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【1ページ目】攻略コラム:2021年12月 | WIXOSS|ウィクロス

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祝・ディーセレ1周年!これまでの環境を総ざらい

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    by 攻略コラム

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    祝・ディーセレ1周年!これまでの環境を総ざらい
    からばこです。あっという間に年末ですね。
    12月5日でディーヴァセレクションが1周年を迎えました。アシストルリグに高パワーライン、サーバントは4枚とガラリと変わったウィクロス。日常となった緊急事態宣言に振り回されながらも、まずは1年という節目となりました。
    ここでのブログ執筆やWIXOSSBOXなど、個人ではありますがウィクロスに関して発信する立場として、日頃のご愛願に感謝申し上げる次第です。本当にありがとうございます。いやほんとにありがとう。

    というわけで今回は、ディーセレの1年目をざっくりと振り返っていく記事になります。パックの発売を軸に、流行したカードや関連するトレンドなどを取り上げていきます。
    カード仲間との忘年会でこの記事を添え、「こんなことあったねえ」と楽しんでいただくような、そんな酒のつまみを目指していければ幸いです。私はお酒飲めないんですが。

    では、レッツゴー!

    幕間:ディーヴァセレクションが発表されるまで
    20年7月の「エアウィクロス未来博」で発表されたディーヴァセレクション。アシストルリグやピースといった名称や、「対戦時間を短く」「わかりやすく派手に」など、開発の意図が明かされていました。アニメ「WIXOSS DIVE (A) LIVE」の放送決定もここでの告知ですね。
    8月の生放送では「アンサプ」「さんばか」の構築済みデッキの発売が発表。最大レベルが3になることやパワーラインの底上げ、限定条件の撤廃など、ルール周りのアナウンスがされました。「アトチャンネル」で活躍中のバーチャルルリグ・アトのお披露目もされています。
    そして9月にも生放送が。21年1月に、No Limitらアニメ主要4チームの構築済みデッキの発売がアナウンス。シークレット枠にしぐれうい先生の「<ういサバ>」が潜り込むことや、ちびルリグの担当がTota先生になることなど、イラストレーター周りでもざわめく発表が続いていた印象です。
    アプリ「WIXOSSLAND」の詳報も出ていましたね。

    振り返ると、20年7〜9月は怒涛の発表ラッシュでしたね。「センタールリグは全員アニメ放送期間中に出すよ!」というようなアナウンスも、どこかでされたようなされていないような。
    4月に発令された緊急事態宣言も5月末に解除され、「GoToトラベル」も東京都発着を除いて実施され、「セレモニーは大丈夫かな」といったムードでした。まさかセレモニーがなくなる世の中が来るとは......。

    第0弾:INTERLUDE DIVA
    そんなこんなで発売されたディーヴァセレクション。
    バニッシュ査定の厳しさ、防御面数の少なさ、サーバントの足りなさなどなど、今までのウィクロスとは全く違う雰囲気に驚きつつも、ライフバーストのケアや「詰め」など、健在するウィクロスらしさに安心した覚えがあります。プレイ時間も短く、サクサク遊べるのも良かったですね。

    環境は6ルリグでのスタート。まず活躍したのが【赤単タウィル】【アンジュ】の2人でした。
    【赤単タウィル】は「0弾環境最強シグニ」こと<ヘラ>を存分に使うデッキです。他シグニが除去に膨大なエナやコストを求められる中、条件こそあれど「1エナで5000をバニッシュできる」というスペックは、今となっても十分に通用する破格の性能です。<3タウィル>が毎ターン使える手札の入れ替えも、少ないサーバントをドローしやすくなるという点で非常に優秀。<シュブニグラ><マルス>といった火力や、<ウムル=ダウン>という安定性の高い防御アシストルリグを引っさげており、当時は最強クラスのデッキでした。
    一方の【アンジュ】は防御寄りのデッキです。レベル1でパワー7000の<メリッサ・キンレンカ>を、レベル2はパワー10000の<魔使マオ>を採用し、<ヘラ>に貫かれない堅牢な盤面を作り、戦っていました。初動に<【アシスト】リゼ レベル1'><祝福の鍵の音>を使うことで、ほぼ確実に7000の<メリッサ>が並びます。元祖シャドウの<本間ひまわり>や、サーバント回収の<ヘルエスタセイバー>などで堅実に戦うデッキです。

    能力を持たないバニラシグニが優秀だったり、ライフバースト目当てで<フレン・スラッシュ>を入れたりするとは、実際に対戦するまでは思いもしませんでした。
    現在もレベル2帯のパワーラインは寿司ですし、ライフバースト目当てで<フォカロル>などを入れますし、原点となる要素はここにあったのでしょう。
    そして「サーバントがない!」「ライフバースト踏んだ!」と叫ぶ光景も、ここから始まりましたね......。

    第1弾:GLOWING DIVA 第2弾:CHANGING DIVA
    インタールードの意味は「幕間」「間奏」。本格的なディーセレは、1月のGLOWING DIVAから始まる......、はずでした。
    ですが2度目の緊急事態宣言とそれに伴う大会中止がウィクロスを直撃。アニメ「WIXOSS DIVE (A) LIVE」の放送こそありましたが、出鼻をくじかれる船出となってしまいました。東京2000人超えてましたからね......。
    2度目の宣言の解除は、1都3県以外では2月28日、1都3県は3月21日と、第2弾「CHANGING DIVA」発売以降になります。なので2弾まとめていきましょう。

