みなさんこんにちは。
今回は8月21日に開かれました遊々亭さんのゼクス対戦会に招待されましたのでこちらのレポート記事を掲載させていただきます。
8月21日はフリーペーパー「陽気な洋館」が配布されてわずか3日。
新システム「ウェイカー」が環境にどう影響するのか、そして対戦会でどんな意欲作が見られるかとても楽しみ...でした。
使用デッキ
さて、今回は新環境の対戦会ということで既存のよく見られるアーキタイプのデッキで臨んでしまってはつまらないだろうということで割と真新しい且つそこそこ勝てそうなデッキは何かないかなと探していたところ...ありました。

プレイヤー スタートカード | IG |
---|---|
■<PR上柚木さくら> ■<Cイージスシールド ツブカル> |
3 <UC天文学者スパングルド> 1 <R神望のオブザーベーション> 4 <SR鴟梟を阻む意思ケィツゥー> 4 <R神網の聖獣オーラスパイダー> 4 <R聖獣オーラアンテロープ> 4 <CAdonai Melekh> |
メインデッキ | ZXEX |
4 <UC『高潔』の御剣ベンネビス> 3 <R福音の顕現者フォスフラム> 2 <C聖獣オーラグラーネ> 2 <Rイヴィルベイン ムランジェ> 2 <R高秋のロトンヌ> 4 <R手腕のプルーエス> 4 <UCイル・ラク・サアル> 4 <Rコンフロントオーダー> 3 <UC守護者のまどろみ> 1 <Cシカル・ビーカル・カッサガサーン> |
4 <R広漠なる『勝宴』ニンカシ> 4 <R吹き抜ける『高潔』スド> 2 <Z/XR厳粛なる『裁決』アヌ> |
これは僕が所属しているチームのメンバーであるしゃろーさんにより制作されたリストで真新しさよし、初見殺し感よし、ということで気に入り時間もそんなになかったのでしゃろーさんからデッキをそのまま借りて対戦会に臨みました。(しゃろーさんに感謝!m(^^)m)
各カードの解説
各カードの採用理由を簡単に解説していきます。

このデッキの核になるスタートカードです。
このカードがチャージにあればコスト4以下のガーディアンをスクエアに供給し続けることができます。
効果で<Cイージスシールド ツブカル>自身をスクエアに置けるというのも重要なポイントです。

ライフリカバリー枠かつ白単における最重要カードです。
主に後述する<R手腕のプルーエス>をこのカードで展開して盤面を制圧しにいきます。
効果の使用にチャージ1枚+チャージから展開するカード1枚の合計2枚必要でチャージ管理が難しい点に注意。

白単における最重要カードその2です。
このカードを様々な方法で使いまわし相手を疲弊させ盤面を制圧していくのが基本的な勝ち筋です。

イグニッションイベントでデッキの潤滑湯です。
プレイヤーを<PR上柚木さくら>に指定してるため2ドローで使用できます。
チャージにコスト4かコスト5のカードがないと効果使用できない点に注意。


ヴォイドブリンガー枠です。
<UC天文学者スパングルド>はレベルの獲得が早いこのデッキにおいては序盤から相手のチャージを落とすことができるため負け筋の一つである速攻に対して耐性がつきます。
<R神望のオブザーベーション>はこのデッキのおしゃれ枠ですが、チャージを多用するためかなり役に立つ場面があり、-2000修正もGOODでした。


残りのイグニッション枠です。
<R吹き抜ける『高潔』スド>との相性がよく、打点が不足しがちな白単にとってありがたい1枚。
<R神網の聖獣オーラスパイダー>はプレイ時のみ効果を発揮するので注意。

レベルアッパー、このデッキのマリガン基準になります。
特筆すべき点は、このカードは4コスト以下のガーディアンのためうっかり序盤に<Cイージスシールド ツブカル>がチャージに送られたならこのカードを永遠に使いまわせるので早期のディンギルレベルの達成、最速<プルーエス>につなぐことが可能になります。



こちらもレベルアッパー、そのままマリガン基準になります。

4コスト以下のガーディアンです。
特にレンジリンクが相手の時はこのカードを起点に攻めに行きます。
<R聖獣オーラアンテロープ>との相性も◎。

このカードがチャージにいることで様々な盤面を作ることができるようになります。
後述する<R高秋のロトンヌ>と相性がよく、絡め手でゲームを決めに行きます。
種族がガーディアンだったら最強でした。

ゲームのフィニッシャーです。
チャージに<R聖獣オーラアンテロープ>か<R福音の顕現者フォスフラム>がいる状態で<R高秋のロトンヌ>を起動すると一気に手数が増えます。
プレイヤースクエアへの攻撃力をこのカードに一任しているため使いどころに注意。


