みなさんこんにちは、ヤナギブソンです。
今週末にはついにポケモンサン、ムーンが発売されますね!
ポケモンカードは少し遅れて12/9(金)に新世代に突入することになります。
少しずつ新カードの情報も出てきていて待ちきれない!という方も多いのではないでしょうか?
新しいポケモン、GXワザ、リージョンフォームのポケモン達。
ポケモンカードもゲーム同様に新しい風を吹き込んでくれることだと思います。
今回は新しい環境に入る前に私が今年WCSで使ったデッキを紹介したいと思います。
WCS使用デッキ ビークインドータクンオオスバメ
ポケモン | |||||||
![]() <Cミツハニー>×4 |
![]() <Cビークイン>×4 |
![]() <Cアンノーン>×2 |
![]() <RRガマゲロゲEX>×2 |
![]() <TDドーミラー>×2 |
![]() <Cドーミラー>×1 |
![]() <TDドータクン>×2 |
![]() <RRシェイミEX>×2 |
![]() <Cスバメ>×2 |
![]() <Rオオスバメ>×2 |
![]() <Uトルネロス>×1 |
![]() <PROMOジラーチ>×1 |
![]() <Cホルビー>×1 |
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サポート | |||||||
![]() <TDプラターヌ博士>×4 |
![]() <TDフラダリ>×2 |
![]() <UAZ>×1 |
![]() <Uクセロシキ>×1 |
![]() <UN>×1 |
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グッズ | |||||||
![]() <TDハイパーボール>×4 |
![]() <TDバトルサーチャー>×4 |
![]() <Uちからのハチマキ>×3 |
![]() <TDすごいつりざお>×1 |
![]() <Uバトルコンプレッサー(フレア団ギア)>×4 |
![]() <Uびっくりメガホン>×1 |
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スタジアム | エネルギー | ||||||
![]() <TDダブル無色エネルギー>×4 |
![]() <TD基本鋼エネルギー(ケロマツ)>×4 |
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ビークインが1番好きなポケモンだったのでXY7で<Cビークイン>が登場してからずっと様々なビークインデッキを使ってきました。
XY7環境では<TDすごいつりざお>も<-スペシャルチャージ>もなかったためエネルギーの管理がとても難しく<TDドータクン>が非常に安心して戦える相棒となりビークインドータクン軸のデッキがその中でもいい成績を残していました。
XY8で<Cビークイン>と<Rゾロアーク>をあわせたデッキが多く見られるようになりましたが、エネルギーに関して問題は解決しておらず中打点の数で勝つ動きがビークインの強みを薄くしている感じがして好きではありませんでした。(ポケモンやコンプレッサーが少なくエネが多いため)
そんな頃たまたまΔプラス持ちのカードすべてでデッキを組もうと遊んでいて<Rオオスバメ>をフューチャーすることがありました。
ビークインドータクン軸のデッキにはエネルギー的にも問題なく動き、デッキスペース的にもなんとか余裕があり、相性が悪くとも落とせばビークインの打点にはなるということでお試しで入れてみたところ苦手としていた非EXデッキ、よるのこうしんにとても強かったため真剣に詰めていくことになりました。
ゲームプランの基礎は<Cビークイン>で高火力を叩き出し相手のEXを3体倒して勝つことです。
しっかりと動けば3ターン目には180出せるようになるためサイドを2,3枚先制されても逆転することができます。
実際には相手はそうはさせまいと一撃で倒されないよう手負いを下げたり回復させたりしてきます。
ビークインも<TDすごいつりざお>があるとはいえ出せる数にも限りがあります。そのためビークインはEXを一撃で落とせるようになるまでじっくり待つことが重要です。EXで攻撃されている分には逆転できますのでじっくり機を待ちましょう。
それまではスカイリターンやブルブルパンチで相手の体力を削り、中盤からビークインでなぎ倒していくことが理想です。

<TDドータクン>がいるためエネルギーに関してはそこまで意識せずにガンガン<TDプラターヌ博士>を使っていけます。
ビーリベンジの打点も上がりますし展開も出来るのでプラターヌを多く使うことがビークインデッキの肝ですね。
ただし<TDバトルサーチャー>の枚数と残り山札の枚数には気をつけましょう。
また、後述の<Rオオスバメ>、<Uトルネロス>を活躍させるためには必須のカードです。特にオオスバメは早ければ早いほど活躍の場があるのでドーミラーは3枚採用しています。
<S-TDギルガルドEX>や<RRギラティナEX>のようなダブル無色依存デッキの強敵も突破できるようになるので出てきても警戒しすぎる必要はありません。
にげ3なので終盤のフラダリ放置で負けてしまう可能性を常に考えなくてはいけません。
<-AZ><TDバトルサーチャー>が山にあるかをしっかり把握することが大事です。
ダブル無色が残っているようなら1枚ドータクンにメタルチェーンしておくのも悪くないと思います。

