熊本まで行ったにも関わらず大敗を喫することになってしまった自分ですが、リベンジをかけて翌日の関東で行われたサンチャCSに参加しました。
今回のCSはチーム戦ということで、チームを組んでもらったのはスリービーさん、taiseiさんのお二人。
どちらも入賞経験多数で、多くのプレイヤーが一目置く実力の持ち主です。
熊本空港で飛行機が遅れるハプニングがありながらも、なんとかギリギリで会場に到着。
果たして、超CSでの雪辱を晴らすことができるのでしょうか......!?
このデッキは<勝利のアパッチ・ウララー>の処理も困難なため、超CSで苦手とする「赤青黒バスター」が優勝したことも考慮して、今回は使用を控えようという結論に至りました。
代わりに使用したのは<提督の精霊龍 ボンソワール>入りの「青白ロージアダンテ」。
苦手とする<爆霊魔 タイガニトロ>に対して、マッドネス効果から革命チェンジで攻め込むという戦法が取れるので、「赤黒ドルマゲドン」に対しての勝率が既存のものより遥かに高くなっています。
<裏切りの魔狼月下城>》に対しても耐性が付くので、「5cジョリー」「赤青黒バスター」に対しても不意打ちを仕掛けることもできます。
もしハンデスを行わない相手だとしても、<ヘブンズ・ゲート><ドラゴンズ・サイン>で出せる光のドラゴンであり、リソースを稼ぐことができるので、完全に腐るというような場面は少ないです。
<龍聖霊ウィズダムフェウス>と<アルカディア・スパーク>の組み合わせはもはや鉄壁の守り。
<時の秘術師 ミラクルスター>と<音感の精霊龍 エメラルーダ>を使うことで、何度もSトリガーで<アルカディア・スパーク>を打つことができます。
苦手なデッキとして超CSで準優勝した「リペア緑単ゴエモンループ」がありますが、その構築を見て「これは常人が一朝一夕で使いこなせるものじゃないな」と思ったので、そこまで母数は多くないだろうと判断しました。
使用したレシピはこちら。チーム3人とも同じレシピです。
- 1回戦目 青黒ハンデス 〇 (〇)
- 2回戦目 無色t青ジョーカーズ 〇 (〇)
- 3回戦目 赤青黒バスター × (〇)
- 4回戦目 赤緑モルトNEXT 〇 (〇)
- 5回戦目 赤青黒バスター 〇 (×)
しっかりとハンデスに<提督の精霊龍 ボンソワール>を合わせた試合もあり、デッキ選択が見事に当たったという感じでした。
負けた試合に関しては、構築の都合でSトリガーを呪文に寄せており「赤青黒バスター」の<音精 ラフルル>が絡む攻撃には弱くなっているので、「赤青黒バスター」相手に後攻を取ってしまうと厳しい試合になってしまうことが多いです。
トリガーが機能しないので、「赤青黒バスター」と当たった際には<天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン>を絡めてブロッカーで守りを固めることを優先するといいでしょう。
予選が終わりここからが本番といったところですが......
4ターン目に<焦土と開拓の天変>。
5ターン目に<龍素記号 Sr スペルサイクリカ>という、デュエマ屈指のブン回りをされてしまい、自分は一度も5マナまで到達せず!
........................流石に勝てません。
何もできずに試合が終わってしまい呆然としてしまいましたが、チームメンバーの2人から見事に勝利したという報告が届いてベスト8へ進出!
これこそ「チームメンバーと戦っている」ことを感じられる、チーム戦の嬉しい瞬間ですね。
ミラーは<時の法皇 ミラダンテXII>と<ミラクルストップ>のセットを相手より先に揃えるかがカギとなります。
相手の青白には<真・龍覇 ヘブンズロージア>が入っていないため、何を使われるのか予想がつかず毎ターンヒヤヒヤしていましたが、<VIC真聖教会 エンドレス・ヘブン|真・天命王 ネバーエンド>で盤面を先に固め、<ミラクルストップ>を打ちつつ<龍魂城閣 レッドゥル>を絡めて殴りきって勝利。
呪文に受けを寄せている「5cジョリー」に対して、<ミラクルストップ>はキラーカードとなります。
見事勝利......と思いきや、チームメイトが負けてしまい、惜しくも準決勝で敗退......。
横の負けた試合では10枚以上入っているSトリガーを踏ませることができずに敗北してしまっていたので、こればかりは神様を恨むしかありません。
最後の試合の3位決定戦は危なげなく勝利し、リベンジを掛けたCSは3位という結果に終わりました。
同じデッキを超CSで握った知人がベスト8まで勝ち上がっていたので、自分を超CSでこのデッキを使えれば、そちらもマシな結果になっていたかもしれません......。
ですが、超CSで負けた分、チーム戦で勝ち上がれたことは嬉しかったです。
個人戦で勝つよりも、嬉しさが3倍ですからね。これだからチーム戦はやめられない。
今回使用した「青白ロージアダンテ」は既にレシピが出回って流行のデッキとなっていますが、今まで不利だったハンデスを絡めてくるデッキに対して優位に立つことができ、革命チェンジを利用したトリッキーな動きも頭を使うので、詰めていくデュエマをしたい方にオススメのデッキです。
8月には全国大会店舗予選もあるので、次は限定構築のお話ができればと思っています。
ではではー。