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【第29話】話題?のイオナマユ

    posted

    by ねへほもん

    どうも~!!!
    皆さん良い2015年をお過ごしですか?
    2015年も後残すところ356日。
    1年早いものですね(妄言)

    ・・・と冗談はさておき、筆者は仕事もそこそこに(笑)、毎日充実したウィクロスライフを送っております♪
    1月から新プロモ&新コングラになったので、いち早く集めようとウィクパをめぐる日々。
    今回のテーマは筆者が最近研究しているデッキです。。
    先日ご紹介したアームマユがかなり強いと思っていたのですが、そのアームマユを軽く捻るデッキが現れました。
    それは・・・

    「イオナマユ」

    マユ情報判明時に簡単に構築をご紹介したのですが、あの時の子供だまし構築とは比にならない強さw
    今日ちょうどウィクパの決勝で当たって見事に潰されました。
    最近Twitter上でも話題になっており、今後流行するのではないかと密かに予想しています。
    (ちなみに、12月23日のWPSで1度優勝しており、存在自体は2週間前から知られていました。
    今になって注目しているようでは、筆者の対応が後手に回ったと言わざるを得ないですね・・・)

    構築をコピーするだけでは面白くないので、自分なりに考えて組んでみました。
    結果は優勝構築と被る部分が多く、あまりオリジナリティを出せていないのが実情ですが。
    とはいえ、自分も含めイオナマユとの対戦経験が少ない方は多いと聞きますし、回し方の解説を通じて
    構築や対策の参考にしていただけると嬉しいです。

    ・ルリグデッキ
    0~2 バニライオナ
    ハーフ/メイデン イオナ
    ペイル/メイデン イオナ
    フル/メイデン イオナ
    創世の巫女 マユ
    サウザンド・パニッシュ
    アンシエント・サプライズ
    デッド・スプラッシュ

    ・非LB
    コードアンチ ヘンジ 2
    コードアンチ クリスカル 2
    サーバント O2 4
    コードアンチ アステカ 2
    サーバント D2 2
    コードアンチ キティラ 3
    ドライ カプセル 1
    コードアンチ パルベック 1
    コードアンチ マズフェイス 2
    烈情の割裂 1

    ・LB
    コードメイズ 凱旋 2
    コードアンチ テキサハンマ 3
    サーバント O 2
    コードメイズ 金字塔 4
    コードアンチ アラハバキ 3
    コードアンチ ヴィマナ 2
    コードラビリンス クイン 1
    コードアンシエンツ ネクロノミコ 2
    バイオレンス・スプラッシュ 1


    キーカードは以下の通りです。
    《サウザンド・パニッシュ》
    パワー2000ダウンで初手の防御に役立ちます。
    軽いアーツなので使い回ししやすく、マユで回収した後はヴィマナやマズフェイスのパワー10000ダウンと組み合わせて
    12000打点のシグニも除去することが可能です。
    また、セイリュベイアの3体パワー15000の布陣を黒エナ1で崩すことが可能になるため、対緑戦では大活躍です。

    《デッド・スプラッシュ》
    通常なら4エナと消費が重いですが、タママユ環境では是非入れておきたい1枚。
    また、イオナマユやリメンバは黒や青シグニ中心のデッキですが、ルリグの最終形態は白であるため
    これらにも1エナで使用できます。
    環境的には意外と適用範囲が広いのでオススメ。

    《コードアンチ キティラ》
    発動すればほぼ1アド、3枚とも古代兵器以外なら諦めましょうw
    古代兵器比率を高めてあるのでさすがに大丈夫なはず・・・
    使い終わったら後述するマズフェイスのコストにできるため、金字塔より強力と言えます。
    4枚投入しても良いレベルで、イオナマユのエンジンとなるシグニです。

    《コードアンチ マズフェイス》
    このデッキ最強の除去要員。
    効果を2つ持っており、出せるコストと求めるリターンに応じて効果を選べるのは強いところ。
    全体10000ダウンには、自身ダウン+古代兵器2体という重いコストが必要になりますが、
    2体の古代兵器コストに回収効果を使い終わったキティラやネクロノミコを使用すればある程度軽減ができます。

