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2022年11月 アーカイブ

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パートナーと共に環境を駆け抜けろ!第36回「混色カオス」

    posted

    by LOOK HAND

    デジモン デッキ紹介.jpg
    パートナーと共に環境を駆け抜けろ!
    第36回「混色カオス」
    こんにちは、LOOK HANDです。
    ついにデジカBT第12弾「アクロス・タイム」発売しました!
    というわけで、さっそくアクロス・タイムのカードを使ったデッキを紹介します!
    第1回目は、SR枠の<カオスドラモンX抗体(BT12)>のデッキです。


    デッキレシピ
    混色カオス
    デジタマデッキ
    4
    4枚

    コンセプト紹介
    今現在のカードプールでムゲンドラモン系の指定である赤と黒のLV5サイボーグ型というと種類も増えていますがその中でも、赤か黒を含む2色のLV5マシーン型についてもどんどん増えていってます。

    というわけで、今回は<デルタモン(P)>や<グレイモンX抗体(BT11)>の進化コスト軽減を使い、LV5を1、2コスト進化で済ませ、そのターン中に<カオスドラモンX抗体(BT12)>、もしくは<カオスドラモン(EX3)>まで進化ラインを伸ばすことをコンセプトとしています。
    (簡単に言えば順当進化系のムゲンドラモン系のデッキです。)
    動き紹介
    LOOK36_1.jpg
    育成エリア バトルエリア メモリ3
    ここから動きます。
    LOOK36_2.jpg
    グレイモンX抗体(BT11)を<メタルグレイモン(BT12)>に進化します。
    メタルグレイモン(BT12)はグレイモンを含むLV4から3コスト進化でそこから、グレイモンX抗体(BT11)の進化コスト2軽減で1コスト進化。
    さらに姫川マキ(BT9)の効果で自身をレストしてさらに進化コスト1軽減で0コスト進化です。
    LOOK36_3.jpg
    メタルグレイモン(BT12)を<ムゲンドラモン(BT11)>に3コスト進化します。
    進化時効果でデッキトップを5枚オープンして、その中の<アナログマン(BT11)>1枚を手札に加え、特徴に「サイボーグ型」か「マシーン型」を持つカード1枚を手札に加えるか、このデジモンの進化元の下に置く。残りは破棄する。
    今回は<メタルグレイモン(BT8)>を進化元に追加したとします。
    進化元のドルモン(BT7)とドリモン(BT7)の効果でメモリ+1と1ドローします。
    LOOK36_4.jpg
    ムゲンドラモン(BT11)を<カオスドラモン(EX3)>に1コスト進化します。
    進化時効果で自分の手札かトラッシュから、特徴に「サイボーグ型」を持つ赤か黒のLv5のカードナンバーの異なるカード3枚までをこのデジモンの進化元の下に置くことで、相手のデジモン1体を置いた1枚ごとに退化1します。
    (さっきのムゲンドラモンで進化元に追加しなくてもここで進化元に追加すればメモリ+1できます。)
    LOOK36_5.jpg
    続いて、カオスドラモン(EX3)を<カオスドラモンX抗体(BT12)>に2コスト進化します。
    このカオスドラモンX抗体(BT12)は進化元のムゲンドラモンとカオスドラモンと同じ効果を得ます。ちょっと珍しい効果ですが、類似例は<カノーヴァイスモン(BT10)>を探していただければ良いと思います。

