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2018年07月制限-環境考察(1)【ふぇーり】

    posted

    by ふぇーり

    honetbitt.jpg
    環境考察
    2018年07月制限(1)
    どうも、ふぇーりです。

    今回、2018年7月制限の環境総括記事を書かせていただく事になりました。
    自分自身関東のCSにしか出ていなかったのもあって、結果などからの考察など少し偏ったものなどあるかも知れないですが、自分が参加したメタゲームに関してはできるだけ詳しく書いていくつもりです。

    2018年6月下旬
    新制限の発表+東日本選考会上位のレシピが公開されたことによって2018年7月制限のメタゲームが始まりました。

    2018年4月制限の
    「閃刀姫vs閃刀に有利を取れる展開デッキ」
    という環境から
    閃刀姫

    初動である<ホーネットビット>が制限。

    これにより<エリアゼロ>や<強欲で貪欲な壺>などの準初動の必要性が増す。
    また、<ホーネットビット>は罠を踏み越え為の単純な手数としても強力なカードだったので、召喚権以外に手数の用意に対する初動の要求値が上昇して罠を踏み越えにくくなるなどの弱体化。
    魔術師

    ギミックの核となる<アストログラフ・マジシャン>、<調弦の魔術師>、<ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム>が制限カードへ

    メインギミックが大幅に弱体化したので構築や展開パターンが一新される。
    また、これに加えて勝ち筋がメインギミックを押し通すこと以上に<巨神鳥>や<深淵に潜む者>、<ナチュル・ビースト>などのシステムモンスターの維持に重きが置かれ始める。
    閃刀ABC

    展開時の非チューナーのリンクを盤面に供給する<ホーネットビット>、展開を容易にする<格納庫>と誘発や妨害の踏み越えを行える<半魔導帯域>の両方にアクセスする事ができる<盆回し>の2枚が制限カードへ。

    パワーカードが一定数削られただけでメインギミックへの変化はほぼ無し。
    そのため、それらを補うカードをメインに投入する必要性が生じるものの準制限に解除された<ベイゴマックス>を強く使うことができるので総合的に見たらデッキパワーが少し下がった程度。
    60芝刈りABCワンキル

    ワンキル要因の<キャノン・ソルジャー>及び<トゥーン・キャノン・ソルジャー>が禁止カードへ

    メガキャノン・ソルジャー>や<アマゾネスの射手>など、より条件が厳しいものに頼らないとワンキルできなくなってしまった。
    誘発や罠の踏み越え、先攻ワンキルの要求値の上昇からあまりCS等の大型大会で見られるデッキでは無くなる。
    オルターガイスト

    規制無し。
    解除されたカードによっての強化など無いが、天敵だった魔術師が大幅に弱体化。
    魔術師の存在のみ裏目だった<魔法族の里>のメイン投入に裏目が無くなるなど、実質的に強化されるような形に。

    以上のように前環境のデッキの多くは大きな変化を求められるようになりました。
    一方で環境に影響を与えるような制限解除としては


    SR ベイゴマックス 制限→準制限
    マスマティシャン 準制限→無制限

    上記の2枚が挙げられます。
    ベイゴマックス>は単体で<ケルビーニ>→<ダンディ>の流れでどのデッキでもランク4を召喚権使わず作れたり、<ベイゴマックス>込みの汎用カードのみで<バルブ>1枚からエクストラリンクできたりなど、環境に大きく影響を与えると予想されました。
    もうひとつ重要なカードの解除としては<マスマティシャン>の無制限化がありますが、これについては環境中盤以降の話になるので後半の方で話させて頂きます。

    また、選考会の結果、そしてその上位構築から

    ・閃刀姫が分布の多数を占める環境だった場合、閃刀姫のメイン相乗りメインツインツイスターなどは有効な選択肢になる。
    ・閃刀姫の強欲で貪欲な壺は飛び以上に魔法枚数の加速や単純なアドバンテージ、初動や除去やパワカの供給などメリットがデメリットを上回る。

