
今回は「スタートデッキGenerations」発売以前の環境になりますが、80人規模の自主大会でベスト8であった際のレポートをします。
使用したのは<テラパゴスex>+<ヨノワール>のデッキ。
海外の有名選手が使用していて、<バッフロン>の採用が特徴的であったので試したくなり使用しました。
今回はそんなバッフロンの活躍を中心にレポートできればと思います。
デッキレシピ
使用デッキと戦績
1回戦 ロストゾーン軸(かがやくリザードン) 後攻 ◯2回戦 カビゴン 先攻 ◯
3回戦 サーナイトex 後攻 ◯
4回戦 タケルライコex+オーガポンみどりのめんex 後攻 ×
5回戦 リザードンex+ピジョットex 後攻 ×
6回戦 テラパゴスex+ヨノワール 後攻 ◯
7回戦 リザードンex+ピジョットex 後攻 ×
大会レポート
<カビゴン>との試合以外、全ての試合で<バッフロン>を使用しました。どの試合もバッフロンが縛られるリスクがあった(現に縛られた)のですが、ピジョットexを同時に立てていたのでマッハサーチでなんとか耐え忍ぶことができました。
ロストゾーン軸との対戦では<かがやくリザードン>の「かえんばく」で<テラパゴスex>が落ちなくなり、「おとぼけスピット」+「ロストマイン」という筋も通せず勝利しました。
テラパゴスexの実質HPが290なので<まけんきハチマキ>を合わせた「かえんばく」も耐えるということでかなり効果が高かったです。
合っているかわからないのですが、「ロストマイン」をバッフロンに当てられることを嫌ってあえて<ヨマワル>2枚を一度に出し、「ロストマイン」で取ってもらいました。
返しの<ナンジャモ>から無傷のテラパゴスexが攻撃を耐えて2回攻撃できた+試合後お相手も「バッフロンをロストマインで倒せばよかったー」とおっしゃっていたので、プラン的に悪くはなかったのかなと思いました。
<サーナイトex>戦は<サケブシッポ>によるベンチ狙撃に必要なエネルギーの枚数を増やしたり、サーナイトexの「ミラクルフォース」+<マシマシラ>の「アドレナブレイン」2回ではテラパゴスexが倒れなくなったり、これまたバッフロンが活躍しました。
サーナイトex側はこちらのベンチのポケモンを取っていくゲームプランになるのですが、倒す候補が<ホーホー>、ヨマワル2体ずつでした。その中でお相手は終盤にかけて手札干渉と合わせてこちらの動きを止めるためにサポートとなるホーホーを順番に狙っていきました。
これまた合っているかわからないのですが、アタッカーにダメカンが乗るサーナイトexというデッキにおいて<サマヨール>や<ヨノワール>はサイドを一度に複数枚取られてしまう要因となるため、ヨマワルを優先して取ってもよかったのかなと思いました。
<タケルライコex>戦はバッフロンを積極的に用意して、実質HP290のテラパゴスexで序盤を乗り切って勝つことができました。
<リザードンex>戦については、サイド3枚とってもバッフロンのおかげでバーニングダークを耐えられる(270-60)こともあってサイドを極力取らずに攻めていったのですが、どちらの試合もお互いがサイド3-4枚残してヨノワール+<ブライア>を決めて一気に勝とうとしている中でリザードンex側のパーツが揃う方が早く負けてしまいました。
ややこのマッチはリザードンexに有利がつきそうだなと思いました。
ミラーマッチについてはお相手がしっかり<ジェットエネルギー>を採用しており、<ダブルターボエネルギー>であると最大220ダメージのところを240ダメージまで出せる構築となっていました。
要するにサマヨールやヨノワールを使わずにテラパゴスexを倒せるということです。そんな中、バッフロンを採用していたが故にテラパゴスexが簡単に倒されない安心感がありました。
終わりに
ベンチに8体様々なポケモンが並ぶのがこのデッキの特徴です。よって相手目線だと「どのポケモンを倒せば良いんだろう」と悩みやすいです。倒す明確な優先順位がないので、その都度「<ヨノワール>に進化されたら困るから<ヨマワル>取ろう」、「相手の手札少ないからサポートポケモンである<ヨルノズク>を取ろう」、「なんでも持ってこれる<ピジョットex>を倒せるから今のうちに無理してでも取っておこう」という判断をする必要があります。
相手にする際はその辺りの思考をぜひ楽しんでみてください。
それでは。