    《コードアンチ パルベック》《コードアンチ アラハバキ》
    蘇生要員で、キティラで落としたシグニから好きなものを復活させられます。
    特に強力なのは後述するネクロノミコで、復活と同時に自身の回収効果を発動できます。
    基本はダウンを必要とせず、アンサプ・デスプで防御した際にも効果を発動できるアラハバキを優先したいですが、
    エナ余りで手札が不足している場合にはパルベックを使うと良いです。

    《コードアンシエンツ ネクロノミコ》
    レベル5シグニとは思えない位場に出てはトラッシュに消える多忙なシグニ。
    自身復活時にも効果は使用できる、一度トラッシュに置いてから復活させれば同一ターンでも複数回効果を使える、トラッシュからはスペルも回収できるということは覚えておくと良いでしょう。
    LBも非常に強力で、トラッシュにテキサハンマを落とせば、テキサハンマ蘇生&トラッシュから1枚回収という破格の待遇です。

    《烈情の割裂》《バイオレンス・スプラッシュ》
    マズフェイスの一斉除去効果との相性抜群。
    割裂は対緑戦のように相手のエナが多い場合に有効です。
    バイスプはマズフェイスのパワーダウン幅を増やしつつ、除去したシグニをトラッシュ送りにでき、赤エナが無い場合や相手のエナが少ない場合に有効です。
    基本はトラッシュに落とし、ネクロノミコで回収してくることになります。

    ・採用候補だが、今回は見送ったカード達
    イオナマユは黒白混色デッキで、投入できるカードの幅が広いため、入れたいのだけど、デッキの枠的に採用を見送ったカードが色々と存在します。
    ここではそのご紹介を。

    《ラスト・セレクト》
    白黒1エナずつで相手シグニを1体トラッシュに送れるという非常に強力な1枚。
    ただ、ルリグをトラッシュに送る必要があるため、レベル3以下やマユグロウ後には使えず、タイミングを選ぶため採用を見送りました。
    マユにグロウして折角アーツを回収したのなら無駄なく使い切りたいというのが貧乏性人情ですからね。

    《ダーク・マター》
    イオナといえばこのアーツ。今回はアルテマ型ではないため不採用。
    アルテマ・マユ混合型なら十分活躍できそうですが、クインを増員する等構築で工夫が必要になります。

    《フィア=リカブト》
    毒牙が多いほど強力になるシグニであるため、投入するなら構築上の工夫が必要になります。
    1体だけでもホワイトホープで出てきたパワー1000のアームを除去できるため、対タマ戦では活躍するかもしれません。

    《コードラビリンス ルーブル》
    効果を3つ持つものの、現状ではイマイチな印象。効果無力化は強いものの、アークゲインの効果を消せないのは痛いですね。
    相手シグニをデッキに戻す手段が増えれば使えるかもしれません。

    《ゲット・レディ》
    ドライカプセル、金字塔、キティラ、パルベック、マズフェイスとダウンして効果を起動するシグニが多いため、いつか使えるんじゃないかな~と。
    まぁネタカードですw

    ~回し方~
    ・レベル2まで
    1ターン目に黒エナをチャージし、空いた面に置かれたシグニをサウザンド・パニッシュで除去してライフを守ります。
    レベル2は極力リミット4で抑え、強制攻撃持ちのイオナの方にグロウし、相手の自由を奪いたいところ。

    ・レベル3~4
    キティラと金字塔で手札を増やし、一斉攻撃の準備を行います。
    レベル4の段階ではネクロノミコを出せないため、一気呵成をかけるのは性急かもしれませんが、キティラ効果を連発するなどして手札が大量にある場合にはマズフェイス全面除去から仕掛けても良いかも。
    基本はヴィマナやマズフェイス前半効果等節約コースで。
    また、ネクロノミコを使うべく、なるべく早くマユにグロウしたいので、アーツは無駄なく使い切っておきたいところ。
    無理して使う必要はありませんが、盤面を空けられた際にはアンサプやデスプを惜しまず投入しましょう。

    ・レベル5
    マズフェイス除去→割裂ランデスのコンボを決めます。
    例えば、「パルベック+キティラ+マズフェイス(+サウパニ)で全体除去→アラハバキでネクロノミコを蘇生させ、割裂を回収して一気呵成」
    といった流れが一例。
    手札消費が多くなるため、上手く回すにはある程度練習が必要ですね。
    マユの追加ターン効果は極力温存し、自分が負ける一歩手前で使って詰めるのが理想。

