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WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
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【第193話】7点ショット(もできる)リル

    posted

    by ねへほもん

    完全に私事となりますが、この前「7 Pin Live」という名前のお笑いライブに行ってきました。
    その名の通り、7人のピン芸人の方がネタやトークショーをするという内容でした。
    ご存知ない方が多いかと思いますが、出演者は石出奈々子さん、ルシファー吉岡さんといったR-1グランプリの決勝経験者が多く、実力者揃いとなっています。
    お笑い興味あるよ~という方は@nehehomonまでご連絡ください!
    ・・・って何の宣伝してるんだ?

    遊々亭ブロガーも芸人気質(?)の要素を持つ方が多く、どこかで7Pinのような企画ができればいいな~と密かに思っています。
    今後とも各ブロガーの個性を発揮しつつ、みんな仲良く活動していけると良いですね。
    さて、今回もカードゲーマー情報から、18弾のカードをご紹介していきます。
    今回のテーマは・・・

    リル
    gp


    です!

    Selector勢にコインが与えられ、Selector勢の天下になるのでは?と思っていましたが、リルにも強力なシグニが登場します。
    今回の主役はこちらです。
    《風魔の頭領 フマコタ》
    SR 風魔の頭領 フマコタ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:武勇
    色:赤
    レベル:3
    限定条件:リル限定
    パワー:8000
    【常】あなたの場に[ライズ]を持つシグニが2体あるかぎり、このシグニは【アサシン】を得る。
    【自】(ターン1):このシグニが対戦相手のライフクロス1枚をクラッシュしたとき、あなたの場に[ライズ]を持つシグニがある場合、あなたは[赤][赤][赤]を支払ってもよい。そうした場合、あなたの手札から[ライズ]を持つシグニ1枚を場に出す。
    【ライフバースト】:あなたのトラッシュから[ライズ]を持つシグニを2枚まで手札に加える。

    18弾のSRシグニで、Lv3ながら優秀な能力を持ちます。

    まず1つ目は、自分の場にライズ持ちシグニが2体居る場合に、自身がアサシンを得るというもの。
    ライズシグニ2体という条件は厳しいようですが、<アルスラ>を使えば少ないカード消費でライズシグニを並べられるため、3ターン目でも十分条件達成は可能です。

    次に2つ目は、このシグニが相手にダメージを与えた時、自分の場にライズシグニが居る場合に赤3を支払うことで、手札からライズ持ちのシグニを1体出すというもの。
    アタックし終わった自身の上にライズシグニを出すことで、更なる追撃が可能となります。
    特に<矜持の豪魔 オダノブ>との相性が良く、いきなり出てきた<オダノブ>でトリプルクラッシュを叩き込み、一気に相手ライフを削ることができます。

    例えば以下の盤面で攻撃が全て通ると、5点ショットが可能になります。
    フマコタ、<サナユキ>(真ん中)、<サナユキ
    (1)真ん中の<サナユキ>(自身効果で正面をバニッシュ)→フマコタ(アサシン)と攻撃を通し、2点
    (2)フマコタ効果で真ん中の<サナユキ>を<オダノブ>に貼り替え、端のシグニをバニッシュしつつ3点通す
    (3)端の<サナユキ>が攻撃を通し、詰め

    初めから<オダノブ>を出しておくと、アーツで妨害されて攻撃が通らず返しに<オダノブ>が棒立ちになる展開が想定されます。
    フマコタを絡めることで、フマコタのアタックが止められた場合に<サナユキ>×2の強力盤面を維持することができるという利点があります。

    更に上の動きを発展させると、まさかの7点ショットも可能になります。
    (盤面)フマコタ、<オダノブ>、<サナユキ
    (1)<オダノブ>→フマコタと攻撃を通し、4点
    (2)フマコタ効果で真ん中の<オダノブ>を後続の<オダノブ>に張り替え、3点
    (3)端の<サナユキ>が攻撃を通し、詰め

    実際に7点ショットをが決まることは稀でしょうが、この盤面も覚えておくと役立つこともあるでしょう。
    例えば対ピルルクで、相手が<ブルパニ>のように1面ダウンのアーツしか構えていない場合だと、フマコタ(+後続の<オダノブ>)か<オダノブ>のどちらか一方のトリプルクラッシュを通すことができます。

    お気づきかもしれませんが、冒頭の7 Pin Liveの話も、7点ショットの「7」に関連づけた布石になっています。振りに無駄話ばかり書いていると思ったら大間違いです。

