
新弾レビュー「フェアリーライズ」
まだWCSを控え、現行スタンダードはXY以降という段階ですが本記事では新スタンダード(SMレギュ)準拠で書いています。
ジュカインGX
特筆すべきは進化前の<ジュプトル>。
特性たいようのめぐみで毎ターン草ポケモンをサーチすることができ、盤面を強化してくれます。
今回収録された<ネットボール>などで<キモリ>を並べておけば一匹のジュプトルから一気にジュプトルを並べることもできます。
<ウルトラネクロズマGX>や<マッシブーンGX>、<ネクロズマたそがれのたてがみGX>などから守ってくれる<ジュカイン>に進化できることも優秀。
<ラランテス>とあわせればBW時代のガブリアスチルタリスを彷彿とさせるデッキになりますね。
ジュカインGX単体では相手のGXポケモンを一撃で倒す火力はありませんがジュプトルの強力な特性を活用しデッキ全体で戦っていくカードです。
シンボラーGX
<ホウオウGX>や<レックウザGX>などGXポケモンがメインの高火力デッキは相手するのが少々やっかいです。
上手にミラーカウンターで相手のGXと相打ちできればそれだけで仕事をしたといえるでしょう。
メインウエポンのソニックウイングはそれだけでは少し物足りないのでシンボラーGXを盾にしつつ時間を稼いだり、<デオキシス>や<ブラッキーGX>などの攻撃後に下がるワザで交代するなど工夫が必要そうです。
他に代わりがいない尖ったカードなので使い方次第では化けると思います。
アローラキュウコンGX
進化するだけでグッズ2枚をサーチすることができます。
<ふしぎなアメ>と<ハイパーボール>をもってきて2進化ポケモンに進化させたり、<カスタムキャッチャー>2枚を揃えたり、<改造ハンマー>や<クラッシュハンマー>で妨害したりとできることは無限大です。
なにより進化前の<アローラロコン>のみちしるべが単体でもとても強力で、<アローラキュウコンGX>につなげられる点でも優秀です。
基本はみちしるべで場面を整えるのが役目だったアローラロコンにさらに役割が増えたと考えることもできます。
アローラロコンには今までは序盤しか仕事がなかったですが、中盤以降にも厄介な存在となりそうです。
<アローラキュウコンGX(SM2)>、<アローラキュウコン(SM2+)>に分岐しかできるのも偉いですね。
ワザもなかなか優秀で、フェアリーエネルギーを要求するものの十分に戦える性能を持っています。
足りないダメージを補ったり倒し損ねたポケモンにトドメをさしたりできます。
便利なカードですがHPが200と1進化GXポケモンの中では低いためむやみやたらに進化させて倒されてしまわないよう気を付ける必要はあります。
ミミッキュGX
40ダメージの相手に使うと130ダメージで計170(<カプ・テテフGX>など)
50ダメージの相手に使うと160ダメージで計210(<ゾロアークGX>などの1進化GX)
と少しでもダメージを負わせておけば強力なGXポケモンも倒すパワーを持っています。
<戒めの祠>や<カプ・コケコ>、<マニューラ>などでバラまいておいてチャンスを伺いましょう。
ただし戒めの祠を使うときは自身もダメージを受けることを忘れずに。
<カウンターゲイン>との相性もいいですね。
GXワザは1エネで使えるのが脅威。
ベンチでゆっくりと育てようとしたところを襲い掛かりましょう。
ビークイン
ビークイン大好きな私としてはたまりませんね。
ボックスの側面に描かれていたのでリリース前に収録されることが判明し今か今かと待ち望んでいました。
カードの性能としては1進化HP120逃げ2は標準的ですが1エネで120ダメージが出せるのが高パフォーマンス。
ベンチを草ポケモンのみで5匹埋めないと使えないのは条件として軽くはないですがそれに見合うダメージだと思います。
ただやはりデッキ構築上草ポケモンを並べられるようにしなくてはクイーンコマンドをうちそびれる可能性があるため自由度は高くありません。
幸い、<ミツハニー>、<ネットボール>が優秀なため並べること自体はそこまで難しくはありませんが、<カプ・テテフGX>などはやはり採用しにくいです。
基本的にはダメージテンポで押していくデッキになるでしょう。
