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「チャンピオンズリーグ2018 横浜」参加レポート ~前編~

    posted

    by ヤナギブソン

    2017年シーズンが終わったのも束の間、早くも2018年シーズンがスタートしました。
    対戦形式はBO3からBO1へ、CSPは順位配布となり、また新しい戦いが繰り広げられることになります。
    まだあまり情報が出ていませんがCSPが与えられる公認大会も開催が楽しみですね。

    今回は開幕戦となったチャンピオンズリーグ2018横浜の参加レポートです。
    前編は大会参加までの環境考察と使用デッキ構築の経緯をお届けします。
    後編のレポートは対戦結果と大会を終えての考察をお伝えする予定です。

    日本チャンピオン決定戦を終えて
    今年の日本チャンピオン決定戦の優勝デッキは<サーナイトGX>を主軸としたデッキでした。
    しかしサーナイトGX1強というわけではなく など多様なデッキが存在する中での優勝でした。
    大会を終えてサーナイトGXの評価は上がりましたがどのデッキにも勝ちうる可能性がある群雄割拠な環境であったかといえるでしょう。
    その後チャンピオンズリーグ2018の情報が告知され、その開幕戦がはやくも9月に開催されることととなりました。
    日本チャンピオン決定戦から2ヶ月と少し、シーズンオフの期間の短さに驚いたプレーヤーも多かったと思います。

    その間にリリースされるカードはひかる伝説と一部プロモーションカードのみ。
    ひかる伝説はロイヤルマスク争奪戦のイベントでシールド戦用にパックであり、当初は環境に大幅な変更をもたらさないと考えられていたように思えます。
    私もひかる伝説のカードリストが公開された直後はそのような印象を抱いていました。
    しかしチャンピオンズリーグ2018横浜大会の結果を振り返ると環境はある1枚のカードによって大きく塗り替えられていました。

    ゾロアークGXについて
    チャンピオンズリーグ2018横浜大会は<ゾロアークGX>によって支配された大会でした。

    大会参加者の統計を取ったわけではなく具体的な数値は示せませんが、会場の至るところでこのカードが盤面に出ている場面を目撃し、使用率の高さを感じました。
    1進化のカードでありながら<カプ・テテフGX>、<シェイミEX>に次ぐ採用率だったのではないでしょうか。
    なぜこのカードがここまで多く採用されたのかを自分なりに考察したいと思います。

    特性とりひきについて
    手札のカード1枚を捨てカード2枚を引くこの特性はシンプルにして強力です。
    毎ターン1度だけという制限はありますが場にいる限り手札を整え続けてくれます。
    場にドローソースが確保されることで手札を整えるサポートを使わずに済み、<グズマ>や<アセロラ>、<オカルトマニア>といったドロー効果でないサポートを使いやすくなります。
    場にいるだけで手札を整える特性を持つポケモンとして他に<ヤレユータン>、<オクタン>がいます。
    これらのポケモンと比較して手札枚数に関係なくドローすることができるのはとりひきの1つの強みですがそれだけではありません。ゾロアークGXのとりひきにしかできないことがあります。
    それはカードを捨てることです。
    場の展開ができている場合、手札にあるポケモンやボールはあまり使い道のないカードです。また<カリン>やオカルトマニアなど、対戦相手によっては効果が薄いカードもあるでしょう。
    とりひきはそれらを捨てることで<N>に対する耐性をつけることができます。
    終盤の相手のNによって手札が少なくなり思うように戦えなくなることはほとんどのデッキにとっての脅威ですしこれを遠ざけられるのは大きな利点ですね。もちろんゾロアークGXがそのまま場に残っていれば手札を補充できるためよりNに強い状況を作り出せます。
    よるのこうしんや<ビークイン>、<ダークライGX>や<ドータクン>などトラッシュを利用するデッキと相性がいいことは言うまでもありません。

    ワザ ライオットビートについて
    このワザの魅力はなんといっても<ダブル無色>1枚で使えるワザであること。
    簡単に使えるワザであるにもかかわらずベンチをフル展開すれば120とほとんどのポケモンを2発で倒せるダメージを出すことができます。
    スカイフィールド>でベンチを広げれば180まで最大ダメージは伸び、さらに<こだわりハチマキ>などのダメージをあげるカードをあわせて使えば一撃でEX、GXを倒すことも可能です。
    場にポケモンが並べられない場面以外では腐ることがありません。デメリットもなく扱いやすいのが素晴らしいですね。
    ダブル無色1枚でワザがつかえる便利さは<カプ・テテフGX>のエナジードライブで皆さんよくご存じだとは思います。
    ライオットビートは相手にエネルギーがついていなくても自発的にダメージを伸ばすことができるのは特徴と言えるでしょう。

    ワザ トリックスターGXについて
    ワザ自体はとても強力です。
    しかし悪エネを2つ要求されるのはライオットビートと比較すると少し使いづらいワザです。
    エネルギーつけかえ>もしくは<マルチつけかえ>を採用した<ダークライGX>デッキなどではかなり強力なワザとなります。
    要求するエネルギーの色がライオットビートと大きく異なるためトリックスターGXを使うデッキとそうでないデッキとでは構築も異なるでしょう。

    ゾロアークGX>は便利な特性、ワザを持ったポケモンであることはおわかりいただけたかと思います。
    ダブル無色>が入っているデッキであればゾロアークGXは腐ることはないでしょう。
    1進化のGXポケモンであるため4枚ほどのデッキスペースがあればドローシステムとサブアタッカーを補えるのです。
    その便利さ故ゾロアークGXは多くのデッキに採用されました。
    スカイフィールド>から高速で繰り出される高火力ライオットビートを武器にゾロアークGXをメインアタッカーで採用したデッキと、とりひきで後方支援を行いながら状況に応じて前に出て戦うサブアタッカーで採用したデッキと大きく分けて2通りの採用の仕方がありました。

