前回の記事からかなり日が空いてしまい申し訳ありませんでした。
記事が滞っていたのは主に本業のせいなのですが、読んで下さる皆々様には一切関係の無い事なのでこれからも一層精進して参ります。よろしくお願いします。
と、言う事で。今回はタイトルにもあります通り
最近ウィクロスを始めた方はそもそもオールスターレギュレーションで遊ぶ機会も無い、みたいな事もあるかもしれませんのでそう言った方にも何でもありルールの容赦ないカードパワーを感じて頂ければ幸いです。
デッキレシピ
ルリグ
計6枚
LB
計20枚
非LB
計20枚
コンセプト
Go!アークゲイン!!創世タマユについて
コンセプトにある通り、このデッキの主役は<アークゲイン>です。ディーヴァセレクションのなんちゃって耐性を持ったレベル3の<アークゲイン>とは比べ物にもならない、自軍の天使シグニに対しルリグ効果以外を一切受け付けない耐性をばらまくことが出来ます。この〇〇以外と言うのがカードゲーム的にとても強く、今後どんな新規カードが登場してもこの耐性で弾くことが出来る点が滅茶苦茶偉い、一時期2枚制限だったのも頷ける性能ですね。むしろ何故解放されてしまったのか。
ただ防御力は最強クラスでも、天使のシグニと言うのは基本的にアタッカーとして運用しづらい子達が多いことはディーヴァセレクションしかプレイしたことのないような方でも感じているでしょう。
一応チアシグニの<クリシュナ>が最低レベルの面空け性能を持っているのでこの子と<アークゲイン>を絡めながら点を取っていく形になります。
またこのデッキは、と言うかこのルリグはかつてルリグデッキに3枠しか空きがありませんでした。
と言うのが<マユ>のグロウ条件に『ルリグデッキからタマまたはイオナを公開しルリグの下に置く』とあるからなのですが、プロモカードとして追加された<タイプス>がルリグトラッシュに落ちたルリグをルリグデッキに戻せるため余計なカードを1枚多く積む必要が無く、数少ない弱点すら克服してキー1枚とアーツ計6枚で戦うことが出来るようになっています。
デッキの立ち回り方 序盤
序盤のキモは<ハニエル>です。不要牌を切りつつ後続を確保できるシグニで、序盤サーチするカードは=終盤引きたくないカードなので以降のドローを強くする事にも繋がります。
またディーヴァセレクションのカードプールにはほとんど無い、デッキの中身を見ることが出来るというメリットがあります。デッキの中身を確認できると言う事はすなわちライフクロスの中身が分かると言う事、これにより無駄に防御アーツやエクシード防御を使う事なく被ダメを抑えることが出来るためしっかり確認していきたいですね。
また、<ハニエル>はみんな大好き<リンゼ>や<ラティナ>をサーチすることが出来ます。前者はスペルを主軸としたデッキに、後者はルリグによるアタックを無効化してくるような相手へ積極的に立てていきましょう。
デッキの立ち回り方 中盤
また、ディーヴァセレクションではいつ使うか迷ってしまうゲーム1効果ですが、4以降にグロウするデッキなので3にグロウしたタイミングで使ってしまって構いません。また、ルリグアタック時2エナ払って自身を起こす効果ですがその2エナが結構重い場面も結構あります。ただルリグで2回殴る場面じゃないな〜みたいな状況であっても一応宣言しておくと相手がアーツなど使用してくれる可能性があるため積極的に使用して下さいね。
また後攻の場合次のターンは相手も全力を出してくる時期です。相手の方がレベル高い場合アタックフェイズに<ぶりっつあーや!>を使えるため、これで相手の全力の攻めをしっかり受け流していきましょう。
レベル4からは前述した<アークゲイン>をやっと使えるようになります。チアシグニが居る関係でそう簡単にはいきませんが、<アークゲイン>だけをアーツやエクシードで守れば1点もシグニで点が通らないみたいな状況も多々ありますので、軽いアーツばかりですが結構4の状態で耐久出来ます。その間謎のシグニ<タイプス>で消費したエクシードをルリグデッキの中に仕舞い込み、いつでも<マユ>にグロウするチャンスを伺いましょう。
ゲーム1の最強秘技、<イノセンス>は稀に自ターン使う場合もありますが基本的には相手ターンに使って攻め手を崩す事が多いです。また相手によっては<イノセンス>一発で盤面全崩壊(例:<紡ぐ者>、<糾う者>など)するルリグも居るため、<イノセンス>のテキストは各自しっかり予習しておいてください。
デッキの立ち回り方 終盤
やる事はあまり変わりませんがリミットが12になった事でレベル4天使を三面並べることが出来るためグロウ前よりも盤面の強度は上がりました。この盤面を押し付け、相手の防御手段を此方の攻め手が上回ったと感じたらエクシード5を発動し勝利を掴みに行きましょう。
忘れがちな点ですが、追加ターン中は<WピルルクKEY>のルリグダメージ無効効果が切れます。<WピルルクKEY>を採用しているデッキはサーバント0枚である事も多いため、そのままゲームを終わらせに行けますね。
と言う事で、序盤少しだけ弱いですが中盤から終盤にかけほとんど隙の無い動きを取れるルリグであることがお分かりいただけたかと思います。白ルリグなのでサーチによる盤面再現性も高いですしね。
アーツについて
