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【WIXOSS デッキ】5弾環境使用 紅蓮マユ(キジ+ダガ)

    posted

    by しみずき

    ■はじめに

    5弾環境も終盤に近づき、
    つい先日「史上最大のチョコレート争奪戦」関西大会という、
    その集大成とも言える大会も実施されました。

    僕は残念ながら、本命チョコに挑戦する権利さえ貰えなかったので家でおとなしくしてました…

    結果はご存知のとおり、2止め一覇ファフオーラが優勝という予想外の結果になりましたね。
    しかも、アーツもファフニールx4、一覇二鳥x3という完全特化構築で、
    2回~3回の一覇ファフオーラを撃つことの出来る構築になっていました。

    現環境における一覇ファフオーラは

    ・採用されているサーバントがCost1のものが多くなり、他は減っている点
    ・天敵となり得るアイドルが最近は減っている点
    ・一度、アイドルで止められたとしても、第2、第3のファフオーラを構えている点
    ・途中で踏んで苦しいLBがゲイン、オーラ、ミリア、CMRと限られる上に、
     これらを採用出来るデッキで、かつアイドルも搭載しているということは稀である点、
    ・トップシェアを誇る、緑子とイオナマユに対してほぼ必殺の威力を誇る点

    と環境にかなり噛み合っており、
    考えうる負け筋が発動すると止められてしまうLBを立て続けに踏むか、
    アイドル→スピサル→アイドルの構えを取られているか(それでも3回目があるかも)
    の2つ位しかないため、

    思考停止のクソゲーが運良く勝ち上がっただけみたいな意見がありますが、
    僕は地雷枠として最適解とも言えるデッキ選択と構築だったと思います。


    と、いうのはさておいて…

    今回紹介する紅蓮マユは、一覇ファフオーラ程の暴力的な決定力はありませんが、
    タマというデッキにかなりの噛み合いを見せるキジとダガを採用し、
    序盤に点を通すことに重きをおいた、速攻よりのタマになります。

    僕の5弾環境のタマの集大成とも言えるデッキかなぁと思っていますので、
    お時間ありましたら、最後まで読んでいってください。


    -----------------------------------------------

    ■デッキレシピ



    ◎ルリグデッキ

    バニラタマ0~1
    流星の巫女 タマヨリヒメ
    十六夜の巫女 タマヨリヒメ
    月蝕の巫女 タマヨリヒメ
    紅蓮の巫女 タマヨリヒメ


    創世の巫女 マユ
        
    モダン・バウンダリーx2

    アンシエント・サプライズ


    ◎シグニデッキ

    Cost1

    サーバントOx4
    ボウx3
    アイン=ダガx3
    コマリスx1

    サーバントO2x4
    ヘンジx1


    Cost2

    ラビエルx2
    アステカx1


    Cost3

    サーバントTx1
    キジx2

    ヴァルキリーx4



    Cost4

    エナジェx1
    アークゲインx3

    アテナx3
    ベイアx2


    Spell

    アーク・オーラx2

    ゲットインデックスx3

    ---------------------------------------------------------

    ■各カードの解説

    あんまり変哲の無い普通のタマですが、
    一応、要所の解説を。

    ◎ルリグデッキ


    ・十六夜の巫女 タマヨリヒメ

    このデッキは緑が6枚、黒が5枚と白以外の色が11枚も入っているので、
    盾から捲れたカードが黒や緑に偏ると、グロウ事故になりかねません、

    しかしご存知の通り、十六夜のスペルサーチのコストが無色で良いため、
    ゲット・インデックスをサーチし、白のシグニに使用することでエナ色の変換ができるので
    他のルリグには許されないレベルの混色構築が可能になります。

