
[TW02] デッキ紹介【魔轟神】
【魔轟神】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「魔轟神」は、『DUEL TERMINAL -魔轟神復活!!-』でカテゴリ化した、炎属性・恐竜族モンスターで統一されたシンクロテーマです。
『ターミナルワールド2』で新規カードの登場とともに、【デモンスミス】で大活躍な<魔轟神ルリー>のイラスト違いも収録されたことで話題になっています。
このページでは、【魔轟神】のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【魔轟神】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【魔轟神】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター28枚・魔法9枚・罠3枚の合計40枚で構築した、【魔轟神デモンスミス】デッキです。
魔轟神デモンスミス
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計28枚
エクストラデッキ
計15枚
【魔轟神】デッキの回し方・動かし方
次は、【魔轟神】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【魔轟神】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【魔轟神】デッキは、固有効果による展開で連続シンクロ召喚を目指していきます。
手札を捨てる以外にも、光属性・悪魔族である点を活かしたサポートで独自の展開につなげることも可能です。
最終的には、シンクロ・リンクによる妨害とともに、大量展開で向上した打点で勝利をつかみます。
次に【魔轟神】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
【魔轟神】デッキの回し方
ポイント1:新規「魔轟神」を紹介!ポイント2:新規「魔轟神」の基本展開!!
ポイント3:「デモンスミス」の採用!!!
ポイント1:新規「魔轟神」を紹介! 【魔轟神】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新規「魔轟神」を詳しく見ていきましょう。
『ターミナルワールド2』で新規カードはこちらの4種です。 今回は、こちらから<魔轟神獣ベヒルモス><魔轟神レヴェルゼブル>を解説していきます。
魔轟神獣ベヒルモス
<魔轟神獣ベヒルモス>は、手札から自身を含む「魔轟神」モンスター2体以上捨てることで、そのレベルの合計と同じレベルの「魔轟神」シンクロモンスターをシンクロ召喚扱いで特殊召喚する効果を持ちます。レベルが合ってさえいれば、チューナー・非チューナー関係なく手札から捨てることで「魔轟神」シンクロモンスターが特殊召喚できます。
効果で捨てる扱いになるので「魔轟神」モンスターのトリガーにつなげつつ、しっかりシンクロ召喚扱いで出せるので<魔轟神ガミュジン>の効果で後続につなげていくことも可能です。
現状「魔轟神」シンクロモンスターを2枚の組み合わせのみで全て特殊召喚できます。
また、すでに墓地に存在する状態で手札からカードが墓地に送られた場合、自身を除外する事で手札の「魔轟神」モンスター1体を特殊召喚できます。
通法のシンクロ召喚や(1)の効果による疑似シンクロにしても能動的に墓地にはいきやすく、捨てる効果のコストとしても墓地に行きやすいので比較的扱いやすい特殊召喚効果と言えます。
連続シンクロ召喚の架け橋となってくれることでしょう。
魔轟神レヴェルゼブル
<魔轟神レヴェルゼブル>は、メインフェイズに自分フィールドの「魔轟神」モンスターを任意の数リリースする事で、その数だけ相手表側表示モンスターのコントロールを奪う効果を持ちます。フリーチェーンで発動可能かつ効果も無効化されるため、効果の発動にチェーンしてそのモンスターを奪取すれば妨害手段として非常に効果的です。
もちろん自身をリリースする事でもコントロール奪取は可能なので、他の「魔轟神」がいなくても問題なく妨害できます。
自発的に墓地に行けるので、(2)のサルベージ効果につなげることも可能です。
「魔轟神」として初の"シンクロ素材に縛りのないシンクロモンスター"ということで<アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン>を経由してのシンクロ召喚も狙えるので、汎用性の高い<フルール・ド・バロネス>とともに採用しています。
ポイント2:新規「魔轟神」の基本展開!!
次に新規「魔轟神」による基本展開例を見ていきましょう。新規カードと再録カードのみの展開で強力なコントロール奪取効果を持つ<魔轟神レヴェルゼブル>のシンクロ召喚が可能です。
こちらでは<魔轟神獣ベヒルモス>とレベル2「魔轟神」モンスターの計2枚による展開例を紹介します。
魔轟神獣ベヒルモス+レベル2「魔轟神」モンスター、計2枚による展開例
- <魔轟神獣ベヒルモス>効果で手札の自身とレベル2「魔轟神」モンスターを捨て<魔轟神ガミュジン>をシンクロ召喚→<魔轟神ガミュジン>効果で<魔轟神ソルキウス>リクルート
- <魔轟神ガミュジン><魔轟神ソルキウス>で<魔轟神レヴェルゼブル>をシンクロ召喚
この動きでは、召喚権を消費することなく手札シンクロで1妨害を構えることができます。
<魔轟神レヴェルゼブル>のシンクロ召喚後<魔轟神ガミュジン>の(3)効果が使えるので、手札交換しつつ、後続の「魔轟神」モンスターの発動トリガーとして機能させていきましょう。
<魔轟神マルコシア>を捨てられれば、<魔轟神界の復活>を経由して<魔轟神界の階>をデッキからセットできるので、<魔轟神クシャノ>の墓地送りに貢献できます。
ポイント3:「デモンスミス」の採用!!!