    という事が証明され、新制限で閃刀姫の分布が増える事が予想されていることから多くの閃刀姫がこのようなプランを取ると予想されていました。
    東日本選考会結果
    2018年7月制限メタゲームのスタート
    6月中旬以降の新制限が発表された直後の中小規模のCSでも、当初から大多数の予想通り閃刀姫がその殆どのCSで優勝しており、分布も全体の5割以上を閃刀姫が占めるという結果が殆どでした。
    しかし、関東で新制限の最初の大規模非公認大会である足立CSの結果は

    優勝 閃刀姫×2剛鬼×1
    準優勝 剛鬼×2オルター×1
    という結果になりました。
    これは、決勝卓において、改訂のダメージがほぼ無い剛鬼やオルターなどのメタ側のデッキが閃刀姫より総数多く進出しているという結果になります。
    第40回足立CS 1位C 剛鬼
    40adachi1c-1.jpg 40adachi1c-2.jpg
    第40回足立CS 2位A 剛鬼
    40adachi2a-1.jpg 40adachi2a-2.jpg

    これら勝ち進んだデッキレシピから、剛鬼というデッキの強みを見てみましょう。
    剛鬼は他の展開デッキと違い<サモソ>を作るまでに<イゾルデ>が存在しており、<ディアボリックガイ>など墓地でリンク数を増やせるギミックも多く存在し、剛鬼モンスターで得られるリンク数によって手数も多い事が挙げられます。
    そのため、
    ・誘発1-2枚を容易に踏み越えて<ウォール>込み「耐性付きエクストラリンク+3相互<トライゲート>」を作りやすい。
    ・終着点の選択肢としてエクストラリンク<トライゲート>以外にも<ガンブラー>があり、どこに<浮幽さくら>を食らっても強力な盤面を作ることができる。
    ・<アライブ>や<エンゲージ>に加え、各種制限カードや<ベイゴマックス>、<墓穴>や<帯域>などの展開デッキにおけるパワーカードをメインに多く投入しやすい。
    ・規制されなかった事も含め、閃刀姫相手の際、帯域が強力なカードになりやすく、初動で質の高い妨害を複数置いてくる事が減り後攻も捲りやすい。

    といった強みがあります。
    この事から、剛鬼は閃刀姫に対するメタとして非常に強力なデッキであることがわかりました。
    第40回足立CS 1位A 閃刀姫
    40adachi1a-1.jpg 40adachi1a-2.jpg

    一方で、閃刀姫もミラーマッチやサーチを多用する展開系デッキの増加によってメインに<相乗り>を2-3枚デフォルトで投入するようになり、その<相乗り>との相性+剛鬼の増加等を見越してメインの誘発の枚数を前期以上に増やした構築などが勝ち上がるようになりました。
    環境初頭のメタゲーム
    しかし、メタが進むにつれ、環境最初期に猛威を奮った影響で分布を増やした剛鬼が、次は分布から少しづつ数を落として行きました。
    剛鬼の強みである<ディアボリックガイ>や墓地の剛鬼を弾ける<DDクロウ>、<帯域>に引っ掛からずに蘇生系カードやサーチに繋がる再戦を止められる<屋敷わらし>、<帯域>下でも<ディアボ>と場のモンスターの動き両方に対応できる<γ>といった剛鬼に有効な誘発がサイド後他の誘発に加えて16~17枚ほど採用されるようになった事と、剛鬼自体か誘発をあまり数入れられないデッキなのにミラーマッチでは後攻側は誘発を最低1枚握らないとゲームにならない不安定さが大きな理由です。
    このような理由で剛鬼が数を落としていくなか、オルターガイストが少しづつ数を増やして行きました。
    第8回ゆかいCS 1位 オルターガイスト
    8yukai1-1.jpg 8yukai1-2.jpg

    閃刀姫と同タイプの1枚初動を多く持ちゆっくりやり取りをしていくデッキですが、先行1ターン目の妨害の質が閃刀姫より高いため、閃刀姫の展開デッキ相手の負け筋であるサーチ先のカードや初動の被り等による妨害数の低下による負けが少なくなります。
    また、閃刀姫をメタるデッキとしても強く、閃刀姫の先攻でマルチロールが絡んだゲームに対してすら永続で対応が可能です。
    逆にオルター側がメイン先攻だった場合、「永続or<プロトコル>込みの多数の伏せ+<フェイカー>」などの対応しきれない程強力な動きを幾つか用意できるなどの利点があります。
    またサイド後においても<エレクトリック・ワーム>や<精神操作>で初動の<シズク>を奪い、<ハヤテ><ジャミング><カガリ>の流れで相手のリソースを減らしながら自分の罠を通すなどのプランも用意されてます。
    このような環境序盤の結果を経て、環境としては