ヌケニン / テッカニン
今回も厄介な能力をもって登場しました。
サイドカードを取る枚数を減らせればにサイドレースをひっくり返すことができます。
もちろんアタッカーはその都度準備する必要がありますし、ヌケニンを毎回つけられるとも限りません。
デッキスペースも圧迫するためなかなか思うようにはいかないかもしれませんが、ヌケニンに特化させるだけの価値はあるカードだと思います。
<巨大植物の森>がないとはいえ、<活力剤>のあるエクストラレギュレーションではとんでもないデッキができる気がします。
ギラティナ / デスカーン
デザイナーズカードではありますが自由度の幅がかなり広いです。
<カプ・テテフGX>や<オドリドリ(バイタルダンス)>、<マーシャドー>など出したときに発動する効果と相性がいいですね。
そのような特性を持つポケモンは今後も増えていくでしょうし常に注目しておくといいかもしれません。
問題はデスカーンが1進化であり、場に継続して出していけるかどうかというところとソウルジャグリングの要求エネルギーにこたえられるかというところ。
SMレギュは特性ロックできるカードがまだそこまで多くないのでそこはねらい目。
メロエッタ
とてもメロエッタらしくていいですね。
ゼルネアス◇
特性のおかげで出動しやすく、ベンチに置いておいてタイミングを伺えるのも強い。
フェアリー単色のデッキであれば採用して損はないでしょう。
たねプリズムスターの標準体力160は今後一つのダメージ基準となるでしょう。
アブリボン
現状主に守りたいのは<グズマ>だけですが、このカードをフェアリーポケモンに使わせなくするだけでも強力です。
<アローラキュウコンGX>は体力も高くなく、出したタイミングで役割を終えることもあるため、そこを守るために採用することは検討の余地があるでしょう。
進化前の<アブリー>も耐久は低く、1進化でデッキスペースも使うため簡単に入れられるカードではないため長期戦デッキで詰めの状況を作っていくような採用方法になるでしょうか。
カプ・テテフ
状態異常は効果自体は強いもののかけることが難しい、もしくはコスパ的にあまり優秀とは言えないことが多く、環境デッキに組み込まれることは多くありませんでした。
ただこのギミックは非常に簡単に準備できるため一考する価値はあると思います。
ばら撒きやベンチ狙撃など真っ向から殴り合わないデッキで光りそうです。
ネットボール
また、草のたねポケモンも<ネストボール>と違い手札に持ってくるため<ツボツボ>の特性「なましぼり」を使ったり、場を埋めずにデッキ圧縮をすることができます。
<ビークイン>、<アローラナッシー>、<ジュカインGX>の基盤となるカードです。
ぼうけんのカバン
ドロー力のあまり強くないサンムーンレギュレーションにおいて2枚のカードにアクセスできるのは優秀です。
<エスケープボード>と<こだわりハチマキ>を持ってきて前のポケモンを倒せる段取りを整えたり<学習装置>と<カウンターゲイン>で前と後ろのエネルギー供給を補ったりできます。
今後もポケモンのどうぐは増えていくため、今のうちに集めておくといいと思います。
フェアリーチャーム
効果は限定的ですがハマれば恐ろしい盾となります。
それぞれのタイプにのみしか作用しないため対応した相手でなければ完全に無駄なカードとなってしまうのが難点。
環境をうまく読んで活用しましょう。
マツバ
ただ盤面には影響を及ぼさないため、それだけで優勢劣勢をひっくり返せるわけではありません。
競った状態から抜け出したり、劣勢から追いつくためのカードな印象です。
マツリカ
対象の色を選ばずフェアリーエネルギーを加速させるので無色込みのデッキなどで採用することもできます。
問題はサポートカードを使う権利をマツリカにあてられる余裕があるか、価値があるか、というところ。
ドローエンジンとして<ゾロアークGX>を採用したフェアリーデッキなどではいい動きをするかもしれません。
強化拡張パックながら超、草、フェアリータイプに軸となるカードが追加されました。
9月の2019シーズン最初の大型大会までもう1弾追加されますが土台は固まってきましたね。
とりあえず僕は<ビークイン>を使いまくります!!