
以前、強化拡張パック「Pokemon GO」発売時のデッキ紹介記事で取り上げさせていただいた<ケッキングV>を採用したデッキを使って、デッキ公開制の100人規模の大会に出場してきました。
今回はその記事となります。
使用動機としては、2点あります。
一つは海外の大きな公式大会で<ケッキングV>を採用したデッキが優勝していたこと、
もう一つは<キュワワー>や<ヤミラミ>を使ったいわゆるロスト軸のデッキが大会のトップメタとなっていることです。
後攻1ターン目からでもサイドを取りやすく、特にうらこうさくを用いたデッキは高確率でメッソンが取られたり、取られなくてもメインとなるアタッカーがダメージを負ってしまうことが多いです。
ロスト軸のデッキは相手のポケモンを倒せなくても、相手の盤面にダメカンが残っていれば後でどうとでもなるので、攻略するには「耐えるだけでなく、回復できる」必要があります。
また、一度倒されてしまったメッソンは<やまびこホーン>で再び場に出てきてしまうので、極力非ルールのポケモンの力は頼りたくないです。
そこで<アルセウスVSTAR>+<チェレンの気くばり>という組み合わせが上がってきます。
ただし、前回も紹介したアルセウスVSTAR+うらこうさくのデッキであると、最近は<頂への雪道>が多く積まれたロスト軸のデッキが存在しているので、序盤にメッソンを取られた上で頂への雪道まで置かれると遅れて負けてしまうことがあったり、使用率がロスト軸に次いで2番目といっても過言ではない<オリジンパルキアVSTAR>+<キュレムVMAX>のデッキに<大きなおまもり>を貼っても一撃されてしまうダメージを受けて負けてしまう事が多いです。
よって頂への雪道を自分でも出しながらサポートポケモン(うらこうさくなど)に頼らない動きをしたいということで今回のデッキを使用するに至りました。
使用デッキ
工夫した点としては<キャプチャーエネルギー>の採用に加えて、<ミルタンク>を採用した点です。
また、<ダブルターボエネルギー>のみだとやや火力不足そうなマッチにおいても<パワフル無色エネルギー>もあるので、効果的にミルタンクを使えると感じ採用しました。
それでは以下レポートになります。
大会レポート
こうした<アルセウスVSTAR>を一撃できるデッキに対して、通常は厳しい戦いが想像されますが、<ミルタンク>を採用していたことでイージーウィンすることができました。
当然<頂への雪道>は4枚あるので、エンペルトVの特性を消すこともできますが、<結晶の洞窟>が3枚採用されていたため、<ミルタンク>を使うのは終盤にし、とりあえず盤面に出して圧力をかけながら「トリニティノヴァ」で<ハピナスV>に加速していきます。
ここで<アルセウスV>に加速しなかった理由は、相手の<ヒスイヌメルゴンVSTAR>を手札に<パワフル無色エネルギー>と<こだわりベルト>があったことから<アルセウスVSTAR>+ハピナスVで処理できると判断したためです。
ここでヌメルゴンVSTARが処理できると、次に出てくるであろう裏のアルセウスVSTARをハピナスVで一撃で倒すことも視野に入り、相手は「トリニティノヴァ」でミルタンク用のエンペルトVと<ヒスイヌメルゴンV>を1ターンである程度用意する必要が生じました。
ここで、こちらの2体目のアタッカーがアルセウスVSTARだと相手目線もう一度トリニティノヴァが打ててしまうので、急ぐ必要がなくなってしまいます。
この戦略の結果、相手は<博士の研究>等でドローすることを優先し、エネルギー等のリソースをトラッシュすることになった上、急いでエネルギーを加速した事によって、終盤ボスの指令を3回使って<かがやくサーナイト>を縛りつつ、前にミルタンクを置いたことでかがやくサーナイトを逃がしつつ、エンペルトVを作ることが不可能になってしまい山札切れで勝利しました。
しかし、継続して<アルセウスVSTAR>を倒せるダメージを出されてしまい、<ツツジ>から捲れそうでしたが、<こだわりベルト>、<パワフル無色エネルギー>、頂への雪道のいずれかをツツジで引ければ勝ちだったのですが、前2つはサイド落ち、3枚ある頂への雪道も残り山札16枚から6枚で引けず、お相手がすべて揃えて負けてしまいました。
非常に惜しい試合でしたが、駆け引きがとても面白い試合でした。
あとは<チェレンの気くばり>や<マリィ>で盤面のダメカンを除去しながら相手への手札干渉を行うだけです。経験則にはなりますが、序盤のマリィから<キュワワー>を取られ続けてしまうと、相手は<かがやくリザードン>をしっかり使えるに至らないことが多いかなと思います。
<ウッウ>で攻撃できるので、<ミルタンク>を使うのは難しいですが、サイドプラン上、倒されてサイド1枚のポケモンが1匹出る分には試合に影響しないこともあり、序盤からプレイしていきます。
<頂への雪道>+<マリィ>によって<かがやくゲッコウガ>の特性【かくしふだ】を封じつつ、次のターンに<オリジンディアルガV>に先殴りする事に成功します。このまま押し切って勝利しました。
流行しているデッキは<オリジンディアルガVSTAR>のラインが2-2であることが多く、後続の用意が不安定なようにも思えます。<あなぬけのヒモ>でウッウがくることがわかっていても、<アルセウスVSTAR>3匹を「スタークロノス」圏外にしておくことが最重要であると思ったので、ミルタンクを差し出したところが良かったと思います。
よって、序盤からミルタンクを出しつつ、火力が高くヒスイヌメルゴンVSTARに効果的な<ケッキングV>に「トリニティノヴァ」で加速して攻めました。
その結果、お相手は<博士の研究>等で山札を掘り進める必要が生じ、だいぶ山札が少なくなったため、一体目のヌメルゴンVSTARを倒したのちに<チェレンの気くばり>で<ケッキングV>を回収し、ミルタンクで詰み盤面を築いて勝利しました。
不利対面だったので仕方のない試合であったとも思いますが、ノコッチを採用していたらどうなっていたかは気になりました。
というのも、ノコッチを採用しても、<レジエレキ>のワザ「テラスパーク」でベンチにダメージをあたえることができる都合から、結局どこかでノコッチを倒されて闘弱点を消せなくなってしまう上、ベンチにいても40ダメージ以上<アルセウスVSTAR>がダメージを負うことになるので、大きなおまもりをつけていようがレジロックに一撃で倒されてしまうことから、<マナフィ>と合わせて採用しないとあまり効果的でないようにも思えます。
そのあたりはこれから研究していきたいとも思います。
おわりに
よって、5勝2敗 10位で予選突破ならず(トップカットは8名)という結果でした。しかし、<ケッキングV>や<ミルタンク>の強みを活かした試合が多く、何より事故で負けた試合が無かったので、安定感のあるデッキであると感じました。
是非試してみてください。
それでは。