    一線さえ超えなければ、どれだけめちゃくちゃな構築にしてもある程度の安定を得られるのは
    この十六夜(+インデックス、ヴァルキリー)あってこそだと思います。

    また、相手のデッキに合わせてアーク・オーラを持ってくることも可能なので、
    そちらも純粋に強いです。


    ・モダンバウンダリー

    多くのデッキを苦しめる、タマの最強アーツと言っても過言では無い一枚。
    白1無色1という軽いエナで1面守りながらカウンターまで決めれるのは強いの一言です。

    やってることはパロック+ゴシックバウンダリーですからね…

    紅蓮、マユでリサイクルしまくることでこれを5回も使えるのが本当に強いです。

    また、白2ではなくて白1無色1なのが、エナに落ちた白以外のカードを問題なく使用できる
    という点でも強いです。


    ・アンシエントサプライズ

    アステカ+ヘンジで2面守れるのは勿論のこと、
    キジによるエナブーストで序盤に撃つことも可能なので、多面開けれたり、
    マユでショットをかけに行くタイミングで7枚落としの効果でリフレッシュさせて
    1点を叩きこんで致死性を上げたりと、こちらもかなり万能なアーツです。

    また、これも黒1無色2なn(以下略



    ◎シグニデッキ

    ・キジ+ベイア(+コマリス)

    エナブースト要因です。

    キジは3に乗った際にインデックス、ヴァルキリーを回すことで、
    手札にこのカードともう一枚の地獣or空獣を集め、モダンのコスト確保や
    緑等の殴ってこない相手に対してグロウ事故防止にも役立ちます。

    ベイアは盤面開けて出すだけで、返しのアーツのコスト調達ができる強カードですね。
    昔からタマとの相性はめちゃくちゃい良いです。
    序盤に引いた際にキジのコストにもできるのも優秀ですね。

    コマリスは3枚目のキジでもいい枠ですが、
    キジはリソースの関係上、一試合に一度使えれば良いという想定なので、
    ヴァルキリーでサーチできる地獣が3枚いればいいので、
    最序盤に使えないキジよりかは、モダンの成功確率上昇のためレベル1であるこちらを採用しています。


    ・アイン=ダガ

    4に乗る前のビート要因です。
    現環境の防御アーツは(ミラーのモダン以外は)コストが重たいものが多く、
    グロウのことを考えないといけないので序盤にはほとんど使用できません。
    開けられた面が1面だけなら、尚更です。

    故に、3に乗ったターンにヴァルキリーでサーチからのシュートするだけで、1点取れるのはとても大きく、
    また、同じく軽いコストで面を開けれるマチュピ等と違って、
    場に残らない点、レベル1である点、LBである点で、
    ヴァルキリー、キジと展開してからでも出せたり、十六夜のリミット7を気にせず動けたり、
    自由枠の少ない非LB枠を圧迫しない等、全てが噛み合ったカードです。

    最序盤でも、ボウが成功したりしてハンドに余裕があるときにも投げつけれて1点取れる所も
    とても優秀です。


    ・アークオーラ

    打ち消されない限り、ほぼゲームエンドまで持っていける、最終兵器です。
    最近の防御アーツはシグニの攻撃を止めるもの(主にアンサプ、デトプ等)が多く
    ルリグの攻撃に対してはおろそかになっています。(最近、1周回って警戒され始めましたが・・・)

    意識して集めていない限り、終盤ハンドに抱えているサーバントは1枚、多くて2枚程度だと思います。
    そこに打ち込んでやれば、相手の想定外の打点をたたき込めることができるのでとても強力です。

    十六夜でサーチして、頃合まで握っておくことも可能ですが、それだと相手に警戒されてしまうので、
    できれば、素引きからの不意打ちを狙いたいところです。

    一応、タマというデッキの性質上、盾落ちかLBのエナチャージでエナゾーンにいかない限りには、
    ヴァルキリー、エクシードでのデッキ圧縮+モダンでの3チラなどを合わせれば終盤までにはかなりの確率で
    手札に加えることが出来ると思います。



    ■試合中の流れ

    当然ながら、状況によってまちまちになりますが、
    環境に顔を見せているデッキに対しての立ち回り方を書いていきます。


    ◎対 4式、5式緑

    現在の緑の紅蓮マユに対する上等手段は、
    一切の攻撃をせず、相手に攻めやグロウに必要なエナを与えず、
    その間にゴーシュ+植物を用いてエナを大量に伸ばし、
    圧縮された山札を作成し、マンドレTHREEOUT修復を回す、今亡きオサキループみたいな動きをしながら
    セイリュベイアでちまちまとこちらのリソースを奪ってきます。

