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[エクストラ]デッキ紹介「DAMAGEアンノーン」【ヤナギブソン】

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    by ヤナギブソン

    [エクストラ]
    デッキ紹介「DAMAGEアンノーン」
    こんにちは、ヤナギブソンです。

    仕事の都合で参加できるか微妙なのですが私はCL新潟、シティリーグシーズン2とエクストラでエントリーしています。



    使いたいカードがあってのエクストラエントリーだったので前回紹介したビークインやアンノーン、LO(ライブラリーアウト)は特に力を入れて研究していました。

    中でもアンノーン3種はポケモンカードの中でも特殊な、発動するだけで勝利することができる特性を持っています。


    発動は簡単ではありませんがエクストラレギュレーションでは組み合わせ次第で馬鹿にできないカードとなります。
    今回は前回参加したシティリーグ千葉で候補デッキだったDAMAGEアンノーンデッキをご紹介いたします。

    デッキレシピ

    ■DAMAGEを発動させるために
    2ターン目にDAMAGEを発動させ勝利することを目指します。
    DAMAGEの発動条件はベンチのダメカン総数が66個以上になることです。
    それを以下の盤面を整えることで無限ダメージ発生させ、条件を達成させることができるようになります。

    ◆必要カード
    ・場に進化可能なユニラン・<ニューラ>(メタモンでも可)
    ・<アンノーン(DAMAGE)
    ランクルス
    ・<マニューラ
    ・<ふしぎなアメ
    ・<ホエルオーEX>×2
    ・<クレッフィ
    ・<マグマ団の秘密基地

    初期盤面.jpg

    ◆手順
    1.マグマ団の秘密基地を場に出す

    2.ふしぎなアメを使ってランクルスを場に出し、特性ダメージスワップで自分の場のダメカンを自由に動かせるようにする

    3.マニューラを場に出し、特性ひっぺがすでポケモンのどうぐを自由にはがせるようにする
    盤面画像3.jpg
    4.クレッフィを場に出し、マグマ団の秘密基地で20ダメージ
    盤面画像4.jpg
    5.クレッフィの負った20ダメージをダメージスワップを使い他のポケモンにのせかえる
    盤面画像5.jpg
    6.クレッフィの特性ワンダーロックを使い、ポケモンのどうぐに
    盤面画像6.jpg
    7.マニューラの特性ひっぺがすを使ってどうぐになったクレッフィを手札に戻す。

    以下4~7のループでホエルオーEX2匹と他のポケモンにダメカンたくさん乗せて条件を達成させます

    盤面画像7.jpg

    必要なカードの総数は多いですが、場に出せればOKなのでそこまで大変なコンボではありません。
    このレシピで相手に妨害されなかった場合2ターン目の成功率は9割以上です。
    相手が1ターン目になにかしらの妨害策を取れなかった場合、2ターン目に勝利することができます。
    相手に有無を言わさず勝利することができるのがこのデッキの強みです。

    ■戦い方
    1ターン目にはニューラ、ユニランが全滅しないように場を展開します。
    例えば、ニューラ、ユニラン、メタモンが場にいたら2ターン目に勝利することは可能なので最低限OKです。
    展開できていた場合は無理して<ダートじてんしゃ>などを使わずにターンを返します。
    サイド落ちと<レスキュータンカ>、<ふしぎなアメ>などのキーカードの枚数を把握し、詰んでいる場合は<ロトム図鑑>に触れるように動くこともあります。

    2ターン目はDAMAGEを決めに行きます。
    じてんしゃを最大限活用できるよう圧縮と空うちを駆使します。
    無限ダメージを発生できるようになるまでは場を埋めてはいけません。
    発生させられるようになったら不要な<シェイミEX>などには酷ですがきぜつさせてベンチを空けましょう。
    あとは揃えるようにプレイできるようにするだけです。

    ■ただし・・・・
    ただ、それは相手に妨害されなかった場合の話です。
    実際私のこのレシピは速度と成功率にすべてを注力したため相手の妨害策に対抗できません。
    グッズロック、特性ロックをこちらから解除するすべはなく、<オーロット>、<ガマゲロゲEX>、<アローラベトベトン>、<ダストダス>などはロックが始まったら負け確定です。
    それ以外にも、ゲーチスもつらいですし、なにより<ウソッキー>が大変です。
    ベンチを4匹に絞られると闘魂のまわしをつけることが必須となり、ベンチも狭いため選択肢が狭まってしまいます。
    ウソッキーをおかれた場合、2ターン目のDAMAGE成功率は6割程です。