    1つ目の能力でアサシンを通し、2つ目の能力で<オダノブ>を出して一気にトリプルクラッシュを通すという動きは、単純ながら決まると爽快ですね。
    Lv3でリミット11の盤面に立てやすいこともあり、用途が多彩なシグニだとお分かりいただけたかと思いますが、最後に用途を下記にまとめておきます。
    • Lv3の盤面で、<アルスラ>×2+フマコタの盤面で1点通す
    • Lv4の盤面でアタックを通し、<オダノブ>を出して一気にライフを削る
    • 詰めの盤面でライズシグニ2体の隣に出し、アサシンで詰めるぞと相手にプレッシャーを掛ける


    その他、3体のシグニが新規で登場する予定ですので、こちらもご紹介しておきます。
    どちらもLBを持たないのが優秀で、LB枠がキツいリルには朗報と言えます。
    《肥後の虎将 カトキヨ》
    C 肥後の虎将 カトキヨ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:[ライズ]精像:武勇
    色:赤
    レベル:1
    限定条件:-
    パワー:2000
    【自】:このカードがコストまたは効果によってシグニの下からトラッシュに置かれたとき、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置くか、カードを1枚引く。

    コストまたは効果によってシグニの下からトラッシュに置かれた時に、1エナチャージか1ドローができます。
    今リルの攻防の要となっている<サナユキ>と相性が良いです。
    《今世の張良 クロカン》
    C 今世の張良 クロカン
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:[ライズ]精像:武勇
    色:赤
    レベル:2
    限定条件:-
    パワー:8000
    【ライズ】あなたのレベル2以下の[ライズ]を持つシグニ1体の上に置く
    【起】(ターン1)このシグニの下からカード1枚をトラッシュに置く:あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置くか、カードを1枚引く。

    Lv2以下のライズ持ちシグニ1体の上に置くことで場に出せ、ターン1でこのシグニの下からカードを1枚トラッシュに置くことで、1エナチャージか1ドローができるというもの。
    アルスラ>の上に出し、すぐに効果を使うことでライズを出すことによる消費分は取り返せます。
    武勇シグニ→<アルスラ>→クロカンという順に重ねている場合、クロカンの下には2体シグニが居る計算になるため、次のターンまで生き残れば更にアドバンテージを稼ぐことができます。

    ちなみに張良というのは、紀元前に中国を統一し、前漢を興した劉邦の軍師のことです。
    クロカンは黒田官兵衛のことで、信長や秀吉に仕えた戦国時代の知将です。
    このカード名は、黒田官兵衛の軍事的な才能は昔の張良に並ぶものだと称するところに由来しているのだと思います。

    「ね、勉強になったでしょ?」
    《備中の桃将 キビツヒコ》
    R 備中の桃将 キビツヒコ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:武勇
    色:赤
    レベル:1
    限定条件:-
    パワー:1000
    【起】[ダウン]:あなたのデッキの一番上を公開する。それが[武勇]のシグニである場合、それを手札に加える。
    【ライフバースト】:カードを1枚引く。

    自身をダウンし、デッキトップを公開して武勇のシグニであった場合に手札に加える効果を持ちます。
    ダウンするとそのターンはアタックできなくなりますが、リルであればその上にライズシグニを重ねることでそのままアタックすることができます。

    例えば先攻1ターン目にキビツヒコを出し、後攻1ターン目に相手がキビツヒコの正面以外の2面にシグニを配置された場合に、先攻2ターン目にキビツヒコをダウンして効果を使用し、その後に<アルスラ>を重ねてそのままアタックすることが可能です。
    割と実戦で起こりやすそうなシチュエーションですので、覚えておくと良いでしょう。

    それではデッキレシピの紹介に移りましょう。
    ブロガー内でリルといえばしみずきさんですが、自分もフマコタを見て組みたいと思っているため、頑張って考えてみました。
    ◆デッキレシピ
    メインデッキ
    非LB LB
    肥後の虎将 カトキヨ 3
    C混成の怪物 フンババ> 1
    Cサーバント O2> 4
    C乙女の円卓 エレイン> 3
    C勝利の円卓 アルスラ> 4
    今世の張良 クロカン 2
    Cサーバント D2> 2
    Cサーバント T2> 1
    R一途の帰蝶 ノヒメ> 4
    R野生の土躰 エンキド> 2
    備中の桃将 キビツヒコ 2
    PR無二の征服 アレクサンド(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol11)> 1
    風魔の頭領 フマコタ 4
    SR十字の炎槍 サナユキ> 4
    SR矜持の豪魔 オダノブ> 3
    ◆構築のポイント
    このレシピでは、上に紹介したカードとサーバント以外は、17弾以前の武勇シグニで固め、シンプルな構築を目指しました。
    一押しのキーカードというよりは、ここに注意して組んだというポイントがいくつかあるため、ご紹介していきます。
    1.アーツ構成
    通常のルリグであれば、得られるコインの合計枚数とベットするコインの合計枚数を合わせる形で組めば良いのですが、<救念リル>だとコインを毎ターン1枚ずつ得るという形で、最終的に何枚得るかがゲームによって異なるという難しさがあります。
    また、エナの過不足、エナの色も不確定要素で、ゲームによって使いたいアーツが変わってきます。

