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2022年11月 アーカイブ

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オールスターTier1!?ぶりっつあーや採用型創世の巫女 マユ(タマ軸)のススメ

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    by 46熊

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    オールスターTier1!?ぶりっつあーや採用型創世の巫女 マユ(タマ軸)のススメ
    こんにちは。46熊です。

    前回の記事からかなり日が空いてしまい申し訳ありませんでした。

    記事が滞っていたのは主に本業のせいなのですが、読んで下さる皆々様には一切関係の無い事なのでこれからも一層精進して参ります。よろしくお願いします。


    と、言う事で。今回はタイトルにもあります通り
    と、オールスターの環境シーンでも頻繁に見かけるデッキを紹介させて頂こうかと思います。第5弾で登場し、アニメでもめちゃくちゃいい場面で登場するこちらのルリグ、現代のカードも織り交ぜられ更なる強化が施されています。

    最近ウィクロスを始めた方はそもそもオールスターレギュレーションで遊ぶ機会も無い、みたいな事もあるかもしれませんのでそう言った方にも何でもありルールの容赦ないカードパワーを感じて頂ければ幸いです。


    デッキレシピ


    コンセプト
    Go!アークゲイン!!
    創世タマユについて
    コンセプトにある通り、このデッキの主役は<アークゲイン>です。ディーヴァセレクションのなんちゃって耐性を持ったレベル3の<アークゲイン>とは比べ物にもならない、自軍の天使シグニに対しルリグ効果以外を一切受け付けない耐性をばらまくことが出来ます。

    この〇〇以外と言うのがカードゲーム的にとても強く、今後どんな新規カードが登場してもこの耐性で弾くことが出来る点が滅茶苦茶偉い、一時期2枚制限だったのも頷ける性能ですね。むしろ何故解放されてしまったのか。
    ただ防御力は最強クラスでも、天使のシグニと言うのは基本的にアタッカーとして運用しづらい子達が多いことはディーヴァセレクションしかプレイしたことのないような方でも感じているでしょう。
    一応チアシグニの<クリシュナ>が最低レベルの面空け性能を持っているのでこの子と<アークゲイン>を絡めながら点を取っていく形になります。

    またこのデッキは、と言うかこのルリグはかつてルリグデッキに3枠しか空きがありませんでした。
    と言うのが<マユ>のグロウ条件に『ルリグデッキからタマまたはイオナを公開しルリグの下に置く』とあるからなのですが、プロモカードとして追加された<タイプス>がルリグトラッシュに落ちたルリグをルリグデッキに戻せるため余計なカードを1枚多く積む必要が無く、数少ない弱点すら克服してキー1枚とアーツ計6枚で戦うことが出来るようになっています。


    デッキの立ち回り方 序盤
    後半でガチガチに強固な盤面を築ける反面、序盤はほとんど点を取りに行くことが出来ません。ただそこまで慌てる必要は無いので一つ一つやるべきことをやっていきましょう。
    序盤のキモは<ハニエル>です。不要牌を切りつつ後続を確保できるシグニで、序盤サーチするカードは=終盤引きたくないカードなので以降のドローを強くする事にも繋がります。

    またディーヴァセレクションのカードプールにはほとんど無い、デッキの中身を見ることが出来るというメリットがあります。デッキの中身を確認できると言う事はすなわちライフクロスの中身が分かると言う事、これにより無駄に防御アーツやエクシード防御を使う事なく被ダメを抑えることが出来るためしっかり確認していきたいですね。

    また、<ハニエル>はみんな大好き<リンゼ>や<ラティナ>をサーチすることが出来ます。前者はスペルを主軸としたデッキに、後者はルリグによるアタックを無効化してくるような相手へ積極的に立てていきましょう。


    デッキの立ち回り方 中盤
    gp gp
    レベル3グロウ時の2枚回収と<ヴァルキリー>が使えるようになることで一気に手札が潤います。ここから楽しくなってきますよ。

    また、ディーヴァセレクションではいつ使うか迷ってしまうゲーム1効果ですが、4以降にグロウするデッキなので3にグロウしたタイミングで使ってしまって構いません。また、ルリグアタック時2エナ払って自身を起こす効果ですがその2エナが結構重い場面も結構あります。ただルリグで2回殴る場面じゃないな〜みたいな状況であっても一応宣言しておくと相手がアーツなど使用してくれる可能性があるため積極的に使用して下さいね。