    ここでこのカオスドラモンX抗体は、進化元のムゲンドラモン(BT11)とカオスドラモン(EX3)の進化時効果も得ているので、
    1. 【進化時】自分のデッキの上から5枚オープンする。その中の「アナログマン」1枚を手札に加え、特徴に「サイボーグ型」か「マシーン型」を持つカード1枚を手札に加えるか、このデジモンの進化元の下に置く。残りは破棄する。
    2. 【進化時】自分の手札かトラッシュから、特徴に「サイボーグ型」を持つ赤か黒のLv5のカードナンバーの異なるカード3枚までをこのデジモンの進化元の下に置くことで、相手のデジモン1体を置いた1枚ごとに≪退化1≫。
    1.→2.の順番で効果を発揮しましょう。
    勿論、カオスドラモンの消滅、バウンス、デッキバウンス耐性も得ています。
    LOOK36_6.jpg
    次の自分のターンからですが、
    カオスドラモンX抗体(BT12)のメインフェイズ開始時に自分のトラッシュから、特徴に「サイボーグ型」か「マシーン型」を持つデジモンカード1枚をこのデジモンの進化元の下に置きます。
    つまり、毎ターン効果で進化元が増えていくのでドルモン(BT7)でメモリ+1スタートです。
    (ついでにドリモンで1ドローもついてきます。)
    LOOK36_7.jpg
    あとはアナログマン(BT11)を展開していき、相手の攻撃をカオスドラモンX抗体(BT12)に誘導し守り、カオスドラモンX抗体(BT12)で殴っていきましょう。
    採用カード紹介
    このデッキの場合<ドルモン(BT7)>と<ライズグレイモン(BT12)>と<ムゲンドラモン(BT11)>以外のデジモンはサーチ対象となっています。
    (なんとデクスモンもサーチ対象です。)
    順当進化デッキですので、ここで進化ラインを揃えたいところです。
    一応このデッキのグレイモン名称のLV5ならどっちに進化しても2コスト軽減になりますが、メタルティラノモン(BT11)とメガドラモン(BT9)は<デルタモン(P)>から進化しないと進化コスト軽減できないので注意しましょう。
    (それでも進化元効果が強いので入るんですよね。)
    動かし方で説明したように<グレイモンX抗体(BT11)>→<メタルグレイモン(BT12)>と繋げると1コスト進化になりますが、場に<八神太一(BT1)>があればライズグレイモン(BT12)でも1コスト進化になります。(こっちはデルタモンからでも大丈夫。)
    ただ、メタルグレイモン(BT12)の方がテイマーをタダ貼出来るシナジーがあるので4枚今回は採用しました。
    進化元効果はこのデッキだと意味ないですが、やはりムゲンドラモン系の弱点である退化メタを出来る点で今回は採用しています。
    一応メタルグレモンが入っているのでスライドすることもあります。


    まとめ
    毎弾ちょっとずつ強化要素が出てくるムゲンドラモンデッキですが、かなり自由度が高いカテゴリーで構築しがいがあり私も好きなテーマです。

    このタイプ以外にもいろんなタイプが組めると思いますので興味がある方はぜひ!

    以上です。ありがとうございました。

好きなデジモンと強くなれ第二十七回「アルフォースX」

    posted

    by AKI

    デジモン デッキ紹介.jpg
    好きなデジモンと強くなれ
    第二十七回「アルフォースX」
    本ブログを開いていただきありがとうございます。AKIです。

    11月25日に『アクロスタイム』がついに発売されました!
    今回は主人公が勢揃いと大変魅力的な弾になっています!

    そんな中今回は、新規収録された<アルフォースブイドラモンX抗体>のデッキを紹介しようと思います。
    アルフォース関連のデッキ紹介ばかりな気がしますが許してください、好きなデジモンなんです笑


    デッキレシピ
    デジタマデッキ
    4


    デッキの回し方
    アルフォースブイドラモン>にアクセスする方法は大きく2つあります。
    1. 育成でエアロブイドラモンまで進化しておきアタック後に進化
    2. テイマーから<ラーナモン>→<ベオウルフモン>に進化してアタック後に進化
    1.は<ゴリモン>を絡めて最速で駆け上がっていきます。また、序盤にゴリモンでアタックする動きも強力です!力こそパワー!
    2.ラーナモンの進化時効果でジャミングを付与できるようになったためベオウルフモンでのアタックが通りやすくなりました。
    また、青Lv3の進化元効果が全て優秀なので噛み合いも良いです。