    環境トップに躍り出たのは【ヒラナ】でした。
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    「次世代のヘラ」こと<ランスロット>や、インタールードのスペルを舞台裏に追いやる<轟音の炎球>、<ローズクォーツ>に<ノブナガ>などを引っさげて大暴れ。
    「全面除去して、<Glory Grow>でライフ吹き飛ばして、<Goto>でエナ焼いてゲーム1で勝ち!」というシンプルisベストな戦略で、地方のセレモニーで数々の入賞を果たしていました。その速度は圧倒的で、後攻4ターン目は来ないこともしばしば。ディーセレのゲームスピードを象徴するルリグですね。

    コントロールやハンデス面では、2弾で登場した【マドカ】が活躍。<ヒジカタ>の条件を<祝福の鍵の音>と<3マドカ>の出現時で達成して手札を奪い、<ZrO2><ランリョウオー>といった高スペックなレベル3で制圧する、玄人好みのルリグです。<salvage the future>に加え<ファラリス>の登場で、リフレッシュ戦略の強さを知らしめた元祖ルリグとも言えるでしょう。
    アニメ「WIXOSS DIVE (A) LIVE」の放送があったのもこの頃。旧シリーズを見ていた身としては、明るいウィクロスに終始驚き続けていました。やはりアニメがあるとコンテンツも盛り上がるようで、新規ユーザーが増えつつある傾向を、WIXOSSBOXや各SNSから感じていましたね。

    第3弾:STANDUP DIVA
    2度目の緊急事態宣言が解除された直後の4月3日、3弾「STANDUP DIVA」が発売。ディーセレ主要4チームの全12人がセンタールリグとして揃い踏みです。パックの発売ペースが強烈ですね......。
    まず活躍したのは【コウメイノヴァ】です。<コウメイ>の連続ルリグアタックでプレッシャーをかけながら、<3ノヴァ>が持つ毎ターンのサーバント確保で守り抜く、ディーセレでは珍しいロングゲームを得意とするルリグです。<はんぱない★ディストラクション>でのハンデスや<フェンリル>での凍結で見た目以上に防御力は高く、中には<デメテル>で火力を担保するなど、バランスの良いデッキに仕上がっています。
    「うちゅうのはじまり」がここに来てトーナメントシーンに躍り出て、4月に開催されたLGPでは日本一に輝くなど、話題の中心に立った印象です。

    もう1人は【レイ】でしょうか。ヒラナ同様<Glory Grow>でライフを吹き飛ばし、ゲーム1能力で詰めるというゲームプランを持ちますが、ゲーム1能力と<Glory>の相性が抜群に良いルリグです。ゲーム1能力では5〜6ハンデスができるため、ライフを0にしたあとの詰めとしては強烈。ハーモニーシグニ<ホタルイカ>との噛み合いも強力で、新世代の速攻デッキとして台頭していました。

    盛り上がりを見せたところで、4月25日に3回目の緊急事態宣言に突入し、またもやイベントが中止に。21年は緊急事態宣言に振り回される1年間でしたね。当時の環境は「要対策!?ディーセレ注目ルリグ3選」で詳しく振り返っていますので、合わせてどうぞ。
    また4月末にはオールスター、キーセレクションで「繭の部屋」が改訂。オールスターは【アルハイエルドラ】、キーセレは【楚歌タマ】が厳しい規制を受けました。ディーセレ初の繭の部屋は、果たしてどうなるのやら。

    第4弾:VERTEX DIVA 第5弾:CURIOSITY DIVA
    4弾環境の大会は6月27日から、4度目の緊急事態宣言が発令される7月12日までなので、これまた5弾環境と合わせて紹介します。
    「『劇中最強!』ってあれだけ連呼されているんだから、環境は全部DXMで染まったりするんでしょうか」
    「要注目!」の記事で触れていましたが、5弾中旬ごろまではエクスがトップディーヴァの貫禄を存分に見せつける環境となりました。<キントキ>のアサシンやエナ破壊、ソウルや<trigger of victory>での安定した要求など、これまでのルリグを過去にするようなスペックで暴れています。
    デウスは後に譲るとして、同チームのマキナはアシストルリグとして、<ウィングスラッシュ><スマッシュ>があらゆるデッキに出張。こちらもトップディーヴァにふさわしい活躍を見せています。

    マキナが注目された理由の一つとしては、「混成チーム」の活躍が挙げられます。2周目センタールリグの登場はもちろん、<DEATH DECK>や<ホワイトヘブン>などの色限定ピースの登場やアシストルリグの充実などもあり、チームを崩してデッキを組むことの意義が見出されてきたのが4〜5弾の環境です。
    特に<新マドカ>、<新タマゴ>をセンターに置いたデッキは一定の活躍があり、私も「ワッフルアイス軸タマゴ」で紹介させていただきました。

    またチーム勢としても<旧LION>をセンターに置いた「Card Jockey」が大暴れ。<ENDLESS-PUNCHLINE>の破壊力に加え、<エクシア><イシキリマル>などの堅牢な白ルリグが増えたこと、トップのエクスと違ったアプローチができることなどから、数を増やしていた印象です。<永遠不滅><M.G.D.>の登場でジョッキーは下火になりましたが、連続ルリグアタックは今も強烈です。
    さて、エクスがセンターで、マキナがアシストで暴れている最中、デウスはどうしていたのでしょうか。
    9月ごろの評価は「【純デウス】はそのまま組むとエクスの劣化になりがち」というものでした。赤を中心に構築するならセンターと色の合ったエクスが良い、という考え方によるものでしょう。エクシード3もアサシンで、<エクシア>などを貫通できるという点で、エクスに軍配が上がっていた、という背景があります。
    ただ、9月下旬ごろから<デウス>をセンターに据えた混成構築の入賞が、関東地方を中心に目立つようになります。当時はLIONやエクスを据えた「黒白赤」が一部で人気だった様子です。<エクシア>や<アークゲイン>にデウスのソウルを付与してアタッカーにする、というような考え方で作られたのでしょうか。一部での人気にとどまりましたが、混成デウスは後にとんでもないデッキにつながっていきます。

    そんな中で10月末に開催された、ディーセレ発の大型大会「ディーヴァグランプリ」。
    私は公式サイトでこんな予想を立てていたのですが、優勝はなんとチームヒラナ。次点がエクス、3位が混成エクス、4位が純デウスという結果だったので、当たっていたということでいいですかね......?駄目......?