    また後攻の場合次のターンは相手も全力を出してくる時期です。相手の方がレベル高い場合アタックフェイズに<ぶりっつあーや!>を使えるため、これで相手の全力の攻めをしっかり受け流していきましょう。
    レベル4からは前述した<アークゲイン>をやっと使えるようになります。チアシグニが居る関係でそう簡単にはいきませんが、<アークゲイン>だけをアーツやエクシードで守れば1点もシグニで点が通らないみたいな状況も多々ありますので、軽いアーツばかりですが結構4の状態で耐久出来ます。その間謎のシグニ<タイプス>で消費したエクシードをルリグデッキの中に仕舞い込み、いつでも<マユ>にグロウするチャンスを伺いましょう。
    ゲーム1の最強秘技、<イノセンス>は稀に自ターン使う場合もありますが基本的には相手ターンに使って攻め手を崩す事が多いです。また相手によっては<イノセンス>一発で盤面全崩壊(例:<紡ぐ者>、<糾う者>など)するルリグも居るため、<イノセンス>のテキストは各自しっかり予習しておいてください。


    デッキの立ち回り方 終盤
    もう防御札が無い!となったら5にグロウします。何が凄いって使ったアーツをこのデッキならすべて回収できる点ですね。これによりレベル4で耐久した時間分くらいは耐久が出来ます。

    やる事はあまり変わりませんがリミットが12になった事でレベル4天使を三面並べることが出来るためグロウ前よりも盤面の強度は上がりました。この盤面を押し付け、相手の防御手段を此方の攻め手が上回ったと感じたらエクシード5を発動し勝利を掴みに行きましょう。
    忘れがちな点ですが、追加ターン中は<WピルルクKEY>のルリグダメージ無効効果が切れます。<WピルルクKEY>を採用しているデッキはサーバント0枚である事も多いため、そのままゲームを終わらせに行けますね。

    と言う事で、序盤少しだけ弱いですが中盤から終盤にかけほとんど隙の無い動きを取れるルリグであることがお分かりいただけたかと思います。白ルリグなのでサーチによる盤面再現性も高いですしね。


    アーツについて
    ほとんどのアーツが基本的にコスト3以下で扱えるようになっており、エナが足りず使えないと言った事はほとんどありません。こんなんで守れるのか?と思う方もいるかと思いますが<アークゲイン>前及びチアシグニを止めるだけで全面守れることが多いためほぼ気になりません。むしろ攻めにしっかりエナを使っていきましょう。 <ダーク・コグネイト>は序盤でも使えるコスパの良いアーツ。手札コストは<『精』像>指定なのでディーヴァ産天使では支払えない点に注意です。
    ショットデッキはエナ0まで絞ってアタックに入られることがよくありそのタイミングでは使用できない事もありますがその前の削りに対して着る事でライフを多く保つことが出来、相手にロングショットを強いるとともにLBでの解決率を少しでも上げることが出来ます。

    メンダコギロチン>はとにかく汎用性の塊です。基本的に1体トラッシュに送りながら手札2枚をトラッシュのシグニと交換する、または1体トラッシュ送り1体能力消しの二面防御で運用する事が多いです。また、トラッシュ利用を得意とする相手が本格的に動き始める前にトラッシュ除外で動きを潰す事も出来ますし、スペル主体の相手にカットインする事で1T貰う事も出来ます。
    ただスペルカットインするタイミングはかなりシビアです。加えてカットインしたスペルに対しては何の影響も無いため慣れるまではその他モードで運用しましょう。

    セレクト・ハッピー5>は言わずと知れた汎用アーツ。正直5にグロウする前に使うのを忘れる事が多々あるので適当に<アークゲイン>とか拾ってあげて下さい。その場合アンコールはしないように。


    簡単な相性紹介
    慣れてきたら読んでほしいなと言う事で、中級者以上のプレイヤーに向けて。

    このデッキ、ほとんどの対面に有利な凄いデッキなんですが一部不利なデッキがいくつか存在するのでその辺を紹介させて頂ければと思います。
    共通して『<アーク・オーラ>+<イノセンス>で貫通』がキーワードです。これを最速で出来ないと大体負ける感じですね。
    (5ルリグ対面は全てグロウされた前提で話しています)