    ゾロアークの弱点
    ウソッキー>は特性みちをふさぐによってベンチが制限でき最大火力が下がられるため有効なゾロアークGXの対抗手段です。
    ウソッキーも今大会採用率の高いカードでした。
    また、ベンチを展開して戦うため<ゾロアーク>のマインドジャックや<カプ・コケコ>のかいてんひこう、<ネクロズマGX>のブラックレイGXはつらいところがあります。
    とはいえ1進化で出しやすくワザも<ダブル無色>1枚ですぐに攻撃できますしゾロアークGXで戦いにくい状況になったらとりひきで支援だけ行うという戦い方ができるためゾロアークGXだけを意識しすぎるのは禁物です。
    次弾で登場するマッシブーンGXは、<こうかくレンズ>をつけてジェットパンチをお見舞いすればベンチにいる<ゾロア>もゾロアークGXに進化する前に倒すことができます。ゾロアークGXの天敵になるかもしれません。

    環境予想
    日本チャンピオン決定戦の環境をベースに考えました。
    ゾロアークGX>が便利で強力なカードなのでこのカードが自然と採用できるデッキは伸びます。
    具体的にはよるのこうしん、<グソクムシャGX>軸です。
    よるのこうしんは<カリン>を使われても攻撃できるアタッカーとなり、よるのこうしんを手札から捨てられるためより強力になりました。
    グソクムシャGXデッキは苦手だった炎デッキへ少しだけ耐性ができ、よりダブル無色を効率的に扱えるようになりました。
    逆にゾロアークGXが台頭したことで減ったデッキもあります。
    オーロット>です。
    ゾロアークGXに弱点を突かれ<ダブル無色>1枚で倒される可能性が高くグッズロックしても特性でカードを引かれてしまうため少し厳しいです。
    とはいえ強力なデッキなことは間違いないため、ゾロアークGXに対しても勝利しうるエネ破壊軸のオーロットは一定数いると考えていました。
    オーロットの減少によりよるのこうしんの増加、全体的なグッズ採用枚数の増加、それを見越した<ダストダス>の増加を想定。

    ゾロアークGXが出たことにより新しいデッキタイプも生まれました。
    ゾロアークGX+<ルガルガンGX>です。
    ゾロアークGXのとりひきで手札を整えつつルガルガンGXのブラッディアイで相手の育てているポケモンが育ち前に倒しそのまま押し切る攻撃的なデッキです。
    私はずっとルガルガンGX+<ビークイン>を調整していてルガルガンGXの弱点をつけるためこのデッキに苦手な思いをしたことがなかったのもありあまりこのデッキを高く評価していませんでした。
    しかし総合的にみると早い段階から対戦の主導権を握ることができ、巻き返そうにもとりひきで手札は常に潤沢で場も整っているため簡単に巻き返すことができないデッキだと思います。それなのに早い。
    2ターン目からガンガン殴ってきます。先行時の制圧力は圧巻です。
    今大会<サーナイトGX>が台頭できなかったのはこのデッキの割合が高く、サーナイトGXに進化する前に倒されつくされ逆転できなかったからだと思っています。

    大まかにはこんな感じでとらえていました。 正直今大会は元々休憩期間だと思っていたのもあり、ほとんど練習しておらず環境予想は全然自信がありませんでした。
    振り返ると反省点だらけです。
    ゾロアークGXが強いことはわかっていてもどのようなデッキタイプが出てくるかはわかっておらず、ルガルガンGX+ゾロアークGXのことは甘く見ていました。当然優勝者のようなトリッキーなデッキも頭になかったです。
    また、サーナイトGXを評価しすぎていました。
    強力なGXポケモンとはいえやはり2進化、長い戦いの中では思うように進化できず戦えない勝負もあったでしょう。

    しかし予想として間違いないと確信した部分もありました。
    よるのこうしんの増加とゾロアークGXが高採用率であることです。
    よるのこうしんにとっては追い風になることしかなく、チャンピオンズリーグfinal、日本チャンピオン決定戦で対策されまくっていたとはいえ環境トップだと考えていました。
    私はビークインがいなかったらよるのこうしんを使っていたと思います。
    また、先述の通りゾロアークGXは便利で強力なカードなので多いだろうとは思っていました(ここまでとは思っていませんでしたが・・・)
    そのため<ウソッキー>を採用するデッキも多いであろうと想定していました。

    デッキ構築の経緯
    私はすべてのポケモンの中で<ビークイン>が一番好きです。
    だからXY7でビークインが登場して以降ずっとビークインを使い続けてきました。
    前回のチャンピオンズリーグfinal、日本チャンピオン決定戦はビークインを使ったものの惨敗し、次こそはと挽回する気持ちに燃えていました。
    そこで<ゾロアークGX>が登場!!!新たなビークインデッキが組めると胸躍りました。
    ゾロアークGXはいままでのどのビークインの相方とも違うカードでデッキを1から構築する必要がありました。
    パズル<マオ>入り、<マツブサ><エルレイド>入り、<スカイフィールド>なし型などあれこれ試してみるとどのデッキでもゾロアークGXの強力さに感動。
    特にビークインデッキのネックである序盤の弱さを補えるところが素晴らしい。
    特性もポケモンがトラッシュ送りにする必要があることとかみ合っていて何も言うことがありません。
    ゾロアークGXがサイドを取れるポケモンなのでビークインは対戦の終盤のフィニッシャーとしてのみの運用となりました。
    基本的にはビーリベンジは1回か2回しか使いません。
    新しいビークインデッキに大満足だったのですが問題がいくつか。
    序盤がゾロアークGXだよりなのにも関わらず相手の<ウソッキー>1枚で攻撃力が激減してしまうのです。
    序盤からサイドを取れる構築にするためスカイフィールド型にすることは決めていたのですがこれでは意味がありません。
    そこでマツブサエルレイドを諦め<アローラベトベトン>を採用することに決定。
    アローラベトベトンにより相手のウソッキーを封じ高火力ライオットビートをたたきこめる構築となりました。
    また、非EX(GX)が主体ではなくなったためよるのこうしんがつらくなりました。
    全く勝てないわけではなかったのですが自分の詰めの甘いよるのこうしんとスパーしても勝率4割いかないほど。
    環境トップであると予想しておきながらそこに手を抜くのは自分を信じていないようで納得がいかず<カリン>を採用しました。
    ビークインを使いながらカリンを採用するのは心苦しいところではありますが背に腹は代えられません。
    最終的にはこんな形になりました。