    実際にシティリーグ大阪で使用された方もいらっしゃいました。
    残念ながら結果は振るわなかったようですが<アローラキュウコンGX>を軸に必要なカードをサーチする動きとなっています。
    一番の大きな違いは<ゴニョニョ>。
    大きく勝率にかかわってくる後攻のディスアドバンテージをカバーしようとした構築となっています。

    このデッキには対戦相手との駆け引きはほぼ存在しません。
    相手が誰だろうとDAMAGEを発生させるように盤面を整えるだけです。
    相手にロックをかけられたら負け、かけられずに揃えたら勝ち、それだけの勝負です。
    そういったデッキのためシティリーグ千葉では選びませんでした。
    こういったユニークなデッキは好きなんですけどね。

    デッキパワー的にも難しいところはあります。
    マッシブーンGX>+<ルガルガンGX>、<レックウザGX>などは<オカルトマニア>を連続して使われない限り負けないので勝てると思います。
    しかし<オーロット>はほぼ無理、対<ゾロアークGX>は先攻をとられると連続してオカルトマニアを使われ完封されてしまうこともあります。
    逆に言えば、先攻を取った場合、きついのはオーロットとガマゲロゲEX、ウソッキーくらいで相手に何もせずに勝つこともできます。
    先攻後攻、マッチング相性が全てと言っても過言ではないかもしれません。


    ■最後に
    サイドカードを6枚取って勝つ以外の方法はLOがメジャーではありますが他にもいろいろあったりします。
    今回はその一例として取り上げました。
    もしかしたら今後どこかで見かけるかもしれませんよ・・・・!?

[エクストラ]シティリーグ千葉 シーズン1レポート【ヤナギブソン】

    posted

    by ヤナギブソン

    シティリーグ千葉 シーズン1レポート
    お久しぶりです。バーチャルYouTuber沼に引きずりこまれそうになっているヤナギブソンです。

    仕事の都合で見送り続けていたのですが、11/11(日)に「ポケモンカードステーション トウキョーベイ」で開催されたシティリーグにようやく参加できたので今回はそのレポートです。

    シティリーグ千葉シーズン1はエクストラレギュレーションでの開催でした。
    私はビークインが好きで、なかでも<ビークイン(XY07)>に特別な思い入れがあるのでエクストラでの参加を選びました。
    12/2のチャンピオンズリーグ新潟、シティリーグシーズン2もエクストラでエントリーをしています。

    大会のレポートの前に軽くエクストラレギュレーションについて触れたいと思います。

    エクストラレギュレーションとは
    BWシリーズからSMシリーズまでのカードは使えるレギュレーションです。
    フラダリの奥の手>、<巨大植物の森>、アーケオス(BW2)など禁止カードが制定されている点はスタンダードレギュレーションとは異なります。

    2019/11/13現在、スタンダードレギュレーションのカードが2621種類なのに対しエクストラレギュレーションは7072種。
    カードプールが豊富なためスタンダードとは全く違うゲームが楽しめます。

    では具体的に何が違うのか簡単にまとめると
    • 桁違いのパワー
    • 多様なロック手段
    • 予測不能なコンボ
    といったところです。

    桁違いのパワー
    プラターヌ博士>、<シェイミEX>、<バトルサーチャー>、パソコン通信(BW6)などドロー回りに関するカードパワーはスタンダードとは比較になりません。
    きちんと構築すれば適切なタイミングに欲しいカードをプレイするのは難しいことではありません。

    アタッカーをみても破壊力は抜群です。
    ゾロアークGX>は<スカイフィールド>を得て、<こだわりハチマキ>こみ210を叩き出すことができるようになり、<レックウザGX>は<ピーピーマックス>でフルボルテージGXなしでもGXを一撃で倒せるようになります。

    多様なロック手段
    そんな桁違いのパワーと真正面から戦うのはなかなか難しいです。
    そこをテクニカルにかわしていくカードもエクストラには備わっています。