ほとんどのアーツが基本的にコスト3以下で扱えるようになっており、エナが足りず使えないと言った事はほとんどありません。こんなんで守れるのか?と思う方もいるかと思いますが<アークゲイン>前及びチアシグニを止めるだけで全面守れることが多いためほぼ気になりません。むしろ攻めにしっかりエナを使っていきましょう。 <ダーク・コグネイト>は序盤でも使えるコスパの良いアーツ。手札コストは<『精』像>指定なのでディーヴァ産天使では支払えない点に注意です。ショットデッキはエナ0まで絞ってアタックに入られることがよくありそのタイミングでは使用できない事もありますがその前の削りに対して着る事でライフを多く保つことが出来、相手にロングショットを強いるとともにLBでの解決率を少しでも上げることが出来ます。
<メンダコギロチン>はとにかく汎用性の塊です。基本的に1体トラッシュに送りながら手札2枚をトラッシュのシグニと交換する、または1体トラッシュ送り1体能力消しの二面防御で運用する事が多いです。また、トラッシュ利用を得意とする相手が本格的に動き始める前にトラッシュ除外で動きを潰す事も出来ますし、スペル主体の相手にカットインする事で1T貰う事も出来ます。
ただスペルカットインするタイミングはかなりシビアです。加えてカットインしたスペルに対しては何の影響も無いため慣れるまではその他モードで運用しましょう。
<セレクト・ハッピー5>は言わずと知れた汎用アーツ。正直5にグロウする前に使うのを忘れる事が多々あるので適当に<アークゲイン>とか拾ってあげて下さい。その場合アンコールはしないように。
簡単な相性紹介
慣れてきたら読んでほしいなと言う事で、中級者以上のプレイヤーに向けて。このデッキ、ほとんどの対面に有利な凄いデッキなんですが一部不利なデッキがいくつか存在するのでその辺を紹介させて頂ければと思います。
共通して『<アーク・オーラ>+<イノセンス>で貫通』がキーワードです。これを最速で出来ないと大体負ける感じですね。
(5ルリグ対面は全てグロウされた前提で話しています)
ドーナ FIFTH 無理
幸い母数は多くないため対面した場合『無理だぁ〜』感を出しながら相手が油断してくれることを祈りましょう。
救解の冥者 ハナレ / 真幸の冥者 ハナレ 不利 / 無理
ルリグ除去だけでなくハンデスもあるため不利要素がもうこれでもかと詰め込まれています。幸い母数は以下略
リメンバ・ラストナイト / リメンバ・レイトナイト 不利 / 無理
実際私はリメンバが世界一上手いと思っている某氏にかなり余裕をもって敗北していますがそれ以外の方には負けた事が無いため練度による所はかなり大きそうです。5は乗られる前に仕留めないと無理ですがルリグ止めやら<イレイザー・スマッシュ>やら積まれており詰め切れないため無理と言った印象です。
<アン>を比較的苦手としているため<アン>が蹴落としてくれるのを祈りましょう。オールスターそういうとこある。
誘蘭の鍵主 ウムル=フェム 不利
ウムルに限った話ではないのですが5で鉄壁の防御性能を持つルリグは4時のルリグ防御が多くてもターン1である事が多いため<アークゲイン>二面以上での<アーク・オーラ>で過剰打点叩き込めることが多いイメージです。
悲劇の駄姫 グズ子 微不利
逆に<カーニバル -K->型だと<アークゲイン>2面以上立てて<アーク・オーラ>で貫通できるはずですが時々ルリグ止めを入れている人が居るので油断なりません。
アーツで面を空けてもルリグがアタックすると面を埋め直されてしまうためほとんど点が通りません。<アーク・オーラ>に頼らない場合は多面処理しながら<フーリッシュ・マイアズマ>を使わせ、<アークゲイン>多面でエクストラターンを取ればそこそこ詰められます。相手が自身でデッキをかなり掘ってくれるため<メツミ>で1リフ入れられると1点分得する事も多いです。
カーニバル -QB- / カーニバル MAIS 不利 / 微不利
5まで乗る型は<ロック・ユアハート>採用か<アイスフレイム・シュート>採用かで取る選択肢が変わってきますがどっちにしてもしんどいです。
5蟹に関しては他の対面よりも<イノセンス>を攻めで使う事が多いです。
1ママ 徳次第
終わりに
正直自分でも何でこの時期にオールスターの記事を書いているんだと思わないでもないですが、オールスター本当に楽しいので色んな人にプレイしてほしくて。となると初心者が使ってもそこそこちゃんと勝てるデッキを紹介したいと思いこのデッキを選ばせて頂きました。タマは最古の主人公でもある事から専用シグニも多く、今回は天使軸で紹介しましたがアームウェポン軸やハイブリッド軸も強いので世に転がっているレシピを見ては色々試してみて下さい。
あと、ディーセレの環境デッキを一から組むよりかなり出費を抑えられるので。
夢限少女杯のお話
10/16位で無事内定頂く事が出来ました!!!!4か月間毎週のようにあちこち遠征して、何なら大好きな友人が九州まで来てくれたのにセレモニー優先で日中放置していたりとご迷惑おかけしたりした事もありました。実際ボーダーからはそこそこ余裕がありましたがウサギとカメのウサギで終わりたくなかったため出られる大会全部出た結果何とか通せたと言った感じですね。
当ブログでも先輩ブロガーである<しみずき>さんが内定しております。ウィクロス歴もブロガー歴も私の方が後輩ですが、対面した際は良い戦いが出来るよう期間は短いもののしっかり備えていきたいです。
当然他の内定者も過酷なマラソンを完走した猛者たちばかりで楽な相手など一人もおりませんが今年最後の大型大会と自分の中では位置付けているため悔いの残らないよう戦ってきたいと思います。
次に出会う時は良い報告を聞かせられるといいな......応援よろしくお願いしますー
今回は拝読いただきありがとうございました。宜しければ記事のいいねRT等の宣伝もよろしくお願いいたします!!