    デッキレシピ
    サポート
    9
    UN
    2枚
    1枚
    1枚
    1枚
    スタジアム
    4
    エネルギー
    4


    ポケモンの総数は27枚。個人的には多くも少なくもありませんがしっかりとポケモンを落としながらプレイしないと終盤でも進化GXはビーリベンジ一撃で仕留められません。
    バトルコンプレッサー>が入っていないため簡単にポケモンをトラッシュに送ることができなくなり、とりひきをうまく使う必要がでてきました。
    パラレルシティ>、<スカイフィールド>+<フィールドブロアー>で自分の場を絞ることで<ゾロアークGX>、<アローラベトベトン>を一気にトラッシュすることで急激にダメージを伸ばすことができます。
    相手の<アセロラ>につきあっていたらエネルギー破壊や<フラダリ><シェイミEX>で負けてしまうため相手の210以下のEX(GX)はライオットビート一撃で倒せるよう意識しました。
    構築についてはいくつか反省点があります。 まずは<センパイとコウハイ>が必要だったという点です。
    ライオットビートで210を出すためには<ダブル無色>、<スカイフィールド>、<こだわりハチマキ>が必要でいくらたねポケモンが多い構築とは言え、揃えるのが大変なため確実にサーチする手段を確保しておきたかったです。
    抜くカードは<オカルトマニア>か<かるいし>。
    かるいしを抜く場合は<フラダリ>を<グズマ>と変更することになるかと思います。
    アズサ>の採用もかなり悩みました。
    欲しい場面はかなりあるのですがたねポケモンは多めに採用されているためスカイフィールドが割られてポケモンが減っても十分に復帰できるため初手以外に使う必要があまりありませんでした。
    ゾロア>を初手で2体並べておきたいので代わりに中盤以降も仕事のできる<レベルボール>を採用しましたが初手の展開力はアズサには敵いません。
    このあたりの構築は煮詰められていなかったと感じています。

    当日は<カリン>を採用するかどうかを深夜2:00まで悩んでいました。
    悩みながら採用したカリンは活躍したのでしょうか?

    次回、対戦結果と大会を終えての考察をお楽しみに!!

チャンピオンズリーグ2017 Final&日本チャンピオン決定戦 参加レポート【ヤナギブソン】

    posted

    by ヤナギブソン

    今シーズンの最終戦、チャンピオンズリーグFinalと日本チャンピオン決定戦に参加してきました。
    WCSの参加権利がかかった大会でもあり、自分の持てる力をすべてぶつけてきました。

    ■大会開始まで
    最後に参加したチャンピオンズリーグ千葉からFinal、日本チャンピオン決定戦まで1月ほど時間がありました。
    5月のチャンピオンズリーグ連続を考えれば余裕があるように思えますがSM3が6/16(金)に発売されることで環境が大きく変わるため実質的な考察、調整期間は1週間ほどしかありません。
    そのため新カードが公開されるたびにどれほど環境に影響を与えるのか、使うのであればどのような長所,短所があるのかを調整仲間や弟とともに調べていきました。
    僕は<ビークイン>が1番好きなポケモンであり去年も今年もずっと使い続けているため環境に大きな変化がなければFinal,日本チャンピオン決定戦もビークインメインのデッキで出場する予定でした。

    5/23の<オンバーンGX>の公開はとても恐ろしいものでした。



    ダブル無色>しかエネルギーのない<ビークイン>デッキではラウドソニックを打たれ続けるとワザをつかえずに負けてしまう可能性があるためです。
    結果的には進化前の<オンバット>が無色で<ダブルドラゴン>を貼れないことや<ダブルドラゴン>に依存しすぎている点などが難点でオンバーンGXの評価は低く、環境にあがってはこないという予想でその通りだったのですが怖い存在でした。

    オンバーンGX>がもし環境に上がってきたときは断腸の思いでビークインを諦めざるを得ないため別デッキを考えました。
    できあがったデッキは<ライチュウ><ホルビー>。
    S__61554692.jpg
    ライチュウ>の特性めちゃ強いやん!と公開されてすぐ仮デッキをつくりそこから調整を重ねました。
    ジュナイパーGX>、<サーナイトGX>、<ゾロアーク>とどうにもならない相手がいるもののそこ以外にはいい勝率で戦えていてFinalか日本チャンピオン決定戦のどちらかで使うと決めていました。<グズマ>が出るまでは。
    グズマ
    グズマの登場で多くのデッキでマヒを解除されやすくなり、かなり厳しくなってしまいました。
    勝率的には怪しいデッキでしたが好きなデッキではあったので最後まで使用候補でした。

    ネクロズマGX>はプリズムバーストよりもブラックレイGXのスペックが優れていることで調整仲間と意見が一致し<ダストダス>、<オーロット>等に組み込んだデッキを組んでいました。
    個人的には<クロバットBREAK><ネクロズマ>をつくっていましたがこれもグズマの登場で廃案。

    その後<グソクムシャGX>、<サーナイトGX>、と強力なGXが公開されその都度研究しましたがビークインでは倒せない相手ではないという印象でした。
    問題は環境がどう動くか。僕のビークインデッキは殴りはじめの早いデッキではないので非EX,GX主軸のデッキを相手にするのは少し厳しいです。
    GX・EXの大味な環境になることを願って新弾発売日を迎えました。
    そして発売日にお披露目となった最後のGXは<マーシャドーGX>。
    よるのこうしんデッキにさらなる強化をもたらし、<オドリドリ>,<カリン>などのよるのこうしん対策がさらに盛り込まれることが予想され、ビークインにはつらい状況となってしまいました。
    オドリドリ>自体は現状でも広く採用されており、<Uゴーリキー>とプレイングである程度はケアできるのですが<カリン>だけはどうにもやりようがないというのが実情。
    アンノーン>や<クレッフィ>を採用することでバックアップしやすくすることは可能ではありますがいれるとなればイーブイたちを抜かざるを得ず<ボルケニオンEX>、<グソクムシャGX>、<ジュナイパーGX>あたりに弱くなってしまいます。
    カリン>の採用率は10~15%と見込みました。
    打たれたらきついのは確かですが中打点ビートから一発高火力の流れがしっかりできれば勝機はまだあるためFinal、日本チャンピオン決定戦でビークインデッキを使うことに決めました。