    具体的には<ガマゲロゲEX>、<オーロット>、<オカルトマニア>などです。
    これらのロックをかいくぐりながらどう戦っていくかを考えるのがエクストラレギュレーションの難しさでもあり楽しさでもあります。

    予測不能なコンボ
    ジバコイル.png ユレイドル.png ヤミラミ.png
    これは個人的なエクストラの魅力です。

    サポートを2回使えるようになるジバコイル(BW7)や2進化を山札から直接だすユレイドル(BW9)、1エネでグッズを2枚回収できるヤミラミ(BW4)などロマンの塊のようなカードがたくさんあります。

    特にBWシリーズのカードは日本国内ではしばらく公式大会が開かれなかったこともあり、珍しいカードがたくさんあるかと思います。
    今までに見たことのないようなトリッキーなデッキに出会える楽しみがあるのは一つの魅力だと思います。

    後日それぞれどんな形となるのか、他候補デッキの記事投稿する予定です。

    デッキ選択の経緯
    とりあえず<ビークイン>が使いたかったのでビークインデッキでどう戦えるかを考えていました。
    少しカードプールやルールが異なるものの、海外ではエクストラレギュレーションで大型大会が開かれており、その中でビークインを使った入賞デッキを参考にしました。

    デッキタイプとしては大きく2つ。
    ビークインのビーリベンジと同じテキストを持つ>を採用したビークインブースター。
    もしくは<ゾロアークGX>のとりひきとのシナジーを活用したゾロアークGXビークイン。

    どちらもビーリベンジの火力はすさまじく軽々とEX・GXポケモンをなぎ倒すことができます。
    その一方、<オドリドリ>やグッズロック、特性ロックに弱く柔軟性がありません。
    ビークインブースターは前にGXポケモンが出ることが少なく、<鍛冶屋>から攻撃できるので特殊エネロックで詰むことがありません。
    ゾロアークGXは火力があがる前に攻めることができ、とりひきのおかげである程度の対応力があります。
    今回は<オーロットBREAK>に対して強い点を評価しゾロアークGXビークインを選択しました。

    日本のエクストラ環境は
    1 ゾロアークGX軸
    2 オーロットBREAK
    3 マッシブーンGX+ルガルガンGX
    の順で使用者が多いと予想していたためオーロットBREAKと、オドリドリの入っていないデッキには勝つことができるだろうという予想でした。

    対オーロットBREAKは不利ではありますがゾロアークGXがちゃんとプレイできれば負けマッチというほどではありません。

    しかし、オドリドリの採用されたデッキには手の施しようがありません。
    ビークインの強みを活かすよう今回はポケモンを31枚採用しました。
    そのおかげで3ターン目にはたいていのポケモンを吹き飛ばすことができますが、完全にオドリドリのカモです。
    また、このカードはどのデッキにも採用される可能性があり、かつ事前準備が必要ありません。
    ゴーリキー>や<そらのはしら>で守ることは可能ではありますがゾロアーク軸には簡単に破られてしまうためより長所を活かす>を入れていました。
    オドリドリの採用は少ないという判断です。
    このカードには登場以来永遠に頭を悩まされ続けています・・・・

    デッキレシピ
    ゾロアは本来であればプロモのにらむゾロアのほうがいいです。

    正直複雑なことは何もありません。
    オドリドリ>は入っていたら負けと割り切ったかわりに、<ビークイン>にすべてを注ぎ込みました。
    2ターン目から<ゾロアークGX>を倒すことも可能です。

    昨年9月に使用した中盤までゾロアークGXが殴り最後に一気にポケモンを落とすタイプのビークインゾロアークGXであればオドリドリの脅威は少し下がりますが、対ゾロアーク性能は落ちるため見送りました。

    キュウコンは<プラターヌ>でポケモンを落としながらサイドレースで優位に立つためのカードです。
    非GXに前にでてこられることはビークインにとってよろしくないため無理矢理サイドレースにつきあってもらいます。

    パラレルシティ>の使いどころが一番の肝です。
    場合によってはゾロアークGXをまとめてトラッシュ送りにしてビーリベンジの打点増強を図ったり、早めにプレイして負け筋を消したりすることもあります。

    アンノーン>のおきてがみ、<バトルコンプレッサー>、とりひきでグングンとビーリベンジのダメージが上がっていくのは病みつきになりますよ!!