【魔轟神】デッキでは、「魔轟神」が光属性・悪魔族である点を活かしてサポートカードとして「デモンスミス」を採用しています。「魔轟神」には展開がカテゴリ内で限定されているものが多いですが、「デモンスミス」は展開に至っては属性・種族の縛りしかないので、その恩恵を充分に受けることができます。
こちらでは<魔轟神獣ベヒルモス><魔轟神クルス><魔轟神獣ケルベラル>の計3枚の組み合わせからの展開例を紹介します。
魔轟神獣ベヒルモス、魔轟神クルス、魔轟神獣ケルベラル、計3枚からの展開例
- <魔轟神獣ベヒルモス>効果で手札の自身と<魔轟神獣ケルベラル>を捨て<魔轟神ガミュジン>をシンクロ召喚→チェーン1<魔轟神獣ケルベラル>で自己蘇生、チェーン2<魔轟神ガミュジン>効果で<魔轟神グリムロ>リクルート
- <魔轟神グリムロ>で<刻まれし魔の鎮魂棺>をリンク召喚
- <刻まれし魔の鎮魂棺>効果で自身をリリースし<紅涙の魔ラクリモーサ>リクルート→<紅涙の魔ラクリモーサ>効果で<刻まれし魔の憐歌>を墓地に送る
- <刻まれし魔の鎮魂棺>効果で自身を<紅涙の魔ラクリモーサ>に装備
- <刻まれし魔の憐歌>効果で自身を除外し<刻まれし魔の鎮魂棺><紅涙の魔ラクリモーサ>で<刻まれし魔ラクリモーサ>を融合召喚→<刻まれし魔ラクリモーサ>効果で<魔轟神グリムロ>をサルベージ
- <魔轟神グリムロ>効果で自身を捨てて<魔轟神マルコシア>サーチ
- <魔轟神ガミュジン><刻まれし魔ラクリモーサ>で<魔轟神レヴュアタン>をシンクロ召喚→<魔轟神ガミュジン>効果で使えるので<魔轟神マルコシア>を捨てて手札交換
- <魔轟神マルコシア>効果で<魔轟神界の復活>サーチ
- <魔轟神界の復活>発動し効果処理として<魔轟神界の階>セット
- <魔轟神界の階>発動し効果処理として<魔轟神クシャノ>を墓地に送る
- <魔轟神クシャノ>効果で<魔轟神クルス>を捨て自己サルベージ→<魔轟神クルス>効果で<魔轟神ガミュジン>蘇生
- <魔轟神界の復活>効果で<魔轟神クシャノ>を捨て<魔轟神マルコシア>蘇生
- <魔轟神ガミュジン><魔轟神マルコシア>で<アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン>をシンクロ召喚→<アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン>効果で<魔轟神獣ベヒルモス>蘇生
- <魔轟神獣ケルベラル><アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン>で<フルール・ド・バロネス>をシンクロ召喚
- <フルール・ド・バロネス>効果で<魔轟神レヴュアタン>を破壊→<魔轟神レヴュアタン>効果で<魔轟神グリムロ><魔轟神クルス><魔轟神マルコシア>サルベージ
- <魔轟神クシャノ>効果で<魔轟神クルス>を捨て自己サルベージ→<魔轟神クルス>効果で<魔轟神ガミュジン>蘇生
- <魔轟神マルコシア>効果で<魔轟神クシャノ>を捨て特殊召喚
- <魔轟神獣ベヒルモス><魔轟神マルコシア>で<刻まれし魔の大聖棺>をリンク召喚
- <刻まれし魔の大聖棺>効果で<刻まれし魔の鎮魂棺><刻まれし魔ラクリモーサ>をエクストラデッキに戻し<刻まれし魔レクストレメンデ>を融合召喚→<刻まれし魔レクストレメンデ>効果で手札1枚を捨て<魔を刻むデモンスミス>を墓地に送る
- <刻まれし魔の大聖棺><刻まれし魔レクストレメンデ>で<刻まれし魔の神聖棺>をリンク召喚→<刻まれし魔レクストレメンデ>効果で<魔を刻むデモンスミス>サルベージ
- <刻まれし魔の神聖棺>効果で<刻まれし魔レクストレメンデ>蘇生し自身を装備
- <刻まれし魔の大聖棺>効果で<刻まれし魔レクストレメンデ>に装備
- <刻まれし魔の大聖棺><刻まれし魔の神聖棺>で<蛇眼の原罪龍>を特殊召喚
- <魔を刻むデモンスミス>効果で自身を捨て<刻まれし魔の詠聖>サーチ
- <刻まれし魔の詠聖>発動し<魔轟神ルリー>サーチ後そのまま捨てる→<魔轟神ルリー>効果で自己蘇生
- <蛇眼の原罪龍><魔轟神ルリー>で<I:Pマスカレーナ>をリンク召喚
- <魔轟神ガミュジン><魔を刻むデモンスミス>で<魔轟神レヴェルゼブル>をシンクロ召喚






このように手札3枚から妨害布陣を固めることができます。 相手ターンで<魔轟神レヴェルゼブル>をリリースからの相手モンスターを奪取に加えて<フルール・ド・バロネス>の1妨害が可能です。
<紅涙の魔ラクリモーサ>の効果で<刻まれし魔の神聖棺>を蘇生することで<魔轟神レヴェルゼブル>の蘇生につなげることもできます。
<魔轟神レヴェルゼブル>のコントロール奪取効果はターン1制限がないので再度使用できるのは強みですね。
また、<I:Pマスカレーナ>から<刻まれし魔レクストレメンデ>と奪取したモンスターを介して<光なき影 ア=バオ・ア・クゥー>をリンク召喚すれば3度目の<魔轟神レヴェルゼブル>のコントロール奪取も夢ではありません。
まとめ
【魔轟神】デッキは、属性・種族サポートからコントロール奪取につなげる!【魔轟神】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
新規カードの登場で召喚権を消費することなくキーカードにアクセスすることが可能となりました。
「ターミナルワールド2」で「魔轟神」パーツはほとんど揃えられるので、お手軽に構築したい方にオススメです。
気になる方は、ぜひ【魔轟神】デッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。