    とにかくマズフェイス→割裂が爽快です!
    デスプ・アンサプ蘇生で粘れるためタママユに強く、割裂でセイリュベイアに対抗できるため、環境的に非常に有望なデッキです。
    噂ではピルルクACRO戦がしんどいらしいとのこと。
    ハンデスでリソースを削られ、ACGの凍結&トラッシュ送り制限で動きを縛られるのは辛そう・・・

    経験が少なく、投入できるカードの候補が多いことから、上の構築で完成形とは思っていません。
    これをベースにより強い構築に進化させていただけると嬉しいです。
    (自信の構築ができたらこっそり教えてくださいw)

    3連休は色々ウィクロスの大会に出る予定なので、良い報告をできればと思います。
    では(^-^)/
     

【第28話】 心機一転

    posted

    by ねへほもん

    明けましておめでとうございます!!!
    今年も皆さんに興味を持ってもらえるような記事を書けるように
    頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いしますm(__)m

    今年1発目のテーマは、新規カードのご紹介。
    1月からプロモカード&コングラッチュレーションカードが変更され、いち早く集めようと躍起になっている方も多いかと思います。
    自分も帰省先で頑張っておりますw
    今日初ウィクパに出てきて、無事コングラ再三再四をゲットできました!
    前期は赤速攻の《アンモライト》、3止めランサーのアタッカーである《ミャオ》、速攻ウリスの《デスバイデス》とデッキの軸となるカードが多く登場しており、今回も注目カードが目白押しです。

    まずはこの1枚。


    白のカードでありながら、白以外のカードが場に居る時に効果を発揮するというなかなか面白いカードです。
    LBも強力で、レベル3以下のシグニなら何でもサーチできるという効果があります。
    混色デッキと相性が良く、LBも強力であるということを考えると、《エルドラ》《虚無ウリス》に合うのではないかなと思います。

    続いてこの1枚。


    レベル1で7000打点という破格のシグニ。
    登場時にデッキトップをめくり、赤のカードでなければトラッシュに送られるというデメリット持ちのため、活用するには構築上で工夫が必要になります。
    赤のカードであればスペルでも大丈夫なのはありがたいところ。
    2弾の頃主流だった赤一色のノーガード爾改によく合うでしょう。
    後可愛いのも見逃せない

    特に《火紅柳緑》とは相性が良く、ルリルでトップを確認した後に使えば確実に2ドローすることが可能です。
    アドバンテージを一気に稼いで溜めたハンドで攻めきってやりましょうw

    次はこの1枚。


    ピルルク限定のため、当然ピルルクデッキでの活躍が予想されますが、それ以上に相性が良いのがリメンバです。
    リメンバもハンデス能力を持つようになったんですね~
    (先日デッキレシピをご紹介しました→http://wx-blog.yuyu-tei.jp/?eid=60

    ちなみにリメンバは《羅植 サクラ》と相性が良いらしいです。
    4・5のリメンバはバニッシュ能力が高いため、サクラで大量エナチャージが期待できます。

    次はこの1枚。


    緑にとって貴重な除去スペルが登場しました。
    環境デッキの一角を担うセイリュベイアはアグネスやマンドレといったダウンさせて効果を発動する植物シグニが多く、ダウンして役目を終えたシグニをコストに使うことが可能です。
    例えば、アグネス・カーノ+植物1体の3体をダウンさせて3エナチャージした後、犠牲を使ってもう1エナ増やすとカーノのパワーが15000を超えるため、犠牲&カーノで2面空けられます。

    また、コスト0の緑スペルということを生かしてオサキと組み合わせるのも手です。
    空撃ち覚悟で使っても、オサキが2体居れば2エナチャージできるため、芽生と同等の効果が得られます。

    最後にこの1枚。


    デッキから悪魔のシグニを1体トラッシュに送るという効果で、現時点でトラッシュ送りにして効果を発動できるのは、チャームを増やせる《アリトン》のみです。
    とはいえカードプールの拡大に伴い活躍の幅を広げるポテンシャルは十分あり、是非持っておきたい1枚です。

    相性が良いデッキとしては、黒点タマが挙げられます。
    出すだけでトラッシュの黒シグニを1枚増やせるのは大きいです。
    ベルフェーゴを3,4枚投入しておき、同名シグニをトラッシュに送るという使い方が良さそうですね。
    後、落すシグニを探しつつ、デッキの中身を見ることでライフバーストを把握できるのもオイシイです。