    対戦レポート
    参加枠108名に対し当日の参加者は76名。
    当日のエントリー枠はありませんでした。

    1戦目 かねのさん アオギリカメックスグレイシアGX 後攻
    カメックス.png
    お相手のバトル場はキュレム(BW8)
    もしかしてプラズマ団!?!?とちょっとだけ期待しちゃいました。

    イーブイ>に水エネを貼って<グレイシアGX>が登場。
    かるいし>がついてバトル場にでてきました。
    サポートは使えていなかったもののワンダータッチ頼りのこちらは見事に妨害されてしまいます。

    グズマ>でブラックキュレムEXを呼び出し<ハイパーボール><テテフ>ワンダータッチで<プラターヌ博士>をサーチ。
    後2にキュウコンでグレイシアGXを呼び出しエナジードライブで先に攻め、エナジ2発目で倒し先制します。

    倒された返しにお相手も反撃。
    アオギリの切り札>からカメックス(BW6)。
    ばくりゅうで再びグレイシアGXがフロストバレットを放ちカプ・テテフGXが倒され残りサイド4-4。

    カプ・テテフGXが倒された時点でトラッシュのポケモンは5枚。
    ここから<アンノーン>、プラターヌ、<バトルコンプレッサー>でポケモンを15枚まで増やし<こだわりハチマキ>ビーリベンジでグレイシアGXを一撃。
    返しに<N>をつかいつつフロストバレットで<ビークイン>がきぜつ。

    トップドローを含めた3枚は<ダブル無色>(3枚目)、<メタモン◇>、<ゾロア>。
    とりひきが使えないためビーリベンジのダメージは190。
    全力でポケモンをトラッシュ送りにしてきましたがわずかに足りず。
    ライオットビートで次のターンにかけますが返しに<スカイフィールド>から<オドリドリ>がでてきて負け。

    × 4-6

    2戦目 こみやんさん オンバーンGXゾロアークGX 先行
    メタモン◇>スタートに対し後1<サイレントラボ>で身動きが取れなくなる。
    先2<プラターヌ博士>で引いた手札がグッズと進化先だらけで後2ディストーションで動きが止まる。
    とりひきで<バトルサーチャー>や<カプ・テテフGX>にはたどり着くもののロックがつらく一方的な展開に。
    結局<オンバーンGX>を倒せずエネを場に残せないままラウドソニックを打たれてしまい、<グズマ>で解除するしかなくなる。
    全サーチャーをグズマに費やすもラウドソニックは途切れず降参。

    × 0-6

    3戦目 ◯ 不戦勝

    マッチングはしてましたが対戦相手が来ませんでした。


    4戦目 イキリオタクさん ゾロアークGXガマゲロゲEX 後攻
    先1<だいすきクラブ>で<ガマゲロゲEX>をサーチされる。
    妨害軸も考慮し<プラターヌ博士>で<スペシャルチャージ>を切らないようパソコン通信から<N>をもってきてプレイ。

    先2にエネルギーに触れなかったようで殴られず。
    こちらが先に<ゾロアークGX>で攻撃するも<アセロラ>で逆にこちらだけ手負いの状況となる。

    改造ハンマー>も見えていて2パンを狙い続けるのはリソース的に厳しいと判断し<グズマ>ビーリベンジでガマゲロゲEXを倒す。

    そこからは<ザオボー>を連打されリソース勝負となる。
    タチワキシティジム(BW6)が出た状態でどくさいみん光線(BW7)を放たれゾロアークGX寝たまま。
    返しのポケモンチェックで気絶する危ない場面もあったが<パラレルシティ>で<ビークイン>以外をトラッシュし負け筋を消して勝ち。

    ◯ 6-4

    5戦目 いねさん レックウザGX 後攻
    先1エネ手張りだけで終了と厳しそうな手札。
    ゾロア>前、<メタモン◇>、<ミツハニー>と展開できた手札だったため<オカルトマニア>でターンを返すと草エネを引かれテンペストGX。

