「チャンピオンズリーグ2018 横浜」参加レポート ~後編~【ヤナギブソン】 | ポケモンカードゲーム | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

「チャンピオンズリーグ2018 横浜」参加.. | ポケモンカードゲーム

ポケモンカードゲーム 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、ポケモンカードゲームに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@ポケモンカードゲーム担当アカウント@yuyuteiPokemon 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews
 

「チャンピオンズリーグ2018 横浜」参加レポート ~後編~【ヤナギブソン】

posted

by ヤナギブソン

今回はチャンピオンズリーグ2018横浜の対戦レポートと大会を終えての考察記事です。
環境考察やデッキ構築の経緯など大会参加までについては前回の記事をご覧ください。
「チャンピオンズリーグ2018 横浜」参加レポート ~前編~


今回の大会は今までで一番練習しておらずデッキも納得いかない中での参加でした。
デッキが完成したのも当日の2:00で、それも完成したというよりは寝ないとまずいから切り上げたという感じ。
会場へ向かいながらも
"あああああああああなんでもっと練習しなかったんだああああああああ!!!!"
と反省しきり。
テスト本番を迎えてテスト期間の過ごし方を悔いることありますよね。
そのおかげで(?)いつものような緊張感はなく楽な気持ちで1戦目に臨むことができました。


1戦目 サーナイトGXオクタン 後攻
1戦目のお相手はエントリーポイント目当てに参加したコレクターの方。
ポケモンカードは持っているものの対戦するのは初めてだそうです。
デッキは日本チャンピオン決定戦優勝者のデッキを参考にしたとのこと。

対<サーナイトGX>はサーナイトGXが出るまでにサイドを先制しサーナイトGXと殴り合いの中で残りサイドを2枚にし、最後は<ビークイン>でサーナイトGXを一撃で倒すのが基本プラン。
まずは基本に忠実に後2からサイドを取れるように動きます。
が、先2に<ラルトス>が<ふしぎなアメ>で<エルレイド>に進化。
ゾロアークGX>で攻めるのが難しくなります。
まだ慣れてないようで攻め手に隙はあったもののサイドを先制されます。
なんとかエルレイドを倒すと後ろにサーナイトGXは育っておらずこちらが優勢に。
このまま押し切りたいところでしたがようやくサーナイトGXがでてきた場面でお相手のベンチには<オドリドリ>。 こちらは前のサーナイトGXをゾロアークGXで倒すしかなかったのですがこのままではオドリドリに暴れられてしまいます。<レスキュータンカ>から2発あやかしのまいをうけたら確実に負けです。 負け筋を覚悟しつつ戦うしかないのか・・・と最初は不安を覚えましたがここで今朝デッキに入れた<カリン>を思い出しました。
トラッシュにあった15枚ほどのポケモンを山札へ。オドリドリを無効化しそのままゾロアークGXで押し切り勝利。
まさか1戦目から、それもこんな意外な形で<カリン>が活躍するとは思ってませんでした。

6-3 勝ち

2戦目 サーナイトGXヤレユータン 先攻
サーナイトGX>連戦。
今度は先攻を取れて2ターン目から<ゾロアークGX>でサイドを取っていきます。
お相手の<パラレルシティ>に少し苦しめられますがたねポケモンの多い構築なのでしっかりと相手を倒せるダメージを叩き出すことができました。
サーナイトGXに進化したターンはゾロアークGXを一撃で倒すことことができなかったためお相手はトワイライトGXを選択。
相手のベンチに<キルリア>がいた場合は<アセロラ>が怖いのでサーナイトGXを2ターンかけて倒しに行くのはリスキーですがまだラルトスしか出ていなかったため前を2ターンかけて倒しにいきます。
結果こちらの理想通りゾロアークGXを倒された返しに<カプ・テテフGX>のエナジードライブで倒すことができました。
カプ・テテフGXは2体目のサーナイトGXに一撃で倒されてしまいますがこちらのベンチには2体の<ビークイン>が控えています。
スカイフィールド>で広がったベンチをパラレルシティで絞って一気にポケモンをトラッシュしサーナイトGXを一撃。
対サーナイトGXの基本プラン通りに動くことができました。
序盤から圧をかけ続けたことで<カリン>を使わせる暇を与えなかったことがよかったですね。

6-4 勝ち

3戦目 ゾロアークGXアオギリギャラドスマツブサエルレイド 先攻
アローラベトベター>単騎で<バトルサーチャー>2枚と<スペシャルチャージ>を<プラターヌ>で切るしかない少し苦しいスタート。<ゾロア>は出せてまずまずといったところ。
この段階ではお相手のバトル場は<カプ・コケコ>でなんのデッキかはわかりませんでした。
ただこの方はfinal、日本チャンピオン決定戦でアオギリギャラドスのデッキを使っていたためそれかな・・・?とは思っていました。
答え合わせの後攻1ターン目、念入りに山札と手札を確認しているのを見てあーやっぱりそうかと思ったのですがとんできたのは<マツブサの隠し玉>から<エルレイド>。
内心"ああああああああそいうはだめええええええええ!!!"と叫んでました。
いや表情には出てたかもしれません。
その後は<ゾロアークGX>を先に倒されたうえ後続を育てられずドロサポもなくマウントを取られてしまいます。
カプ・テテフGX>でエルレイドを倒したころにはゾロアークGXと<ギャラドス>が控えていて<コイキング>もトラッシュにしっかり4体落としてありました。
カリン>を使いつつMAXライオットビートでゾロアークGXを倒せば挽回の目はありましたがキーカードを揃えられずそのまま負け。
いいところなしでした。

1-6 負け

4戦目 サーナイトGX 後攻
再び<サーナイトGX>との対戦。
後攻1ターン目にエナジードライブで<ラルトス>を倒すスタート。
先行2ターン目に<アズサ>から横に展開し、<アローラロコン>のみちしるべで<カプ・テテフGX>と<キルリア>をサーチ。
しかし相手の手札は2枚のみ。ワンダータッチ頼りのムーブでした。
こちらは<アローラベトベター>を出していたので進化して動きを止めます。
その後は相手はドローゴーを繰り返したので押し切って勝利。
アローラベトベトン>の存在を忘れていたそうです。
一番の仮想敵は<ウソッキー>でしたがカプ・テテフGX、<シェイミEX>をはじめ強力な特性をもつたねポケモンは多くいるのでかなりいやらしいカードだと思います。

6-0 勝ち

5戦目 カキホウオウGX 後攻
カキ ホウオウGX
炎デッキは軸アタッカーが<ホウオウGX>なのかそうでないかで戦い方が変わります。
ボルケニオンEX>や<バクガメスGX>がメインアタッカーの場合<アローラベトベトン>でスチームアップさえ封じてしまえば<ゾロアークGX>が長生きできるのでかなり優位に戦えます。
一方ホウオウGXの場合<こだわりハチマキ>フェニックスバーンでゾロアークGXが倒されてしまいますので後続やサイドレースの計画が変わってきます。

先攻1ターン目。
お相手<ネストボール>でホウオウGXを出して<カキ>。バトル場は<ボルケニオン(非EX)>、ベンチには<ヤレユータン>と綺麗な盤面が出来上がりました。
こちらも後攻1ターン目<ゾロア>をしっかり並べ次のターンに備えます。
そこから順当にゲームは進み、ホウオウGXが攻撃した返しにゲームが動きます。
こちらはなんとしてもホウオウGXをライオットビートで一撃で倒したい場面でした。
ゾロアークGXは3体、山札も25枚ほど、あと足りないのは<こだわりハチマキ>のみという状況の中、<プラターヌ博士>の前に最後の1枚のアローラベトベトンを出すかどうか非常に迷いました。
ボルケニオンEXは見えていませんでしたがスチームアップを防いでおけばゾロアークGXが生き残る可能性は増えます。しかしアローラベトベトンを出してしまえば<シェイミEX>のセットアップは使えません。
もしこだわりハチマキを引けなければホウオウGXは倒せず一手遅れてしまうこととなります。
悩んだ結果アローラベトベトンに進化させ<プラターヌ博士>を使用。とりひきを使うもこだわりハチマキを引くことはできませんでした。
今思うと最優先事項はホウオウGXを倒すことだったのでこれは悪手だったと思います。
(そもそも<センパイとコウハイ>を採用していればこんなことにはならなかったという点も後悔・・・)
結果ライオットビート160でホウオウGXを倒せず一手遅れた殴り合いに。
パラレルシティ>から打点を一気に伸ばしたビーリベンジでサイドレースに追いつき、手負いのホウオウGXを倒して勝ちにいきますが<アセロラ>でかわされます。
最後は<エンテイGX>のブレイブバーンGXでシェイミEXを倒され負け。

4-6 負け


6戦目 不戦勝


初めての不戦勝。
いい休憩になりました。

7戦目 ルガルガンGXゾロアークGX 先攻
ルガルガンGX
対<ルガルガンGX><ゾロアークGX>は攻撃したGXをしっかりと一撃で倒せれば負けません。
ゾロアークGXはルガルガンGXに弱点をつかれてしまいますが<ビークイン>が準備できていれば対処は簡単です。
ゾロアークGXに対してはライオットビート210をたたきこみます。お互いに進化しなくてGX・EXがいない場面が一番難しいです。