    13エナ以上貯められて、修復で2点回復されてしまうと、
    タマからしてみればその2点を削るのに多少の無理をしないといけない訳で、
    それを繰り返され、少しづつ首を絞められていって負けるという

    白キラーの名に恥じない、天敵とも言えるデッキです。

    試合が長引けば長引く程、不利になっていく相手なので、
    このデッキのダガ、キジ+モダン、オーラと言う持ち味すべてを使って速攻します。

    また、主な防御アーツはアイドルかアンサプなので(付和雷同はゲインで無効化できるのでノーカン)
    キルポイントの3点あたりになったらマユでショットをかければ、修復をたくさん踏まない限りには行けると思います。

    また、序盤から相手のシグニをなるべく多く踏めるように立ち回ることで、
    Cost4を多く採用していることもあり、シグニ切れに陥らせ、
    再三再四を不本意なタイミングで使わせられると、後々に効いてきます。



    ◎対 紅蓮ウリス

    一説では紅蓮マユに有利をとれるとされているみたいですが、
    序盤は普通にダガで通せる点は通し、
    4に乗ってからはこちらから無理に攻め込まず、
    開けられた面や、守りたいシグニの前をモダンで1面づつ返しながら、
    徐々に点を詰めて行って、最後にアークオーラ+マユで締めに行けば、
    空いた面を埋めるのは得意なルリグですが、サーバントの保持はかなり難しいデッキなので、
    運悪くLBミリアを踏まない限りには勝てる相手だと思っています。

    2面以上無理に開けても、アンサプ、ガット、デトプで嬉々として埋められてしまうので
    徒労になるだけです。
    マユでの回収も兼ねて、4~5回程度こつこつとモダンを使っていくのがポイントだと思います。


    ◎対 イオナマユ

    こちらも、面を埋めるのが得意で、マユの3面空けからのショットを
    アンサプ→アラハバキ→アラハバキ→何か で簡単にいなされてしまうため、
    苦手なデッキですが、こちらのデッキもサーバントのキープは得意ではない為、

    アークオーラ・・・と言いたいところですが、最近はパロックと搭載している型も存在するので、
    過信は禁物です。
    また、モダンで返した分だけ、相手もマユの回収を含めたアンサプ、デトプで守ってくるので
    紅蓮ウリス程、簡単には行きません。

    序盤にダガ等で可能な限り点を通しつつも被ダメを抑え、
    長期戦に持ち込んで相手のサーバントが切れてくるのを待ち
    相手のアーツ残量から逆算してキルポイントに入ったら特攻をかけるのが最善かなと思っています。
    あんまり自信ありません。


    ◎対 ピルルク

    基本的に有利のつく相手だと思ってます。

    ダガ、キジでハンドを打点やエナに変換してΩをかわしつつ、
    エクシードで重要なシグニ(主にゲイン)を配置し、モダンで守りながら点をいれ続け、
    こちらが負ける一歩手前でマユのショットをかけてやれば、
    感覚的な表現ですが、ピルルクは紅蓮マユに対して遅すぎる相手なので、
    ほぼほぼ勝てると思います。


    ◎対 爾改

    無数に型があるのでなんとも言えませんが、
    ねへほもんsの爾改をはじめとする、最近の環境の速攻型の爾改は

    先行でも、後攻でも、絶対に4にグロウするまでは殴りません、
    どれだけ、相手の面が空いていたとしても、絶対に殴りません。

    4になる前に少しでも相手にエナを与えたら処されると思ってください。

    ゲインさえ降臨させてしまえばメインに面を開けられることは無く、
    基本的にはマユに乗られる前に倒すよう構築されているので、
    ゲイン+天使で点を通しながら、適当なタイミングでマユのショットを掛けに行けば
    勝てる相手だと思っています。

    実際、自分も爾改を使っていて、それをされるのが一番辛いので間違いないです。

    (ねへほもんsに怒られそうな気もしますが、もう十分に勝ったので良いでしょう。)