    後2にライオットビートで残り80まで削るも先3に<カプ・コケコ◇>や<ピーピーマックス>から加速しドラゴンブレイク210。
    サイドを先制される。

    後3マインドジャックで倒すことは決まっていたが、どこまで場を展開すべきか悩む。
    パソコン通信を使うかどうか。
    ビークイン>は2体準備でき、十分だったが手札のサポートは<N>しかなく次のエネはない。
    トラッシュのポケモンも6枚しか落ちておらずゾロアも<ゾロアークGX>もいないため次のターンの動きに少し不安があった。
    ただ、相手の手札は潤沢にあり、おそらく次のターンはベンチの<カプ・テテフGX>が倒されてしまい、そうなると次のEX、GXは負けに直結するカードになりかねないためパソコン通信から<パラレルシティ>を持ってきてカプ・テテフGXをトラッシュに送りマインドジャック。
    残りサイド4-4。

    お相手サポートを使わずゾロアークを倒す。
    前の<レックウザGX>に<闘魂のまわし>がついてしまい、打点ハードルは40上がっていた。

    Nから<アンノーン>、<シェイミEX>を絡めて回せるだけ回してビーリベンジ220で前を倒す。
    返しにNを打たれるが山はかなり圧縮できていたので<サーチャー>を引けて<プラターヌ博士>から<ダブル無色>にたどり着きビーリベンジ勝ち。

    ◯ 6-4


    結果 3勝(1不戦勝)2敗 31位

    なんともいえない結果でした。
    1戦目の10ダメージ不足は構築次第でどうにかできた気もしますし、2戦目の<オンバーンGX>戦は直前まで<ガラガラ(ようじんぼう)>の採用を検討していたため悔しさがありました。
    ビークイン>を使いたくて出場したものの活かしきれてなかったのは無念。
    でも好きなカードで戦えたのは満足でした!!!



    今回の決勝トーナメント出場者は8名。
    • マッシブーンGX+ルガルガンGX 3名
    • オーロットBREAK 2名
    • レックウザGX 2名
    • グレイシアGX+クロバット 1名
    という内訳で千葉はまさかの<ゾロアークGX>軸0名。
    4-1のオポネント差で落ちた方が結構いらっしゃいました。
    同日大阪で開催されたシティリーグでは<ゲッコウガBREAK>も決勝トーナメントに出場していました。

    まだエクストラレギュレーションでの大会開催が少ない中ではありますが今回のシティリーグを受けて徐々にエクストラ環境も成熟していくだろうと思います。
    次はチャンピオンズリーグ新潟!!
    どんな大会になるか楽しみです!!!

新弾レビュー「フェアリーライズ」【ヤナギブソン】

    posted

    by ヤナギブソン

    新弾レビュー「フェアリーライズ」
    今回は新弾フェアリーライズのレビュー記事です。
    まだWCSを控え、現行スタンダードはXY以降という段階ですが本記事では新スタンダード(SMレギュ)準拠で書いています。

    ジュカインGX
    HPが230と高く、要求されるエネルギーも少ないのでとても使いやすいカードです。
    特筆すべきは進化前の<ジュプトル>。
    特性たいようのめぐみで毎ターン草ポケモンをサーチすることができ、盤面を強化してくれます。
    今回収録された<ネットボール>などで<キモリ>を並べておけば一匹のジュプトルから一気にジュプトルを並べることもできます。
    ウルトラネクロズマGX>や<マッシブーンGX>、<ネクロズマたそがれのたてがみGX>などから守ってくれる<ジュカイン>に進化できることも優秀。

    ラランテス>とあわせればBW時代のガブリアスチルタリスを彷彿とさせるデッキになりますね。
    ジュカインGX単体では相手のGXポケモンを一撃で倒す火力はありませんがジュプトルの強力な特性を活用しデッキ全体で戦っていくカードです。

    シンボラーGX
    魅力はなんといっても特性。
    ホウオウGX>や<レックウザGX>などGXポケモンがメインの高火力デッキは相手するのが少々やっかいです。
    上手にミラーカウンターで相手のGXと相打ちできればそれだけで仕事をしたといえるでしょう。
    メインウエポンのソニックウイングはそれだけでは少し物足りないのでシンボラーGXを盾にしつつ時間を稼いだり、<デオキシス>や<ブラッキーGX>などの攻撃後に下がるワザで交代するなど工夫が必要そうです。
    他に代わりがいない尖ったカードなので使い方次第では化けると思います。