    ドーナ FIFTH 無理
    4で止まるドーナもそれなりにしんどいですが5まで乗るドーナ(基本的に<ウリタマキー>型)は無理です。唯一の勝ち手段が4T目に相手のエナ3枚以下であることを確認し<アーク・オーラ>+<イノセンス>で突っ込む事なのですがドーナはエナを稼ぐ手段が豊富な上ほぼ白のカードで構成されているため中途半端なランデスも効き目が一切ありません。
    幸い母数は多くないため対面した場合『無理だぁ〜』感を出しながら相手が油断してくれることを祈りましょう。


    救解の冥者 ハナレ / 真幸の冥者 ハナレ 不利 / 無理
    4止めだろうが5まで乗る相手だろうが4乗られた時点で無理なので<アーク・オーラ>+<イノセンス>で貫通する以外無いのですが、時々軽コストのルリグ止めを入れている人が居るので油断なりません。いや何でなのよ
    ルリグ除去だけでなくハンデスもあるため不利要素がもうこれでもかと詰め込まれています。幸い母数は以下略


    リメンバ・ラストナイト / リメンバ・レイトナイト 不利 / 無理
    4止めは練度の差がかなり出る対面です。
    実際私はリメンバが世界一上手いと思っている某氏にかなり余裕をもって敗北していますがそれ以外の方には負けた事が無いため練度による所はかなり大きそうです。5は乗られる前に仕留めないと無理ですがルリグ止めやら<イレイザー・スマッシュ>やら積まれており詰め切れないため無理と言った印象です。

    <アン>を比較的苦手としているため<アン>が蹴落としてくれるのを祈りましょう。オールスターそういうとこある。


    誘蘭の鍵主 ウムル=フェム 不利
    ほぼ<ビカム・ユー>は確定で入っている対面なので4のうちにトラッシュを潰して<アークゲイン>2面以上立てて<アーク・オーラ>決まらないと多分負けます。
    ウムルに限った話ではないのですが5で鉄壁の防御性能を持つルリグは4時のルリグ防御が多くてもターン1である事が多いため<アークゲイン>二面以上での<アーク・オーラ>で過剰打点叩き込めることが多いイメージです。


    悲劇の駄姫 グズ子 微不利
    ぶりっつあーや!>型だと結構しんどいイメージです。
    逆に<カーニバル -K->型だと<アークゲイン>2面以上立てて<アーク・オーラ>で貫通できるはずですが時々ルリグ止めを入れている人が居るので油断なりません。

    アーツで面を空けてもルリグがアタックすると面を埋め直されてしまうためほとんど点が通りません。<アーク・オーラ>に頼らない場合は多面処理しながら<フーリッシュ・マイアズマ>を使わせ、<アークゲイン>多面でエクストラターンを取ればそこそこ詰められます。相手が自身でデッキをかなり掘ってくれるため<メツミ>で1リフ入れられると1点分得する事も多いです。


    カーニバル -QB- / カーニバル MAIS 不利 / 微不利
    4止めは<ぶりっつあーや!>採用でなければET中の天使盤面を崩せない(手札が無いため戻したシグニをそのまま出す事になる)ですが、そこまで行くより先に<サンスポット>が過剰打点押し付けてくる事もあり油断は禁物です。
    5まで乗る型は<ロック・ユアハート>採用か<アイスフレイム・シュート>採用かで取る選択肢が変わってきますがどっちにしてもしんどいです。

    5蟹に関しては他の対面よりも<イノセンス>を攻めで使う事が多いです。


    1ママ 徳次第
    ディストラクト・アウト>に対して<アークゲイン><アーク・オーラ>を踏ませるゲームになります。但しこれで盾を6〜7枚クラッシュされると次ターンの<因果応報>や<烈情の割裂>+<遊月メモリア>で沈めに来られます。その辺色々加味して徳です。


    終わりに
    正直自分でも何でこの時期にオールスターの記事を書いているんだと思わないでもないですが、オールスター本当に楽しいので色んな人にプレイしてほしくて。となると初心者が使ってもそこそこちゃんと勝てるデッキを紹介したいと思いこのデッキを選ばせて頂きました。
    タマは最古の主人公でもある事から専用シグニも多く、今回は天使軸で紹介しましたがアームウェポン軸やハイブリッド軸も強いので世に転がっているレシピを見ては色々試してみて下さい。
    あと、ディーセレの環境デッキを一から組むよりかなり出費を抑えられるので。