    今回のプロモカードも活躍の可能性溢れるカードばかりですね!
    特に《CRYSTAL SEAL》《犠牲》の2枚は大会でも見かけるのではないかと予想しています。
    新規プロモカードもどんどん使っていきましょ~
    では(^^)/

【第27話】優勝報告!

    posted

    by ねへほもん

    2014年ももうすぐ終わりですね・・・
    このブログも今回が今年最終話になります。
    来年以降も面白いデッキのレシピや大会の結果報告をさせていただこうと思っておりますので、
    どうか温かく見守ってくださいませ(__)

    今回は年末最後のWPS2戦のご報告です!
    結果はどうなったのでしょうか・・・?

    12/27 チェルモCS
    予選
    1回戦 紅蓮ウリス ○
    2回戦 紅蓮マユ ×
    3回戦 紅蓮タマ ○
    4回戦 紅蓮ウリス ○
    決勝T
    1回戦 セイリュベイア ○
    2回戦 ピルルクACRO ○
    3回戦 紅蓮ウリス ○
    決勝 アルテマイオナ ○
    優勝!

    12/28 ジャック∞ポット グランドチャンピオン決定戦
    予選
    1回戦 不戦勝
    2回戦 紅蓮マユ ○
    3回戦 セイリュベイア ○
    4回戦 イオナマユ ○
    決勝T
    1回戦 セイリュベイア ○
    2回戦 紅蓮マユ ○
    決勝 セイリュベイア ○
    優勝!

    というわけで・・・
    2連覇しました!!!
    東京で優勝→帰省先の大阪で優勝と地理的に離れまくっているので、連覇というのも変な感じですがw

    構築はこちら。

    これは2日目のものですが、チェルモから殆ど変更はありません(サーバントD×1、T×2をサーバントT×3としただけ)
    ここ2ヶ月間、自分=紅蓮ウリス使いというイメージを広めてきていましたが、特にチェルモCSでは
    見事に対戦相手の予想を裏切ることに成功しました(笑)

    実際、今までタマデッキを使ったことが無く、このデッキ自体も対人戦で使ったのは先週水曜日のウィクロスパーティー1回だけなので非常に不安でした。
    ただ、練馬のWPSで自分よりも強い紅蓮ウリス使いが居ることや、一人回しの中で圧倒的な強さを誇った紅蓮ウリスでも唯一勝てなかったデッキであったことから、
    一度自作のアームマユを実戦投入してみたいと思い、使ってみました。
    まさか・・・こんな結果になるとはw

    更に嬉しかったのが、「ゲイヴォルグつえぇwww」等、構築の面白さを評価してもらえたことです。
    単に勝てるだけのデッキは面白くないので、人の予想を裏切るような反主流のデッキで勝てたのは非常に嬉しかったです♪
    タママユが天使軸ばかりであることに疑問を持っており、自分で他の可能性を探れたのが良かったですね。

    回し方を教えてほしいという声もいただいたので、この機会にご紹介したいと思います。
    回し方自体は以前ご紹介した通り、レベル4にグロウしてから、ゲイヴォルグ+ベイア+小壊 棍の2体トラッシュ送りコンボを軸に戦います。
    (参考:http://wx-blog.yuyu-tei.jp/?eid=61
    あの時はマユの情報が出た直後に即興で考えた構築をUPしただけなのですが、今回は実戦仕様に色々と変更しました。
    というわけで、構築の変更点やキーカードについてご説明していきます。

    ・ルリグデッキ
    《天空の巫女 タマヨリヒメ》
    ゲイヴォルグ効果で白エナを消費するため、コンボパーツは手元に揃っているけれども、エナが不足しているという場合にはこちらにグロウすることもあります。
    実戦では、先攻の相手がセイリュ×2+ベイアの必殺布陣を敷かれてしぶしぶモダンを合わせ、エナが不足した時にグロウしました。
    当然ながら、9割方は紅蓮タマにグロウし、こちらがマユの下敷きになります。

    《モダン・バウンダリー》
    2エナ消費で1バウンスという、ミラーマッチ以外では鬼のような性能を誇るアーツで、当初構築の時点から投入していました。
    紅蓮ウリスや爾改といった速攻デッキ相手では、モダン使用→紅蓮タマで回収→モダン2枚使用→マユで2枚回収→モダン2枚使用と、モダンを5回使うことも可能ですw
    空けた面をベイアで殴れば消費したエナも回収できますし、このデッキとは非常に相性の良いカードです。