    ◎対 紅蓮マユ

    ミラーですね。

    あんまり、経験がなく自身をもって言える訳ではないですが、
    基本的に4にグロウされた後は、モダンが腐ってしまいます。
    また、唯一ゲインをバウンスできる紅蓮のスキルもアームの採用枚数からほとんど使えません・・・
    とかなり厳しいミラー戦ですが、モダンが腐るのは相手も同じことなので、
    序盤にダガ、キジ+モダンをできるだけ使用して、点を通し、
    4に乗った後はベイア等は出さずに、天使で固めて点を守り、

    現在の流行りのアーツ構成から、守れてアンサプの2面なので3点をキルポイントとして、
    (トラッシュに古代兵器が無い、もしくはアンサプによるリフレでデッキに戻せたならもっと容易になる)
    マユでショットをかけに行く流れを意識すれば、多少、勝率を上げれるような気がします。

    如何にして、やる前にやらせないかがポイントだと思います。



    かなり、大雑把ですが各デッキへの立ち回りはこんな感じだと思います。



    ■最後に


    5弾環境の紅蓮マユの構築は一応これで完成かなと言う感じです。

    まぁ、これからちょっと一覇ファフオーラがWPに参戦してきそうなので、
    アイドル積んだり、サバの種類変えたりそれなりの対策はしないといけないですが・・・

    6弾が発売されれば、全てのデッキがマイナーチェンジをしたり、新しいデッキタイプができたりと
    全く新しい環境になります。

    その中でこの紅蓮マユも姿形を変えると思うので、
    自身の納得のいく構築になれば紹介したいと思います。

    以上です、
    最後まで読んでいただき有難うございました。

    ご意見、質問などありましたらTwitterまでお願いします。 → @simizuki1128

【第41話】無色~はじまりの色~

    posted

    by ねへほもん

    「無色。それは始まりの色。」

    ・ルリグデッキ
    0~2 バニラウリス
    叫喚の閻魔 ウリス
    黒沙の閻魔 ウリス
    虚無の閻魔 ウリス
    アンシエント・サプライズ 2
    クロス・ライフ・クロス
    レインボーアート

    ・非LB
    コードアンチ ヘンジ 4
    サーバント O2 2
    コードアンチ アステカ 4
    手榴 アヤボン 2
    コードアンチ キティラ 4
    コードアンチ マズフェイス 1
    デス・バイ・デス 3

    ・LB
    コードアンチ テキサハンマ 4
    羅植 サクラ 3
    堕絡の砲女 メツム 2
    コードアンシエンツ ネクロノミコ 2
    ノー・ゲイン 2
    アーク・オーラ 2

    エニグマ・オーラ 3
    ファイナル・ディストラクション 2

    いきなりデッキレシピから書いてしまいましたが、最近新デッキの実験中でして、
    その一環で組んだ虚無ウリスのデッキを今回はご紹介します。

    虚無ウリスの情報判明時に一度レシピをご紹介しましたが、今回は実際に回し、
    大会でも使ったレシピを載せています。

    虚無ウリスは型が様々あり、あまりウィクロスのまとめサイト等にもレシピが載らないため、
    構築を自力で考えるしか無かったのですが、自分は古代兵器を軸に組んでみました。
    虚無ウリスというと、グロウ条件に3色のカードを要することから様々な色のカードを多く
    投入する必要があると思われがちですが、実際に回してみると、そこまで必要でないことに気づきました。

    要するに、「レベル5にグロウするまでに黒以外の2色のエナを1枚ずつエナに用意すれば良い」
    のであって、他色のカードは最低2枚あれば足りるのです。
    勿論、2枚投入だけではエナに貯めることは困難ですが、デッキの半分を黒以外にするといった極端な構築にまでする必要はありません。
    逆に黒以外のカードを投入しすぎることで、レベル4までグロウができないという事故が発生する可能性もあるため、
    バランスが難しいところです。

    上の構築では、白4枚・赤2枚・緑3枚だけに留めていますが、エナに置くのは、引いたカードをチャージするだけでなく、
    ライフから捲れることでも可能であるため、意外とエナがちゃんと貯まってくれるものです。
    互いにシナジーし合う古代兵器と、虚無ウリスのコンセプトに合った他色のカードのみを採用することで、
    安定感を保ちつつ、高い意外性と爆発力を達成することが可能になります。