    アローラキュウコンGX
    今弾のメインとなるカード。
    進化するだけでグッズ2枚をサーチすることができます。
    ふしぎなアメ>と<ハイパーボール>をもってきて2進化ポケモンに進化させたり、<カスタムキャッチャー>2枚を揃えたり、<改造ハンマー>や<クラッシュハンマー>で妨害したりとできることは無限大です。
    なにより進化前の<アローラロコン>のみちしるべが単体でもとても強力で、<アローラキュウコンGX>につなげられる点でも優秀です。
    基本はみちしるべで場面を整えるのが役目だったアローラロコンにさらに役割が増えたと考えることもできます。
    アローラロコンには今までは序盤しか仕事がなかったですが、中盤以降にも厄介な存在となりそうです。
    アローラキュウコンGX(SM2)>、<アローラキュウコン(SM2+)>に分岐しかできるのも偉いですね。
    ワザもなかなか優秀で、フェアリーエネルギーを要求するものの十分に戦える性能を持っています。
    足りないダメージを補ったり倒し損ねたポケモンにトドメをさしたりできます。
    便利なカードですがHPが200と1進化GXポケモンの中では低いためむやみやたらに進化させて倒されてしまわないよう気を付ける必要はあります。

    ミミッキュGX
    ミミッキュ専用のZワザ"ぽかぼかフレンドタイム"同様に可愛らしくも恐ろしいぽかぼかフォールが持ち味。
    40ダメージの相手に使うと130ダメージで計170(<カプ・テテフGX>など)
    50ダメージの相手に使うと160ダメージで計210(<ゾロアークGX>などの1進化GX)
    と少しでもダメージを負わせておけば強力なGXポケモンも倒すパワーを持っています。
    戒めの祠>や<カプ・コケコ>、<マニューラ>などでバラまいておいてチャンスを伺いましょう。
    ただし戒めの祠を使うときは自身もダメージを受けることを忘れずに。
    カウンターゲイン>との相性もいいですね。
    GXワザは1エネで使えるのが脅威。
    ベンチでゆっくりと育てようとしたところを襲い掛かりましょう。

    ビークイン
    SMシリーズでも<ビークイン>が登場!!
    ビークイン大好きな私としてはたまりませんね。
    ボックスの側面に描かれていたのでリリース前に収録されることが判明し今か今かと待ち望んでいました。

    カードの性能としては1進化HP120逃げ2は標準的ですが1エネで120ダメージが出せるのが高パフォーマンス。
    ベンチを草ポケモンのみで5匹埋めないと使えないのは条件として軽くはないですがそれに見合うダメージだと思います。
    ただやはりデッキ構築上草ポケモンを並べられるようにしなくてはクイーンコマンドをうちそびれる可能性があるため自由度は高くありません。
    幸い、<ミツハニー>、<ネットボール>が優秀なため並べること自体はそこまで難しくはありませんが、<カプ・テテフGX>などはやはり採用しにくいです。
    基本的にはダメージテンポで押していくデッキになるでしょう。

    ヌケニン / テッカニン
    テッカニンに進化するとヌケニンが出てくる毎度おなじみ抜け殻コンビ。
    今回も厄介な能力をもって登場しました。
    サイドカードを取る枚数を減らせればにサイドレースをひっくり返すことができます。
    もちろんアタッカーはその都度準備する必要がありますし、ヌケニンを毎回つけられるとも限りません。
    デッキスペースも圧迫するためなかなか思うようにはいかないかもしれませんが、ヌケニンに特化させるだけの価値はあるカードだと思います。
    巨大植物の森>がないとはいえ、<活力剤>のあるエクストラレギュレーションではとんでもないデッキができる気がします。

