「D・ウィッチ」について
チャージを扱うテーマの性質上イグニッションを行いづらいですが、それをカバーするくらいの爆発力のあるテーマになっています。
1コストでのゼクス展開と除去を使い分けたり、条件自体もかなり緩い点がかなり良いです。
<アルターフォスフラム>や<フォスフラムの希望>といったチャージを増やしやすいカードが多く、後半はチャージ回収能力で攻め手を作ることも可能です。
手札を捨てる能力はギミックの性質上トラッシュを用意しにくいこのデッキとも噛み合っています。
<エリゴス>や<フラウロス>、<イポス>といったカードがキーカードになってきます。
3ターン目中に手札とチャージの総数を9枚以上にすることで<フラウロス>から手札を増やしそのまま<グレモリー>に繋いだりすることができます。
一度触ってみてD・ウィッチの手札を増やす感覚を楽しんでもらえたらと思います。
「ステイシー」について
自分の場のゼクスを展開するための要素としては条件を満たした場合トラッシュから登場するカードが存在するため、これらのカードを使用していくことになります。
カードリソースの確保能力の高さもですが、コスト軽減による低コスト登場とこのデッキのフィニッシャーである<アゲハ>との相性も良いため、今後も注目しているカードです。
種族としても噛み合っており、トラッシュから登場するゼクスも多数存在するためトラッシュを増やすことができるIG帯のアラネ、イリューダが選択肢として挙げられます。
アラネはアークの能力が単体で完結しており動きの接着に良く、イリューダはライフリカバリーがトラッシュを増やすことができる上にハンデスというもう一つの要素の確保、アークの能力が主にIG帯を参照しているためアラネと同じく動きの邪魔をしにくい点がそれぞれ利点となっています。
そのため、採用しているカードも極力ステイシーで寄せています。
ポイントとしてはリソースがたくさんない状態で無理に<アゲハ>の軽減を狙いすぎず、リソースを大体8〜9くらいの枚数のときに<アゲハ>をしっかりと絡めて相手のライフを取り切れるようにします。
デッキの構築も多彩なので、使えば使うほど味のするデッキとなっています。
是非皆さんも使用してみてください。
最後に
今回の弾は今回紹介したテーマもですが、全体的に色んなデッキに出張できそうなカードが沢山収録されている印象でした。今までのデッキ構築と比べてかなり構築の感覚が異なるので大変ですが、色んなデッキに触れれる機会と思いデッキの幅を広げるのも良いと思います。