    心がけたい動き
    アルフォースブイドラモン>進化時に効果で<加藤さん>を登場して<レオモン>を登場させる動きは非常に強力です。
    もちろん<リナ>を登場させて回避・ブロッカーを得る動きが基本ですが、追加の動きとしてレオモンを登場させてブロッカー2面体制で相手にターンを返せるのは強力です。

    また、<アルフォースブイドラモンX抗体>に進化してターンを返せれば、回避やブロックした時にリナの効果でアクティブになり相手のデジモンを手札に返すことができます。
    回避を持たせれるので消滅効果には強いですが、手札やデッキに戻る効果やDP-には弱いのでアルフォースの出しどころの見極めが大事です。

    また、DP8000以上のブロッカーがいるときやエアロブイドラモンや<ベオウルフモン>がアタック時に消滅してしまう場合は育成エリアでアルフォースブイドラモンに思い切って進化させることも大事です。


    アルフォースブイドラモンX抗体の枚数問題
    今回公開したレシピでは後から説明する<オメガモンマーシフルモード>を優先したため1枚の採用となっています。
    3枚以上は要らないかなと私自身は考えていますが、1枚は少ないとも考えています。
    ただ、<アルフォースブイドラモン>でゲームセットまでのプランが組めるため進化させなくても勝てる試合が多いのも事実です。
    アルフォースX>の枚数はこれからも調整していこうと思います。


    オメガモンマーシフルモードを採用している理由
    以前までの環境ではオメガモンを入れなくて良かったのですが、今弾環境では必要になってくると考えています。
    理由は大きく2つあります。

    1.クオーツモン
    このカードが相手の場で進化して登場した時点で負けます。
    こいつを除去できる手段がどうしても必要だったのでオメガモンを採用しています。

    2.トラッシュを活用する強力なカード
    今回のSEC枠は2種ともトラッシュのカードを使って非常に強力な効果を発揮します。
    加えて今後増えるであろうベルゼブモンを軸としたデッキもトラッシュを活用します。

    そういったデッキに対応するために相手のトラッシュにも干渉できる<マーシフルモード>は優先度が高いと考えました。


    12弾の環境予想
    12弾は主人公勢ぞろいということもあり強力なカードテーマが多数存在します。
    ウォーグレイモンや赤ハイ、インペリアルドラモン、シャイングレイモン、ベルゼブモン、ハンター等強力なのは間違いないでしょう。
    個人的にはハンターがかなりやばそうな気がしています。


    入れたいカード
    ハンマースパーク
    ゴリモン>、エアロブイドラモンへの進化に4メモリ必要なので最速で動くときに欲しいことが多いです。
    セキュリティに入っても強いカードなので採用したい1枚です。
    現在は事故率を下げるためにメモリーブーストを優先しています。

    グレイト・メイルストローム
    クオーツモン>対策のカードです。手札に返してもまた出てくるだけなので消滅かデッキ下に送るのが対策だと考えています。
    多めにコストを返して延命できれば、次のターンにワンショットで試合を決めることができる可能性が残ります。

    フォービドゥントライデント
    DP+2000がいい仕事をします。また、<アルフォースX>はレベルの最も低いデジモンを手札に戻すので、事前にLv3を手札に戻せていれば残った高Lvのデジモンを対象にしやすくなります。

    デクスモン
    結局このカードに戻りました。テイマーを登場させるデッキが12弾は多いので結局強いです。


    最後に
    アクロスタイムが発売されてどんなデッキが環境上位にくるか楽しみです!

    12/9にはベルゼブモンのスターターが発売されて、12/23にはオルタナティブビーイングの発売と続きます!
    2022年最後までデジモンカードで楽しめそうです!

