
夢限少女杯ベスト8!防衛LION徹底解説
ルの人です。
待ちに待った夢限少女杯、ルの人は防衛LIONで出場し、結果はベスト8でした。
もっと強くなって大型大会で良い成績が出せるよう今まで以上に頑張ります。
というわけで、今回は夢限少女杯でルの人が使用した<TEMPO UP>採用型防衛LIONの解説になります。 それでは目次になります。
目次
防衛LIONを選択した理由
まずもってエリア予選で杯出場権利を取れるだけ回し込んだデッキであった事と、DIVAにおいてシグニ1点ルリグ1点で点数を取る行為が一番リスクが低く、安定したゲームメイクが出来るので選択しました。コンセプト
「既存の防衛派の強みをそのままに、相手が対応しきれず不意の一撃とも言える<TEMPO UP>のゲーム破壊能力で勝つ」<TEMPO UP>は対防衛派最終決戦兵器だと思っています。
詳細は後述します。
それではリストの説明です。
デッキリスト
アシストルリグ/ピース
計8枚
LB
計20枚
非LB
計20枚
採用理由
防衛者MC.LION-3rd
タマゴと違いルリグに点数要求能力があるのでシグニ1点ルリグ1点のコンセプトが通りやすく安定しているので選択しました。ハナレ//スパイクス / フォービドゥンファング
<スパイクス>は、自Lv2時の盤面再現性の向上やハンデス対面では自Lv3までグロウせず、蘇生対象を<羅星姫 ノヴァ//THE DOOR>+<蒼魔 バン//THE DOOR>にしてリソース奪取の安定性向上に一役買ってくれました。<フォービドゥンファング>は、ディソナ花代や赤単のようなシグニ3点要求を繰り返す足の速いデッキに対して、<ひらけ!ゲート!>のシグニバリアと合わせると、概ね1ターン防御になる為採用しました。ハンド3捨て蘇生効果も、出したシグニをアップ状態LBケアの為に対戦相手が踏んでくれることが多いので、グロウエナを帳消しに出来る等良い点が多かったです。
小ネタになりますがリフレッシュ手前等に蘇生効果でサーバントを出すと、バニッシュされた場合は当然エナに行くのでリフレッシュに巻き込まれず、<幻獣神 LOVIT//THE DOOR>でのサーバント回収が担保され、バニッシュされなければLBの上振れを拾えるようになるのでオススメです。
マドカ//フロート クラップ
<フロート>の1捨てはその後の<スパイクス>で蘇生することを考えながら切りましょう。サーバントが引けていない際は、自Lv2で使用する<スパイクス>でハンド超過をするのでグロウせずLv3まで温存すると綺麗に回ります。
<クラップ>は対戦相手次第ではありますが、LION側がリソースを奪い切る前に点数を詰め込んで来られると当然苦しいので3面防御として採用しました。
効果がダウンなのでアタック時効果や白タマ、<ロンゴミニアド>のルリグアタック時効果も不発に出来るので、重宝します。
ひらけ!ゲート!