    そこで、サーバント7枚とマルチエナが少なめの構築ながら、《スピリット・サルベージ》で状況に応じて必要なアーツを拾うという形式をとっています。
    以下のような使い分けを想定しています。
    後は相手の盤面によっても有効なアーツは変わってきますので、有効なものを選んで回収することになるでしょう。
    2.デッキの主軸
    次にメインデッキの構築を決定しますが、まずは主軸となるカードを投入しましょう。
    このデッキの主軸といえば当然、フマコタ・<サナユキ>・<オダノブ>の3点セットですよね。

    Lv3シグニで立てる機会が多い→フマコタは4投
    2面立てれば攻防で活躍してくれる→<サナユキ>は4投
    フマコタを立てるなら、手札に抱えておきたい→<オダノブ>も3枚は欲しい

    全てLB持ち。やはりLB枠が苦しいことに変わりないようです・・・
    3.下級シグニ
    主軸が埋まったところで、次に下級シグニを決定していきましょう。
    フマコタが赤3を要求するため、アドを稼げそうなシグニから枠を埋めていった結果、上記のレシピのような形になりました。

    (1)引いて損のないシグニ→4投
    ・アルスラ
    gp


    出せば1ドローでき、アド損することはない。
    ノヒメ>を下に敷く、クロカンを上に置くことで更にアドを稼げる。
    フマコタのアサシンを補助できる。
    1000以下のシグニを無コストでバニッシュできる。
    ・・・と、用途が多彩なので4枚採用。
    ・ノヒメ
    gp


    序盤は<アルスラ>、Lv4以降は<オダノブ>、<サナユキ>の下敷きにでき、腐ることはない。
    ライズシグニを重ねるだけで1ドローでき、確実にアドを稼いでくれるため、4枚採用。


    (2)引いて損することが少ないシグニ→2~3投
    ・カトキヨ
    C 肥後の虎将 カトキヨ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:[ライズ]精像:武勇
    色:赤
    レベル:1
    限定条件:-
    パワー:2000
    【自】:このカードがコストまたは効果によってシグニの下からトラッシュに置かれたとき、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置くか、カードを1枚引く。

    クロカン、<サナユキ>の下敷きと機能する局面がやや限定的。
    とはいえ非LBのLv1シグニで投入価値は割とあると考え、3枚採用。
    ・エレイン
    gp


    このデッキにライズシグニは15枚(約4割)採用されており、デッキトップ3枚の中にライズシグニが含まれる確率は、1-(1-0.4)^3≒80%となかなかのヒット率を持つ。
    外す確率があるとはいえ、複数ライズシグニが捲れた場合には欲しい方のシグニを加えられるという利点もあるため、3枚採用。
    また、<エレイン>3投、<アルスラ>4投とLv2シグニが多いため、Lv2ルリグは<明滅の記憶 リル>(リミット5のバニラ)に決定。
    ・クロカン
    C 今世の張良 クロカン
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:[ライズ]精像:武勇
    色:赤
    レベル:2
    限定条件:-
    パワー:8000
    【ライズ】あなたのレベル2以下の[ライズ]を持つシグニ1体の上に置く
    【起】(ターン1)このシグニの下からカード1枚をトラッシュに置く:あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置くか、カードを1枚引く。

    アルスラ>の上に出すのが基本であり、出す場面が限定的。
    とはいえ出してカトキヨと絡めれば、大きなアドバンテージを得られる可能性を持っており、試しに2枚採用。
    ・エンキド
    gp