    第6弾:WELCOME BACK DIVA〜selector〜
    7月の生放送で突如発表されたキャッチコピー「おかえり、セレクター」。
    タマやピルルクら歴代のルリグがディーセレに参戦。今後全てのルリグがセンタールリグとしてディーセレに来るということで、界隈が一気に盛り上がりました。と同時に「シリアルナンバー入りルリグ」も発表され、追ってはURやSRPも出てと、いやあ大変でしたね......。

    オリンピックも終わり、緊急事態宣言も解除され、感染予防と日常を両立させる道を歩み始めた日本。
    そんな中で10月末に発売された第6弾。環境を支配していたのは、ピルルクでもウリスでもなく、原子の力でした。
    ご存知【原子デウス】です。
    H2><H2O>での手札破壊、ソウルで全てのシグニをアタッカーにできる火力、ライズ勢の高いパワーラインと<H2O>が持つ除去耐性、デウスのエクシード3や<マドカ//フロート>による潤沢なリソース確保、<ゼノ・クラスタ><M.G.D.>の両立などなど......。攻防両面において存分に大暴れするその様子は、ディーセレをひとつ上のステージに持ち上げたデッキと言ってもいいかもしれません。
    H2O>は第5弾のカードで、【原子デウス】の原型は9月上旬に中部地方のセレモニーで入賞がありました。ディーヴァグランプリで少なくとも2人がベスト16に持ち込み、その後一気に広がった、という経緯を持っているようです。

    その【原子デウス】の対抗馬として【タマ】【純デウス(地獣軸デウス)】の2つを挙げておきましょう。
    【タマ】は第6弾で登場した新ルリグ。<コウメイ>を内蔵しており、<タマヨリヒメ伍改><祝輪タマ>を彷彿とさせるルリグアタックの鬼です。
    チーム構成は白単もしくは白2色+αが人気の様子です。<ルヴダビ>で非常に高いパワーラインを確保し、【原子デウス】の<BP>などの除去に耐えられるようにしたうえで、レベル3からは連続ルリグアタックを決めていきます。デウスに強く、ルリグ能力と相性の良い<リメンバ//メモリア>もいるため、3弾で活躍した【ノヴァ】をアップデートした構成、と言っていいでしょう。要所の<ホワイトヘブン>も強力です。
    【純デウス】も<デウス・スリー>のエクシードを軸にしたデッキですが、一部で【原子デウス破壊デウス】と呼ばれるように、仮想敵を【原子デウス】に明確に定めています。【原子デウス】の主な防御手段である<マドカ//クラップ>に対して、<バッファロー>や<ラーマ>のパワーアップでダウン耐性を付与した<テングザル>で詰める、という構成です。<マキナバインド>や<MC.LION-DISRESPECT>に対しては<ララ・ルー//メモリア>で突っ込むなど、環境を意識した構築になっています。

    セレモニー入賞常連はデウスとタマですが、他のルリグも負けていません。
    ピルルクは<Mデム>を軸にしたハンデス軸、ウリスは黒単でのバランスタイプ、ユヅキはハンデスを絡めた超速攻など、新顔もしっかり活躍しています。また新要素の「ドリームピース」の登場で、混成チームでも強力なピースを使うことができるように。<マイアズマ・ラビリンス><一覇一絡>を筆頭に採用が目立つ一方、タマの<ホワイトヘブン>などの色限定ピースも以前採用が続いています。カードプールが広がるにつれ、新しいデッキタイプがどんどん生まれているようですね。
    旧ディーヴァルリグも負けず劣らず。<旧ヒラナ>は<Glory Grow>を<一覇一絡>に、<EXムジカ>は<salvage the future>を<マイアズマ・ラビリンス>に変え、環境に挑んでいます。<M.G.D.>の台頭でルリグアタック強化ピースが下火になった部分をうまく補った形でしょう。

    第7弾:WELCOME BACK DIVA〜lostrage〜 の展望
    これからの話をしましょう。
    ロストレージ勢の参戦で、ディーセレにもコインのギミックが導入されます。<>こそあれど、ベット先のカードパワーが絶妙なので、現状はコインを得られるセンタールリグの専売特許の様子。言い換えればロストレージルリグはコインをいかに組み込めるかが、他のルリグとの差別点になるでしょう。

    環境は引き続き【原子デウス】を中心に回ると思いますが、パワーラインへの意識はアップデートしたほうがいいでしょう。
    しみずきさんの記事にもありましたが、レベル2帯は10000ではもう足りません。時代は12000です。「シグニが1点守ったら寿司」です。
    「シグニが1点守ったら寿司」。これは覚えておきましょう。めちゃくちゃ気に入ったので連呼します。寿司です。海鮮丼でも刺し身でもいいですけど、寿司です。

