【297ページ目】ブログトップ | WIXOSS|ウィクロス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【297ページ目】ブログトップ | WIXOSS|ウィクロス

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@WIXOSS|ウィクロス担当アカウント@yuyuWixoss 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

【第251話】夢の加速グロウ

    posted

    by ねへほもん

    タイトルトップ.jpg
    夢の加速グロウ
    皆様、お久しぶりです!
    ねへほもんです。

    仕事の都合等で長くお休みを頂いておりましたが、やっと落ち着きました。
    今後はプレイヤー一辺倒というよりは、イベント運営や観戦記執筆等、幅広く活動していきたいと考えています。

    さて、今回は最近発売したカードゲーマーで面白そうなカードがありましたので、ご紹介したいと思います。
    1.夢の加速グロウ
    話題の1枚のため、ご存知の方も多いでしょうが・・・こちらです!
    《ビカム・ユー》
    LC ビカム・ユー
    カード種類:アーツ
    コスト:無0
    色:無
    使用タイミング:メインフェイズ
    限定条件:なし
    以下の2つから1つを選ぶ。
    (1)あなたのルリグが対戦相手のルリグのレベル以下の場合、あなたのルリグはグロウする。ターン終了時まで、あなたの場にあるすべてのキーは能力を失う。(グロウコストは支払う)
    (2)あなたのトラッシュからあなたのルリグと同じ色のシグニ1枚を手札に加え、カードを1枚引く。
    夢の加速グロウを可能にする1枚で、従来の「先攻有利」の格差を埋め得る1枚です。
    速攻や<タマ伍改>等、先後差の小さいデッキを好んで使っていた自分にとっては朗報でした。

    「このアーツは〇〇デッキへのメタアーツです」と言ってメタアーツが採用されることがありますが、その意味ではビカムユーは「後攻へのメタアーツ」と言えます。
    デッキ分布がバラけがちなウィクロスにおいて、特定デッキへのメタアーツは空振りに終わることが多いですが、後攻は50%の確率で発生する事象であり、対策アーツの活躍頻度が高く腐りづらいのは利点ですね。

    グロウフェイズがスキップされてもグロウされる点に着目し、雪月華遊月から突然火鳥風月にグロウし、1点クラッシュ→銃声で仕留める等、
    色々と方法はありそうですが、今回は普通に使う上で、「実戦的に強いのか?」という視点で考察してみます。

    2.相性の良いデッキとは?
    まずは、どういうデッキに入りそうかを検討してみましょう。
    色々と考えるべき視点はありますが、「加速グロウが効果的か?」「ルリグデッキに余裕があるか?」という2つの視点が重要となります。
    ◆加速グロウが効果的か?
    加速グロウはあらゆるデッキにとって嬉しいのは当然ですが、ルリグデッキを1枠使う以上、それに見合う対価を得る必要があります。
    Lv3→4へのグロウが戦力の上昇値が最も高いのが一般的ですから、「早くLv4へグロウしたいデッキ」に入れるというのが基本的な使い方と言えるでしょう。

    グロウしたターンにいきなり詰めに行く燐廻グズ子、ハンデスで相手のLv4グロウ時の戦力を奪いつつルリグ効果で鉄壁の防御体制を作れるピルルクやミルルン、<フレイン>連打でリソースを奪って制圧できるリワトが代表例です。
    巷では、Lv4にグロウしたターンにハンデス・エナ除去・詰め要求を全て実現できる「オサキループ」という恐怖のデッキが存在するとかしないとか・・・

    Lv4への先乗りが確定することで、Lv4へグロウしたターンにゲームの主導権を握れるデッキにとってはゲームプランが安定すると言えます。

    ◆ルリグデッキに余裕があるか?
    当然ながら、ルリグデッキに余裕が無いと採用できません。
    では具体的に、ルリグデッキに余裕があるデッキとは何でしょう?
    • アーツ等に割ける枠自体が多いデッキ、すなわち止めデッキ
    • 攻撃に戦力を全振りしており、防御アーツが不要なデッキ
    • ルリグの防御性能が高く、防御手段を1枚分削っても影響が小さいデッキ
    上で紹介した燐廻グズ子はグロウしたターンに勝利を目指すため、薄い防御でも問題ないです。ピルルクやミルルンはLv4への先乗りで相手の戦力を奪いつつ、ルリグによる防御を構えられるため、影響が小さいです。オサキループは相手の戦力を狩りつくし、かつグロウしたターンに詰め要求ができるため、防御手段が薄くても問題ありません。