エクシード4効果は、対戦相手のデッキタイプによって使用するタイミングと種類が変わるので判断がかなり難しいです。この判断が的確に出来るようになると勝率が跳ね上がります。
是非気にかけてみてください。
ハンデス対面以外では、シグニバリアを貼ることが多いです。
逆にハンデス対面だと山下を固定した後、何を引くか知っている状態で4ドローが選択出来るとかなり立ち回りが楽になると思います。
カウントダウン・ヒールズ
派閥デッキの御用達カードになりつつありますが本当に強いです。基本的に、<羅星姫 ノヴァ//THE DOOR>+<蒼魔 バン//THE DOOR>+<アイン=サンガ//THE DOOR>で回収することが多いです。
アシストルリグ効果のマイナス12000貫通の為に<羅星姫 ノヴァ//THE DOOR>+<コードライド マキナ//THE DOOR>+<幻怪 エクス//THE DOOR>で回収する事もあります。
コードハート リメンバ//メモリア
現環境を物語っている1枚と言っても過言ではありません。<リメメモ>が居ないと防衛タマゴや白単タウィルから一方的にリソースを奪われたり、蓋をされてしまいます。
<カウントダウン・ヒールズ>で回収したくないので4枚採用しました。
エナ課税は実質ランデスで、そのランデスによって要求or防御する為のリソースを奪っていると考えることが出来ます。
幻獣神 LOVIT//THE DOOR
ゲート上へ配置すると、サーバントを回収しつつシャドウで点要求を抑えれるので、出すタイミングや位置は考えましょう。時には出さずにリソース奪取を優先することで、返しのターン対戦相手のシグニ要求が減りルリグ打点分得をすることが出来ます。
ただリフレッシュ手前にはサーバントを可能なら2枚持てるように立ち回りましょう。
サーバントが1枚の場合、ガード後にリフレッシュしてしまうと公開領域にサーバントがなくなり回収できなくなる為です。
コードライド マキナ//THE DOOR
採用理由は、<コードハート Lスピーカ//THE DOOR>と同じパワーパンプ3枚目兼<カウントダウン・ヒールズ>で回収できるLv2札だからです。例を挙げて説明すると、「<カウントダウン・ヒールズ>でLv3は<羅星姫 ノヴァ//THE DOOR>が回収したいけど、対戦相手のアシストはパワーマイナス12000だから立ててもバニッシュされてフルハン出来ないリスクがある」を強引に解決できます。
幻怪 エクス//THE DOOR
最近は能力消しシグニが多く採用されるようになったので、パワー13000の恩恵を受けれる機会がミラー以外では少なくなっていましたが、山上を5枚見て防衛派を1枚回収できる効果が強いので4枚採用しました。リフレッシュ手前に1枚手札に抱えておくと安心できます。
TEMPO UP
対防衛派(※特に防衛タマゴ)最終決戦兵器になります。仰々しい名前はさておき、今までは<EXTRA>を使用していましたが、未だに根強く採用の見られる<ゼノクラスタ>で3枚ドローされるのがとてももどかしかった+防衛タマゴに対してハンデススピードを追いつかせようとするとこれしかありませんでした。
LIONの場合、バウンスしたシグニのLvを宣言すれば確実に1ハンデスができます。
後手1ターン目や先手2ターン目に、<TEMPO UP>でLv1宣言を使うと相手の次のターンの動きを大きく阻害することができます。
また、軽量+大型アシスト構成対面では軽量アシストを使用した後なら概ね通るので相手が次ターン使いたかったLv3シグニを全て捨てさせることが出来ます。
<TEMPO UP>の強みは、対戦相手の本来もっと後ろに寄せたかった確定行動を1〜2ターン前にずらして息切れを早めることにあります。
自分は普段通りの立ち回りをするのに相手だけ息切れが早まるんです。
目指せ夢の<羅星姫 ノヴァ//THE DOOR>+<TEMPO UP>で6ハンデス!(夢限少女杯予選で1回出来ました。)
サーバント #
好きな絵柄を使いましょう。コードハート Lスピーカ//THE DOOR
パワー+2000が重要で、対戦相手のアシストを貫通出来そうな時に(パワーマイナス12000や12000以下バニッシュ等)活躍します。この防衛LIONは、対戦相手のリソース奪取に重きを置いているので盤面に立てる機会はあまりありませんが、パートナー効果の連パンで無理矢理点数を取りに行ったり、相手のアシストを貫通して勝つことができる強力なシグニです。
羅星姫 ノヴァ//THE DOOR
アタックフェイズ開始時に2ドロー1捨てができ、さらにアタック時2ハンデスができる、ブルアカの<ユウカ>と<ヒビキ>を融合したような最強シグニです。ゲーム後半は、<LION>や<エクス>の効果で下に送ったカードへ届くようになるので、サーバントの位置を把握できていると、<幻獣神 LOVIT//THE DOOR>を立てずにハンデスをしつつサーバントを確保できます。
覚えておきましょう!