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

めざせ最強進化! 第41回「BT11環境まとめ」

    posted

    by 八坂

    デジモン デッキ紹介.jpg
    めざせ最強進化!
    第41回「BT11環境まとめ」
    こんばんは、八坂です。
    今回も環境まとめを書いていこうと思います。よろしくお願いします。

    BT11環境は序盤はブラックウォーグレイモン、中盤以降はクロスハートを中心に動いてきた環境と言えます。
    他にも有力なデッキはありましたが、強力なプレイヤーが使い込んだ結果勝てている部分が大きく、環境に広まって活躍したデッキという見方では2デッキが環境の中心だったと言えるでしょう。


    ブラックウォーグレイモンデッキの傾向
    ブラックウォーグレイモンが強い理由として、ひとつのデッキに収まり切らない豊富なサポートカードにより、テーマデッキにもかかわらずその中でさまざまなバリエーションを出すことができる事が挙げられます。
    どのカードを軸にするか、どのプランで勝つのかによっていくつも型があり、そのどれも強力なので生半可な対策が意味をなさないのです。

    なのでブラックウォーグレイモンをメタったデッキと言うのは根本的には存在しないと言えるでしょう。
    そんなブラックウォーグレイモンの型ですが、いくつかの軸とエースによって分類ができます。

    まず軸は低レベル帯の傾向によるものです。
    主にグレイモンの種類によって読み取ることができ、赤軸、赤黒軸、黒軸と分けられます。

    赤軸
    赤軸は赤いグレイモンを多く採用している型です。
    主に<ST1グレイモン>と<BT5グレイモン>の事で、これらの比重を大きく取っていると言う事は攻撃的なプランを重く見ている事になります。
    後述の<ガイオウモン>や<Pブラックウォーグレイモン>をエースにした構築と相性が良いです。この軸の場合レベル3は赤でないと進化できない場合が多くなるので黒のアグモンやアグモンX抗体は入らない事が多いです。

    赤黒軸
    BT8の黒のグレイモン>と<BT11グレイモンX抗体>を7枚か8枚のほぼガン積みにした形。最も数が多い形です。
    進化元効果でブロッカーを持ちやすいので<X7>型以外のクロスハートを始めとしたデジクロス系のデッキに強いです。

    相性が良いのは再始動を持つ<ブラックウォーグレイモンX抗体>や<ガイオウモン>です。
    前環境のクロスハートに対するヘイトの高さから初期に流行り、そこから今まで最大数を保っているという印象です。
    守りが強いのでミラー以外でめっぽう強く、強いデッキを使っている感覚が強いためだと思われます。

    また、赤黒どちらからでも進化できるため、レベル3の選択肢が広い事も流行った理由にあると思います。
    BT8アグモン>や<BT11アグモンX抗体>をストレスなく運用できるのは大きな強みです。

    黒軸
    こちらはグレイモンもそうですが、レベル3を黒1色にして<姫川マキ>を採用する型です。

    下のラインが黒一色でも十分に強力であり赤軸にはできないカード選択ができるほか、姫川マキのサーチとコスト軽減が使えるのが強みです。
    こちらも基本的には受け寄りの戦法が得意ですが、再起動シナジーや<Pスナリザモン>など混ぜられるカードに幅があり、その構築を楽しむプレイヤーが使う事が多いため、何が多いと言った傾向は特に無いように思われます。
    エースは攻めよりなら<ガイオウモン>、受け寄りなら<ブラックウォーグレイモンX抗体>が良いでしょう。


    さて、軸を確認したところで今度は上を見ていきましょう。デッキの軸になるのは大きく分けて4枚です。

    ブラックウォーグレイモンX抗体
    相手デジモンのアタックを吸う効果と、デジモンがアクティブになった時相手デジモンを消滅させる2つの強力な効果を持つデジモンです。
    どちらも守りに優れた能力で、DPでこれを上回らなければ突破は難しいでしょう。一方でDPで超えてアクティブアタックしてくる相手、要はミラーで弱いのが弱点です。

    ガイオウモン
    退化と進撃、そしてセキュリティアタック+1を持つことで攻めっ気のあるゲームプランが取れます。進化しきったら速やかにゲームを終わらせたい人に人気です。