    レベル2から「寿司ライン」こと12000を3貫並べるためには、ほとんどの場合でリミット6が求められます。
    主流のレベル2アシストルリグ構成は「重い3面防御+軽い1面防御」で、どちらもアタックフェイズにグロウできるものです。ですがメインデッキに寿司ラインを採用できるのであれば、「軽い1面防御」の枠をメインフェイズのみにグロウできる、「強烈な火力orリソースに変換できるアシスト」か「擬似的な1面防御」に差し替えてしまうのも、一つの手だと思います。
    例えばこの当たりはいかがでしょう。私の周りでホットなアシストルリグを並べてみました。
    レイ無我斬>はこれまでも活躍していましたね。似た能力を持つ<タマゴ=シンバルロール>では、より確実にサーバントを抜けます。<マキナリペア>はメインフェイズの1点回復、つまりは1面防御です。<スマッシュ>で守る点数と同じで、13000ライン相手でも1点回復で止められます。(<ノブナガ>のダブルクラッシュはどうしようもないけれど)
    これ以外にも、次弾で登場する<>や、<EXムジカ>で活躍する<サンガ//リブート>などもいいですね。高パワーシグニを確保しつつ除去もこなせるため、この動きに合ったアシストルリグと言えるでしょう。今一度お手持ちのアシストルリグを総ざらいして、自分のデッキに合った選択をしたいところです。

    「早めにリミット6を作り、高いパワーラインを並べる」という動きは、今後重要になってくるかもしれません。
    もしそうなれば<ランスロット><ヘラ>といった5000焼きは現在ほど活躍できなくなりますし、逆に緑シグニや緑アシストルリグが輝く可能性も考えられます。入賞デッキや環境のトレンドは日々変わっていきますので、毎週のセレモニーの結果などをチェックしておきたいですね。サイトの更新頑張ります。

    そもそも【原子デウス】がトップを死守できるかもわかりません。<>を手に入れた【タマ】が暴れる可能性もありますし、<>+<テングザル>でマドカマキナの防御を貫通したりと、包囲網は徐々に厳しくなっている印象です。それでも強いのは間違いないですが、来季はどんなデッキがトップに入ってくるか楽しみですね。
    今年もお世話になりました
    長くなりましたが、ディーセレ1周年を振り返りました。皆様はどんな1年でしたか?
    私は停滞気味な1年でした。セレモニーでは入賞こそできても未だに優勝できておらず、シリアルピルルクともご縁がなく、WIXOSSBOXも淡々としておりと、ウィクロスでは変化の少ない1年だった印象があります。アカデミーで公式サイトで執筆の機会をいただけているのはとても大きな変化ですから、来年はもうちょいアクティブにやっていきたいです。できる限りは。

    ディーセレは来年も多くのルリグが「おかえり」する一方、ヒラナたちもメモリアシグニになるようです。
    新要素もどんどん出るでしょうし、8周年を迎えるウィクロスをこれからも楽しんでいきたいですね。
    オールやキーの強化パックは......、まあのんびり待ちましょう......。サシェのためにめちゃくちゃ強い両面レゾナをください......。両面に加えて、片方の上半分はシグニ、下半分は防御アーツみたいなやつ......。欲張り......。

    気が早いようですが、2021年は大変お世話になりました。
    2022年も遊々亭攻略ブログを、どうぞご贔屓によろしくお願いします。
    WIXOSSBOXも変わらずお願い致します。累計300万PVが見えてきましたので......、何かやろうかなあ。


    7弾環境ではまほまほを組みます。推しなので。多分黒単か黒黒白かなあと。
    出せれば新弾アンケートが年内最後の更新になります。出せなければ今回が最後です。「よいお年を」はまだ早いかな?
    となればいつものように、また次回の更新で。

【第337話】続・続・このルリグ、無限に殴れるんですか?

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    by 攻略コラム

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    【第337話】続・続・このルリグ、無限に殴れるんですか?
    1.超克
    「2ターン目に無限ルリパン」

    過去のあらゆるデッキと異なる攻め筋で、圧倒的な破壊力と速さを見せつけた1止めママ。
    鮮烈なデビューからわずか1週間で、その輝きは終わりを迎えた。
    1止めママの無限ルリパンよりも早い公式の対策。
    エナが少ない2ターン目だろうと、0エナで簡単に耐えきられてしまう。

    以降3年間、苦難の日々が続いた。
    ディーセレ期のカードにより徐々に強化はされつつも、"Fire-Tama"という大きな壁の前ではネタデッキの域を脱することは出来なかった。

    しかし、遂に、遂に、強大な壁を打ち破る時が来た。
    「0エナでゲームに敗北しない」という受け札を打ち破るには、こちらも相応のカードで立ち向かうしか無かった。
    1止めママは<ディストラクト・アウト>というアーツを必ず使う都合上、<炎のタマ>相手だと0エナで敗北を回避されることは避けられない。
    八方塞がりかに思えるが、実は付け入る隙があった。

    ・敗北を回避するだけで、ルリグアタックは通るため、ライフ0までは詰められる
    ・使用後にゲームから除外されるため、<スピサル>があろうと次のターンに再利用できない

    つまり、次のターンに<応報>を使えば、盤面・エナガラ空きの状態でトドメに1点入れて勝利、と狙えるのだ。
    応報>は速攻デッキのお供、3年も掛けるまでも無く、当然その勝ち筋は思い浮かんでいた。
    しかし、実現性があまりにも乏しかった。

    ・ルリグデッキを1枠食う
    ・マルチエナが残るため、耐え切られる可能性がある
    ・何より、レベル1ルリグだと16エナ必要

    エナコストが重すぎる、使える訳が無い、一蹴されたアイデアが、3年の時を経て蘇った。
    ディーセレという新たな波がもたらした可能性、研究の最先端と今後の展望をお伝えしたい。