爆砲 WOLF//THE DOOR
タウィル等の白単やエナ焼きデッキと当たった際にエナチャージ札として使います。バニッシュ→トラッシュ置換は自Lv2の時できるとかなり強いです。
このデッキでは、エナを与えない行動を重く見ているので採用しました。
蒼魔 バン//THE DOOR
ゲートの上に立てなくても対戦相手のゲート前のシグニを除去出来る良い効果をしています。<バン>を2面立てて次のターンの<バン>がなくなる、という事がないように出すタイミングは見極めましょう。
また、<ゼノクラスタ>がありそうな対面には、あえてゲートの上に立てないという選択も重要です。
コードメイズ ムジカ//THE DOOR
最近は白単デッキが流行の傾向にあるので、能力消しによりパワーを下げられてしまう可能性はありますが、ゲートの上に立てなくてもパワーが8000になり、トラッシュ送りもできるため使いやすいシグニです。アイン=サンガ//THE DOOR
新弾で来たパワーを書き換える効果を持っており、<ムジカ>と違い能力を消されてもパワーが下がらないのがとても素晴らしいです。対戦相手の<リメンバメモリア>の除去など活躍の機会は多いです。
わざとハンド超過分まで手札を増やしてパワーを1万まで上げて、<翠魔姫 バン//ディソナ>の効果範囲に置く等の小技もあります。覚えておきましょう。
回し方
マリガン基準
<ムジカ><サンガ>が居れば残します。サーバントは1枚居ればキープ、サーバントの2枚目が来た場合はLv1が2枚ある or <エクス>がハンドに1枚ある場合に限りキープ、そうじゃなければ2枚目は返します。
1t目(基本エナチャージはしましょう)
先攻ならゲートを設置し、<エクス>を出す場合はゲートの上、出さない場合はゲートの無い2面にシグニを立てます。ここでゲート上にシグニを置かない理由は、返しのターン対戦相手が点数を取る為にゲート正面へ必ずシグニを配置するからです。
後攻の場合は、点数要求の無い場所にゲートを設置して<ムジカ>か<サンガ>を置き、空いている面で要求しましょう。
このタイミングで<TEMPO UP>が使えると良い展開に持って行きやすいです。
もしここで対戦相手がシグニを出さずにターンを返してきた場合、ゲート上に<エクス>が置けるともう片方のシグニからアタックすることによって12000以下バニッシュ等のLBを貫通して2点取れるので覚えておきましょう!
2t目(ここもエナチャージしましょう。次ターングロウ白2エナとハナレグロウ用のエナが持てなくなることがあります)
先攻は、<TEMPO UP>のチャンスです。このタイミングで<ハナレ//スパイクス>が使える対面なら使いましょう。
蘇生対象優先順位は<WOLF> = <バン> > <マキナ> > <サンガ> > <ムジカ>になります。
基本的にここで蘇生したいのは、相手のリソース奪取が何かしらの方法で行えるカードです。
後攻の場合でも、基本は先攻と同じ動きをしますが先攻と違い<TEMPO UP>がある場合でも温存してLv3以降で使えるようにしましょう。
せっかく<TEMPO UP>があっても相手のアシストで止められると無駄になるからです。
ただし、アシストの片方が<ウムル=クリアー>等シグニを止めれない場合は積極的に使いましょう。
先攻後攻関わらず毎ターンシグニで3点詰めてくるデッキや<リメンバメモリア>を立ててくるデッキに対しては、<ひらけ!ゲート!>のエクシード4効果で、シグニバリアを得ましょう。
<ハナレ//フォービドゥンファング>と合わせてシグニの要求を0点にし1ターン流してライフクロスを温存します。
3t目
リミットがこのタイミングで7になっている場合は、<ノヴァ>2面や<ノヴァ>+<LOVIT>で盤面形成をしましょう。<ノヴァ>+<バン>+<バン>のような盤面でも良いですが、早々にこの盤面を組んでしまうと次の<バン>が足りなくなったり、返しのターン対戦相手があまりリソースを使わなくても点数要求が出来てしまうので気をつけてください。
リミット6の場合は、<ノヴァ>+<バン> or <WOLF>+<サンガ> or <ムジカ>などが良いです。
効率よくリソースを奪いましょう!
4t目
これ以降は対戦相手の公開領域等を見ながら適材適所で受けていきましょう。一概にこれ!といったゲームメイク方法はありません。
経験との戦いになります。
ただ意識すべき点がいくつかあるので、それぞれ解説します。
回す際に気を付ける事
ハンデス対面でも常にハンドを6で維持
ずっとこちらがハンド6を維持できると対戦相手がハンデスプランを捨ててくれることがある為です。逆にこれが出来ないとほぼ一方的にルリグアタックが通ってしまい盤面に立つシグニも出力が低くなり良いことがありません。
気にかけましょう!
対戦相手が後どれだけハンドリソースを増やせるか?
例を挙げるなら、相手のルリグにハンド補給ないし盤面形成能力が無い場合、ピース2枚とアシストルリグの効果でしかやりたい動き(俗に言う理想ムーブ)が出来ません。そのため、ピースとアシストルリグを予想しリソースをその分削って詰めていけば有利な状況を作れます。
羅星姫 ノヴァ//THE DOORの2ドロー1捨ての選択
特に防衛派は常に選択の連続です。この2ドロー1捨てで捨てるカードの選択が、ゲームの形を変えてしまう事も少なくない為、どのカードを残し、どのカードを捨てるのかを考えるようにしましょう。
アシストとシグニバリアを使用するタイミング
対戦相手がリフレッシュをしてきたりライフクロスをクラッシュする効果を多く使うデッキに対しては、アシスト&シグニバリアを残しライフクロスで受けれる内は受けた方がLBの上振れも拾いやすいです。逆にただ純粋に点数を詰めてくる対面であれば、毎ターン3点要求をすると徐々に要求する為のリソースが絶対に足りなくなるので、最大要求が出来ているところへアシストやシグニバリアを使用すると良いです。
ハンデスミラーであればシグニバリアは使わず4ドローに回しましょう。
以上の事を考えながら回せると1回1回で得られる経験値も多く、短期間で上達出来ると思います!
今回採用を見送った子達
聖天姫 エクシア
読まれている方でなんで入って無いんだろう?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。何故抜いたかと言うと、夢限少女杯に出る人の使用するデッキに対して刺さりが悪い、そもそも<エクシア>に対しての立ち回りも熟達しているのでいなされて終わってしまうと考えたからです。
また、<リメンバメモリア>はエナ課税でランデスができ、かつ対戦相手の出すパワー15000のシグニをバトルでバニッシュできるため<エクシア>の優先度が低くなり抜けてしまいました。
小装 カマカマ
アタックせずダウン状態に出来てパワー10000になり、ゲート上<サンガ>&<ムジカ>等によって<カマカマ>正面を除去することで、効率よく相手のリソースを奪えるのはとても便利です。しかし、<カマカマ>自身が防衛派ではないのが個人的には扱いづらくLBも地上打点を止められるものではない為今回は不採用になりました。
パワー10000になってくれるお陰で防衛LIONミラー等では強いので好みの出る or 使用する環境で選ぶ枠だと思います。
羅石 レイ//THE DOOR
以前権利戦で権利を得た際には使っていましたし個人的にも採用したかったのですが、枠の都合上抜いてしまいました。効果は3枚見てデッキトップかボトムに送れるので、<マドカ//フロート>の質を高めたり<ハナレスパイクス>の2枚落下でサーバントが落ちないように調整できたりと使いやすいカードです。
苦手対面
先攻の白単タウィルウトゥルス
先攻を取られてしまうと、<リメンバメモリア>の処理をしないといけないターンが1ターン増えてしまい、かなり苦しい戦いを強いられてしまいます。慎重に立ち回りましょう。
赤単ダッシュ全般
<真紅の熱線>により今までより1点多く取れるのでリソースを奪う前に走り切られたり、守れたとしてもダメージレースが追い付かずに負けることが多いです。出来る限りリソースを削りつつ点数を取っていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回自分自身かなりの調整を重ね、このようなデッキリストに仕上げて夢限少女杯へ臨みました。ベスト8になれた事、嬉しく思うと共にまだ上には上が居てその壁が厚いことを実感しました。
それでも今回のリストには良いものに仕上がったと感じています。
もし良ければ、組んで回して貰えると嬉しいです。
これからもWIXOSSを楽しみましょう!
質問などあればルの人まで気軽にどうぞ!
それでは!