    デッキレシピ
    ビークインゾロアークゴーリキー デッキ
    プレイヤー:ヤナギブソン
    ポケモン
    30
    サポート
    8
    -N
    2枚
    2枚
    スタジアム
    0
    エネルギー
    4

    千葉で使用したデッキから<ゴーリキー>をさげるためのカードであった<かるいし>、<AZ>が<グズマ>のおかげで不要となり、苦手であったよるのこうしんに対して有効である<-オドリドリ(キラ)>、<ガマゲロゲEX>を採用。
    マーシャドーGX>は<タスキ>型でない限り<ビークイン>の前には出したくないため中盤以降に<バチュル>が殴ってきたところを<N>ブルブルパンチして機能停止を狙いにいきます。
    オーロットBREAK>も<ネクロズマGX>の影響で復権するであろうという予想から<ギラティナ>も採用しました。
    もともと<ごみなだれダストダス>を序盤に倒せなくてつらいのをベンチ3体マインドジャック100に20追加させるため<ちからのハチマキ>を採用していましたが、環境全体がダストダスを意識してグッズ依存度下げる方向で動いておりダストダスの総数が減ったため<こだわりハチマキ>に変更。

    変更点は以上。
    ポケモンを増やしたかったわけではなかったのですが入れたいポケモンをいれていったら30枚とかなりの枚数になりました。
    Uゴーリキー>や<ゾロアーク>などをベンチに置いていてもビーリベンジでGXポケモンをワンパンできる火力が出るようになりました。
    半面<カリン>への耐性は下がっていますのでカリンを踏まないことを祈りつつ<ビークイン>に頼らずサイドを詰められるプレイをこころがけました。

    チャンピオンズリーグFinal
    第1マッチ ダークライGXダークライEXカラマネロEX(カリン入り)
    1戦目
    後手。1ターン目から<カリン>がトラッシュに送られる。終盤急にうたれるよりは見えていたほうがやりやすい。
    ガンガンまわされますが<ピーピーマックス>3発で1発しかあたらずそこそこといったお相手。
    ベンチを絞られていましたので<テテフGX>と<ゾロアーク>で2枚は取っておきたいところ。
    しかし<ハイパー>に触れずやむなく手札の<ガマゲロゲEX>で刻むプラン。
    N>でお互い6枚ドローすると都合よく<こだわりハチマキ>を引き当てブルブルパンチ。
    お相手ここビタどまり。そのままブルブルパンチ3発で<ダークライEX>を倒します。
    そのままマウントを取り続けカリンを打たせる余裕をつくらせず<ビークイン>で攻めて勝ち。
    経過時間約18分

    2戦目
    今度は<ピーピーマックス>もヒットし順調に場を展開するお相手。
    こちらも<テテフGX>と<ゾロアーク>で攻めようというところですが<月輪の祭壇>を活用しアタッカーを交代してきて簡単には2パン取らせてもらえません。
    サイドの取り合いが起こりあとはビークインで2発ビーリベンジを放ってゲームエンドを狙うシーンでしたが<カリン>を使われ仕切り直し。
    そのときすでに<バトルコンプレッサー>が3枚トラッシュにあったため再びトラッシュにポケモンを送りなおすのは難しく敗北。
    経過時間40分

    3戦目
    速攻でビーリベンジ180を目指す。
    が、先2では出せず。先3もエネルギーが引けず倒せず時間切れとなり両者取り切れず引き分け。

    〇×- 引き分け


    第2マッチ ニンフィアGX(ソーナンス、オドリドリ入り)
    ニンフィアGX ソーナンス オドリドリ
    ビーリベンジ200前を3回うてるかどうかのゲーム。
    ダブル無色エネルギー>、<バトルサーチャー>をしっかりと山に残せるかどうかが勝負の分かれ目

    1戦目
    先1にエナジー進化される。
    こちら<ミツハニー>を並べられないターンがありやむを得ず<スペシャルチャージ>を切ることに。
    手札に<サーチャー>と<ダブル無色>がだぶつき<N>を打つしかないターンが多くいつまでたってもトラッシュが増えずサーチャーだけが消費されていく。
    ようやく200出せるようになったころにはサーチャーもダブル無色も残りわずか。
    最後のダブル無色でサイドからキーカード引けず相手のプレイだけ見て降参。

    2戦目
    ダブル無色>を割られてから<コンプレッサー>ではじめて山を確認。
    ダブル無色3落ちしてて絶望。
    さらに<プラターヌ博士>が落ちているものと勘違いし落とし忘れて<N>を使わざるを得なくなり相手を助けてしまう。
    スペシャルチャージ>で山に戻し1体は<ニンフィアGX>を落とすが残り山2枚だったため<ロケット団の工作>で負け。
    この大一番でミスしてるようじゃダメ。


    ×× 負け


    ここでFinalはCSPが取れないことが確定。
    明日の日本チャンピオン決定戦に向けて再度デッキを煮詰めることに。

    まずFinalのデッキを見渡したときに思ったのは自分の想定よりも<カリン>の採用率が高いこと。
    20~30%、ほどでしょうか、見渡しただけでそれくらいいたように見えたので実際はもっと多かったかもしれません。
    よるのこうしんも1回戦目は多かったのですがその影響か最終戦までにかなり数を減らしていました。
    それだけしっかりとよるのこうしん対策が取られていたのだと思います。
    苦手とする<オーロットBREAK><ネクロズマGX>は予想通りではあったものの一番多いタイプでありこれも脅威でした。
    ビークイン>を主軸にするにはあまりに厳しい状況でした。

