ゼクストリームで何種類かの新規カードも登場し、色んなデッキが強化されたり新しいデッキが出来たりすると思います。
今回はそんなゼクストリームで強化され、更に最近の<サージェンティエ>再録で非常に作りやすくなったデッキを紹介しようと思います。
デッキレシピ紹介
デッキコンセプト
俗に言う蜂兵デッキと呼ばれるものです。デッキの中心となるのは<サージェンティエ>です。今回のデッキは<サージェンティエ>へのアクセス手段、再装填方法、サーチ手段を多めに採用し、なるべく安定して<サージェンティエ>を使うことを意識した構築にしました。
また、ヴェスパローゼはメイン枠に採用している大型のものが各1種類以上、<ロイヤルメディック>が1枚リソースにあると尚良いです。
ゲームプラン
リソースブーストをするパターンは
このどれかです。基本的に、上から順に意識して狙っていきます。
場に残ったゼクスは<ニンフルサグ>を使うリソースブーストならリソースへ、<イシュタル>を使うリソースブーストなら場に残しておきます。
次のターンにIGOBから始動され、ライフが削られそうなら<娑伽羅>を、余裕がありそうなら<ヘルソーン>をプレイしてリソースを伸ばして行きます。
そのため、<サージェンティエ>始動のタイミングまでIGは基本的に行わず、チャージを温存します。
<サージェンティエ>始動より早くIGを行うパターンは
- 3ターン目に<セコイアビートル>を達成するためのプラセクトを用意するため
- 次の相手のターンの攻撃でチャージが溢れることが予想できる
ここからは細かいコスト計算や盤面の開け方が必要になってきますが、意識するのは以下の3つです。
- <サージェンティエ>1枚目のプレイから2枚目の<サージェンティエ>のプレイまでどこまで連続して繋げれるか
- 如何に<サージェンティエ>のコストとなるゼクスを低コストで用意できるか
- 使用し終わった<サージェンティエ>をリソースにどうやって戻すか
よく行うのが<サージェンティエ>の効果で<四皇蟲ヴェスパローゼ>を登場、<四皇蟲ヴェスパローゼ>の効果で新たな<サージェンティエ>を登場させる動きです。
基本的にはこの<四皇蟲ヴェスパローゼ>→<サージェンティエ>の動きで連鎖的に盤面の自分のゼクスを増やし、連鎖の最後に<暗躍ヴェスパローゼ>を出します。
<暗躍ヴェスパローゼ>から出すカードも<ビーガイスト>、<トリビュートキャリア>とリソースに<サージェンティエ>を再装填したりデッキからリソースに置くことができるカードとなっており、次の動きに繋げることもできます。
一番簡単なのがイグニッションで出すことですね。そのため、このデッキではイグニッションをするタイミングが大事になっています。
その他には、低コストで用意する手段として<ロイヤルメディック>が居ます。
いくつかの手順例を紹介すると
- (1)イグニッションで蜂兵を出す(2.の動き)
- (2)<サージェンティエ>をプレイし、そこから連続して展開(1.の動き)
- (3)ディンギルで<魔針ヴェスパローゼ>から<ロイヤルメディック>を登場させる(3.と2.の動きの混合)
- (1)<四皇蟲ヴェスパローゼ>をプレイ、<ロイヤルメディック>も同時に登場(1.と2.の動きの混合)
- (2)チャージにある<サージェンティエ>を<渚のヴェスパローゼ>でリソースへ(3.の動き)
- (3)<IGOB><きさら>を登場させる、効果で<サージェンティエ>を登場(1.と3.の動きの混合)
このように、動きを混合させながら場にゼクスを展開していき、盤面を制圧して勝利を目指します。
各カード解説
トラッシュからのリソース回収、リソースのプラセクトの回収とできることがこれでもかというほど便利な能力を持っています。
手札から出したい<サージェンティエ>の回収、トラッシュにあるコンボパーツのリソースへの補充が主な役割です。
割といつ出しても強いカードではあるので、リソースが余ったならプレイしてしまうくらいの気持ちでいいと思います。
エクストラに2枚入っているのは一度目はリソースブースト目的で、二度目は盤面除去目的で使うためです。
先に相手のカードで盤面が埋まってしまっている場合でも<ヘルソーン>から<ロイヤルメディック>を登場→<サージェンティエ>から最低限の動きを行えるのでワンチャンスを掴みやすいのもこのデッキの特徴の一つです。
このカード1枚で動きの起点を多くつくる事ができるので、他のヴェスパローゼよりも多めの採用をしています。
単体で2面以上の盤面を開けることができるのも、このカードでしかできないことです。
3コストという低コストでここまでの役割をできるため、<誓い>を探す手段がありませんが今回は採用しています。
引かない場合でも戦略上大きな問題はなく、引いた場合はそのまま戦略に組み込めるので、個人的には採用して良いと思います。
改良するなら
ゼクストリームで発売されたCDに収録されている<きぃとヴェスパローゼまみ>は是非採用してみましょう。チャージの消費が少なく、スタートカードのためのヴェスパローゼ名称のカウントにもなるので、序盤のリソースブーストパターンが増えます。
他にも細かい枠調整で<ブラックケイブ>などを採用すると、余った2コストなどのコストを有効に使用することができます。
最後に
今回はヴェスパローゼデッキの紹介でしたが、どうでしたでしょうか。再録カードもあり、非常に作りやすくなりました。
リソース送りの除去も環境的に強く、中々強いデッキです。
今回のレシピを参考に、是非作ってみてください。
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それでは。