    2.転機
    どうも、ねへほもんです。
    ディーセレ開始から1年、慣れてきて、正直あまり勝てないなと思いながら続けてきましたが、僕のプレイ環境に大きな変化が訪れそうです。
    このカードの情報を見た時、何故ディーセレで勝てないのか、あまりにも単純な理由が理解できました。

    ・決着までに4,5ターンも掛かるディーセレは長すぎる
    ・自分も相手もルリグデッキのカードを使い切る、そんな平等な条件で戦いたくない

    より自由に、より疾く・・・

    「いかに自分の土俵に引っ張り込むか?」

    それだけを考えて戦ってきたじゃないか。
    速攻に新たな可能性をもたらす1枚を見た瞬間、自分の原点に立ち戻ることを決心しました。

    「次弾はオールスター専業」

    その下準備として、WIXOSSロボ登場前に最新の環境を把握するべく、オールスターのセレモニーに出ることにしました。
    最近の僕はキーセレ→ディーセレと新たなフォーマットばかり遊んでおり、オールスターの大会に出たのは3年前の1止めママデビュー戦が最後。
    当然最新のデッキを持っている訳もなく、選択肢は1止めママしかありません。

    環境調査が主目的と言っても、折角大会に出る以上は何か成果を出したいもの。
    そこで、ディーセレ期の進化を見せるべく、<因果応報>採用型の1止めママを組むことにしました。
    以前、

    ・後攻1ターン目無限ルリパン
    ・<ゆきめキー>採用

    という経過報告の記事も上げましたが、更に進化したその姿をご紹介します。

    3.解説
    まず、デッキレシピはこちらです。
    1ママ.jpg

    センター
    2
    1枚
    LCママ1
    1枚
    アシストルリグ/アーツ/ピース
    10

    プレイスタイルは相変わらず単純なものです。

    ・キーやピースを連打してデッキを掘りまくる
    ・<ディストラクト・アウト>を使う
    ・デッキ0枚、トラッシュ0枚のリフレッシュされない状態を作って無限ルリパン

    ちなみに、先攻でも1エナチャージのみ、<ビカムユー>対策のためにグロウすらせずに即エンドとなるため、先攻2ターン目と後攻1ターン目で動きは全く変わりません。
    今回は更に、

    ・15エナまで貯めて、次のターンのエナフェイズ1チャージ→16コスト<応報>に備える

    という課題も加わります。

    「15エナって・・・さすがに無理なのでは?」

    と思われるかもしれません。というか、自分が一番そう思っていました。
    が、可能になったのです。
    今回は動画を用意したので、こちらをご覧ください。

    正直、15エナまで到達するには道中の回りがある程度好調である必要があり、後攻1ターン目での成功率は体感で半分程度です。
    しかし、全ての相手が<炎のタマ>を採用している訳ではないこと、先攻ならエナフェイズが2回ある分成功率が高まることを考慮すると、まぁ十分な成功率ではと思います。
    エナ枚数を気にせずデッキ0枚・トラッシュ0枚の状態を作るだけなら、<ソウイ//メモリア>でデッキを掘り進めるだけで良く、<物語>を2枚引ければ十分です。体感9割方は成功します。
    15エナ準備するとか、<TMB>でエナを保護したいとか、上積みの要素を求める時に<物語>の3枚目が欲しくなる印象です。


    プレイング面は動画の一人回しが全てなので、後は採用カードの解説を。
    今年初頭にご紹介した記事からの変更箇所のみ取り上げます。

    DANCE IN THE LANCE
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    デッキの採掘効率を著しく高め、ルリグデッキに<応報>の1枠を空けることに貢献してくれました。
    ネンレイ>・<アルバト>をコストに使えばトラッシュを実質増やすことなく、4枚分デッキを掘り進めることができ、更にエナの<バブーン>や<物語>等を回収することでより採掘を進めることができます。
    デッキの回転に余裕がある時は、<カモツ>や<TMB>といった補助役を回収することも可能です。
    土木工事の発破に革命をもたらしたノーベルの発明品になぞらえて、「1ママ界のダイナマイト」と呼ぶに値する活躍ぶりです。

    あ、そういえば、昔1止めエルドラ界のダイナマイトと呼ばれたカードがありましたね。
    最近見かけませんが、何故でしょうねぇ?(すっとぼけ)

    蒼将 ソウイ//メモリア
    DANCE IN THE LANCE>がルリグデッキの革命児なら、メインデッキの革命児は<ソウイ>です。
    単体でデッキを2枚分掘り進めることができ、手札交換により<物語>・<バブーン>等を引き込みやすくなります。
    単体で機能するのが優秀で、シグニを出す頻度を減らせます。
    物語>で盤面を一掃し、シグニ0体の状態で無限ルリパンに入りやすくなるため、トラッシュ送りのLBをケアしやすくなりました。

    また、<ゴツトツコツ>、<TMB>といった他のシグニを場に出す余裕が生まれ、対応範囲の幅が広がりました。
    以前は英知を1体置いた上で、ひたすら<ゴウドウ>を出し続けるだけだったので、大きな進歩だと思います。

    コードメイズ リバティ
    ソウイ>で手札を捨てる機会が増えたことから、除外要員を増やすべく<リバティ>を採用しました。
    アタックフェイズにしか使えないのと、自分の場がガラ空きである必要があり、<ネンレイ>・<アルバト>と比べ使いづらくはありますが、色が白で<ゆきめキー>のエナコストに出来る点は優秀です。
    なお、メインフェイズの間にデッキが0枚になるとトラッシュの<リバティ>が取り残されてリフレッシュに入るため、手札に<バブーン>を1枚抱えておき、アタックフェイズに<リバティ>除外→<バブーン>でデッキ0枚という流れで進める必要があるので要注意。