    ある程度覚悟はしていたもののいざ現状を目の当たりにしてデッキ選択に迷いが生じます。
    このままビークインを使っても勝てない。
    そもそも特別有利な相手がいるわけでもないのに向かい風の環境。
    自分のこだわりを貫き通すといってもただやられにいってるだけではないのか。
    そんな気持ちが今更になって沸きはじめました。
    幸い一緒に練習していた仲間のデッキがあったためデッキだけは高い完成度のものがありましたが先ほど述べたように元々ほかのデッキを準備していたわけではありません。
    ビークイン以外のデッキを正確にプレイする自信はありませんでした。
    結局それから数時間、ビークインを使う!!別のこれを使う!!!あれを使う!!!を繰り返しビークインを使うことに。
    自分の好きなデッキで戦うというのが信念ですがベストなデッキ選択でないことは自分でもわかっていました。
    もっと他に自分の気に入ったデッキを構築できなかったことが後悔です。
    とはいえ今自分が作れる最高のビークインデッキができたと思っていたのでビークインを選択した中では自信を持っていました。
    ここまできたらあとは戦うだけ!と強気な気持ちで挑んできました!!!


    日本チャンピオン決定戦
    使用デッキはFinalと同じ。
    第1マッチ オーロットBREAKネクロズマGX
    オーロットBREAK ネクロズマGX
    なんと一緒に練習していた仲間が初戦の相手。
    お互いデッキを知った状態での対戦です。

    1戦目
    先1<オーロット>はたたず可能な限り動きますがサポートを使った後にあまりグッズを使えず。
    先2からはオーロットがたち順調に攻撃されていきます。
    こちらは<ゾロア>はしっかり出せていたのでなんとか<ゾロアーク>に進化したかったのですがかなわず。
    途中、<シェイミEX>を出せば引くことはできるがどこまで手札のたねポケモンを並べるか判断の難しい場面がありました。
    山札に<ミツハニー>が残っておらず終盤<ビークイン>を出せずに負けることを考えミツハニーを2体並べセットアップ。
    しかしほしいカードは引けずダメージが蓄積されます。
    ゾロアークと<テテフGX>で粘りますがサイド4枚取るのが精いっぱいで負け。

    2戦目
    ガマゲロゲEX>スタート。
    先1で<ゾロア>を出しますが<ゾロアーク>はもってこれず。
    後1しっかりと<オーロット>が出てきてグッズロックされます。
    先2トップゾロアーク、<ククイ博士>が手札にあり<ダブル無色>を引ければオーロットを倒せる場面。
    ククイ博士を使いますがさすがに2ドローでは引けず。
    その後は見せ場なくオーロットに好き放題されて負け。

    ×× 負け


    第2マッチ オーロットBREAKネクロズマGX(カリン入り)
    オーロットBREAK ネクロズマGX
    1戦目
    先1現物の<ミツル>で<オーロット>に進化される。
    展開中に<カリン>が見える。
    幸い<プラターヌ博士>は使えるハンドでちゃんと<ゾロア>もだすことができた。
    そこから先は一進一退の攻防。
    オーロット>でばらまかれるもしっかり<ゴーリキー>で防ぎ<ゾロアーク>で攻める。
    オーロットを倒されてからはオーロットをあきらめベンチをしぼって<テテフGX>で攻めてくるお相手。
    こちらは展開上<ビークイン>が一体しか出せずそこを執拗に狙って倒し中打点は<アセロラ>でケア。
    こちらも<テテフGX>に対しテテフGXに4エネを集めて応戦し倒す。
    途中ドロサポ使えてなかったのもありカリンを使えずビークインでとどめをさし勝ち。
    経過時間40分

    2戦目
    残り時間が短くオーロット側は展開させず全滅勝ちを狙いに来る。
    こちらは止まり気味だったが<シェイミEX>ループができるハンドだったのでその間に場を整える作戦。
    相手の<N>でシェイミEXループが解除されポケモンが順に倒されていくが時間切れ。

    〇- 勝ち

    第3マッチ グソクムシャGXゾロアーク(カリン入り)
    グソクムシャGX ゾロアーク
    1戦目
    オドリドリ>は見えていないが<ゴーリキー>は早めに立てておくことで中盤、進化前の<ミツハニー>をしっかり守る。
    イーブイ>はベンチスペース的に2匹おけず<グソクムシャGX>は素で210出して倒すプラン。
    サイドを先制されイーブイも倒されるが210出せる手札が整う。がエネルギーが引けない。
    倒し損ねたターンが痛くその後もザンクロスGXで下がられて要求札が増えてしまい追いつけず負け。

    2戦目
    1戦目では<オドリドリ>は見えず<カリン>が見えたがオドリドリなしの線を捨てきれず<Uゴーリキー>をだす。
    イーブイ>はサイド落ちしていて2体並べられずまたもイーブイを先に倒されてしまうが今回は前の<グソクムシャGX>に210を出すことに成功。
    裏の<カプテテフGX>もこだわりマインドジャックで倒せて取り切れる状況をつくり取り切って勝ち。

    3戦目
    ここまでプレイして出てこないのであれば<オドリドリ>なしの線は切ってもよかったがビビッてできず。
    結局<ワンリキー>の枠を確保したため<イーブイ>を並べられず<ブースター>に進化するタイミングを失い倒し損ね<カリン>を打たれて勝ちの目が無くなる。
    ここで時間切れとなり引き分けに持ち込める最善策を取るが<N>でしっかり<グズマ>を引かれていて取り切られて負け。

    第4マッチ グソクムシャGXダストダス
    グソクムシャGX ダストダス
    1戦目
    グソクムシャGX>をワンパンしてサイドレース優位に持ち込まないと<ダストダス>に1:1交換をされ続けて負けてしまうためグソクムシャGXを倒し損ねないよう注意してプレイ。
    序盤から<オドリドリ>が見えていたため<ゴーリキー>を最優先で出すしかなくゴーリキーを出すまでトラッシュにポケモンを送りづらくつらい状況となってしまう。
    結局それが響きグソクムシャGXを倒すべきターンで10ダメージ足りず倒せない。
    結果その差が響き途中エネルギーを引けないターンもありズルズルと負け。