    それでは続いてキーカードのご紹介を。
    《クロス・ライフ・クロス》
    変則的な効果な割に、そこまで強力という訳ではないですが、たった1エナで手札交換・ライフ仕込み・アヤボン用のルリグトラッシュ肥やしと様々な役割を果たしてくれます。
    特攻前にファイナル・ディストラクション等の防御LBを保険に仕込んだり、攻める1ターン前にノー・ゲインを仕込んで踏ませたりするのが有効な使い方です。

    《レインボーアート》
    アヤボンorサクラ+アークオーラorノーゲインというセットで回収することが多いです。
    追加効果で除去して点数を稼ぐことも可能ですが、エナが大量にある場合には単なる回収カードとして使用し、直後にアーク・オーラから特攻に入ることも多いです。
    トラッシュの溜まりやすいウリスとは非常に相性が良いです。
    回収対象を増やしたければ、事故率と相談した上で他色のカードを増やすのも手でしょう。

    《手榴 アヤボン》
    虚無グロウ条件の赤エナになりつつ、最後に回収して詰めの一撃を叩き込みます。
    虚無エクシード効果だけでルリグトラッシュは5枚溜まりますが、後2枚使わないとダブクラが付与されないため、足りないようならクロス・ライフ・クロスで微調整すると良いでしょう。

    《デス・バイ・デス》
    アステカで釣った古代兵器をバニッシュするのはあまりに有名なコンボですが、このデッキではエナ確保目的で使用することが多いです。
    特にエニグマを使用すると黒エナが枯渇することが多いため、事前に補給しておくとグロウ事故を防げます。
    当然除去効果も強く、終盤の詰めまでに削れる点数が増えます。

    《羅植 サクラ》
    虚無のグロウ条件、バニッシュ時のエナチャージ、強力なLBとこのデッキには完璧に噛み合っている1枚です。
    サクラが手札にある場合、デスバイデスをレベル4まで温存しておくとエナの面で少しお得になります。
    後はマズフェイスやレインボーアートでも除去可能ですし、一気に仕掛ける場合にはアンサプやファイナルディストラクションで大量チャージすることも可能です。

    《コードアンシエンツ ネクロノミコ》
    完全にバースト要員です。
    キティラ対応の古代兵器でありながら、サーチ関連のLBでは全シグニ中最強とも言えるサーチ能力を持っています。
    単に欲しいカードを落としてそのまま回収しても良いですが、テキサハンマを落として別のカードを回収することで、
    テキサハンマを出しつつもう1枚回収して計2枚分のアドバンテージを得ることが可能です。

    《ノー・ゲイン》《アーク・オーラ》
    無敵の特攻コンボ。
    ダメージが不足しそうでも次にターンを渡すと負けるという局面では無理矢理オーラに訴えることも多いです。
    ライフに仕込んでも強力で、特にノーゲインは特攻の直前に1ターン余裕があれば仕込んでおきたいところ。
    投入しすぎても事故要因になるため各2枚採用としましたが、もう少し増やしても良いかもしれません。

    《エニグマ・オーラ》
    この構築のセールスポイントとでも言うべき1枚。
    黒以外のカードを多く採用するとグロウするためのエナ確保に苦労し、とてもエニグマを使用する余裕はありませんが、
    他色の枚数を絞りこむことで投入することが可能になります。
    古代兵器を軸にしているためトラッシュに送るコストの調達が容易な上に、強力なLBのカードばかりであるためライフに仕込む楽しみが非常に大きいです。

    ~回し方~
    ・レベル2まで
    強力なLBのカードを採用する都合上、レベル1シグニは10枚とかなり絞り込まれ、事故を起こす可能性もそこそこあります。
    盤面を埋めることを原則としつつも、埋まらない場合にはLBに願うか、何とかレベル5まで耐えてグロウしたターンに勝負を付ける方針で戦うことになります。

    ・レベル3、4
    3にグロウし、キティラ効果でシグニを回収できれば手札不足はだいぶ解消されるかと思います。
    古代兵器は計19枚採用しているため高確率で回収できるはず。
    4にグロウできれば黒エナ不足の危険が無くなり一安心。次のターンに5にグロウできるよう、他色の準備を怠らないよう。
    3ウリス効果やサクラ+バイデスで盤面を空けていき、詰めの射程圏内までライフを削っておきます。

