
【大会レポート】ラッキー・ダーツ解禁祭
今回は1月開催「ラッキー・ダーツ解禁祭」(アドバンスレギュレーション)に参加してきたので、その記録をまとめていきたいと思います。
ラッキー・ダーツ解禁祭とは?
タカラトミー100周年記念イベント。<ラッキー・ダーツ>を、特別に4枚使用できる。環境考察
真っ先に想定できる対面は、<ラッキー・ダーツ>+<オールデリート>の組み合わせです。<禁断 -封印されしX->を採用していない場合、唱えられた瞬間、敗北が確定します。<禁断 -封印されしX->を活用できるデッキとして、【赤黒バイク】、【モルトNEXT】、【赤青マジック】、【ガイアッシュ覇道】が候補に残りました。その中から、<ラッキー・ダーツ>の踏み倒しに迅速に対応できるよう、<流星のガイアッシュ・カイザー>を4枚採用できる、【ガイアッシュ覇道】を選択しました。
デッキレシピ
ガイアッシュ覇道
クリーチャー
計31枚
超次元ゾーン
計8枚
主要カード解説
流星のガイアッシュ・カイザー
<ラッキー・ダーツ>を打たれた場合の最善手。なるべく手札に温存することを心掛けます。王道の革命 ドギラゴン
受け札兼潤滑油。封印を剥がしながら、マナにも触れることが出来るので、防衛戦からリソース戦まで、幅広くこなせる器用な1枚です。<邪帝斧 ボアロアックス> から出力できるのも、魅力的ですね。SAが搭載されているので、奇襲札としても優秀です。
1月19日開催大会実践レポート
一回戦【トリーヴァ清永】
筆者の先手で試合スタート。<メンデルスゾーン>と<インフェル星樹>でマナを伸ばしつつ、<最終龍覇 ロージア>+<邪帝斧 ボアロアックス>から<王道の革命 ドギラゴン>を射出し、<時の法皇 ミラダンテXII>へと繋げます。手を緩めることなく、次のターンに<流星のガイアッシュ・カイザー>2枚、<蒼き団長 ドギラゴン剣>1枚を叩き込みますが、ST<アイド・ワイズ・シャッター>を2枚踏んでしまい、ダイレクトアタックまでは届きませんでした。
相手選手は盾が0枚で崖っぷちです。切り札の<五輪の求道者 清永>を複数枚プレイし、連鎖的に大量のブロッカーを展開してきます。 しかし、大量のブロッカーでも、<禁断 -封印されしX->の禁断開放から逃れる術はありません。<インフェル星樹>で一気に2枚解除し、筆者の勝利で初戦突破です。
二回戦【リースモルトNEXT】
筆者の後手で試合スタート。一回戦同様、<メンデルスゾーン>から<インフェル星樹>へと繋げる、理想的な立ち上がり。
相手選手は<ボルシャック・ドリーム・ドラゴン>から<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>を踏み倒し、ターンエンド。<インフェル星樹>が破壊されてしまいましたが、カウンターの<流星のガイアッシュ・カイザー>を滑り込ませます。
そこから、<勝利龍装 クラッシュ"覇道">で追加ターンを生成し、<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>の召喚制限を解除。連続ターン中、<王道の革命 ドギラゴン>経由で2枚目の<勝利龍装 クラッシュ"覇道">を回収し、<時の法皇 ミラダンテXII>を並走させます。<流星のガイアッシュ・カイザー>でダイレクトアタックを行う瞬間、<蒼き覚醒 ドギラゴンX>と入れ替えれば、相手選手の<革命の絆>のブロッカーも無力化できますね。綺麗にカウンターを決めて、二回戦突破です。
三回戦【ダーツデリート】
筆者の先手で試合スタート。相手選手は、後手1ターン目から、<ラッキー・ダーツ>発動!。<ラッキー・ダーツ>→<ラッキー・ダーツ>→<ロジック・サークル>で連鎖止まり、<流星のガイアッシュ・カイザー>を叩きつけ、筆者のターンです。
<時の法皇 ミラダンテXII>を走らせ、残りの盾を全て破壊、次のターンにそのままダイレクトアタックを決めました。先手3ターンキルが成立!。綺麗なカウンターが連続で決まって、本当に嬉しかったです。決勝戦【天門】
筆者の後手で試合スタート。<お清めシャラップ>→<インフェル星樹>と、順調に始動していきますが、相手選手は<闘門の精霊ウェルキウス>から<∞龍 ゲンムエンペラー>を送り込んで来ました。
相手選手は途切れることなく、ブロッカーを大量に展開していきますが、筆者はデッキに<∞龍 ゲンムエンペラー>を除去できる手段が存在しないため、全く身動きがとれません。残された希望は、<禁断 -封印されしX->の禁断開放でしたが、ここで<der'Zen Mondo|必殺で つわものどもが 夢の跡>を打たれてしまいました。相手の山札がない以上、封印できないので、何もかも見透かされてしまいましたね。 そのまま、ブロッカー軍団の一斉攻撃で敗北。残念ながら優勝を逃してしまいました。
振り返り
最終結果は準優勝。悔しい結末になってしまいましたが、適格な環境読みとデッキ選択で、【ガイアッシュ覇道】の魅力を最大限発揮できて良かったです。<∞龍 ゲンムエンペラー>を処理できなかったことが、心残りですね。<切札勝太&カツキング -熱血の物語->では処理できる範囲に限界がありますね。今後は<「修羅」の頂 VAN・ベートーベン>の採用を検討してみます。同型対決でも便利そうですね。
あとがき
いかがでしょうか。「ラッキー・ダーツ解禁祭」非常に楽しかったです。皆さんも良かったらぜひ参加してみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。