    2戦目
    Uゴーリキー>は早々にだせてトラッシュにポケモンをしっかりと送ることができたがエネルギーを引けない。
    お相手も<テテフGX>をワンパンできるターンでダストダスが殴れず猶予をもらえたのだがそれでも引けない。
    結局7枚の山に4枚<ダブル無色>が残ることとなりサイド差詰めきれず負け。

    第5マッチ サーナイトGXエルレイド
    サーナイトGX エルレイド
    1戦目
    初手がポケモン5枚と<グズマ>と<バトルサーチャー>。
    そこから<サーチャー>、<ゾロアーク>、<ミツハニー>、<シャワーズ>、<ミツハニー>と解決するカードを引けず取り切られて負け。
    途中からは相手のカードを把握することに専念してました。

    2戦目
    ゾロア><ミツハニー>と並ぶそこそこ順調なスタートだった。
    のになぜかゾロアを出すつもりが手札の<イーブイ>をプレイしてしまう。
    自分でもなんで出したのかわからない。
    そこから<ゾロアーク>と<プテテフGX>でサイドを2枚取り、相手の<サーナイトGX>が暴れだしたところでこちらの<ビークイン>でサーナイトGXをワンパン。
    倒されないと予想していたようですがこちらも伊達に30枚もポケモン入ってません!
    ただ間違えてイーブイを出してしまったために本来山に残しておくべきビークインラインを落とさざるを得ませんでした。
    結果<オカルトマニア>で<ゴーリキー>のにおうだちが無効化されあやかしのまいですべてのビークインを倒されてしまいアタッカーが続かず負け。
    ビークインがあと1ライン残っていればまだ目のあるゲームだっただけに悔やみきれない対戦でした。


    ×× 負け

    結果1勝4敗 89位


    順位の出た選手の中では下から2番目の成績でした。
    悔しい結果ではありますが自分の実力をしっかりと反映していると思います。
    僕はたぶんこれからも自分の気に入ったデッキ以外は使うことはないですがそのレパートリーをもっと増やさないといけないなと感じました。
    去年から今年にかけて僕は<ビークイン>以外のデッキを真剣に使うことはほとんどなく、ビークイン以外を使う選択肢が残されていませんでした。
    もっと幅広くそれでいてオリジナリティのあるデッキを使えるプレーヤーになりたいなと思う大会でした。
    ビークインを最後まで使い続けたのは嬉しいのですがもう少し結果を出したかった!!!
    長いチャンピオンズリーグを終えて自分に足りないものが見えてきたのでこれからも頑張ります。

「チャンピオンズリーグ2017千葉」参加レポート&使用デッキ紹介【ヤナギブソン】

    posted

    by ヤナギブソン

    ヤナギブソンです。

    連日の遠征で曜日感覚が狂ってきました。
    今回は遅くなりましたがチャンピオンズリーグ千葉の参加レポートです。
    東京都民の自分としては待ちに待った最寄り開催ではあったのですが移動時間が片道2時間以上かかるので楽というわけでもありませんでした。
    どこでもドアをください。

    前回岡山大会ではルガルガンLOという変わり種デッキを持ち込みました。
    ずっと同じデッキを使うのも面白くないなという合理性のカケラもない選択理由でしたが自分で1から作ったデッキで戦えて心から楽しいと思えた大会でした。
    その岡山大会で一躍注目を集めたのはAリーグ2位に入賞した<ボルケニオンEX>+<バクガメスGX>でした。
    ボルケニオンEX バクガメスGX
    グッズを少なくし、メインアタッカーをバグガメスGXにそえ、<基本炎エネルギー>を大量に詰め込んだ構築はそれまで主流であったボルケニオンEXデッキと大きく異なりました。
    グッズロックや<ダストダス>に対して強く出られるようになるこのデッキは完成度が高く、入賞者自身がブログで解説していたこともあり千葉大会ではあちこちでこのデッキを参考にしたであろうボルケニオンEX+バクガメスGXデッキが見られました。
    事実、千葉大会2日間2グループ32デッキのうち8デッキがこのデッキに似たボルケニオンEX+バクガメスGXデッキで占有率ダントツのトップ。
    公式のデッキレシピ公開が環境に影響を与えることが如実に表れていたといえます。

    千葉大会で私が使用したデッキは愛知大会で使用したゴーリキー入りビークインゾロアークエフェクト。
    岡山大会に参加した時点でデッキは決まっていました。
    一番自分が使い慣れていてミスが起こりにくく愛知大会での感触もよかったですし何より自分が一番好きなデッキだからです。
    他のデッキを研究、練習できなかったということから目をつぶりたかったというのも本音。
    デッキリスト
    ビークインゾロアークエフェクト
    プレイヤー:ヤナギブソン
    ポケモン
    27
    サポート
    9
    -N
    2枚
    2枚
    -AZ
    1枚
    エネルギー
    4


    愛知大会と時点ではレシピを公開していませんでしたが異なる点は<オドリドリ(まいまい)>→<こだわりハチマキ> <オカルトマニア>→<AZ>です。
    1枚で即負けということにはなりませんがオドリドリがとてもつらかったため<ゴーリキー>を採用し、基本エネルギーを抜いた形のビークインゾロアークデッキです。

    今の環境は<ボルケニオンEX>+<バクガメスGX>と<ガマゲロゲEX>+<ジュナイパーGX>が非常に強力でそこに対してエフェクトをつけて1:2交換ができることがこのデッキの強みです。
    ゴーリキー>、<ブースター>(<シャワーズ>)、<ビークイン>、<ゾロアーク>と1進化が4種類が場に出ることも稀ではないにぎやかなデッキです。
    大事な点は序盤を<カプ・テテフGX>に任せることです。
    進化前のポケモンが連続して前に出てしまわないように立ち回り、適度にカプ・テテフGXで耐えつつ相手を削ることができればこちらの時間が訪れます。

