第80回「メタルエテモン」
今回はEX5弾アニマルコロシアムのSR枠の1枚<メタルエテモン(EX5)>を使ったデッキをご紹介します。
デッキレシピ
エテモンデッキについて
初収録のBT3「ユニオンインパクト」から、ちょくちょく強化パーツが追加されてきましたエテモンデッキですが、収録弾がバラけている為様々なギミックを持つカテゴリーとなりました。まずはギミックの紹介といきましょう。
【登場時】【進化時】相手のトラッシュが16枚以上あるか、自分のトラッシュに名称に「スカモン」を含むカードが3枚以上あるとき、次の相手のターン終了まで、相手のデジモン1体を元々の名称「スカモン」・白・DP3000に変更する。
【アタック時】このターンの間、名称に「スカモン」を含む他のデジモン1体ごとに、このデジモンは≪セキュリティアタック+1≫を得る。
デジカでは非常に珍しい、相手のデジモンを別のスペックのデジモンに変えるカードです。(この場合はスカモンになります。)
そしてアタック時に自分以外のスカモン名称のデジモンの数だけセキュリティアタックが増えます。
(この場合、自分だけではなく相手のスカモン名称もカウントします。)
つまり、セキュリティアタック+1は比較的簡単に付くでしょう。
とはいえ、DP6000のセキュリティアタック、不安がありますよね?
実はLV4のスカモン達の進化元効果が、
となっています。この耐性効果も相手のスカモンを選択できるのでこれらを進化ラインに組み込んでおけば例えセキュリティアタックで負けても代わりにスカモンにした相手のデジモンを身代わりにできます。(スカモン大王の進化元効果にもついていますね)
この耐性効果は、耐性効果をもってるデジモン自身の名称指定や特徴指定はないので進化ラインに組み込んでおけば<デクスモン(BT9)>や<オメガモンズワルト(BT5)>にも耐性を付けることができます。
やろうと思えば、<ウェヌスモン(BT10)>とかにも耐性つけられそうなので面白そうです。
続いて、このデッキのメインギミックであるガチャ要素について見ていきましょう。
デジカ界の最古参エテモンである<エテモン(BT3)>です。
≪ブロッカー≫(相手のデジモンがアタックしたとき、このデジモンがアクティブ状態ならレストさせることでアタックの対象をこのデジモンにする)
【消滅時】自分のデッキの上から5枚オープンする。その中の名称に「エテモン」を含むLv.6のデジモンカード1枚をコストを支払わずに登場できる。残ったカードは好きな順番でデッキの下に戻す。
ブロッカーのテキストが省略されていないことにやはり懐かしさがでてきますね。
消滅時効果でなんとエテモンを含むLV6をタダ出しできます。(運要素はガッツリ絡みますが)
この時代だと、<メタルエテモン(BT3)>しか対象がありませんでしたが、
今は強力なエテモンが揃っています。
【登場時】【進化時】自分のデッキの上から4枚オープンする。その中の名称に「チューモン」か「スカモン」か「エテモン」を含むデジモンカードを登場コスト合計7までコストを支払わずに登場できる。残りは破棄する。
最近流行りの進化時・登場時効果なのでエテモン(BT3)で出しても効果が使えます。
デッキトップ4枚公開して、登場コスト7までデジモンを登場させます。
<スカモン大王(BT11)>のようにLV5を1体出すか、スカモンかチューモンのようなLV4以下の小型を2体出すかって感じですね。
ガチャからガチャが繋がったら爽快です。
[ターンに1回]名称に「エテモン」か「スカモン」を含む他のデジモンが消滅したとき、次の相手のターン終了まで、相手のデジモン1体をDP-3000し、≪セキュリティアタック-1≫を与える。
【相手のターン】名称に「エテモン」か「スカモン」を含む自分のデジモン全ては、≪ブロッカー≫を得て、手札、デッキに戻らない。
先程のスカモン系による耐性は、消滅に対する耐性なので当然それ以外の効果には弱いんですが、<キングエテモン(BT13)>がいれば、バウンス、デッキバウンス耐性が付きます。(おまけにブロッカーも)
例えば、青や緑のデッキの場合、消滅やバウンス耐性のセットで除去が完封できることも多いですね。
【登場時】【進化時】登場コスト3以下の相手のデジモン/テイマー1体を消滅させる。
自分のトラッシュの名称に「エテモン」/「スカモン」を含むカード1枚ごとに、この効果で選べる登場コストの上限+1。
【相手のターン】[ターンに1回]相手のデジモンがアタックしたとき、自分の手札から、名称に「エテモン」/「スカモン」を含むカード1枚を自分のセキュリティの上に置くことで、アタックの対象をこのデジモンかプレイヤーに変更できる。
こちらも最近流行りの進化時・登場時効果なのでエテモン(BT3)で出しても効果が使えます。
特にテイマー除去に繋がるので相手の行動を邪魔しやすいですよね。
あと手札から指定のカードをセキュリティに置いたら、攻撃先を誘導できます。
このデッキだと色が合わなくて今回は採用しませんでしたが、
<エテモン(BT14)>とかを仕込んでおくとさらにLV6のエテモンが増えていきます。
このデッキにはオメガモンズワルト(BT5)が採用されています。
スカモンの耐性効果の為に横にデジモンを展開していくことが重要なので採用していますが、実はこのカードの効果で出したデジモンも登場時効果が使えるので、
普通にエテモン(BT3)とか2体出しても強いので相性自体は悪くはないと思います。
まとめ
エテモンと言えば、やはり子供の時デジモンアドベンチャーを見ていた時はボス位置のデジモンだったので強敵というイメージが強いですね。結構ハチャメチャなキャラだったような気がするので、今回はガチャ要素が強めな刺激的なデッキに仕上げてみました。(ランダム要素は成功が保証されていない分リターンが大きいですからね)
興味がある方、もしくはエテモンが好きな⼈はぜひ遊んでみてください。
以上です。ありがとうございました。