
【エルドリッチ】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【エルドリッチ】は、「デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズ」でカテゴリ化した、光属性・アンデット族・レベル10で統一された罠モンスター・融合テーマです。
「アライアンス・インサイト」に、新規カードが収録されたことで話題になっています。
このページでは、新規「エルドリッチ」関連カードの効果とともに使用したデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【エルドリッチ】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【エルドリッチ】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【エルドリッチ】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター9枚・魔法14枚・罠17枚の合計40枚の、まじりっけほぼ無しの【純エルドリッチ】デッキです。
デッキレシピ
【エルドリッチ】デッキの回し方・動かし方
次は、【エルドリッチ】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【エルドリッチ】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【エルドリッチ】デッキは、関連カードの罠モンスター化、妨害を駆使して<黄金卿エルドリッチ>の特殊召喚を狙っていきます。
最終的には、<黄金卿エルドリッチ>の打点向上、エクストラモンスターの高打点による戦闘ダメージとバーン効果で勝利をつかみます。 次に【エルドリッチ】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
【エルドリッチ】デッキの回し方
ポイント1:新規「エルドリッチ」関連カードを紹介ポイント1:誘いのΔによる基本展開
ポイント1:ランク10エクシーズモンスターの採用
ポイント1:新規「エルドリッチ」関連カードを紹介
【エルドリッチ】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新規で登場した「エルドリッチ」関連カードを見ていきましょう。今回「アライアンス・インサイト」に収録された「エルドリッチ」関連カードは、<黄金郷のアンヘルカイド><貴き黄金郷のエルドリクシル>の2種です。順番に解説していきます。
基本的に【エルドリッチ】はあまり融合を得意としていないので、正規の融合召喚よりも召喚条件による特殊召喚を狙っていくことになるでしょう。
「黄金卿」カードが罠モンスター状態であればこちらも融合素材として活用できます。
また、フィールドから墓地に送られた場合、デッキ・エクストラデッキ・墓地から「エルドリッチ」モンスター1体を特殊召喚できます。
<黄金卿エルドリッチ>のほか、融合召喚が困難な<黄金狂エルドリッチ>も特殊召喚可能です。
能動的に送ることでも発動条件は満たされるので、積極的にリンク素材に使っていきましょう。
特殊召喚した際、、自分フィールドに<黄金卿エルドリッチ>が存在すれば、フィールドのモンスター1体をバウンスできます。
対象を取らない除去になるので非常に強力な一手になります。
モンスター化の状態も「黄金郷」罠モンスター唯一のレベル10になるので、<黄金卿エルドリッチ>と合わせてランク10エクシーズ召喚ができるようになったのもポイントです。
除外されている「黄金郷」「エルドリクシル」魔法・罠カードの再利用も、自身の墓地効果で除外されやすいので発動タイミング自体は頻繁に出てくると思います。
ポイント2:誘いのΔによる基本展開
【エルドリッチ】デッキでは、アンデット族サポートフィールド魔法の<誘いのΔ>を採用しています。真っ先に目指すのは<名推理>で一度に大量墓地肥やしといった構築になっていますが、ピンポイントでキーカードを墓地に送る手段として非常に効率的です。
この時墓地に送るのは問答無用で<黄金卿エルドリッチ>ですね。
<黄金卿エルドリッチ>を能動的に墓地に送ることで安定した初動として機能し、<黄金卿エルドリッチ>の自己サルベージに一役買ってくれます。
また、フィールドにアンデット族モンスターが存在する場合にΔトークン1体を生成できます。
攻守は0ですが、後続のリンク展開に持ってこいの効果になっています。
これらに加えて、墓地存在下でモンスターがサルベージされた場合、自身をサルベージする効果も持っているので総じて【エルドリッチ】と好相性な1枚といえます。
以上の効果を踏まえて<誘いのΔ>と魔法・罠カード1枚の計2枚からの展開例を紹介します。
- <誘いのΔ>を発動し<黄金卿エルドリッチ>をデッキから墓地に送る
- <誘いのΔ>以外のフィールドの魔法・罠カード1枚をコストに<黄金卿エルドリッチ>を自己サルベージしての特殊召喚
- <誘いのΔ>効果でΔトークン1体を生成
- Δトークン1体で<リンク・スパイダー>をリンク召喚
- <黄金卿エルドリッチ>をリリースし<黄金郷のアンヘルカイド>を特殊召喚
- <リンク・スパイダー><黄金郷のアンヘルカイド>で<影法師トップハットヘア>をリンク召喚→<影法師トップハットヘア>で罠モンスターをセット、<黄金郷のアンヘルカイド>効果で<黄金狂エルドリッチ>を特殊召喚
<貴き黄金郷のエルドリクシル>をセットすればバウンス効果も活かしつつ、ランク10エクシーズモンスターへ移行できるのでオススメです。
ポイント3:ランク10エクシーズモンスターの採用
【エルドリッチ】デッキでは、ランク10エクシーズモンスターを多数エクストラデッキに採用しています。<貴き黄金郷のエルドリクシル>の登場で、レベルが合致した罠モンスターをカテゴリ内での特殊召喚が可能になり、レベル調整などせずとも容易くエクシーズ召喚を狙えるようになりました。
高ランクであるが故、打点面は申し分ないですが、<超弩級砲塔列車グスタフ・マックス>や<超巨大空中宮殿ガンガリディア>によるバーン効果はライフポイントを大きく削る手段として効果的です。 <終戒超獸-ヴァルドラス>による効果無効で相手の盤面を妨害するのもいいでしょう。 <超弩級砲塔列車グスタフ・マックス>でバーン効果を使った後は<超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ>に変換して、更なる高打点でフィニッシュを飾ります。
<超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ>の上から重ねてエクシーズ召喚する効果によって、<超巨大空中宮殿ガンガリディア>の自身が攻撃宣言不可になるデメリットを上手いこと帳消しにしちゃいましょう。 ポイントの趣旨とは若干それますが、「黄金卿」罠モンスターの大半やΔトークンがレベル5である点を活かし、<カオス・アンヘル-混沌の双翼->をシンクロ召喚し、レベル10枠を補充することも可能です。
まとめ
【エルドリッチ】デッキは、墓地送りで下準備し、高レベル高ランクで勝利を掴む!【エルドリッチ】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
新規カードの登場で、テーマ内で完結したメインデッキ構築でも充分に戦えるまでになりました。
【エルドリッチ】の土台も「TACTICAL-TRY DECK 征服王エルドリッチ」である程度揃うので、今からでも始めやすいデッキタイプになっています。
気になる方は、ぜひ「エルドリッチ」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。