
『ザ・ヴァリュアブル・ブックEX5』付録カード「バイス・シャーク」紹介
『ザ・ヴァリュアブル・ブックEX5』購入されたでしょうか?
カードストーリーの解説をしてくれる貴重な書籍ということで、私も目を通したのですが「罪宝」のストーリーがかなり面白くおすすめでした。
しかし書籍といえば本体はおまけ、メインはカードと言われるほどです。
今回はそんな付録として登場した<バイス・シャーク>を紹介していきます。
カード紹介
まず前提として、<バイス・シャーク>は名の通り「シャーク」デッキに入るカードですので、下記のURLからにだいめ様の【シャーク】デッキ紹介記事を読んで頂けると、今までのシャークカードの紹介も書いてあるので、この後の展開ルートの紹介もわかりやすくなります。よろしければ合わせてご覧ください。【シャーク】デッキ紹介 Byにだいめ
それでは新カードの紹介に移りましょう。
バイス・シャーク
召喚・特殊召喚成功時に、自分フィールドの魚族モンスター1体をリリースして、デッキから魚族「シャーク」モンスター1体を特殊召喚する効果と、このカードを素材として持っている「シャーク・ドレイク」Xモンスターに、素材を2つ取り除くことで、魔法・罠カードの効果を無効にし破壊する効果の2つの効果を持ちます。ただし、特殊召喚効果を使うと水属性しか出せなくなる制約がついてしまうのでそこだけはご注意を。
「シャーク」デッキとしては、このカード単体で1枚初動につながるカードでありながら、魔法・罠を止める回数を増やし多くのデッキの展開に対応できるようになるかなり強力なカードです。
今回は、この新規シャークカードを取り入れたデッキと展開例の紹介を行います。
デッキ紹介
シャーク
プレイヤー:Hearth
モンスター
計23枚
魔法
計11枚
エクストラデッキ
計15枚
デッキ解説
4月1日からの新制限に対応した【シャーク】デッキのレシピとなります。<バイス・シャーク>により、初動と最終的な盤面が更に安定したため、今かなり強いデッキになっているのではないでしょうか。
新制限により<時空の七皇>の枚数が削られたのは痛いところではありますが<七皇昇格>でサーチが出来、そのサーチ先が減ってしまったくらいですので、初動の枚数自体はかなり多く今オススメの1つのデッキになっています。
展開紹介
今回は、<バイス・シャーク>1枚からの展開例を紹介します。- <バイス・シャーク>通常召喚、効果発動で自身をリリースして、デッキから<カッター・シャーク>を特殊召喚。
- <カッター・シャーク>の効果でデッキから<浮上するビッグ・ジョーズ>を特殊召喚。
- 2体で<バハムート・シャーク>をX召喚。
- <バハムート・シャーク>の効果で、<リヴァーチュ・ドラゴン>を特殊召喚。
- <リヴァーチュ・ドラゴン>の効果で<ヴァーチュ・ストリーム>をサーチ。
- <リヴァーチュ・ドラゴン>の効果で、素材として墓地へ行った<浮上するビッグ・ジョーズ>を手札に回収。
- <リヴァーチュ・ドラゴン>の上に<FA-ブラック・レイ・ランサー><エクシーズ・アーマー・フォートレス>の順で重ねてX召喚。
- <エクシーズ・アーマー・フォートレス>の素材を取り除いて<アーマード・エクシーズ><フル・アーマード・エクシーズ>をサーチ。
- <エクシーズ・アーマー・フォートレス>の上に<FA-ダーク・ナイト・ランサー>を重ねてX召喚。
- <アーマード・エクシーズ>を発動し、<FA-ダーク・ナイト・ランサー>に墓地のXモンスターを装備。(<FA-ダーク・ナイト・ランサー>の効果で、墓地の<アーマード・エクシーズ>の回収をお忘れなく。)
- 手札の<浮上するビッグ・ジョーズ>の効果で、自身を特殊召喚。
- <浮上するビッグ・ジョーズ>の効果で<アビス・シャーク>をサーチ。
- <アビス・シャーク>の効果で自身を特殊召喚しつつ、<エクシーズ・リモーラ>をサーチ。
- <アビス・シャーク>をレベル4として扱い、<浮上するビッグ・ジョーズ>と<アビス・シャーク>の2体で<No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン>をX召喚。
- <No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン>の素材を1つ残しつつ、手札の<エクシーズ・リモーラ>を特殊召喚しつつ、墓地から<バイス・シャーク>と<カッター・シャーク>を特殊召喚。
- 場のレベル4モンスター3体で<No.32 海咬龍シャーク・ドレイク>を特殊召喚。
- サーチした<ヴァーチュ・ストリーム><フル・アーマード・エクシーズ>の2枚の罠を伏せてターンエンド。



まとめ
以上で<バイス・シャーク>採用の【シャーク】デッキ紹介を終わります。展開例でも紹介したように<フル・アーマード・エクシーズ>で<バイス・シャーク>の効果を何度も使い回すのは、かなりテクニカルであり、動きとしても面白いので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
それでは今回はここまで。
ご拝読ありがとうございました。
また次回の記事でお会いいたしましょう。