    Lv4への先乗りが有効なデッキにとって、今までの一番の脅威は「相手Lv4、自分Lv3の状況で先にゲームを掌握されること」でした。相手の先4を凌ぐために一定の防御手段が必要だったのが、ビカムユーによる先乗りで代替できるようになったと考えると、防御手段を削ることへの抵抗感が薄れるかと思います。
    「攻撃は最大の防御」的な発想ですね。

    また詰めの精度を上げるという意味でもビカムユーは有用です。
    例えば燐廻グズ子では、<翠子>の『カタルシス』・<ピルルク>の『テンタクル』・<ドーナキー>等、ルリグの防御能力による妨害が厄介でしたが、Lv4への先乗りを確定させることでそれらへの対策が不要になるため、詰めの精度を上げる他のアーツを削減することも可能です。

    ルリグデッキの空きという視点では、止めデッキも候補に挙がります。
    止めデッキの中でも、<雪月華遊月>、3止めアイヤイといった加速グロウが有効なデッキが存在します。
    雪月華遊月>はビカムユーの第2効果(回収&ドロー)と相性が良く先攻でも腐りづらい点、3止めアイヤイは後攻1ターン目からスイングライドで突っ走れるという点で相性が良いです。

    3.相手のビカム・ユー対策
    ビカムユーでLv4先乗りが確定!!!
    となれば話は早いのですが、カードゲームには当然ながら対戦相手が居ます。
    相手もビカムユーを使えますし、ビカムユーを採用しないにしても、存在を意識した対策を取られます。
    そこで、対戦ゲームならではの注意点をいくつか挙げて、この記事を締めることとします。
    ◆ビカムユー合戦
    両者がビカムユーを採用していた場合、どのような進行になるのでしょうか。
    後攻が先に使用し、Lv4へ先乗り
    ここでポイントになるのが、「ビカムユーをいつ使うか?」です。
    後攻1ターン目で使い、さっさとLv2に上がることで、早く盤面を強化したいというのが当然の心理ですが、相手もビカムユーを採用している場合にはミスプレイングとなります。
    先攻2ターン目でお返しに使われるとLv3への先乗りを許してしまうからです。

    後攻3ターン目に使うのが合理的で、相手のビカムユーに影響されることなくLv4への先乗りを確定できます。
    とはいえ、予選で対戦した等で事前に把握している場合を除くと、相手がビカムユーを採用しているかは分かりません。

    「相手のアーツが分からない状態で、ビカムユーをどのタイミングで使うか?」

    この問いに絶対の正解はありませんが、そういう読み合い要素こそがカードゲームの醍醐味と言えます。
    先攻が使用し、Lv5へ先乗り
    5ルリグを採用しているデッキにとってはLv4だけでなく、Lv5へのグロウを早めることも重要です。
    基本的に加速グロウ要素が腐りがちな先攻ではありますが、「自分が5ルリグを採用している」かつ「相手がビカムユーを採用している」場合にはLv5への加速グロウをするという役割が加わります。
    この点において、5ルリグを採用しているデッキはLv4で止まるデッキと比してビカムユーの採用価値が高いといえます。
    但し、5ルリグ採用デッキはアーツ枠が少ないという欠点も存在します。

    「Lv5への加速グロウという利点と、アーツ枠が少ないという欠点のバランスをどう取るか?」

    これまた難問ではありますが、上で説明した「ルリグの防御性能が高く、防御手段を1枚分削っても影響が小さいデッキ」として、例えばメルでの採用が考えられます。
    ◆相手のビカムユーへの意識
    一部のデッキでは、相手のビカムユーを意識した動きが必要となるデッキが存在します。
    オサキループ・燐廻グズ子の先攻時
    「とにかくLv4へ先にグロウしたい!」というデッキで後攻を取れば、3ターン目にビカムユーを使用してLv4へ先乗りするのが当然の動きですが、むしろ先攻を取った場合に注意が必要です。
    普通に進めていると、後攻3ターン目にビカムユーを使用されてLv4へ先乗りされるおそれがあります。