    夢限少女杯のお話
    10/16位で無事内定頂く事が出来ました!!!!
    4か月間毎週のようにあちこち遠征して、何なら大好きな友人が九州まで来てくれたのにセレモニー優先で日中放置していたりとご迷惑おかけしたりした事もありました。実際ボーダーからはそこそこ余裕がありましたがウサギとカメのウサギで終わりたくなかったため出られる大会全部出た結果何とか通せたと言った感じですね。

    当ブログでも先輩ブロガーである<しみずき>さんが内定しております。ウィクロス歴もブロガー歴も私の方が後輩ですが、対面した際は良い戦いが出来るよう期間は短いもののしっかり備えていきたいです。
    当然他の内定者も過酷なマラソンを完走した猛者たちばかりで楽な相手など一人もおりませんが今年最後の大型大会と自分の中では位置付けているため悔いの残らないよう戦ってきたいと思います。
    次に出会う時は良い報告を聞かせられるといいな......応援よろしくお願いしますー


    今回は拝読いただきありがとうございました。宜しければ記事のいいねRT等の宣伝もよろしくお願いいたします!!

【ディーヴァグランプリ4th直前!!】〜セレモニー結果から見る「REUNION」環境要注目ルリグの振り返り〜

人気のあのカードについて教えて!part.13「羅星姫 ミュウ//メモリア、大躍進のワケ」

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    by からばこ

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    羅星姫 ミュウ//メモリア、大躍進のワケ
    はいこんにちは、からばこです。
    「人気のあのカードについて教えて!」シリーズ。今回は人気が急騰中の、<羅星姫 ミュウ//メモリア>について紹介していきます。
    「いつの間にこんな人気に......」と驚かれている方も多いでしょう。その強さや便利さを、徹底的に語っていきますので、よければお読みください。

    ......記事の見出しがネットのビジネス記事みたいですね。職業病?

    1:テキスト紹介
    まずは能力解説から。
    レベル1シグニに関する3つの能力を持ちます。ディーセレの宇宙シグニは<パラダイスうちゅう>を筆頭に、レベル1に関する能力を持つカードが多いので、宇宙シグニである<ミュウ//メモリア>も多分に漏れず、ということでしょう。
    出現時能力では、<パラダイスうちゅう>でレベル1にした<イクリプス>や<ドラコ>を拾えます。起動能力は手札のレベル1シグニを5枚まで自身の下敷きにします。そしてアタックフェイズ開始時に、その枚数と同じレベルの相手シグニを1体をバニッシュ。手札消費こそ激しくなりますが、レベル3でもパワー問わず除去できるため、<ドラコ>ではカバーできない高パワーシグニを対処できます。
    宇宙単デッキの足りない部分を補ってくれる革命児。これで宇宙デッキがぐっとパワーアップ!まさにしゃかりきコロンブスってやつですよ。

    ......だけで終わらなかったから、<ミュウ//メモリア>がこれだけ注目されているんですよね。

    2:レベル1なら何でも拾える、圧倒的な汎用性
    宇宙デッキで使えば中軸を誇る<ミュウ//メモリア>ですが、その能力の本文中にはどこにも、「宇宙」の文字はありません。
    ミュウ//メモリア>の正体は、宇宙シグニサポートというより、「レベル1シグニのサポート」とする方が適切です。