    ・レベル5
    序盤に事故を起こしやすい上に、サーバントを2枚しか採用していない都合上、防御がスカスカでグロウしたターンに決めないといけないということもあるでしょうが、
    1ターン余裕があるのであればクロス・ライフ・クロスでノーゲインを仕込んでおきたいところ。
    余裕が無ければファイナル・ディストラクション等保険LBを仕込んだ上でアークオーラから特攻に入ります。
    エナの余裕や相手の《アイドル・ディフェンス》の採用状況にもよりますが、余裕があればレインボーアートからアヤボンやノーゲインを回収しておけば更に特攻の成功率は高まるでしょう。

    ここで重要なイベントが。

    「私が選んだ、色を当てて。」

    ここで当てられるとほぼジ・エンドですので必ず当てられないようにしましょう!
    とはいえ6色中の1色ですので、6分の5、上手く選べればそれ以上の確率でトラッシュ送りを成功させられます。

    過去の経験から出した結論から言うと、
    無色
    の順で当てられやすい気がします。(青のカードは1枚も入っていません)

    ・白
    オーラ、ノーゲインと相手にとっては印象が強い色である上、最も割合の多い黒以外の裏をかく選択肢としては最も有力であるため、
    対戦相手も選択する傾向があると言えます。

    ・黒
    単純にデッキの中の枚数が最多であるため選ばれやすいです。
    裏の裏をかく相手にも有効であるため、ストレートに黒を宣言されることも比較的多い気がします。

    ・赤
    白ほどでは無いですが、詰めにアヤボンもよく登場するため相手の印象に残りやすく、宣言されやすいです。

    ・無色
    色を宣言しろと言われて無色を言うのは違和感があるため宣言されづらいです。
    また、サーバントは詰めのタイミングでは使わず、その前に防御で使い切っているものと思わせることも可能であるため、
    宣言される確率は低いと思われます。
    ただし、Selectorのアニメファンは最終回のノリで宣言する可能性があるので注意しましょう。

    ・緑
    サクラは何かと便利なカードですが、相手へのインパクトが薄いためほぼノーマークかと思います。
    詰めの段階で使うカードが無い色であり、読みの深い人でも緑は持っていないと判断する可能性が高いと考えられるため、
    もしサクラが手札にあれば是非選択しておきましょう。

    ここまで書いてきましたが、筆者は現時点で色を当てられたことはありません。
    ただ、上で書いた通りにやって当てられても責任は取れませんのでご了承くださいm(_ _)m

    実際の大会に出たと書きましたが、その時の模様を最後にご紹介します。
    1回戦 ユヅキ ○
    2回戦 ピルルクACRO ○
    3回戦 タママユ ○
    優勝!

    優勝しちゃいましたよ・・・
    ちなみに色当ては、
    1回戦 無色選択→赤宣言
    2回戦 黒選択→白宣言
    3回戦 緑選択→黒宣言
    と全て通りました。
    若干2回戦は危ない橋を渡りましたが、そこはシンプルに黒という訳がないだろ!という自信満々の表情で乗り切りましたw

    ざっとこんなところです。
    ただのネタデッキのようで、突き詰めれば意外性を残しつつ、爆発力ある構築にすることも可能ですね。
    まだまだ構築には可能性があるため、こんなカードはいかが?と紹介した上で終わりにさせていただきます。

    ・もっと色々なネタカードを入れたいけど事故りそう!
    《幻水 シャコタン》
    不要なカード2枚を他のカードと交換できます。
    エナが不要で、盤面を埋められるのも魅力。
    手札からアリトンを捨ててチャームを仕込む構築も可能ですが、あまり欲張ると事故率が上がるためご注意を。

    ・6弾のカードを入れて強化したい!
    《コードアート T・A・P》
    レベル1の枚数を確保するためにテキサハンマを4枚投入していましたが、LBが1枚ドローと地味なのが難点でした。
    このカードはレベル1でありながら、「対戦相手の手札を見て1枚選び、捨てさせる」という脅威のハンデス能力を有しており、
    4枚投入して手札に来ても良し、ライフに眠っても良しという性能を有しています。