お互いにちゃんとたねポケモンを展開した序盤、先にお相手がライオットビートで先制します。
返しにこちらは<ゾロア>を一気に進化させ<ウソッキー>でベンチを縛りつつ210ライオットビートで一撃。
ゾロアークGXはルガルガンGXに倒されてしまいますがビークインで返す理想通りの展開。
勝ち筋を探すためウソッキーをひっぱりつつエネルギーを破壊され数ターン動きが止まりますが相手もウソッキーを倒せないためそのまま硬直状態が続き、キーカードをそろえて勝ち。

6-3 勝ち

8戦目 マーシャドーGXよるのこうしん 先攻
悩みに悩んで<カリン>を採用することになった仮想敵とようやくご対面。
が、手札がよろしくない。
シェイミEX>セットアップ1ドローしかできずターンを返します。
後1よるのこうしんでバトル場のポケモンが倒されます。
トップドロー<ゾロア>でなんとか次のターン<ゾロアークGX>が出せるように。
次ターンカリンを放ちつつライオットビートで<バケッチャ>を倒すも<マーシャドーGX>に返されます。
サイドから<ハイパーボール>を引きようやく動きやすくなりました。
キーパーツを引けないと危うい場面でしたがシェイミEXでセットアップ。
N>で相手の潤沢な手札を一旦リセットさせつつ<アローラベトベトン>をだしマインドジャックでマーシャドーGXを倒します。
お相手アローラベトベトンがつらそうで思うように動けない様子。 ベンチに<ダブル無色>を貼った<バケッチャ>を控えさせNを打たれてもバトルサーチャー=勝ちの場面を作り出しますがこちらは<オドリドリ>でバケッチャを処理。 <プラターヌ博士>で手札を整えてターンを返されますがNでしっかりと返しそこからはよるのこうしんをうたせずオドリドリで取り切って勝ち。
カリンの返しに<トレーナーズポスト>や<バトルコンプレッサー>を使わせられたのが大きかったですね

6-4 勝ち

9戦目 ゾロアークGXルガルガンGX 後攻
ルガルガンGX
最終戦。去年WCSで仲良くなった知り合いとの対戦。
お互いに1ターン目にしっかりと横に並べます。
先2にライオットビートで先制されますがしっかりと210ライオットビートで一撃。
ウソッキー>はお互いにサイド落ち。ライオットビートフルパワーの勝負となりました。 お相手はとりひきで手札を整えるプランで戦っていたようで一撃で<ゾロアークGX>が倒され身動きが取れない様子。
グズマ>で時間を稼がれますがこちらがマウントを取ります。
お相手が動き出すころにはこちらはしっかりと盤面をつくることができていたのでNをつかわれても動きが止まることはありませんでした。
最後は<オドリドリ>でベンチの<ゾロア>を倒して勝ち!!

6-4 勝ち



7勝2敗70位 CSP20獲得
7勝2敗は18位から78位と幅広く分布する結果となりました。
オポネントは自分ではどうにもならないので順位を確実に上げたいのであれば確実に勝ちを積み上げる必要があります。
以前よりも参加者数が多いため勝利の重要性はあがったと言えるのではないでしょうか。

前回の記事でも触れましたが今大会は<ゾロアークGX>に溢れた大会でした。
それだけ多くのプレーヤーに強さを認められたカードであったということです。
WCS直後だということもあり自主大会の開催数がいつもよりは少なかったと思いますがしっかりとゾロアークGXは結果を残していました。
ゾロアークGXの強さを理解し立ち回りをしっかりと練習したプレーヤーはいい成績を残せたのではないかと思います。
SM4では特殊エネルギーを破壊できる<カミツルギGX>、1エネで<ゾロア>を弱点をつきベンチ狙撃もできる<マッシブーンGX>とゾロアークGXに対抗できそうなカードがリリースされます。
少しは影を潜めるかもしれませんがどんなデッキにも入れやすく便利で強力なカードであることには変わりないため今後もゾロアークGXは頻繁に見かけることになると思います。

現在公開されている次のチャンピオンズリーグは11/17の公認大会です。
公式大会については3/21の名古屋大会、4/21の京都大会のみです。
今後公式、公認大会の情報が追加されることが予想されますがどれほど開催されるかはわかりません。
決勝トーナメントに上がれなかった場合、獲得できるCSPはぐっと下がるってしまうことも考えるとチャンピオンズリーグ2018は2017年度よりも過酷な1年が待っているかもしれません・・・

第71回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(61) リザードンex」

by もっさ

READ MORE

新弾デッキ紹介「サーナイトex」【もっさ】

by もっさ

READ MORE

ポケカブ!第59話「シャリタツ&ヘイラッシャ」【まーにん】

by まーにん

READ MORE

買取強化カード紹介!!(6/27)

by -遊々亭- ポケモンカード担当

READ MORE

販売ランキング【スノーハザード】編

by -遊々亭- ポケモンカード担当

READ MORE