<Rコンフロントオーダー>はレンジ付きの攻撃から<R手腕のプルーエス>を守るために採用してます。
<UC守護者のまどろみ>はチャージを利用するこのデッキにはうってつけのカードでゲームのテンポを引き寄せるために使用します。
主に<R手腕のプルーエス>をチャージに置き<R聖獣オーラアンテロープ>で早出ししたり<R福音の顕現者フォスフラム>をチャージに置いたり必要なカードを回収したり...。
ノーマルスクエアどこにでも打てるので単純に相手の<R封印の魔人シジールマ>の攻撃をかわしやすいのにも目を離せないポイントです。
このカードを上手く使えるかが勝利へのポイントになってきます。



主に盤面に作りたいのは<R広漠なる『勝宴』ニンカシ>です。
<R広漠なる『勝宴』ニンカシ>でその場に応じたイベントを回収し、アドバンテージの差を広げていきます。
また、このデッキは1コストオープンイベントや4コストオープンゼクスが多めに入っており、ディンギルを盤面に作りたいタイミングが多いためどのディンギルを表返すか、本当に表返すべきか、ディンギルを作るタイミングがとても難しいのでエクストラデッキの扱いは慎重に行ってください。
<UC『高潔』の御剣ベンネビス>を無駄に使ってしまい<R吹き抜ける『高潔』スド>が足りなくなってしまったパターンが一番多いです。
マリガン基準、ゲームの流れ
マリガン基準は各カード解説の欄にも書きましたがレベルが上がるカードがあればキープします。
<Cシカル・ビーカル・カッサガサーン>だけはマリガン後の受けを広くするカードなので初手のレベルアッパーがこれだけなら微妙なためマリガンしても良いと思います。
先手なら先攻1ターン目はドローゴーをします。
1ターン目にうっかり<Cイージスシールド ツブカル>が破壊されたのならにっこりしてください、ゲームの展開が楽になります。
ゲームの序盤は<R手腕のプルーエス>のためのレベル上げ、中盤以降は<R手腕のプルーエス>によるボードコントロール、中~終盤は相手が<プルーエス>の突破にリソースを使いプレイヤースクエアが脆くなったタイミングで<R高秋のロトンヌ>などで攻撃をしかけにいきます。
白単でのりこめー^^と思いきや...
対戦会は白単1本で乗り込むかーと自信満々に思っていましたが対戦会の3日前にフリーペーパー「陽気な洋館」の配布開始が発表され僕は愕然としました。



「陽気な洋館」は相手のチャージに触れるカードが多すぎるのです。
<Cイージスシールド ツブカル>の威力は半減しますし、チャージ管理は一層難しくなってしまいます。
しかもこのフリーペーパー、新システム「ウェイカー」の導入部分も相まってかかなり強い。
そのままフリーペーパー単でも十分強いと感じた上に、白単は従来の環境デッキ、主に黒単やその他ビートダウンデッキには滅法強いのですが緑のデッキに圧倒的に弱いという側面を持っていたためこのまま白単で出てよいものかと考えました。
なので今回は、もう1つデッキを用意することに決めました。(今対戦会はデッキの持ち込みは複数OK)
使用デッキその2

プレイヤー スタートカード | IG |
---|---|
■<PR各務原あづみ> ■<R強襲変形フルオリン> |
4 <R噴進職人ロケッタ> 4 <R哀愁バラード リリー> 4 <R猛撃の勇角エイクスニール> 4 <R宙翼合体アインスタイニウム> 4 <SRフラガマキナ リゲル> |
メインデッキ | ZXEX |
3 <UC咬断機械グレイヴバイト> 4 <UC『命慟』潰機ミルストーン> 4 <C『壊做』鎧工レインフォース> 2 <SR創星六華閃スダルシャナ> 1 <SRXIフラッグス ルートヴィヒ> 4 <R快速獣人ウェアプロングホーン> 4 <R道交変形セリウム> 1 <R戦角職人ヘビーホーン> 2 <SR勇者巨神ダームスタチウム> 4 <CLast Dance> |
4 <Z/XR氾濫の『命慟』ティアマト> 2 <PR億劫なる『沈泥』ラハム> 1 <IGR統べて識る者ギルガメシュ> 1 <R厳門の『苛烈』イガリマ> 2 <Z/XR昇熱の『壊做』ナナヤ> |
こちらも時間がなかったため、8月20日(対戦会の前日)に行われた湘南CSに出場した際に使用したティアマトレンジデッキをそのまま用意しました。
前日の大型非公認大会でもこのデッキを使用し3位入賞を果たすことができ、デッキパワーも申し分ないのでこれなら大丈夫、ということで2デッキ制で特に何も言われなければ2デッキ交互に使おうと決めました。
ティアマトレンジのデッキ解説は対戦動画内で解説させていただいてるため割愛させていただきます。
終わりに
今回の記事はこれで以上です!
対戦動画や対戦結果などは別のレポート記事で掲載されますのでそちらをお楽しみください!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
マツダ