    ・誘発と1枚初動の多さによる安定感+ギミックが回った後の妨害のパワーが高い「閃刀姫」
    ・誘発貫通がしやすく、後攻時のメインデッキが閃刀姫の妨害を踏み越えやすい「剛鬼」
    ・展開デッキ相手先攻1ターン目の妨害のパワーが閃刀姫より高く、展開デッキメタや閃刀ミラー用のカードがぼぼ効かない上に<>や神(<宣告>、<警告>など)といった質の高い罠を用意できる「オルターガイスト」

    上記3つのデッキ+上のデッキに差別化ができて強みを持てる2番手、3番手以降のデッキ
    といった形の分布でメタゲームが進んで行きました。

    また、このメタの2番手以降のデッキの中でも勝ち進んだデッキとしてABCがあります。
    レイピーCS 1位A ABC
    9laypy1a-1.jpg 9laypy1a-2.jpg
    はっちcs × 大嵐杯 in名古屋 1位C ABC
    hatchxooarashi1c-1.jpg hatchxooarashi1c-2.jpg

    剛鬼との差別化の点で誘発を多量に積める為対剛鬼で有利を取れ、一定のパワカや誘発貫通能力等多少剛鬼より落ちるにしても同様のゲーム展開を閃刀姫やオルター相手に行う事ができます。
    また、掲載したレシピで採用されている<エレキネシス>ですが、このカードは展開デッキ相手の<ウォール>や<サモソ>の位置を変える事によって他の誘発と同様のパワーを持つカードとして使え、対閃刀においては後ろの閃刀ネーム妨害を全て使用不能にする驚異のパワーを持っています。
    存在自体が認知されてしまった場合、<マルチロール>や<エリアゼロ>等で前を破壊する事によってケアされてしまいますが、存在やケアプレイが知られてない内では閃刀姫相手に無類の強さを持つパワカとして活用できます。


    2018年7月制限-環境考察(2)へ続きます。

販売ランキング【2018年8月編】

    posted

    by -遊々亭- 遊戯王担当

    遊戯王販売ランキング.jpg
    販売ランキング
    【2018年8月編】

    こんにちは、遊々亭@遊戯王OCG担当です!

    今回は2018年8月の間によく売れたカードをランキング形式でまとめてみました!
    それではどうぞ!

    販売ランキングTOP3
    第3位
    Nダイナレスラー・パンクラトプス

    効果モンスター
    ATK 2600 / DEF 0

    ・カードテキスト
    このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
    (1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
    (2):自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスター1体をリリースし、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。

    第3位は<ダイナレスラー・パンクラトプス>!
    強力な破壊効果に驚愕の特殊召喚条件で発売後すぐに優秀なサイドカードとして大会でも活躍中!
    2600と高い攻撃力を有しており、少ないリスクで戦闘破壊を狙える点も超強力です!
    本当にノーマルカードか...!?と思うほどの強さで第3位を勝ち取りました!



    第2位
    SR魔妖廻天

    通常魔法


    ・カードテキスト
    このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。(1):デッキから「魔妖廻天」以外の「魔妖」カード1枚を選び、手札に加えるか墓地へ送る。

    第2位は

    第1位
    UR水晶機巧-ハリファイバー

    リンク/効果
    ATK 1500


    ・カードテキスト
    チューナー1体以上を含むモンスター2体
    このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
    (2):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

    今回の第1位は水晶機巧-ハリファイバー>でした!
    最近流行りのたんぽぽサンバでもやはり大活躍のこのカード!
    大型大会で見かけるデッキでの採用率も非常に高く、
    今後の遊戯王の環境を左右していく1枚と言えるでしょう。


    今回の販売ランキングは以上になります。

    ではまたヾ( ´ー`)ノ


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