    また、前述の通り<ブラックウォーグレイモンX抗体>に強いため、ミラーを意識すると多めに摘みたいカードです。
    BT8グレイモン>さえいれば再起動ブロッカーとしてふるまえるので、赤黒軸ではバランスよく使いやすいでしょう。

    BT8ブラックウォーグレイモン
    どちらの型でも進化前としてエースの働きを阻害しないため、BT8ブラックウォーグレイモンは2枚程度採用されることが多いです。
    進化ついでにテイマーの処理ができるのがやはり強力。これが軸になることは少ないですが、これと<ハデスフォース>を合わせて多くとっている構築はテイマーを徹底的に消滅させる意思があります。

    Pブラックウォーグレイモン
    これを主軸にするといわゆるワンショット型と言われる形になります。
    進化元で2チェック、16000以上にして<久我ユウヤ>でセキュリティのオプションが効かない状態にすれば怒涛の連続アタックを止める手段はほぼありません。
    守りが薄いので揃わないと脆いピーキーなデッキですが、セキュリティで止まらないワンショットデッキは非常に気持ちがいいです。他の型だと思ってゆったり構えていると突然ゲームを終わらせてくるので知っていて損はないでしょう。

    というわけで4体紹介しましたが、色の軸と違ってこれらはこだわりや偏りなく採用されていることも多いため分類としては困ったものです。
    Pブラックウォーグレイモ>ンを除いた2:2:2の様な採用でも強いのが地力の高さを示しているように思います。

    さて、ブラックウォーグレイモンについてはこんなところで、続いてクロスハートを見ていきましょう。


    「クロスハート」
    従来型
    X4>と<X5>に加え、<X3>も込みでパーツを揃えながらガンガン殴っていく形は<ブラックウォーグレイモンX抗体>の台頭で数を減らしていきました。それでもデッキの地力は十分なので環境次第ではまた上がってくることでしょう。

    実際11月に入るころにはブラックウォーグレイモンX抗体に慣れたプレイヤーも増え、ミラーで弱い事も手伝って後述の<X7>型と合わせて数を回復してきています。12月にX4が制限になるまではいるでしょう。

    X7型
    従来型と入れ替わるように数を増やしたのが<X7>型です。
    最大の違いは相手の大型を割と簡単に除去できる点で、それでいて展開次第では従来型と大差ない速度も出るので対策が難しいデッキです。
    ブラックウォーグレイモンに対しては運良く除去耐性が引けていなければX7を出すだけで痛い目を見せられますし、除去耐性があっても赤軸でなければX7のDPを超えられないなんてことはそこそこあります。

    また、X7型の強みとして、素材として入れているカードがどれも地味ながら使いどころがあり、使えば使うほどできるプレイの選択肢が増えていくのでその点でもやり込み甲斐がある点が挙げられます。
    X7型は初期の頃からいましたが、数を増やすまでに少し時間がかかったのは洗練されたリストが出来るのに時間がかかった事と、カードの使い方が広まるのに時間がかかったためだと考えています。

    クロスハートについてはこんなところでしょうか。
    メルヴァモン>入りの構築もありますが、流行っているというほどはいない印象。
    とは言え単体で強いカードなので忘れた頃に活躍するかも知れません。


    さて、これらに対して抗ってきた他のデッキを見てみましょう。

    BT11環境で見られたデッキ
    グランディスクワガーモン
    お馴染みのワンショットデッキ。
    ブラックウォーグレイモンX抗体>に対してはDPで上回り、その他の型に対してもワンショットで対応できるため主に環境初期にどっと増え、いつの間にか減っていったデッキ。
    進化が繋がればブラックウォーグレイモンに対しても十分に強いのですが、サーチが比較的少なく、繋がらない場合のプレイに困るのと、新しいカードを試す方が楽しいため他のデッキに埋もれて言った印象があります。

