
そんなとき、店員さんに親切にしてもらえて、安心してショップ大会に出ることができました。そこからいろいろなショップに行き、友人をたくさん作ることができました。
輪を広げるためにも、ショップ大会という場所はとても大切な場所です。そのためには今遊んでいる人たちの意識もとても重要だと思います。
これを読んで何をするわけでもなくても良いので、何かしら感じていただけたら幸いです。
ショップ大会の出場方法
公式HPにショップ大会を行っている店舗とその日時が書かれています。その時間の少し前にショップに向かい、受付すれば誰でも出場ができます。
大会の設定や場所によっては、人が多く押し寄せて定員オーバーになってしまうこともあります。そうなった場合だいたいは抽選ですが、先着のところもよくあります。そちらもHPなどで確認すると良いと思います。
逆に人が来ていないショップも悲しいかなあります。人がいても、ショップ大会出場の特典が渋すぎて出なかったり・・・私はそういったことが悲しいので、ショップ大会にはなるべく出るようにしています。
公式HPでは以前の出場人数なども閲覧できるので、ちょうど良さそうだなと思うショップに行ってみましょう。たくさん人数がいるショップの方が、同じように一人で来た方と仲良くなれるかもしれませんね。
今の公式大会は参加費200円で固定になっています。
違う場合、それは非公認大会なのかもしれませんのでよく確認してくださいね。
別に非公認大会でもPRカードがもらえないくらいで、やることは一緒なのでご安心ください。
※注意したいことの一つとして、大会では使えるデッキの区分が必ず決まっています。
「ネオスタンダード」と書かれていたらタイトルを混ぜたデッキは使えません。
「オープン」と書かれていたらタイトルを混ぜたデッキでもOKです。
但し、WSには制限カードがいくつかあります。そちらも公式HPで確認してください。
他のゲームのように制限カードがめちゃくちゃ多い、というわけではないので、普通に組んでいたら引っかからないはず・・・ですがよく確認をしてください。
持ち物
【1】デッキ【2】筆記用具
【3】必要に応じてサイコロなど

以上です。
ショップ大会の流れ
【1】受付
上でも書きました。200円を払い、提示されたスコアシートと、ブシロードの受付用シートにハンドルネームを書きます。【2】マッチング
店員さんがランダムでマッチングを決めます。呼ばれた場所にすみやかに座りましょう。【3】挨拶、デッキカット、マリガン
座った後は、お互いに挨拶を済ませ、デッキをシャッフルし合います。先攻後攻を無作為な手段で決定し、マリガンまで終わったら、店員さんの開始コールを待ちます。
【4】対戦開始
始めてください、と言われたら、そこから30分でゲームを行います。【5】対戦終了
対戦が終わったら、お互いのスコアシートに結果を記入します。基本的に、相手のスコアシートの記入をすることになっています。自分のスコアシートを相手に渡し、記入してもらいましょう。
勝った方には3点と記入することになっていると思います。負けは0点。引き分けの場合は両者敗北で0点です。
【6】次のマッチングへ
【2】マッチングに戻ります。全勝者が一人になるか、お店が設定した回戦数が終わったら終了です。【7】優勝者の発表、PRカードの配布
優勝した方の発表とPRカードの配布があります。これで大会は終了です。お疲れさまでした。
ピンクで下線を引いたワードがいくつかあったと思います。
そちらについて、注意点をいくつか書いていきたいと思います。
挨拶
挨拶がない人と当たった場合、私は「あれ?なんだろうこの人・・・」と思います。そう感じる人の方が多いのではないかと思います。
カードゲームは対面している人あってこそです。対戦している人が不快になってしまうような行為は避けましょう。
負けても熱くなりすぎず、勝っても敗者を乏しめるようなことは言わない。分かりますよね。
運が大きく働いて勝ったとき、対戦相手の方が不機嫌になっていることがたまにあります。
私はすごく困りますし、どうしていいのかわからなくなります。
最後はしっかりありがとうございました、と快い挨拶をして終えましょう。
シャッフル
カードゲームを嗜む方々はこの議論が好きです。シャッフルのやり方にはいくつかあり、名前も付けられています。ヒンズー、ファロー、ディール、といろいろあります。
ヒンズー→トランプをきるときによくやるやつ。
ファロー→横差し、と言われるやつ。山を二つ作って横から差して一つに戻す、を繰り返す。
ディール→カードをn枚の束にして合わせるやり方、時間がかかる。
とにかく無作為になるようにすればよいのですが、公式では2種以上のシャッフルを組み合わせることを推奨しています。それでいきましょう。
また、自分のデッキは念入りに、相手のデッキは簡単にが基本です。
相手のデッキのシャッフルが不十分な時は相手自身にカットしてもらいましょう。
私の場合はゲーム開始前はディールと、ファローかヒンズー。
ゲーム開始後、リフレッシュのときなどはファローとヒンズーにしています。
友達に教えてもらったことですが、ファローを7回繰り返すと完全に無作為になるらしい、とのことです。MTG界隈の方が言っていたことだそうですが、試してみてください。
気をつけたい点として、ディールシャッフルのとき、n枚を8枚にすると嫌がられる傾向にあります。
WSではCXの枚数が8枚なので、「均等に分けてカットしとるんちゃうんかぁワレェ?」と見えてしまうためです。
3枚とか7枚とか10枚をよく見ます。それでいきましょう。
先攻と後攻の決定のための無作為な手段
プレイングの項目でも書きましたがもう一度。じゃんけんが一般的ですが、昨今はダイスも流行っています。カードを使用した方法も提案されています。
完全に無作為にするべきところなので、駆け引きの入る方法はあまり好ましくありません。
お互いの納得する方法で決定しましょう。
30分という制限時間
これが初心者の人にとって、もっとも高いハードルなのではないでしょうか。せっかくルールを覚えても、このゲーム、始めたばかりではおそらく終わりません。その場合両者敗北なので、相手の方に気を遣われる方がとても多いでしょう。
でもそれだと初心者の方はいつまで経っても大会に出られないです。
これを解決するには、お店側の配慮があればとも思いますが、自分から「初心者なので、時間がかかるかもしれません」と声を掛けることが必要になってくるのかなと思います。
初心者の方と対面した相手の方は、ルールの指摘など、優しく教えてほしいです。ご自身が楽しんでいるコンテンツを長引かせる要因ともなりますし、そういった立場からWSを考えることで見えてくることもあります。
自分が始めたばかりの頃を思い出してみてください。
以上になります。
長くなってしまいましたが、お一人でも多くの方に、一部でも役立てて頂けたら幸いです。
こへいでした。ご覧になってくださり、ありがとうございました。
ご覧になってくださった方に、仲の良い仲間が一人でも多く増えるように、願っています。
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