    貴重な青のカードですから、虚無のエクシード効果の選択肢にもなりますし、出現時効果で相手の手札を見て、オーラ特攻時に与えられるダメージを計算することも可能です。
    爾改でもオススメしましたが、それ以上の噛み合いがあると思います。

    興味を持たれた方は一度組んで、色当てゲームを楽しんでみてください!
    では(^-^)/
     

【第40話】デッキ開発おじさん登場!?

    posted

    by ねへほもん

    もうすぐバレンタインですね!
    今年はバレンタインが土曜日で休めるということで、陰鬱な気分も少しは和らぐのではないでしょうかw
    何か貰える方は羨ましいよぉ~

    ウィクロスはプレイヤーが男だらけのゲームですので対戦相手の方からのプレゼントは期待できません(´・_・`)
    しかし、バレンタインにちなんだビッグイベントがあります。
    その名も・・・

    「チョコレート争奪戦」

    例え現実でモテなくても、何かビッグなプレゼントが貰えるかもしれないですよ!
    前にも書いたかもしれませんが、筆者はバッチリ抽選落ちです。

    昨日は関西でチョコレート争奪戦の第1弾、大阪冬の陣が開かれました。
    数百人のセレクターが集う中、優勝したデッキは・・・

    2止めファフオーラ

    衝撃の殺人デッキが優勝www
    アーツがファフニール4、一覇二鳥3という超殺人的な構築。
    1発目をアイドルやLBで耐えても2発目が飛んで来て、それをレベル2以上のサーバントを使い切って耐えたとしても、
    3発目の一覇二鳥からのファイナルアタックを防げずに負けるというパターンが予想されます。

    アイドル+スピサルセットや爾改速攻で逆に潰される可能性はありますが、それは仕方ないという割り切りが9連勝優勝を導いたのかもしれませんね。
    28日では関東でチョコ争奪戦が行われ、ブロガーとしては是非出たかったですが・・・悲しいのでもう語らないでおきます。

    さて、一方関東では、立川のファミコンくん2号店、略してファミツー(ゲーム雑誌ではないし、そもそも正式な略称か怪しい)でWPSが開催されました。
    関東では5弾環境最後のWPSですが、その最後を飾ったのはどのデッキか?

    http://fami2wixoss2.diarynote.jp/←詳細はこちら

    優勝はHNデッキ開発おじさんという方で、爾改を使っていたようです。
    名前が凄い方ですねw
    聞いたことが無い名前ですが、どんな方なのかというと・・・

    私ですwww

    偽名シリーズ第1弾。
    ねへ名義を使うと爾改を使うのはバレていますし、せめて予選の間だけは顔を知られていない方にバレずに過ごしたかったんですよね。
    (面白い名前を使いたかっただけとは言わないでおく)
    さて、次はどんな名前で出ようか?

    ・・・とつまらぬ情報はさておき、実戦の中身を解説することにしましょう。

    予選
    1回戦 黒点タマ ○
    2回戦 ユヅキ ○
    3回戦 ミルルン ○
    4回戦 5緑 ○
    5回戦 タママユ ○
    6回戦 3止め緑 ○

    決勝T
    1回戦 ユヅキ ○
    2回戦 3止め緑 ○
    決勝 タママユ ○

    構築はファミツーさんのサイトに出ていますが、一応写真を。



    基本は以前の浜松構築をベースにしていますが、あのままでは激戦区の東京では勝てないと思い、
    構築を詰め、プレイングを安定させるように経験値を積んできました。
    構築チェンジのポイントは以下の2点です。

    1.《アイドル・ディフェンス》の採用
    以前はツーダストを入れていましたが、正直赤ミラー以外ではあまり役に立たず、それに代わるアーツを探すのが一番の課題でした。
    最初は晩成で緑アーツを増やすのが一番安定かと思いましたが、マリゴを引かないと腐る可能性が高くてイマイチ。