    アルフォースブイドラモン
    新しい<アルフォースブイドラモン>と<リナ>で強化されたデッキ。
    キャラ人気と動きの新鮮さで組んでみる人が多く、その中で特に優れたプレイヤーとその構築が支持されて他の新テーマより頭一つ抜けて流行った印象があります。
    従来のアルフォースの様に先にテイマーを出しておく必要が無いのでテイマー除去にもある程度強く、手札を揃える必要はありますが一気に決めに行く事もじっくり攻める事も可能で構築の自由度と対応力が高く、プレイ次第で不利とされている対面でもひっくり返せる地力があるとされています。

    エグザモン
    盤面で戦う相手に対して<スレイヤードラモン>が強い事と、DPで真っ向からつぶしに行けるという点でブラックウォーグレイモンに対して強く出られるのでEX3環境よりも明らかに数を増やしたデッキ。
    盤石な盤面で良い気になっているところにさらに上から最強の生き物を投げるのは気持ちいいのでわざわざ使う魅力はたっぷりあると言えるでしょう。
    クロスハートが数を増やしてからもある程度の数は残っていて、回避でX7登場時効果に強く、DPでも負けていないためだと考えられます。
    弱点はパーツが揃うまでに時間がかかりやすい事とと退化に弱い事です。上手くプレイで補いたいところ。

    ミネルヴァメルヴァ
    魔弾杯での優勝報告が多いですが、通常の環境でも普通に結果を出しているのがこのデッキ。
    新しく得た<イグニートモン>と<ブルーメラモン>、そして<メルヴァモン>が非常に強力なため前環境のケルベロループとは全然違うものになっていますが、こちらも非常に強力なデッキです。
    特にメルヴァモンはそれ単体でもデッキの主役になれるポテンシャルがあるため、進化とデジクロスの2軸で器用に戦えるデッキになっています。

    ブルーフレア
    ジークグレイモン>と<ドラコモン>、<サイバーランチャー>とデッキが大きく変わるほどではないにせよ堅実な強化を貰い、着実に結果を出しているデッキ。
    基本の動きは変わらないものの、ジークグレイモンによるアクティブ手段が増えたため<ST1グレイモン>や<メタルグレイモンX抗体>を指してより攻撃的になった構築も出てきています。

    また、低コストで青Lv.5を用意できる点に注目し、<アルフォースブイドラモン>や<ミラージュガオガモン>に繋げるギミックも観られます。
    ミラージュガオガモンは単体で強力で、アルフォースブイドラモンはテイマーを出す効果と相性が良いのでどちらも優秀です。

    ムゲンドラモン
    アナログマン>により小粒のアタックを止められるようになり、小粒で早い相手にも戦いやすくなりました。
    従来のクロスハートやブルーフレアの様なデッキにはかなり安定して立ち回れるようになった印象です。

    また地味ながらレベル5も良い強化を貰っていて、新しい<メタルティラノモン>は進化してよし、進化元効果も良し、最悪登場しても最低限の仕事が出来て優秀です。
    セキュリティ破棄がお互いのターンなのでアナログマンの疑似ブロックと合わせて発動することができ、今まで苦手だったゲームスピードを速める事に一役買っています。

    次弾ではカオスドラモンX抗体も来るので次の環境でも楽しめそうです。

    植物・妖精
    EX3環境ではかなり活躍していたものの新弾が出ていつの間にか姿を消していたデッキ。
    別に全然弱いわけではなし、ブラウォは殴り倒せば良くてクロスハートは従来型なら<ヒュドラモン>と<ジュレイモン>を立てれば大体勝ちに持って行けるため立ち位置も悪くないデッキですが、何故か一時的に数を減らしていました。
    環境終盤になって再評価されたのかやや数を増やしたあたり、EX3環境のデッキは時期が短かったのもあり強さと使用率に乖離があるのかな、と思います。

    11弾の環境は大体こんなものでしょうか。
    全体的に簡単でしたが今回はこの辺りで、また次の記事でお会いしましょう。それでは。

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