    できればミカガミ・ボーニャ・セフィラムでトップを確認してから使いたいですが、レベル1を18枚投入しているため、適当にレベル1を宣言すれば結構当たります。
    可能ならばサーチの度にデッキのレベル分布をしっかり把握しておきたいですね。

    《ホワイト・ホープ》
    タママユが流行していたので投入しました。
    マユの追加ターンではこちらの盤面ががら空きのことが多く、相手がモダンの効かないアークゲイン天使軍団で攻めてくることが予想されることから、対策として投入しました。
    紅蓮ウリスや花代・伍が盤面を一気に空けてきた場合にも使え、非常時の防御にはピッタリであるため、投入しました。

    ・LB
    《幻獣 コマリス》
    爾改時代の相棒が再登板です!
    ゲイヴォルグ効果補助は勿論、後述するキジのコストにも使用でき、細かな活躍をしてくれます。
    詰めの局面で、相手シグニを殴り倒し、追加ターンに備えて盤面を空けるためにも活用できます。
    ヴァルキリーでサーチできるのがオイシイですね!

    《幻獣 キジ》
    時々タマに投入される構築を見たことがあったため、それを参考に入れてみました。
    コストに悩みましたが、そこにかつての相棒コマリスがぴったり収まってくれたので良い感じになりました。
    タマミラーやセイリュベイア戦では相手がほとんど殴ってこないため、エナ不足を補えて非常に強力です。

    《サーバント T》
    O2×3、O×4はともかく、T3枚というのは少し違和感があるかもしれません。
    最後マユで詰めに行く局面で、手札に残ったシグニで相手シグニを戦闘バニッシュしに行くことがあるため、
    極力打点が高いTを採用しました。
    Dでは打点がやや低いですし、Qではヴァルキリーでサーチできないため若干不便なんですよね。

    《先駆の大天使 アークゲイン》
    何だかんだ言ってゲインは強力ですw
    追加ターンで相手の多くのアーツを無視して攻撃することが可能になるため、安心感が半端ないです。
    マユ+ゲイン×3の盤面はえげつないwww
    逆に、天使3面で固めるわけではないので、詰め以外の局面で場にでることはあまりありません。

    ・採用を見送ったカード
    《アンシエント・サプライズ》
    マユで詰める直前にデッキを7枚落として相手をリフレッシュに追い込んだり、盤面を空けられた時に古代兵器を呼び出したり、パワーダウンで相手を除去したりと
    細かな活躍が期待できる1枚ですが、今回はゲイヴォルグ補助に多くの枠を割いてしまったため、古代兵器を採用する枠がありませんでした。
    上手く古代兵器を投入できるのであれば、非常に強力な1枚になるかと思います。

    《アイドル・ディフェンス》
    元々はホワホの代わりに入れていましたが、マユ対策にならず、環境との相性が悪いと考え不採用にしました。
    環境次第では充分考慮に入るかと思います。

    《聖技の護り手 ラビエル》
    軽いコストでバウンスでき、ヴァルキリーでサーチ可能な下級天使でアークゲインの隣に置いて攻めに使えるので非常に強力なのですが、
    枠が無いため今回は不採用としました。
    ただ、可能であれば1枚は投入したいと考えており、構築変更の最有力候補です。

    《原槍 エナジェ》
    ゲイヴォルグをアップできて強そうかと思いましたが、白1エナのコストが想像以上に重く、不採用としました。
    他の効果もマルチエナを要求する局面はホワイトホープの赤1くらいですし、トラッシュ送りはゲイヴォルグがばっちりこなしてくれるので不要と判断。
    何よりアークゲインが鬼性能ですw

    構築の解説だけでは実戦で使いづらいかと思いますので、現環境で当たることが想定されるデッキ毎に戦い方を解説します。
    ・VS紅蓮マユ
    とにかく・・・先攻を取りましょう!
    先攻になると一方的にゲイヴォルグコンボを決められる上に、先にマユにグロウできれば自分だけアーツを回収しつつ、場合によっては一気に追加ターンから撃破できます。