    アビリティ・マインド
    単なる1エナチャージではありますが、<ゆきめキー>のエナコストやデッキ枚数の調整にと小回りが利く1枚です。

    ・初手で<リバティ>が引けない時にエナに置く
    ・トラッシュに除外可能なカードばかりで、<サンガ//スイング>でトラッシュから回収する枚数に余裕がある時に、1エナチャージしてデッキを1枚掘る

    というのがよくある使い道です。
    1人回しをしていると、<アビリティ・マインド>のお陰でピッタリ15エナになったという状況が何度も起こったため、実際に使うと見た目以上に優秀だと感じました。

    ツヴァイ=コブラス / アイン=グリーンガス
    Stirred Heroines>で除外できるよう、共通する色とクラスを持つカードを6枚採用しました。
    このデッキでエナコストを支払うのは以下の3回のため、緑と黒のセットが使い勝手が良いです。

    ・<ゆきめキー>(白)→可能なら<リバティ>で払いたい
    ・<DANCE IN THE LANCE>(緑×2)
    ・<ディストラクト・アウト>(黒)

    ちなみに、<Stirred Heroines>で<グリーンガス>を2枚除外すると、レゾネーターがレベル1として場に出てきてしまいます。
    リバティ>を除外するために盤面をガラ空きにする必要があるため、片方は<コブラス>を除外し、レベル超過でレゾネーターを場に出さないよう注意しましょう。

    コードライト カモツ
    応報>使ってもマルチエナが残るよなぁ・・・と思っていたのは昔の話。
    今は簡単にマルチエナを焼くことができます。
    基本的には無限ルリパンの準備に手いっぱいで、<カモツ>を2枚抱えることはほぼ無理ですが、<DANCE IN THE LANCE>で余裕があれば回収しておくと<応報>の詰め精度が上がるでしょう。
    トドメの1点を通すだけで良いので、全エナ焼けずとも、エナを軽く絞るだけで十分詰め切れるはずです。

    翠将 ゴツトツコツ
    ソウイ>だけでデッキを回すと、15エナに到達しないケースや、手札から<ネンレイ>等の除外要員が枯渇するケースが散見されたため、初動要員として採用しました。
    リバティ>エナ置き→<ゆきめキー>→<ゴツトツコツ>を回収して<物語>でエナチャージと進めると、ぴったり2エナになるため<ゴツトツコツ>で追加でチャージできます。

    コードアート T・M・B
    15エナを貯めようと一人回ししていると、回り方によっては手札が多く残り、一方でエナが少し足りないというケースが見られました。
    手札が余る状態になると、どれだけ<バブーン>や<物語>を抱えていようと、デッキ枚数が足りずにチャージし切れなくなります。
    そこで、エナ枚数の調整用に手札をエナに変換できるシグニが欲しいと思いました。

    最初はディーセレの記憶から<オフューカス>が浮かびましたが、その後<TMB>の方がエナに置ける範囲が広いことに気付きました。
    更にテキストを読むと、もう1つこのデッキには有難すぎる効果を有していました。

    このターンと次のターンの間、対戦相手の効果によって、あなたのエナゾーンにあるカードはトラッシュに移動しない。

    今までエナ削りのLBを踏むと、即リフレッシュとなって無限ルリパンが止まって負けになりましたが、その負け筋をケアすることができます。
    また、<炎のタマ>で耐えられた次のターンに<応報>を撃つプランでは、その前に<割裂>等でエナを削られるのを防ぐこともできます。

    そうか、TMBは1ママで活躍するために生まれたシグニなのか・・・
    (※多分違う)

    TMB>はデッキを掘る能力を持たず、普通に出しても盤面を圧迫するだけの存在となりかねないため、基本的には3枚目の<物語>を引けた時のような、余裕がある場面でしか出すことが出来ません。
    ただ、エナを守る必要が無く、単に手札をエナに変換すれば良い相手であれば、手札に抱えておいて後攻2ターン目に出すという使い道もあります。
    実際1人回しをしていても、後攻1ターン目では14エナしか貯まらず、2ターン目にエナフェイズ+<TMB>でピッタリ16エナに達したというケースもありました。

    4.今後の展望
    現環境における、無限ルリパン型のデッキの負け筋は、主に以下の5点です。
    1.<アロス&コードピルルク KEY
    2.ルリグ止め・ハンデス・ランデスLB
    3.ルリグ止め・スペルカットインアーツ
    4.<炎のタマ
    5.手札事故

    5.手札事故のリスクを抑えつつ、いかに1.4.の負け筋を減らすかが課題となっており、今回は2.のランデスLBと4.の<炎のタマ>をケアする構築をご紹介しました。
    1.<ピルピルキー>は<ゆきめキー>で止まらないという仕様のせいで諦めるとして、後は3.ルリグ止め・スペルカットインアーツへの対処を課題と考えています。

    現環境では<プリンセス・ディフェンス>と<メンダコギロチン>の2枚が強敵で、いずれも2コストです。
    このデッキは相手に1ターンしか渡さないため、エナフェイズだけで2エナに達することはありませんが、<ゲット・インデックス>等のユニークスペルを使えば2エナに達します。
    これに対し、対策しつつ、かつ腐りづらいカードは既に浮かんでいます。
    10006.jpg
    事後的にエナを焼くにはコストが掛かるが、ユニークスペルを止めるだけならノーコストで使えますし、トラッシュ回収効果もある。これはスゴイ。
    実際に、<SONG OF WIXOSS>から差し替えて何度も回してみました。
    が、安定しない。
    初動の3ドローで<物語>・<バブーン>等を引き、そこから採掘を進める流れがスムーズ過ぎて、初動が消えた途端に安定感が崩れ、ただの無限ルリパンにすら到達できなくなりました。