    下級シグニには珍しく、終盤デッキ内に高レベルシグニが枯渇してきたタイミングで真価を発揮する。
    序盤に引けなくてもあまり問題はないが、ゲーム中で1回は出したいと考え、2枚採用。
    ・キビツヒコ
    R 備中の桃将 キビツヒコ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:武勇
    色:赤
    レベル:1
    限定条件:-
    パワー:1000
    【起】[ダウン]:あなたのデッキの一番上を公開する。それが<>のシグニである場合、それを手札に加える。
    【ライフバースト】:カードを1枚引く。

    デッキ内の武勇シグニの枚数から、33/40≒80%とかなりのヒット率を誇る。
    但し、LB枠に余裕がないことから、2枚のみの採用に。


    (3)いざという時あれば便利かもしれないシグニ→ピン投
    ・フンババ
    gp


    メイン除去が得意な相手で、<火竜点睛>が腐りそうな相手に立てておきたい
    ・アレクサンド
    gp


    赤ルリグ相手には是非立てたい。正直2枠位欲しかった・・・

    後はサーバントを入れて、デッキが無事完成しました。

    いかがでしょうか?
    オダノブ>のトリプルクラッシュを見たとき、非常に豪快なテキストだと思いましたが、フマコタを介するという方法が生まれたことで、より相手にプレッシャーをかけられるようになっています。
    カトキヨ、キビツヒコといった新規下級も優秀で、リルがSelector勢と肩を並べる日も近いのではと思っています。
    18弾では汎用のベットアーツの登場が予定されていますし、救念リルのコイン獲得能力も価値が高まりそうですし、どんどん楽しみが膨らみますね。

    18弾カードのご紹介は一段落し、次回は筆者の新作デッキをご紹介する予定です。
    お楽しみに(^-^)/

【遊々亭WIXOSSデッキ紹介動画】第1回 1止めエルドラ

    posted

    by 動画

    一押しロゴ(エルドラ).jpg
    1止めエルドラ 解説・対戦
    こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です!

    4月という新しい環境に移り変わることも多い時期かと思います。
    担当も新しいことに挑戦していきたいと思い、今回はブロガーさんをお招きして撮影したデッキ解説・対戦動画をお届けしたいと思います(`・ω・´)

    第1回のゲストとしてブロガーの"ねへほもん"さんをお招き致しました!
    是非是非チェックしてみて下さいL(・∀・ L)

    今回の動画はデッキ解説動画と対戦動画の2本立てとなっておりまして、より分かりやすくを目指しました。
    この動画の特徴は

    "ブロガーさん視点のデッキ解説"

    にあります!

    担当が相手としてプレイしておりますが、ブロガーさんが主体となり解説、相手ターンにどのようなことを考えているのかなどを発信するように致しました。
    加えて、ブロガーさんに協力して頂き、手札公開をしながらのプレイ動画となっております。

    以下が動画リンクとなっております!
     
    【遊々亭WIXOSSデッキ紹介動画】第1回 1止めエルドラ 解説編
    【遊々亭WIXOSSデッキ紹介動画】第1回 1止めエルドラ 対戦編

    ※対戦動画を撮影後に、音声を別撮りで行っておりますので、動画と音声が一致していない場合がございます。予めご了承下さい。

    皆様に楽しんで頂ければと幸いです(^_^)/
    (担当も頑張ってプレイはしました......)
     
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【第192話】蟲はピルルクだけのものじゃない!

    posted

    by ねへほもん

    今年も公式のエイプリールフール企画が公開されていましたね。
    今年はWBC繋がりということで、野球に関連する内容が多かったです。

    男性シグニを扱った「エクスチェンジセレクター」や渡辺琴音さんと1日デートといったぶっ飛んだ企画の多い去年に比べると、まともな内容が多かった気がしますが、HP全体が「野球」という1つのテーマでよくまとまっており、完成度は今年の方が上だと感じました。
    早くも来年の企画が気になります・・・
    さて、今回は先日発売された「カードゲーマー」の情報を元に、18弾のカードを紹介していきます。
    ウィクロス3周年、1弾から始めた筆者のウィクロス歴も約3年という節目の弾となりますが、大きな可能性を感じる弾となっています。
    ここ半年ほどはピルルク&緑子の2強環境でしたが、そろそろ環境が大きく変わるのではないかと思います。

    今回取り上げるのは・・・


    ミュウ
    gp


    です!
    早速新規カードをご紹介します。
    《ミュウ=フリー》
    LC ミュウ=フリー
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:ミュウ
    色:紫
    レベル:5
    グロウコスト:黒2
    リミット:12
    【常】対戦相手はコストの合計が場にある【チャーム】の数以下のスペルを使用できない。
    【自】:このルリグがアタックしたとき、あなたのトラッシュから[凶蟲]のシグニ1枚を手札に加える。
    【出】:あなたのルリグデッキから[凶蟲]のレゾナ1枚を出現条件を無視して場に出す。
    【起】[アタックフェイズ]エクシード1:【チャーム】が付いている対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。