    バトルコンプレッサー>でしっかりと圧縮できていないと<ダブル無色>をひけず攻撃できないためバトルコンプレッサーをいかに上手に使うかがキーとなっているのですが、早すぎると切るカードが難しく、切りすぎるとゴーリキーが出る前にオドリドリに暴れられてしまう可能性があります。
    いる/いらないの判断は何度もこのデッキを使わないと判断しづらいところです。
    AZ>の採用理由はゴーリキー<フラダリ>放置の山札切れケアと<ニンフィア>LOに対しビークインをバトル場に出す手段を確保するためです。

    それ以外にも序盤でカプ・テテフGXを前に出したり負け筋となる<シェイミEX>を回収したりベンチスペースを空けたりと便利なサポートでした。
    ただし基本的には<プラターヌ>(手札を切れない場合<N>)でデッキのカードをガンガン使ってビーリベンジの打点を確保しにいくデッキですのであくまで保険的ポジションです。
    オカルトマニア>を抜いた理由はほしい場面はあれども使う余裕がないことが多いからです。
    ダブル無色4枚構築だと手札にエネルギーがない場面が多くオカルトマニアをつかったところでこちらがなにもできないということが起きてしまっていました。
    ほしいカードではあるのですがぜいたく品だなという印象でした。
    序盤は相手にマウントを取られてしまいますがサイドレースに追いつけ!追い越せ!と逆転劇を楽しむことができるデッキです。
    勝負所は終盤なので降参しづらくBO3向きではないと正直思いますがいい形にまとまったのではないかと自負しています。
    第1マッチ ソルガレオGXドータクン
    第1ゲーム
    先1からベンチに<ドーミラー>が並ぶ。
    オカルトマニア>を抜いているので<ギルガルドEX>が入っていたらつらいなと不安になる。
    先にこちらがドーミラーを倒し先制しますが<ドータクン>が並び<ソルガレオGX>のソルバーストGXで準備万端。
    ブースター>のフレアエフェクトで弱点をつきにいきますが<じゃくてんほけん>が貼られてしまう。
    時間を稼がれますが<フィールドブロアー>ではがしてソルガレオGXを倒す。
    もう一体のソルガレオGXを倒して勝つプランでしたが2枚目のじゃくてんほけんがついてしまい若干ダメージが足りなくなる。
    幸いサイドレースには勝っていたので2パンする動きをとり相手の<N>で止まらなかったため取り切って勝ち。
    経過時間32分

    第2ゲーム
    お互いにそこそこなスタート。
    じゃくてんほけん>が厚く入っていることが見込まれたため<ブースター>は早々に切り250ワンパンを目指す。
    早い段階でソルバーストGXを使われ<カプ・テテフGX>を倒されますがこちらも<ソルガレオGX>を2パン。
    初動ででてきたカプ・テテフGXを倒したところで時間切れ

    〇‐ 勝ち


    第2マッチ ファイアローダークライGXダークライEX
    ファイアロー ダークライGX ダークライEX

    第1ゲーム
    お相手<ファイアロー>スタート。
    ゲッコウガかと思っていたらまさかのダークライデッキ。
    エアロブリッツで場を固められますがすぐにマインドジャックで倒す。
    ゴーリキー>をたてて<オドリドリ>をケアしながらビーリベンジ3発で勝つプランで動く。
    ミツハニー>を倒され<ビークイン>を3体たてることができなかったが<ゾロアーク>、カプ・テテフGXで<ダークライGX>を倒すことができビーリベンジ連打で勝ち。

    経過時間約20分

    第2ゲーム
    今回は<ファイアロー>スタートならず。
    さきほどと同じように<ビークイン>3体でワンパンを狙う。
    しかし<カプ・テテフGX>が後1から<ダークライEX>に100ダメージを与えそこから殴り続け4枚取ることに成功。
    あとはビーリベンジで1体倒して勝ち。

    〇〇 勝ち

    第3マッチ ボルケニオンEX+バクガメスGX
    ボルケニオンEX バクガメスGX
    この日6位入賞の方。
    第1ゲーム
    先行でしっかりと展開できいいスタート。
    後1から殴られますがこちらもエフェクトを交えて先2からサイドを取っていきます。
    ゾロアーク>は倒されてしまいますが十分に前を倒すだけのダメージが出せたため<ビークイン>でなぎ倒す。
    ゴーリキー>も場にでていたため<オドリドリ>も封じそのまま勝ち。
    経過時間約25分

    第2ゲーム
    岡山2位入賞デッキベースであり<オドリドリ>の採用がないと考え<ゴーリキー>を早々に切る。
    エフェクトが刺さる場合はトラッシュに落とすポケモン数が少なくて済むためごっそりもっていかれるのは最終盤だけです。
    シャワーズ>がなかなか出せず苦労しますが横に展開されたため<ゾロアーク>で攻めていきます。
    ゴーリキーを出さないプランで動いていたためトラッシュに落とすポケモンの数に細心の注意を払いつつ<ビークイン>で暴れて勝ち。
    入っていないだろうと思っていましたが対戦後レシピを拝見したところオドリドリちゃんと入ってました。
    あぶない。

    〇〇 勝ち


    第4マッチ ゲッコウガBREAKジラーチウソッキー
    ゲッコウガBREAK ウソッキー
    第1ゲーム
    ウソッキー>前後ろ<ジラーチ>でなんのデッキかわからない。
    とりあえず<カプ・テテフGX>で圧力をかけていきます。
    お相手手札にドローソースがなく展開できないままターンが返ってくる。
    クセロシキ>、<改造ハンマー>で<ダブル無色>を破壊されますがガン回しして引いてウソッキーを倒す。
    ここでようやく<ケロマツ>が見えてデッキ判明。
    お相手そのまま動かず時間は稼がれたものの押し切って勝ち。
    経過時間約12分