    対白デッキはルリグ止めLB(<アークゲイン>)や能力消しLB(<ノイヴァン>)が多数採用されており、無限ルリパンを実現しても勝利が確定的ではありません。
    ユニークスペルが採用されていない or 引けないとか、<メンダコ>・<プリティ>不採用とか、スペルカットインが不要となるケースも色々想定されることを考えると、安定感を落としてまで採用する価値は薄いと感じ、不採用としました。

    応報>の枠を<END OF THE TURN>に代えてデッキ回転要素を1枚増やし、<炎のタマ>を諦めてユニークスペル止めを優先する案も考えましたが、

    16エナ払って応報を使うなんて、人類初(?)の動きでカッコ良さそう

    という理由で<応報>を優先しました。
    こういうネタデッキはインパクトが大事。<炎のタマ>という宿敵に打ち勝つという使命もありましたし。

    次弾になると、WIXOSSロボが登場し、例えばアイヤイがLv2のターンに<ゆきめキー>を使って2面空け&<アルハイキー>無力化を行う等、速攻デッキの可能性が広がります。
    1止めママに関しても同様で、ママ以外のルリグでも無限ルリパンが実現できるようになります。
    初期コイン4枚で<ネンレイ>が使えるという意味で、今後もママは有力な選択肢となり続けるのでしょうが、負け筋を塞ぐという発想に至ると、より手軽な代替案があるかもしれません。

    また、これはデッキパワーが落ちるだけのネタ要素に過ぎませんが、夢限だと<ムゲン>という0シグニを出して<物語>の対象に取れるため、「0止め夢限」というデッキが組めはします。
    ちゃんと勝ちを狙える0止めデッキは史上初、でしょうかね?

    久々にオールスターの自由度、パワーを感じてテンションが上がっているため、次弾はWIXOSSロボを使い倒そうと思います。
    それでは、ねへほもん先生の次回作にご期待ください(^^)/

【ディーヴァ】サンガファンの皆さん!おまたせ致しました!EXサンガのご紹介です!

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    by 攻略コラム

    タイトルトップ.jpg
    サンガファンの皆さん!おまたせ致しました!EXサンガのご紹介です!
    皆さんお久しぶりです、文明の利器です。
    もう今年も終わる季節がやって来ましたね。
    新弾の発売も近くなり色々な意味で忙しい時期ですね!

    さて、今回紹介させて頂くデッキはサンガでございます!
    大会の優勝レシピやデッキ投稿タグ等々色々探して見ましたが、全体的にレシピ数が少なく非常に難しい今回のデッキですが、個人的にかなり良い感じに纏まったのでご紹介させて頂きます!

    ・サンガの使用率が低い理由
    デッキレシピを見る前に、なぜレシピが極端に少ないのかを考えて行きましょう。
    サンガ>のテキストはシンプルで、

    ・出現時エナチャージ2
    ・アタックステップ開始時に場に色が3色あれば、エナからカード回収orエナチャージ1
    ・ゲーム1、12000以上1体バニッシュ+エナからカード回収

    上記の3つとなります。

    一見すると、非常にバランスが取れており決して弱いテキストではないように思えます。
    しかし、裏を返せば『シンプル過ぎて特徴がないルリグ』になってしまっていると考えます。

    上記を踏まえた上で構築したのが以下のリストになります!

    デッキレシピ
    センター
    4

    コンセプトは『ルリグに特徴がないのならデッキの中身を尖らせてしまえ!』です。
    サンガ>のエナを操るテキストを上手く使い、エナ=手札と言う考えの元ピン刺しを増やし、状況に応じて、好きなカードを扱えるようにしました。

    採用理由と枚数
    VOGUE3-EX サンガ
    冒頭で効果については触れたため割愛。
    後述する回し方でも解説しますが、ゲーム1効果が非常に大切になって来ます。
    1点確定+エナからもう1点を持ってこれるのでテキストで見るよりは強力な効果です。

    エクスクロスファイア / エクスエコー
    元々赤ルリグは花代で回していたのですが、初手の事故やサーバントを引き込みたい事を考慮した結果、エクスに変更しました。

    クロスファイア>は1〜3エナとバラけはするもののパワーラインに左右されずにバニッシュが可能なため13000が多い環境にマッチしてると思います。

    デウスシールド / デウスドライブ
    黒の3点防御ルリグはマキナとの選択になるかと思いますが、今回はデウスを採用してあります。
    これはタマに対抗する為です、エナを手札同様に使用するためリソースに余裕が余りなく、<MGD>を採用しにくくなってしまったため、ダメージそのものを無効化出来るデウスに軍配が上がりました。

    マイアズマ・ラビリンス / ゼノ・クラスタ
    10005.jpg あ0005.jpg
    マイアズマラビリンス>のおかげでエナ=手札に+トラッシュと公開領域を全て使用する事が可能になりました。トラッシュに2枚も触れるのでピン刺しのカードも狙ったタイミングで使う事が可能です。

    幻獣神 オサギツネ 4枚
    ルリグがエナチャージ能力を持っているので入れない択はないカードですね。
    相手のパワー7000以上のシグニは自身の効果で射程圏内に無理矢理入れる事が出来ますし、環境に多い<マキナスマッシュ>に対して、他のシグニにパワーを振る事でケアも可能です。