    改めて出現時能力を見ましょう。ガードを持たなければ、レベル1シグニなら何でも回収できます。
    レベル1のシグニは非常にバリエーションが多く、下級の主軸からメタカード(特定のカードを対策する役割を持つカードのこと)的なシグニ、サポーターまで多種多様。そのどれもを無色1で回収できる、非常に汎用性の高い能力になります。
    メタシグニやサポーターは、デッキに採用しても1〜2枚。それらのシグニを状況に合わせて回収できるのは、状況の打開や詰めの盤面で大いに役に立ちます。<ユキ//メモリア>で<リメンバ//メモリア>の能力を消して動いたり、<マキナ//メモリア>で相手のデッキを削ったり、<イワトオシ><カモツ>でエナを焼いて<マドカ//クラップ>の青エナをつぶしたりなどなど......。後半の「相性の良いシグニたち」で紹介しますが、パッと浮かぶだけでこれだけのレベル1シグニがいて、<ミュウ//メモリア>は全て回収できます。すごい!
    加えて起動能力と自動能力で、<ミュウ//メモリア>自身がアタッカーになれます。
    基本的には1枚だけ敷いてレベル1シグニを除去すればよいですし、終盤の詰めでは手札をかなぐり捨てて3枚敷き、レベル3をバニッシュして詰めを狙ってもよいです。少なくとも、出現時能力で最低1枚のレベル1シグニが手札に加わりますので、<ミュウ//メモリア>を出せば確実に1点取れる状況がほとんどでしょう。
    自身がレベル3なので<チョウウン><キョウシュウ>らを貫通できるのも評価が高く、バニッシュするシグニにパワー制限がないため、手札さえ工面できれば、あらゆるシグニを除去できます。さすがに耐性持ちは厳しいですが。
    起動能力で敷いたシグニは、<ミュウ//メモリア>が場を離れない限り残り続けるので、複数ターンにわたって要求につながる点がなお強力です。パワー12000なのも上等ですね。
    というわけで
    ・レベル1シグニ、特にメタシグニを何でも拾える
    ・汎用性の高い除去アタッカー

    この2点が<ミュウ//メモリア>の強みと言えるでしょう。

    デッキにもよるとは思いますが、<ミュウ//メモリア>に期待する役割の多くが「レベル1メタシグニの回収」になります。その場合、<ミュウ//メモリア>の採用枚数は1〜2枚、ほとんどが1枚採用になると思います。もちろん、宇宙軸やレベル1シナジーが強いデッキなどでは、より多くの採用もありえます。
    メタシグニが不要な対面もありますし、アタッカーとしては手札消費が激しいので常時運用できるわけではありません。<ミュウ//メモリア>を介さず、直接メタシグニを回収、使用する場面もあるでしょう。
    それだけの採用枚数がほとんどなのに、なぜここまで注目されているのか......。その背景に迫ります。

    3:なぜ今注目? 白黒+α環境が追い風
    ミュウ//メモリア>が急激に注目されたのは「REUNION DIVA」発売後。登場弾「PRISMATIC DIVA」からはやや遅れてのブレイクです。
    なぜ今注目されているのでしょうか。当時の環境を振り返ってみます。

    「PRISMAIC DIVA」環境前期(22年7〜8月ごろ)は、【原子デウス】【チームエクス】の牙城を【白単リメンバ】が崩しにかかった時期です。第3回のディーヴァグランプリで【笛原子デウス】が優勝し、その後流行こそしましたが、プレイヤー間では「もしかしたら【白単リメンバ】が来るのでは?」という予感がしていましたね。
    その予感は的中し、その後【チームエクス】(と【チームデウス】)は、環境トップの座を【白単リメンバ】に譲り渡し、メタゲームの中心は【笛原子デウス】【白単リメンバ】となりました。
    この頃は<ミュウ//メモリア>の出番はあまりありませんでした。
    【白単リメンバ】はメインデッキは白シグニ中心。【笛原子デウス】はエクシード3で<ユキ//メモリア>を回収する動きこそあれど、ソウル戦術が中心のデウスで<ミュウ//メモリア>の出番は少なかったです。注目されることは少なかったでしょう。