    面白いところでは《一覇二鳥》で奇襲ダブルクラッシュを試したこともありましたが、強い人には意外と見抜かれやすく、
    赤エナ1を浪費して終わることもしばしば。
    とはいえ6弾では、ピーピング能力を持つ汎用シグニ《コードアート T・A・P》が出るため、これで相手の手札を覗いてから使えば
    確実にダブクラを決められるので、投入の余地は十分にあります。

    一方のアイドルですが、以下の3つの理由で採用しました。
    ⅰ そこそこ爾改が流行しており、ミラーマッチ対策になる
    ⅱ 苦手のタママユに対し、最後の特攻に耐えて勝つ可能性が出てくる
    ⅲ 相手が不意の猛攻を仕掛けてきた時の生命線を確保できるため、安心して特攻に集中できる


    ⅰ、ⅱは割と当たり前の理由ですが、採用してみるとⅲもかなり重要な役割だと感じました。
    爾改は「攻撃は最大の防御」ということで、自分のライフを犠牲にしてでも相手のライフを最短で削りにかかるデッキですが、
    自分のライフが危うくなり致死ラインに達することもしばしば。

    アイドルや強いLBさえ無ければ勝ちだけど、ここで逃すと返しに特攻された逆にやられかねないという場面に出くわすと、
    一気に決めにかかるか少し減速するかで迷います。
    アイドルを投入しておけば、スペルやアーツを大量に使った特攻には耐えられるようになるため、万が一詰め損ねても返しの1ターンを乗り切りやすくなり、
    安心して攻めに集中できるということです。
    「防御は最大の攻撃」と言えますね。

    2.《ノー・ゲイン》増員
    以前の構築の段階から、非LB枠は全くいじる余地が無いレベルまで詰められた自信があった一方で、LB枠はかなり甘いと感じていました。
    5弾の段階では強いカードが少ないため、バースト専用枠を設けざるを得ないのですが、その内容が難しい。

    以前はガンスナ2、慟哭2、ノーゲイン1という構成でしたが、
    今回はノーゲイン3、慟哭1、惰眠1という構成にしました。

    確かにガンスナや慟哭は強力ですが、バニッシュなら他のカードでも代用できます。
    一方、アーツ封じはノーゲインLBでしかできません。
    以前も書いたかもしれませんが、爾改はいつ踏ませても特攻の用意ができているため、ノーゲインの踏ませ損になることが少なく、暴れまくった次のターンに
    貯まったエナを割裂で流せるため非常に相性が良いです。

    そのためいっぱい積みたいのですが、色が白という致命的な弱点を持っており、素引きした時の弱さが尋常ではありません。
    そこで、腐りづらくするような工夫が必要となります。
    今回目を付けたのは、上で解説した《アイドル・ディフェンス》、そして《惰眠》です。

    惰眠は4弾以降の爾改では比較的メジャーなカードですが、爾改とバレると殴ってこなくなる相手も多く、
    回収アーツの多いこの構築では手札切れよりむしろエナ切れが心配です。
    という訳で、あまり相性が良いとは言えないですが、爾改ミラーのようにフルパンしてくる相手も一部では居るため、
    1枚入れておくだけで《SEACHER》のサーチ対象にでき、ノーゲインの白エナを有効活用できます。
    とは言え所詮は1枚投入なので、白エナが腐りやすいことには変わりないため、ノーゲインも4枚採用は断念しました。

    惰眠採用がポイントというよりは、ノーゲイン3、慟哭1、惰眠1の枚数比がポイントと言えますね。
    慟哭も場合によっては1枚で2体除去が可能になるため、こちらもサーチ対象として1枚あると便利です。
    解説は長くなりましたが、それだけ3:1:1の比にこだわりがあるということです。

    いかがでしたか?
    正直大会で鍵となった勝負の解説とかまだまだ書きたいことは多かったですが、アイドルとノーゲインの解説に枠を割きすぎました・・・
    5弾環境の自分の爾改はこれが決定版です。

    6弾で汎用LBシグニが出てから本番と思っていましたが、予想外に早く勝てて嬉しかったです。
    新弾カードをプロキシ投入して研究するべく、今後2週間のウィクパは爾改をお休みして他のデッキを試したいと思います。
    「デッキ開発おじさん」の名に恥じない記事を書けるように精進精進。(※本物ではない)

    ではまた(^-^)/

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