    幻獣神 バッファロー 1枚
    地獣の総採用枚数が6枚と少なく使用するタイミングはあまり多くないですが、エナを与えずに3点の要求を組む際に使用します。
    バッファロー>+<オサギツネ>+<テングザル>の獣盤面です。
    パーツ集めはサンガゲーム1や<マイアズマラビリンス>で行いましょう。
    相手がハンデスデッキでない場合は<サンガ>のエナ回収効果で地道に集めるのもありです。

    幻獣 テングザル 1枚
    ディーヴァ唯一のダウン耐性カード。

    盾0枚で<マドカクラップ>を構えている相手に叩きつけてあげると、一気に顔が青ざめると思います(笑)

    パンプ手段は上記の<オサギツネ>や<バッファロー>でしましょう。

    凶魔 アンナ・ミラージュ 3枚 / 弍ノ遊 アイヤイ//メモリア 3枚
    エナ=手札を体現した2枚です。
    アイヤイ>は自身をダウンすることでエナから好きなシグニを出す事が出来ます。
    これにより、エナが実質手札になりルリグの条件達成に必要な色のシグニ等を場に簡単に揃える事が可能です。
    また、<アンナミラージュ>のようなライズシグニをエナから出す際、アイヤイ自身にライズする事で、ダウンのテンポロスを帳消しに出来ます。

    凶天姫 タマ//メモリア 1枚 / 羅植姫 ラベンダー 1枚 / 羅原 Ge 1枚 / 紅将姫 キントキ 1枚 / 大装 ダークエナジェ 1枚
    今回のデッキのピン刺しのLv3シグニです。

    Ge>、<キントキ>、<ダークエナジェ>は状況に応じた点要求シグニ。
    中でも<キントキ>はお手軽にアサシンを得ることが出来るため、相手の盤面に左右されずに要求が組めます。
    ダークエナジェ>は実質0コストで下級シグニを除去できる他、エナチャージが出来、エナを入れ替えられるため、実施このデッキでは手札交換と言えるでしょう。

    ラベンダー>や<タマメモリア>は反対に耐久盤面を組む際に使用します。
    また、<タマメモリア>は場のシグニに黒色を与えられるため、<マーライ>を赤宣言で一緒に並べてあげることでもう1面を好きな色のシグニにする事が可能です。

    コードメイズ キヨステイ 1枚 / 凶魔 テューポーン 1枚 / コードアート ララ・ルー//メモリア 1枚
    各色でパワー12000を超えることの出来るLv2シグニです。
    アシストを使い切り、お祈りするしかない時にせめて突破されにくい盤面を構築する際に使用します、<サンガ>のテキストを発動させるために各色で採用しています。

    また、<ララルー>は能力付与耐性が強力です、マキナやLIONのアシストを見た際は使うタイミングを見極めましょう。

    紅将 ランスロット
    特に語る事ない序盤の点要求シグニです。

    翠美 マーライ
    緑+赤or黒になれるサンガのためのようなシグニです。
    ローメイル>などのレベル1シグニからのバニッシュ耐性を持っている点も優秀です。
    基本は3.3.1の盤面を組むかと思いますが1の枠はこのカードを優先しましょう。

    コード2434 葉加瀬冬雪
    マイアズマラビリンス>で13000ラインを溶かす為の1枚です。
    使用後は<アンナミラージュ>にライズ出来ると綺麗に動けます。

    小装 イワトオシ
    最後の詰めのタイミングで色を落とすシグニです。
    どのアシストルリグが何色を何エナ必要とするのか覚えておくとスムーズに行くでしょう。

    回し方
    Lv1Lv2では特に変わった動きはありません。
    エクスエコー>のタイミングはサーバントを探しに行くor盤面が並ばない状況下での使用が望ましいです。
    また、可能であればLv3にグロウする前に<エクスクロスファイア>にグロウしリミットを+1しておく事で3色揃える事が楽になります。

    Lv3にグロウ後は3ターンで詰めることを目標に動きます。
    1、 Lv3にグロウしたターン(1ターン目)は手札に余裕があると思うのでそこから3色を揃えつつ可能な限り3点要求に繋げましょう。(ハンデス対面などにはLv2のタイミングで<ゼノ・クラスタ>で手札を補充しておきましょう。)
    2.3、 2ターン目3ターン目はゲーム1or<マイアズマラビリンス>を使用します。
    どちらを使用するかは対戦相手の盤面、自分の手札に左右されます。

    相手の場にパワー12000以上が居ない場合は、ゲーム1効果がただのエナ回収になってしまうので<マイアズマラビリンス>を使用してください。(例外として、手札に<オサギツネ>がある場合、対戦相手のシグニをパンプしてからゲーム1を使用する裏技もあります。)

    相手の場にパワー13000のライズが存在する場合は、ゲーム1or<マイアズマラビリンス>+<葉加瀬冬雪>で合計-13000して溶かします。後者は頻繁に使用するコンボです。特に環境に多い<H2O>に対して有効です。

    まとめ
    いかがでしたでしょうか?

    かなり尖った癖のある構築になってしまいましたが、EXサンガを研究している方々の参考になればと思います。
    ウィクロスパーティーなどではそこそこ通用するレベルで仕上がってると思います。

    ピン刺しのカードが多い割にはほぼ全てのカードにアクセスでき状況に対応した戦略が取れるため、使用していてとても面白いデッキです!

    次弾のカードでもグズ子//メモリアやパトラなど採用してみたいカードが沢山あり来期もさらに面白いデッキになると思います!

    それでは今回はここまで、またお会いしましょう┏●

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