    ついにミュウにもLv5ルリグが登場しました。
    Lv5に相応しく、色々と強力な能力を持っています。

    まず1つ目は常時能力で、相手の場のチャームの数以下のスペルを使用不能にするというもの。
    チャームの数に関係なく、相手は0コストスペルを使えなくなります。
    APEX>対策には最適で、相手にチャームの数を調整してアタックフェイズに入ることで、相手の起動による防御を妨害することができます。

    2つ目は自動能力で、ルリグアタック時にトラッシュから凶蟲シグニを1体手札に加えるというもの。
    ミュウ=イマゴ>が自身をダウンさせて回収する効果であり、ルリグアタックができなかったことを考えると、回収のタイミングは変わりましたが強化されていると言えるでしょう。
    ミュウには<エイフド>というガード能力持ちが居るため、回収能力があるのは非常に有り難いです。

    3つ目は出現時能力で、凶蟲のレゾナ1体を出現条件を無視して場に出すというもの。
    コストを踏み倒してレゾナを出せるのであると便利です。
    実用性は皆無ですが、クマムスですらグロウフェイズに出せてしまいますw

    4つ目はエクシード1を消費する起動能力で、チャーム付きのシグニ1体をバニッシュできるというもの。
    ターン1制限はないため、チャームさえ付いていれば1ターンに何体でもバニッシュできます。
    Lv5の都合上、エクシードは5枚あるため、耐久力はかなり高いと言えます。

    最大5回使える除去能力が強力で、構築の際には除去能力を補助するカードを入れると良いでしょう。
    《特大幻蟲 ヨロズハタヒメ》
    SR 特大幻蟲 ヨロズハタヒメ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精生:凶蟲
    色:紫
    レベル:5
    限定条件:ミュウ限定
    パワー:15000
    【常】:【チャーム】が付いている対戦相手のすべてのシグニは能力を失い、新たに得られない。
    【常】:【チャーム】が付いている対戦相手のシグニがバニッシュされる場合、エナゾーンに置かれる代わりにトラッシュに置かれる。
    【出】:対戦相手は自分のシグニ1体につき、自分のデッキの上からカード1枚を、それらの【チャーム】にする。
    【ライフバースト】:対戦相手の場にある【チャーム】の数に1を加えた枚数のカードを引く。

    ミュウ限定のLv5シグニです。
    Lv5に相応しく、3つの能力を持ちます。

    まず1つ目は、チャームが付いている相手シグニの能力を失わせ、新たに得られなくするというもの。
    ランサー持ちのシグニに対しては、ミュウフリーの起動能力で除去するまでもなく、ヨロズハタヒメの常時能力で無力化してしまえば済むということです。

    2つ目は、チャーム付きのシグニがバニッシュされる場合に、エナゾーンに送られる代わりにトラッシュに送られるというもの。
    相手のエナが増える心配をすることなく、どんどん殴り倒すことができます。
    ミュウフリーの起動能力が実質的にトラッシュ送りに変わるため、非常に相性が良いです。

    最後に3つ目は、出現時に相手シグニ全てにチャームを付与するというもの。
    上記2つの能力を補助でき、1枚で効果が完結しているというのは立派だと思います。

    では実際のデッキレシピに移りましょう。
    ミュウは正直専門外ですが、上記2枚と、最近ご無沙汰のとあるレゾナシグニを活躍させることを目指して組んでみました。
    レシピはこちらです。
    ◆デッキレシピ
    ◆キーカード
    《ミュウ=シェド》
    LC ミュウ=シェド
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:ミュウ
    色:紫
    レベル:3
    グロウコスト:黒2
    リミット:7
    【出】:コイン×2を得る。

    18弾の新規Lv3ルリグで、出現時にコインを2枚得られます。
    これにより、ミュウにもベットアーツが投入できるようになりました。
    18弾では他のSelectorルリグにもコインが与えられるようになるのですが、そちらの紹介は別の機会に。
    《黒幻蟲 アラクネ・パイダ》
    gp