    第2ゲーム
    今度はお相手順調に展開。
    対するこちらがビタどまりの手札。
    なんとか<N>をつかって展開しますがすでに相手の場にはみずぶんしんを終えて進化した<ゲッコウガ>が。
    ゴーリキー>だけはだせていたためベンチをしゅりけんから守ってくれます。
    1匹目の<ゴーリキー>が前で頑張っている間に<ビークイン>を育てます。
    ゲッコウガBREAK>の2体目が出てこず、こちらはゴーリキーの2体目を出せたことで形勢逆転。
    ビークイン>を倒せないターンがあり相手のゲッコウガも殲滅させることに成功。
    そのあとはビーリベンジ連打で勝ち。
    ゴーリキーがミツハニーをしゅりけんから守ってくれたのが偉かったですね。

    〇〇 勝ち

    第5ゲーム ボルケニオンEX+バクガメスGX
    ボルケニオンEX バクガメスGX
    この日1位入賞の方。
    第1ゲーム

    お相手の動きが少し鈍い。
    遅い展開だったものの<ボルケニオン>のパワーヒーターで先制を許す。このワザが正直一番つらい。
    ボルケニオンを<ゾロアーク>で処理した後は<シャワーズ>がサイド落ちしていたため2パンプランで動く。
    サイドレースについていけたためそのまま<ビークイン>でワンパンモードに突入し勝ち。
    経過時間約18分

    第2ゲーム

    進化デッキ特有の進化先ばかり引いて困る展開。
    全くベンチを展開できないターンがありつらい。
    ようやく展開できたものの<シャワーズ>が出せず無理やりビーリベンジで倒しに行きますが180しか出せず<バクガメスGX>が落とせない。
    この10点の差が響きサイドレースに追いつけないことが確定し降参。
    経過時間約38分

    第3ゲーム
    後1ボルカニックヒートで<カプ・テテフGX>が沈む。
    もう1ターン猶予を与えますがそこからはエフェクトビーリベンジモードへ。
    ここで時間切れ。


    〇×- 引き分け


    第6マッチ MレックウザEXマギアナEX

    第1ゲーム
    そこそこの展開。
    カプ・テテフGX>で中打点をあててワンパンを狙わせてマインドジャックの打点をあげるよう立ち回ります。
    が、<ダブル無色>が2枚落ちていて一向に引けません。
    結局1枚もダブル無色をみることなく降参。
    経過時間約18分

    第2ゲーム
    今度はダブル無色は1枚もサイド落ちせず。
    カプ・テテフGX>で<MレックウザEX>を2パン圏内に入れつつベンチの展開を誘います。
    しかし誘いには乗らずスカイリターンでカプ・テテフGXを2パンしにきます。
    フラダリ>からMレックウザEXを倒し返しのエメラルドブレイクでカプ・テテフGXが倒れます。
    そこからは<ゾロアーク>で適当にお茶を濁しながら<ビークイン>を並べて220を出せるようにして<N>で止まることがなかったため勝利。
    経過時間約42分

    第3ゲーム
    先2で時間切れとなってしまい負け筋だけを消してプレイしドロー。

    ×〇- 引き分け


    第7マッチ クワガノンカプ・ブルルGXカプ・コケコGX

    第1ゲーム
    お互いそれなりな展開。
    こちらが攻めるよりも先に<クワガノン>が育ってしまいサイドを先制される。
    カプ・ブルルGX>をワンパンできなかったため仕方なくマインドジャックで2パンとりにいきますがもちろんカプワイルドGXで回復されます。
    めげずに中打点で攻め、返しに倒され残りサイドは3-6
    カプ・テテフGX>が出てしまっているのでそこを守るために<N>をつかいつつビーリベンジ3発で勝ちにいきます。
    フラダリ>は飛んでこなかったものの<オドリドリ>がベンチに。この時点でトラッシュは15。
    ゴーリキー>は展開上出したくても出せませんでした。
    カプ・ブルルGXに<ビークイン>が倒され相手の残りサイドは2、こちらのトラッシュのポケモンが17。
    オドリドリでカプ・テテフGXが倒されると負けてしまうので無理やり<レスキュータンカ>を引きに行きトラッシュのポケモンを16に。
    ビーリベンジでカプ・ブルルを倒し残りサイド2-2。
    Nで流されまビークインが倒されますがしっかりと圧縮していたのでキーカードを引ききって勝ち。
    経過時間約22分

    第2ゲーム
    2ターン目に<ミツル>で<クワガノン>が立ち<カプ・テテフGX>が早速倒されてしまいます。
    これ以上サイド差を離されるわけにはいかないのでビーリベンジ180を第一に目指します。
    サイドを1枚差し出してからワンパンモードへ。今回は<ゴーリキー>も出せています。
    カプ・テテフGXで<タケシのガッツ>をサーチされエネ枯渇を解決されますが手札は残り1枚。
    カプ・ブルルGXを再びワンパンし残りサイド2-2としますがさきほど残した1枚が<バトルサーチャー>。
    フラダリ>カプ・テテフGXしぜんのさばきで負け。
    経過時間約42分

    第3ゲーム
    対戦準備を終えた段階で残り時間5分と数十秒。
    正直半分引き分けだと諦めていました。
    しかしお相手ポケモンを展開できない様子。
    カプ・テテフGX>スタートで後1から攻めていきます。<フラダリ>で時間を稼がれるもののちゃんと<AZ>を握っている。
    ダブル無色>を3ターン連続で引きよせカプ・テテフGXで押し切って勝ち!!!

    〇×〇 勝ち


    結果
    5勝0敗2引き分け Aグループ8位 CSP2ポイント

    なんとか2ポイントを獲得し累計3ポイント、日本チャンピオン決定戦に参加できることになりました!!!
    ひとまず第一目標を達成できて一安心です。
    千葉は二日目も同じデッキで参加したのですが初歩的なプレイングミスを犯し2勝2敗自動ドロップと情けない成績でした。

    長かったチャンピオンズリーグ2017も残すところfinalと本戦である日本チャンピオン決定戦のみとなりました。
    また新弾を挟むことになるので難しい環境となりますがWCS参加権利を目指して頑張ります!!!

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