    潮目が変わったのは「PRISMAIC DIVA」後期。<エクシア>の再評価がありました。
    アサシン戦術を使う【チームエクス】が減ったことで<エクシア>が再度評価され、その対策で<ユキ//メモリア>が重視され始めました。<エクシア>のアタック封殺を誘発させてから、そのゾーンの正面に相手シグニを移動させ、別の面を開けて点を取る、というような動きです。<エクシア>対策の基本ですね。
    他にも<リメンバ//メモリア>や<シィラ>といった厄介な白シグニを無力化する役割もあります。この辺りで<ユキ//メモリア>がぐっと評価を上げ、あらゆる白デッキ、ないし白タッチのデッキにお呼ばれしていた印象です。(<エクシア>安全に処理できる<ファラリス>は、一足先に評価が急上昇していました)
    トドメが「REUNION DIVA」登場で、【サシェ】がトップメタに立ったことです。
    サシェに対して<エクシア>が非常に刺さることは言わずもがな。となれば<ユキ//メモリア>の評価が上昇するのは目に見えています。
    で、そんな<ユキ//メモリア>を回収できる<ミュウ//メモリア>も強いのですが、その評価をさらに押し上げたのが、【サシェ】の色構成にあります。
    主流派センター白、アシスト黒青。マキナみこみこ、ウリスタマゴなど多々あれど、白黒+αの構成が非常に多い傾向にあるサシェ。そこで多く採用され、これまた人気上昇中のピースがこちら、<スーパー・ヘルエスタセイバー>です。
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    白で<ユキ//メモリア>を、黒で<ミュウ//メモリア>を回収すれば、最大で2度<ユキ//メモリア>にアクセスできます。<ミュウ//メモリア>が不要な場面では、<ファラリス><デウス//メモリア><エレシュキガル>などを拾えばよく、状況に応じた使い分けが可能です。これらの黒シグニで突破できないシグニを、<ミュウ//メモリア>の除去がカバーする、という場面も少なくはありません。
    黒でありながら<ユキ//メモリア>になりつつ、アタッカーとしてオンリーワンの仕事もできる<ミュウ//メモリア>の評価がここで大爆発したわけですね。

    さらにダメ押しの評価向上が、「REUNION DIVA」で登場した<アメーバ>です。ハンデスへのメタカードとして評価されているレベル1シグニですね。
    同環境には【ハンデスリメンバ】【あや】といったハンデスデッキが一定数存在しますし、【原子デウス】も未だ健在です。【サシェ】がハンデスをある程度苦手としていたり、堅牢な白シグニを飛び越えてルリグアタックを通す戦術が環境に合っていることから、ハンデスデッキはこの環境では強力です。<ゼノ・クラスタ>も数を減らしていますしね。
    で、そのハンデスデッキへのメタシグニが、この<アメーバ>になります。レベル1です。<ミュウ//メモリア>で拾えます。つまりそういうことです。

    ヘルエスタセイバー>で拾え、環境にあったメタシグニの<ユキ//メモリア><アメーバ>にアクセスでき、アタッカーとしてもしっかり仕事をする。
    環境のあらゆる要素が<ミュウ//メモリア>を後押しし、現在は「白黒系デッキには1枚必須」的なポジションにまで上り詰めています。すっかり<ファラリス>のような立場ですね。おめでとう、おめでとう。

    4:相性の良いレベル1シグニたち
    ここまで散々紹介してきましたが、相性の良いレベル1シグニをずらりと並べました。
    ・<ユキ//メモリア>:白シグニの無力化や<エクシア>対策に。<ミュウ//メモリア>最大の相棒
    ・<アメーバ>:ハンデス対策。延々と回収し続けよう
    ・<ヒヤシンス>:白デッキ対策。バウンスされたシグニをエナに変換。<バン//メモリア>も強力
    ・<バーバリアン>:優秀なアタッカーを再利用。手札消費は荒いが<オイゴナ>なども
    ・<イワトオシ>:ランデスが刺さる場面は多い。<カモツ>でももちろん可

    などなど山ほどいます。
    CZ>でサーバントを抜きにかかったり、<葉加瀬冬雪>でマイナスに下駄をはかせたり、<チョウウン>などを拾って盤面を固めたり、できることは多々あります。
    これからレベル1が登場するたびに評価が上がっていくシグニでしょう。つまり今後ともすごい!かな?たぶん!

    5:おわりに
    というわけで、<ミュウ//メモリア>について書いていきました。半分くらいは<ユキ//メモリア>の強さの紹介になってしまったような気もしますが......。
    メタや環境の変化により、白黒+α系のデッキが人気を集め、結果<ミュウ//メモリア>に適した環境が出来上がっての人気上昇となりました。もともとポテンシャルの高さはありましたが、まさかここまでとは......。大出世ですね。

    ミュウと違って、私はとうの昔に出世街道を外れたので、ストレージの片隅でゆらゆら生きていくことにします。
    同期の活躍を社内報で見たときの気持ちな。働き盛りの30代だもんなあ。なあ......。


    ......自分に与えられた仕事、自分に与えられた役割を、しっかり丁寧にこなしてがんばります、はい。
    ではまた次回の更新で。

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