    ギラティナ / デスカーン
    ベンチからよみがえるときにダメカンを撒く<ギラティナ>と攻撃するときにベンチポケモンを火力に変える<デスカーン>のコンボ。
    デザイナーズカードではありますが自由度の幅がかなり広いです。
    カプ・テテフGX>や<オドリドリ(バイタルダンス)>、<マーシャドー>など出したときに発動する効果と相性がいいですね。
    そのような特性を持つポケモンは今後も増えていくでしょうし常に注目しておくといいかもしれません。
    問題はデスカーンが1進化であり、場に継続して出していけるかどうかというところとソウルジャグリングの要求エネルギーにこたえられるかというところ。
    SMレギュは特性ロックできるカードがまだそこまで多くないのでそこはねらい目。

    メロエッタ
    テキストがかわいい。
    とてもメロエッタらしくていいですね。

    ゼルネアス◇
    高耐久高火力とプリズムスターらしい性能。
    特性のおかげで出動しやすく、ベンチに置いておいてタイミングを伺えるのも強い。
    フェアリー単色のデッキであれば採用して損はないでしょう。
    たねプリズムスターの標準体力160は今後一つのダメージ基準となるでしょう。

    アブリボン
    自分のベンチのフェアリーポケモンをサポートから守れる置物ポケモン。
    現状主に守りたいのは<グズマ>だけですが、このカードをフェアリーポケモンに使わせなくするだけでも強力です。
    アローラキュウコンGX>は体力も高くなく、出したタイミングで役割を終えることもあるため、そこを守るために採用することは検討の余地があるでしょう。
    進化前の<アブリー>も耐久は低く、1進化でデッキスペースも使うため簡単に入れられるカードではないため長期戦デッキで詰めの状況を作っていくような採用方法になるでしょうか。

    カプ・テテフ
    マギアナ>と組み合わせることで簡単に混乱装置ができあがります。
    状態異常は効果自体は強いもののかけることが難しい、もしくはコスパ的にあまり優秀とは言えないことが多く、環境デッキに組み込まれることは多くありませんでした。
    ただこのギミックは非常に簡単に準備できるため一考する価値はあると思います。
    ばら撒きやベンチ狙撃など真っ向から殴り合わないデッキで光りそうです。

    ネットボール
    エネルギーもサーチできるが優秀。
    また、草のたねポケモンも<ネストボール>と違い手札に持ってくるため<ツボツボ>の特性「なましぼり」を使ったり、場を埋めずにデッキ圧縮をすることができます。
    ビークイン>、<アローラナッシー>、<ジュカインGX>の基盤となるカードです。

    ぼうけんのカバン
    あまり言及されてませんがかなり強力なカードだと思っています。
    ドロー力のあまり強くないサンムーンレギュレーションにおいて2枚のカードにアクセスできるのは優秀です。
    エスケープボード>と<こだわりハチマキ>を持ってきて前のポケモンを倒せる段取りを整えたり<学習装置>と<カウンターゲイン>で前と後ろのエネルギー供給を補ったりできます。
    今後もポケモンのどうぐは増えていくため、今のうちに集めておくといいと思います。

    フェアリーチャーム
    フェアリー限定の対ポケモンGX・EX防御カード。
    効果は限定的ですがハマれば恐ろしい盾となります。
    それぞれのタイプにのみしか作用しないため対応した相手でなければ完全に無駄なカードとなってしまうのが難点。
    環境をうまく読んで活用しましょう。

    マツバ
    条件付きではありますが相手の手札を2枚選んで山送りにできるのは相手の動きをかなり抑制できるでしょう。
    ただ盤面には影響を及ぼさないため、それだけで優勢劣勢をひっくり返せるわけではありません。
    競った状態から抜け出したり、劣勢から追いつくためのカードな印象です。

    マツリカ
    シンプルなエネ加速カード。
    対象の色を選ばずフェアリーエネルギーを加速させるので無色込みのデッキなどで採用することもできます。
    問題はサポートカードを使う権利をマツリカにあてられる余裕があるか、価値があるか、というところ。
    ドローエンジンとして<ゾロアークGX>を採用したフェアリーデッキなどではいい動きをするかもしれません。


    強化拡張パックながら超、草、フェアリータイプに軸となるカードが追加されました。
    9月の2019シーズン最初の大型大会までもう1弾追加されますが土台は固まってきましたね。
    とりあえず僕は<ビークイン>を使いまくります!!

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