このデッキの主役とも言えるカード。
<Rオオスバメ>の役割は<Cビークイン>で殴り合うには不利な非EX軸デッキに対してサイドレースを優勢にすることです。
このデッキにはビークイン以外に信頼できるアタッカーは<Uトルネロス>くらいしかはいっていません。
たとえばメレシーチャーレムやソーナンスクロバットと対戦した場合、アタッカーの数が足りずに殴れなくなることでしょう。
ビークインをかかえてプラターヌを使えず展開できないということもおこるでしょうし非EX軸相手では先に攻撃して攻めてサイドをとっていかなければ逆転することも難しいです。
オオスバメはそういった相手に対しΔプラスを発揮することで少ないビークインでもサイドを取りきれるようにしてくれるカードです。
もちろん他のサブアタッカーでもアタッカー不足に関しては問題を解消できますが、サイドレースを優位に進めることはできません。
実際にこういったデッキやよるのこうしん、<-ゲッコウガBREAK>デッキはオオスバメを入れる前は苦手としていましたがオオスバメがΔプラスを発動した試合はほとんど勝つことができていました。
Δプラスは非常に強い能力ですが発揮させるのは難しいです。ただ闇雲に出してしまうとポケモンが落とせずビーリベンジの打点が足りないということが起こりかねないため序盤からしっかりとオオスバメを出すのか、出さないのかを決めてプレイする必要があります。
もちろんゲームの進行具合にもよりますが相手がEX軸では基本出しません。上で述べたようにEX3体を倒すプランが取れるからです。
イベルタルEX+<Rゾロアーク>のように非EXポケモンもサブアタッカーとして十分に採用されてる場合は相手が出しているEXと自分が出せるビークインの数からサイドをどう6枚取るか逆算します。EXを2体倒せるのであればトルネロスをうまく活用することでだいたいオオスバメを使わずに取り切ることができます。
不要にオオスバメを出そうとするとベンチも圧迫してしまうためこの見極めが大切です。
・その他のカードについて
<Uパラレルシティ>で<RRシェイミEX>を落としたいところだが<TDドータクン>がいる都合上ベンチが3体だとカツカツ。
相手のパラレルシティがどちら向きでもキツイので採用するなら他のスタジアムにしたいが優先度が低いため0に。

<Rオオスバメ>が非EX進化前でよくみられる60を出すためにはハチマキが必須。<Cビークイン>が序盤からEXを倒すため、<Uトルネロス>が130ラインを見やすくするためにも多く必要でした。

<RRギラティナEX><S-TDギルガルドEX>は<TDドータクン>を活用し処理、<-ゲッコウガBREAK>は<Rオオスバメ>が仕事すればしゅりけん投げられる前に勝てるため必須とまではいえないため0に。欲しいカードではある。

なくてはならないカード。<Cビークイン>が落ちすぎた際に<RRシェイミEX>を倒せる非EXアタッカーが必要だった。他には<Rルギア>などがいるがどれもにげエネが重かったり対非EX性能に欠けたりした。ハチマキ込み140で<Rゲッコウガ>や<-ゾロアークBREAK>などが見れるのも強い。

<RRボルケニオンEX>が相当つらいため厚めに採用。対ボルケニオン戦以外でも相手を遅らせつつ<Cビークイン>や<Rオオスバメ>で落とせる圏内に減らす動きが強い。

ビーリベンジの打点加速、ドローの保管、対<UN>性能と仕事がたくさんあるカード。しかしポケモンの枚数26でEXを落とそうとすると山にビークインライン以外ほとんど他のポケモンを残しておけなくなる。<Uバトルコンプレッサー(フレア団ギア)>で<Cアンノーン>を落とす動きが多かったため他の活躍する場面のあるポケモンに差し替えた。
・WCS対戦結果
- 8ラウンドで2回不戦勝があり6ラウンド戦いましたが内訳は
- 1 ウォーターツールボックス
- 3 よるのこうしん
- 2 ゲッコウガBREAK(ファイアロー1,オクタン1)
で1勝2不戦勝2敗3引き分けでした。
ウォーターツールボックスはビークインがに相性的に強く、よるのこうしん、ゲッコウガBREAKはオオスバメのエサとも言えるデッキでデッキ選択は間違っていなかったように思えます。
特にオオスバメは5試合全てで大暴れし、6枚オオスバメで取り切った試合もありました。
よるのこうしんに対してはチート級の性能を発揮するためWCS前の練習では勝率85%と自信もありましたが勝ちきれませんでした。
1戦目は全て勝ったのですが2戦目で対応されて負け、時間切れとなってしまい世界のレベルの高さ、自分の練習不足を痛感しました。
結果に満足はしていませんが自分の信じたデッキで戦えたことはとても自信になりましたね。
話逸れますがスバメ、オオスバメを出すたびにテキストを確認されました。
オオスバメを出した途端怪訝そうな顔でカードを拾い上げて
「Oh! No text!」
って言われたのは流石に笑った
現在では<-カリン>が出たこともありこのままのレシピではキツイところもありますがまだまだビークイン、オオスバメともに活躍できるカードにだと思っています。
弱いなー、つらいなー、と思っても諦めずに模索してくことが強くなる近道だと思いますよ!