    ポイントは致死ラインの把握
    通常ターン+追加ターンでルリグ2回、シグニ3×2=6回の計8回攻撃をいかに凌ぐかが問題となります。
    このデッキではサーバント×2でルリグを止め、ホワイト・ホープでシグニ2回分を止められるため、受けるダメージはシグニ4回分。
    つまり、ライフ4点なら安全圏、3点以下なら致死ラインということになります。
    勿論、これはこちらの盤面が完全にバウンスされ、なおかつ相手がモダンの効かないアークゲイン3面体制で攻めてきたという最悪の事態を想定しているため、
    実際にはこれより低いラインでも助かる可能性があるのですが、この判断はなかなか難しいところ。

    先攻なら攻撃はもちろん、相手がレベル4にグロウして攻めてきた場合にホワホを使用し、マユにグロウしてホワホを回収して再度防御を固めるということも
    可能になるため取りうる作戦の幅が段違いです。
    相手はスピサル+ホワホのホワホ連発鉄壁コンボを用意している可能性もあるため、こちらから仕掛けるタイミングはなかなか難しいですね・・・

    正直アテナバウンスを連発し、最後に天使3面で攻めてくる天使型構築には先にライフを削られてしまう可能性が高く、非常に苦しいです。
    後攻は半ば諦め気味に、ライフ4点ラインを維持できるように頑張るしかないです・・・

    ・VSセイリュベイア
    3弾以前のカードばかりで構築されている割に、未だに環境に君臨し続ける有力デッキ。
    白キラーの異名を持ち、タマ使いにとっては厄介者に他ならないですが・・・

    このデッキなら戦えます!

    ここがこのデッキ最大のセールスポイント。
    戦い方は通常通り、ゲイヴォルグで除去を連発しつつ、空いた盤面をベイアで殴りまくることに尽きます。
    コツとしては、セイリュベイアの布陣で一気に殺されないように、毎ターンモダンを使えるように準備をしておくことですね。

    ゲイヴォルグはエナを溜めさせない除去というのがとにかく強いです。
    バウンスであればシグニを再利用されてしまうのですが、トラッシュ送りにすることで、相手のエナを増やさずにリソースを削ることが可能になります。
    相手が手札切れになり、再三再四を使わせることができればしめたもの。
    更に、盤面を空けてダメージを早期蓄積することが可能となるため、相手に早期回復を強い、修復で1点回復しかできないように追いつめることができます。

    修復連打を目的として植物をガンガンダウンさせてくる植物型は正直厄介ですが、セイリュベイアを揃えて攻撃し続けるプレイングにはモダンを合わせ続ければ十分勝てます。

    ・その他
    基本通り、ゲイヴォルグ除去を連発し、ベイアでエナチャージし続ければ優位に戦えます。
    後は相手や引きに合わせて柔軟に戦うのがコツ。
    速攻で攻めてくる相手にはモダンを連発して耐え、やられる前に速攻で叩くべき相手には最速でマユにグロウして追加ターンで詰めます。
    基本的には、モダンや紅蓮エクシードを使いきってからマユにグロウし、自分がやられる1ターン手前で追加ターン効果を使えばよいかと。

    解説はざっとこんなところですね。
    タマは使いだして日が浅いため、特にプレイング面では長くタマを使ってきたプロの方には及ばないかと思います。
    正直、同じ構築のミラーだと勝てる気がしないw
    とはいえ、採用するカードの1枚1枚に意味を持たせるような構築にできたと思っているため、個人的には満足です。

    最後にこのデッキ最大のポイントを。
    それは・・・

    記憶力

    です。
    デッキに何枚ゲイヴォルグとベイアが居るか、ベイアが居なければ代替のパンプ手段はあるか、サーバント・小壊 棍・アークゲイン・ヴァルキリーといった、切れることは少ないが、無いと困るカードはきちんと残っているか、デッキのレベル分布を把握し、モダンを高確率で当てられる状態にあるかといった要素を把握しておく必要があります。

    ずっとタマを使ってきた方には当然のことかもしれませんが、自分はかなり苦労しました。
    ボーニャでデッキトップを把握していたのに、ベイアでチャージして分からなくなったwwwといったトラブルも起こり得ます。
    LBの中身はアークゲインが埋まっているかを確認する程度で充分ですが、ゲイヴォルグコンボパーツがキチンとデッキに残っているかの把握は非常に重要なので、しっかり確認しておきましょう。

    ご質問がある方はTwitterまでどうぞ~
    ちゃんとお答えできることは保証しかねますがw
    それでは次はまた来年。
    良いお年を(^o^)丿

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