    そのため、相手のビカムユーを警戒するのであれば、「先攻3ターン目のグロウをスキップし、Lv2でステイする」というやり方があります。
    相手は後攻3ターン目にLv3へグロウするでしょうから、先攻4ターン目にグロウフェイズで3に上がり、ビカムユーでLv4へグロウすることで4への先乗りが確定します。

    普通に進めればアーツ無しで4ターン目にグロウできる流れのため、ビカムユーを無駄打ちする形となりますが、Lv4への先乗りで得られる圧倒的メリットを考えると、背に腹は代えられません。

    雪月華遊月・3止めアイヤイ
    ビカムユーを使うことで、後攻2ターン目(自分Lv3、相手Lv2)と後攻3ターン目(自分Lv3、相手Lv3)の2ターンにわたり、こちらの圧倒的火力を叩きつけることができますが、相手がビカムユーを採用している場合には状況が異なります。
    先攻3ターン目にビカムユーを使用され、Lv4へグロウされてしまいます。

    また、3止め側が先攻の場合、今までは先攻3ターン目(自分Lv3、相手Lv2)と先攻4ターン目(自分Lv3、相手Lv3)の2ターンにわたり、優位な状況で攻めることができましたが、相手に後攻3ターン目にビカムユーを使用されるとLv4へグロウされ、先攻4ターン目における相手の盤面が強固になります。
    一見3止め強化に見えるビカムユーの登場ですが、「3止め相手にLv4グロウ前という危険地帯から早く抜け出す」という手段に用いることもできます。
    これらの3止めデッキの環境の立ち位置は、ビカムユーの採用率に左右されると言っても過言ではないでしょう。

    ◆グロウコストの確保
    考察において注意が必要なのが、「机上の空論にならないか?」です。
    ビカムユーによる加速グロウにおいて、実戦的に障害となりうるのが、「グロウコスト」です。

    Lv4への早乗りにおいては、
    • エナフェイズの回数が1回少ない
    • 相手のアタックフェイズが1回少なく、ダメージによるエナ増加が少ない
    • ドローフェイズが1回少なく、エナチャ手段やキーパーツを引ける確率が下がる
    という問題があり、Lv4での動きの安定性が下がります。

    そのため、Lv4早乗り重視のデッキと当たった際には、「ノーパン」が有効な対抗策となり得ます。
    逆に早乗り側としては、少ないリソースで動きだせるよう、オサキループでグロウコスト不要な<四型金娘 翠子>を採用するといった工夫が必要となります。
    ねへほもん「またノーパンされるのか・・・」

    3止めでも同様で、後攻2ターン目までにLv3へのグロウコスト(Lv2で1エナ、Lv3で2エナの計3エナ)を用意する必要があります。
    いかがでしょうか?

    「加速グロウ」という新しい概念がもたらされたことで、ゲームプランの立て方に大きな影響を与えそうですね!
    「相手がビカムユーを採用しているか?」という読み合いの要素もあり、よりゲームの面白味が増すことでしょう。

    新弾発売までに、《ビカム・ユー》や他の新弾カードを採用したデッキをご紹介していきますよー!
    改めてよろしくお願いします<(_ _)>

買取強化カード掲載中!

販売ランキング【オールスター編】

    posted

    by -遊々亭- ウィクロス担当

    aaaWX販売ランキング.jpg
    販売ランキング【オールスター編】

    こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です!

    今回も販売ランキングをお届け致します。
    紹介するランキングは【オールスター編】
    どのカードが人気カードだったのか早速チェックしていきましょう(^_^)/

    販売ランキング【オールスター編】 TOP5
    第5位
    SR幻怪 フゥライ

    [レイヤー]あなたのすべての<>のシグニは《レイヤーアイコン》の能力を得る
    《レイヤーアイコン》【常】:対戦相手の効果によって、このシグニのパワーは増減しない。
    【起】[メインフェイズアイコン][アタックフェイズアイコン]《白》:ターン終了時まで、このシグニはあなたのトラッシュにある<>のシグニ1枚の《レイヤーアイコン》能力1つを得る。
    ライフバースト:あなたのデッキから[レイヤー]を持つシグニ1枚を探して公開し、手札に加えるか場に出す。その後、デッキをシャッフルする。

    第5位は<SR幻怪 フゥライ
    起動効果でトラッシュのレイヤー能力を1つ得る効果を持っています。
    優秀な点は、手札や盤面に使いたいレイヤー能力がなくてもトラッシュから能力を使えるという対応力の高さでしょうか?
    パワー増減しない効果も強力ですね!