    ミュウフリーの除去能力の補助といえば、「チャーム付与」ということで、<アラクネ>を投入してみました。
    オタガメ>登場からの<グソク>ループの発見により、<オウグソク>に出番を取られることの多かった<アラクネ>ですが、ミュウフリーの登場により再び存在価値が高まるかもしれません。
    ヨロズハタヒメとセットで立てることで、毎アタックフェイズの開始時に相手シグニを1体トラッシュに送るという、破格の除去性能を見せてくれます。

    チャームが付与できるというのもそうですが、相手の起動能力を封じられ、場持ちが良いということもメリットになります。
    今までであればレゾナを出す度に、<イマゴ>の効果で1エナチャージできたため、レゾナを出すことのコストを重く感じることは少なかったですが、Lv5グロウ後はこのエナチャージがなくなるため、レゾナを出す回数を極力減らしたいところ。
    そのため、場持ちがよく、能力が全て常時で盤面に居続ければ強いアラクネ>にチャンスが回ってきています。

    代替案としては、<チャーム・タクティクス>が挙げられます。
    アラクネ>の場合、相手のメインフェイズに除去されるとチャームを付与できませんが、<チャムタク>はアーツであるため、相手ターンでも安定してチャームを付与できるという利点があります。
    ナナホシ>・<キイロテン>といった、相手の場にチャームがあれば効果を発揮できるシグニとの相性も良いです。
    メイン除去が少ない環境であれば<アラクネ>、多い環境であれば<チャムタク>と使い分けると良いでしょう。
    《バイオ・ハザード》
    gp

    ミュウのベットアーツとして、<フェイタル・パニッシュ>との比較で悩みましたが、今回はこちらを採用しました。
    メイン除去の多い相手に対し、ヨロズハタヒメを蘇生させてチャームを付与するのが主な狙いです。
    隣に<ボクマキリ>を蘇生させればエナ消費を少し軽減できます。
    チャーム・タクティクス>採用型であれば<フェイタル>の方が優先されるかと思います。
    《月欠けの戦場》
    gp

    新弾フラゲデッキということで、かなり攻めたアーツ構成にしてみました。
    我ながら攻めたと思いますw
    ミュウフリーの除去能力が強力なので、エクシード回収で使用可能回数を増やす狙いです。
    チャーム・タクティクス>で安定的にチャームを付与できるようにすれば、より使い勝手がよくなるでしょう。
    《幻蟲 スカラベ》
    gp

    ヨロズハタヒメによりチャームを付与でき、場に出しやすくなったため採用しました。
    チャームを剥がすのは損なようでも、チャーム付きのシグニを限定することで、アラクネで狙った1体を確実に除去できるという意味では、悪いことばかりではありません。
    先攻3ターン目で出せれば相手の場を一掃する力を持ち、終盤で出しても2体のアタックを通せればパワー8000ダウンとなり、Lv3シグニを1体除去できるだけの力はあります。
    《コードアンチ メイジ》
    gp

    ミュウの盤面埋めといえば<クマムス>でしたが、Lv5にグロウすると<イマゴ>のエナチャがなくなるため、優位性が低下しました。
    逆に<メイジ>は、Lv5シグニを採用することでデッキに戻す選択肢が増えたため、使い勝手が良くなっています。
    後述する<ヘルボロス>で釣るという手もありますし、活躍の機会は広がっていると言えるでしょう。
    《コードアンシエンツ ヘルボロス》
    gp

    黒シグニで<キアハ>で回収できるため、1枚採用しています。
    最初は<バオバブーン>を採用し、<Cサーバント T>まで採用しようかとまで思いましたが、緑エナの使い道が浮かばなかったため<ヘルボロス>のみを採用しています。

    いかがでしょうか?

    ミュウフリー、ヨロズハタヒメ共に多くの能力を持っており、大きな可能性を感じます。
    構築を考える中で調べて驚いたのですが、凶蟲のカードプールが予想以上に広く、新環境への適応力は高いと思います。
    今後新しい下級シグニの情報が出れば、また構築が変わるかもしれませんね。

    カードゲーマーには世界チャンピオンであるヨネカジさんのミュウデッキのレシピも載っているため、こちらも参考にしてみてください。
    あちらは<オウグソク>や青凶蟲を採用しており、このレシピとはタイプが違っています。ヨロズハタヒメで3面チャームを付与し、<グソク>を出して全体を15000ダウンして一斉にトラッシュに送る動きも確かに強力ですね。
    ヨネカジさんのレシピが前提としてあって、それと被らないような構築を考えたという裏話があったりします。

    次回も18弾の新規カードを取り上げる予定です。
    お楽しみに(^-^)/

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