    第4位
    SR幻水姫 ダイホウイカ

    【常時】:あなたのアタックフェイズ開始時、あなたはカードを2枚引く。
    【常時】:あなたのターン終了時、あなたは手札を1枚捨てる。
    【常時】:このシグニがアタックしたとき、あなたは手札を好きな枚数捨ててもよい。その後、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーをこの方法で捨てた手札1枚につき、-6000する。
    ライフバースト:カードを1枚引く。その後、あなたの手札が4枚以下の場合、追加でカードを1枚引く。

    第4位は<SR幻水姫 ダイホウイカ
    汎用人気カードがランクイン!
    アタックフェイズ時に手札が増え、パワーマイナスでの面空けも可能。
    §オタガメ§>等の手札を捨てる効果と組み合わせることができたりと活躍の幅が広いカードです!

    第3位
    PR羅星 リンゼ(カードゲーマーvol.36 付録)
    【自】:このシグニがアタックしたとき、次のあなたのターンまで、対戦相手はアーツとスペルを使用できない。
    【自】:あなたのターン終了時、あなたは手札をすべて捨ててもよい。この方法でカードを1枚以上捨てた場合、捨てた枚数に1を加えた枚数のカードを引く。
    【出】:あなたのライフクロスが1枚以下の場合、あなたのトラッシュから《篭手 エルゼ》1枚を場に出す。

    第3位は<PR羅星 リンゼ(カードゲーマーvol.36 付録)
    人気メタカードがランクイン!
    対戦相手のアーツとスペルを封じることができます。
    手札を全て捨てる効果でトラッシュを増やすこともできますね!
    エルゼ>を蘇生させればアタック時正面バニッシュができ攻め手に使えたりと、このカード1枚で多くの動きが可能です!

    第2位
    SR美しき豊穣 #フレイン#
    【出】:あなたのデッキの上からカードを2枚公開する。その中からすべての[天使]のシグニをエナゾーンに置き、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。
    【起】《ターン1回》《緑×0》:あなたのエナゾーンから赤と青と緑の[天使]のシグニを1枚ずつデッキに加えてシャッフルする。そうした場合、対戦相手の、シグニ1体とエナゾーンにあるカード1枚とトラッシュにあるカード1枚をシャッフルしてデッキの一番下に置く。
    ライフバースト:あなたのデッキの上からカードを4枚公開する。その中からそれぞれ共通の色を持たない[天使]のシグニを2枚まで手札に加え、残りをトラッシュに置く。

    第2位は<SR美しき豊穣 #フレイン#
    相手のシグニとエナゾーンとトラッシュのカードをデッキに戻す効果を持っています。
    このカードを複数展開し、相手のリソースを奪い動きを制限させることができますね!
    自身でエナを貯めることができるのも優秀ですね。

    第1位
    LRクトゥル・アビス
    使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】
    対戦相手のシグニ1体をトラッシュに置く。ターン終了時まで、対戦相手のルリグ1体は「アタックできない。」を得る。あなたのトラッシュからシグニ1枚を場に出す。そのシグニの【出】の能力は発動しない。

    第1位は<LRクトゥル・アビス
    トラッシュ送り、ルリグアタック封じ、蘇生と1枚で複数防御が可能なアーツです。
    コストはやや重た目の印象ですが、それに見合った動きをしてくれるのではないでしょうか?



    以上販売ランキングでした!
    それでは、次回もお楽しみに~(´∀`*)ノシ


    遊々亭公式Twitter、WIXOSS担当Twitterでは、更新情報や、Twitter限定のお買い得情報等々、リアルタイムに情報を発信しています!

    【遊々亭 公式Twitter】 @yuyutei_news
    【遊々亭 WIXOSS担当Twitter】 @yuyutei_wixoss

ダメージ品購入の手引き

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE

ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編

by からばこ

READ MORE

「理解すればディーセレが確実に強くなる!!」ダメージレース基礎講座(前編)

by しみずき

READ MORE

人気のあのカードについて教えて!シリーズまとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE

【ディーヴァ】ゲームが上手くなるために!プレイング、立ち回り記事まとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE