【3ページ目】攻略コラム:2018年10月 | WIXOSS|ウィクロス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【3ページ目】攻略コラム:2018年10月 | WIXOSS|ウィクロス

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攻略コラム:2018年10月 アーカイブ

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[キーセレクション]【第274話】SEED候補生「ユキ」ー前編ー

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    by 攻略コラム

    タイトルトップyuki.jpg
    【第274話】SEED候補生「ユキ」ー前編ー
    どうも、ねへほもんです。
    ワイルズ発売まで1週間を切りましたね。

    筆者としては、今まで以上に本腰を入れてキーセレに取り組もうと思っているので、新規ルリグへの注目度が高いです。
    というのも、年末年始にウィクロスカップが予定されており、キーセレで開かれると告知されているからです。
    日頃は社会人で、調整に時間が取れないと嘆くことが多い筆者ですが、今回は年末年始の休みにがっつり調整できるため、本気で勝ちに行きたいと思います。

    「フルスクラッチで新規ルリグ登場→ユートピアで強化」という流れを見ていると、「ワイルズで新規ルリグ登場→次弾で強化」という流れになりそうなので、ワイルズのうちから新規ルリグに慣れておくのは大事です。
    速攻寄りの優羽莉と、筆者に馴染みのある遊月、ユキ、エルドラと好みのルリグが揃っていますので、一通り触ってみたいなと考えています。


    という訳で今回は、「ユキ」を取り上げます。

    yuki.jpg
    以前の優羽莉の時と同様、新規カードをご紹介した後にサンプルレシピをご説明するという流れで進めていきます。

    1.シードと開花って?
    ユキは以前同様の、白ルリグですが、扱うシグニは植物で、「シード」「開花」というギミックを使います。
    詳細は公式サイトをご覧ください。
    WIXOSSコラム 第188回 教えて、ノーベル先生!第K13回 デュアルプラントについて

    あーやのトラップに近く、「盤面に撒く→表にして効果発動」という流れで使用します。
    但し、表にしたシードがそのままシグニとして場に残る点がトラップと異なります。
    聞きなれないギミックですが、トラップに近いといえば少しはとっつきやすいかと思います。

    また、トラップは相手の攻撃に反応して表返していましたが、シードは主にルリグの能力で能動的に表返す(開花させる)という違いもあります。
    つまり、「シードを盤面に撒く手段」「シードを開花させる手段」「開花時に効果を発動するシード」の3種が必要という訳です。

    では、具体的なカードの説明に移りましょう。
    公式サイトでも新規カードやデッキレシピがご紹介されているため、こちらもご参照ください。
    WIXOSSコラム 第192回 「シードを埋めて開花!ユキデッキのご紹介!」

    2.新規カード(ルリグデッキ)
    まずはルリグデッキのご紹介から。
    「シードを盤面に撒く手段」か「シードを開花させる手段」のいずれかに該当するカードが中心です。

    まずは「シードを盤面に撒く手段」から。

    花影の巫女 ユキ
    花霞の巫女 ユキ
    花園の巫女 ユキ
    花候の巫女 ユキ
    共通効果
    【出】:あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中からカード1枚を【シード】としてあなたのシグニゾーンに出してもよい。残りをシャッフルしてデッキの一番下に置く。
    (【シード】であるカードはシグニゾーン1つにつき1枚まで裏向きで置くことができ、開花することでシグニになる)
    Lv1-3のグロウ時に1度ずつシードを場に出すことができます。
    シグニゾーンは3つなので、3回使えば丁度盤面をシードで満たせます。

    続いて、「シードを開花させる手段」です。

    満開の巫女 ユキ
    LR 満開の巫女 ユキ
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:イオナ
    色:白
    レベル:4
    グロウコスト:白0
    リミット:11
    コイン:2
    【起】《ターン1回》《無》:あなたの【シード】1枚を開花する。
    【起】《ターン1回》《白》:ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体は能力を失う。
    【起】《ゲーム1回》《アタックフェイズアイコン》『トゥルース』《コインアイコン》:あなたの【シード】1枚を開花する。
    無色1エナでシードを1枚開花することができます。
    1エナでシグニ1体が増えるため、追加効果の存在も考慮すると、手札を増やすのが困難なキーセレでは悪くない交換と言えます。

    『トゥルース』はシード1枚を開花させるのみで、一見地味なテキストですが、相手ターンで発動することが可能で開花して1面埋めることができます。また、「開花時のシグニ効果で1面バウンスで2面防御」といった動きも可能で、なかなか侮れません。
    丁度良く強力なシードが埋まっている面が空くタイミングは限られますので、ゲーム1の能力とはいえ、使うチャンスがあれば積極的に使った方が良いかと思います。

    その他、新規アーツも強力なものが揃っています。
    3枚とも構築済デッキのカードですが、構築済とは思えないスペックです。
    以前2遊月の記事でご紹介した、月鍵の巫女 タマヨリヒメも同じデッキに入っていることを考えると、買うしかないですね!

    ハーベスト・フォース
    ST ハーベスト・フォース
    カード種類:アーツ
    色:白
    コスト:白3無3
    使用タイミング:アタックフェイズ
    対戦相手のシグニ2体を手札に戻す。(1体のシグニだけに使用することはできない)
    6エナで2面バウンス。
    植物の名に恥じず、エナチャージの手段は豊富ですので、ユキなら十分に使用可能かと思います。

    ホワイト・シーディング
    ST ホワイト・シーディング
    カード種類:アーツ
    色:白
    コスト:白2
    限定条件:イオナ限定
    使用タイミング:メインフェイズ、アタックフェイズ
    ベット―《コインアイコン》
    あなたがベットする場合、このアーツを使用するためのコストは《白×0》になる。

    あなたの【シード】1枚を開花する。そのシグニゾーンにシグニがある場合、代わりにそのシグニを手札に戻してから開花する。
    あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中からカード1枚を【シード】としてあなたのシグニゾーンに出してもよい。残りをシャッフルしてデッキの一番下に置く。
    シードを開花させつつ、新たなシードを設置できるという二重で強力な効果を持つ1枚です。
    上述の通り、準備さえ整えば、相手ターンの開花は2面防御に相当する効果があるため、コイン1枚or2エナで2面防御できると考えると相当コスパが良いですね。
    追加でシードを設置できる点を考えても、ユキを使う上では是非採用したい1枚です。

    イクエス・ディフェンス
    ST イクエス・ディフェンス
    カード種類:アーツ
    色:白
    コスト:白3
    限定条件:イオナ限定
    使用タイミング:アタックフェイズ
    ベット―《コインアイコン》

    ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体は能力を失い、対戦相手のシグニ1体は「アタックできない。」を得る。あなたがベットしていた場合、追加でターン終了時まで、対戦相手のルリグ1体は「アタックできない。」を得る。
    白3エナ+コイン1枚で盤面2面+ルリグアタックを守れ、これまた非常にコスパの良い1枚です。
    相手からの攻撃手段は、「メインフェイズに盤面空け」と「アタック時除去」に大別できますが、
    • メインフェイズに盤面空け→開花で盤面を埋める
    • アタック時除去→能力消し
    と対処の方法が分かれます。
    イクエスはどちらかというとアタック時除去に有効ですね。

    構築時にメイン空け、アタック時除去のどちらでも対応できるよう、バランス良く採用しておくと共に、相手に応じてどちらの防御手段を残すべきかを意識してプレイできればプレイングの正確度が高まるかと思います。

    3.新規カード(メインデッキ)
    Lv1シグニ
    羅植 マーガレット
    ST 羅植 マーガレット
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:1
    パワー:1000
    限定条件:イオナ限定
    【常】:このシグニは対戦相手のシグニの効果によってバニッシュされない。(シグニとのバトルやパワーが0以下になった場合はバニッシュされる)

    ライフバースト:カードを1枚引く。
    Lv1でシグニ耐性持ちが居るとは・・・
    ユキの耐久力はキーセレでも健在のようです。
    赤デッキ使いとしては涙目ですが、パワーが1000しか無く、パワーダウンによるバニッシュには無力のため、黒デッキとは相性が悪いのでご注意を。

    Lv2シグニ
    羅植 サンザカ
    ST 羅植 サンザカ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:2
    パワー:5000
    限定条件:イオナ限定
    【自】:このシグニがバニッシュされたとき、《白》《無》を支払ってもよい。そうした場合、このシグニをエナゾーンから場に出す。
    バニッシュされた時に白無の2コストを支払うことでエナゾーンから場に出すことができます。
    こちらはマーガレットと異なり、バニッシュの方法に指定は無いため、パワーダウンでバニッシュされても場に出せます。
    防御面だけでなく、空いた盤面の前に出すことで疑似的なバニッシュ耐性持ちとして相手の防御手段を限定させられるため、赤・黒デッキにとっては非常に厄介な1枚と言えます。

    羅植 ミズバショウ
    SP 羅植 ミズバショウ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:2
    パワー:5000
    限定条件:イオナ限定
    【出】:あなたのデッキの上からカードを2枚エナゾーンに置く。ターン終了時、それらをあなたのエナゾーンからトラッシュに置く。このターン、あなたは1以上のエナコストを支払えない。

    ライフバースト:エナチャージ1
    出現時に2エナチャージをし、エンド時にそのエナをトラッシュに送るという効果を持ちます。
    エナチャージ後はエナコストを支払えなくなりますが、「エナからトラッシュに置く」という表記であれば支払うことができます。
    後編では、このミズバショウが大活躍するレシピをご紹介します。

    羅植 ユリ
    R 羅植 ユリ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:2
    パワー:3000
    限定条件:イオナ限定
    【自】《ターン1回》:このシグニがアタックしたとき、このターンにあなたのエナゾーンに[植物]のシグニが1枚以上置かれていた場合、あなたのエナゾーンから[植物]のシグニ1枚をトラッシュに置いてもよい。そうした場合、対戦相手のレベル1以下のシグニ1体を手札に戻す。
    ユキは防御面に偏りがちかと言えば、きちんと攻撃手段も持っています。
    「エナゾーンに植物のシグニが置かれている」という条件を満たす必要がありますが、1コストでLv1シグニをバウンスする必要があります。
    先ほどご紹介したミズバショウと併用することは勿論、エナフェイズにチャージするだけでも達成可能であるため、条件を満たすのは比較的容易です。

    Lv3シグニ
    羅植 クジャクソウ
    ST 羅植 クジャクソウ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:3
    パワー:8000
    限定条件:イオナ限定
    【出】エナゾーンから[植物]のシグニ2枚をトラッシュに置く:あなたのターンの場合、対戦相手のレベル3以下のシグニ1体を手札に戻す。
    植物シグニが2体必要とコストがやや重いですが、ミズバショウのコストをそのまま使えば難なく支払えます。
    Lv3シグニは終盤でも場に出てくるため、ゲームを通じて活躍が期待できる1枚です。

    羅植 アベリア
    ST 羅植 アベリア
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:3
    パワー:7000
    限定条件:イオナ限定
    【常】:このシグニは中央のシグニゾーンにあるかぎり、「【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたの場に[植物]のシグニが3体ある場合、【エナチャージ2】をする。」を得る。
    【自】:このシグニが開花したとき、カードを1枚引く。

    ライフバースト:カードを1枚引く。
    真ん中のシグニゾーンに居て、場に植物のシグニが3体並んでいれば、アタック時に2エナチャージすることができます。
    ユキなら簡単に達成できそうですが、実戦的には厳しい面があります。
    当然ながら、アタックフェイズは相手の妨害を受け、1体は除去される可能性が高いです。
    サンザカ等、除去に強いシグニと並べれば達成しやすくなるかもしれません。

    羅植 ジンジャー
    C 羅植 ジンジャー
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:3
    パワー:8000
    限定条件:イオナ限定
    【自】:このシグニがアタックしたとき、数字1つを宣言する。あなたのデッキの一番上を公開し、それが宣言した数字と同じレベルのシグニの場合、それをエナゾーンに置く。
    【出】:数字1つを宣言する。あなたのデッキの一番上を公開し、それが宣言した数字と同じレベルのシグニの場合、それをエナゾーンに置く。

    ライフバースト:どちらか1つを選ぶ。(1)カードを1枚引く。(2)【エナチャージ1】
    安定してアドを稼ぎたいのであれば、個人的にはアベリアよりはジンジャーを推したいです。
    トップシグニのレベルを当てる必要がありますが、「出現時にトップ確認→アタック時に確認したシグニをエナチャージ」とすれば安定的に1アドを稼げます。

    宣言はデッキのレベル別枚数比にも左右されますが、下級を宣言し、「当たればエナが増えてラッキー、外れということは上級シグニがトップに居るので、次のターンの引きが強くなる」という状態を作るのがオススメです。
    ジンジャーでデッキトップを確認し、LB持ちのLv4シグニが捲れた時に<流転>・<ママキー>でライフトップに仕込むことも可能で、使い勝手が良く可能性が広い1枚かと思います。
    10046.jpg
    羅植 アキザクラ
    R 羅植 アキザクラ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:3
    パワー:8000
    限定条件:イオナ限定
    【自】:このシグニが開花したとき、《白》を支払ってもよい。そうした場合、対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。
    【自】:このシグニが開花したとき、あなたのターンの場合、対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。

    ライフバースト:どちらか1つを選ぶ。(1)対戦相手のレベル1のシグニ1体を手札に戻す。(2)【エナチャージ1】
    筆者がテキストを見て最も衝撃を受けた1枚です。
    1体で1エナ払えば2面除去ってマジですか・・・

    シードに埋まるかは運が絡みますが、Lv1-3の間に上から12枚チェックすることができるため、4枚投入すれば何とか1体埋められるのではないでしょうか。
    Lv4シグニを差し置いてユキのメインアタッカーとなりそうな、可能性ある1枚です。

    Lv4シグニ
    羅植姫 スイレン
    SR 羅植姫 スイレン
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:4
    パワー:12000
    限定条件:イオナ限定
    【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたのエナゾーンにそれぞれ名前の異なる[植物]のシグニが5枚以上ある場合、《白》を支払ってもよい。そうした場合、対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。
    【自】:このシグニが開花したとき、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体は能力を失う。

    ライフバースト:対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。
    ワイルズのSRシグニで、ユキのメインアタッカーです。
    植物5種類という条件付きながら、1エナで1面バウンスでき、除去効率としては悪くないです。

    また、開花時に相手シグニの能力を消すことができます。
    バウンス効果のLBの存在やLv1-3のユキでシードとして有用なシグニを埋められる確率を上げられることを考慮すると、SRに相応しく4投する価値があると思います。

    羅植 アネモネ
    ST 羅植 アネモネ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:4
    パワー:12000
    限定条件:イオナ限定
    【自】:このシグニがバニッシュされたとき、手札から[植物]のシグニを1枚捨ててもよい。そうした場合、あなたのデッキの一番上を公開する。それが[植物]のシグニの場合、それを場に出す。
    【自】:このシグニが開花したとき、以下の2つから1つを選ぶ。
    (1)カードを1枚引き、【エナチャージ1】をする。
    (2)対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。

    ライフバースト:対戦相手のシグニ1体をダウンする。カードを1枚引く。
    アタッカーというよりは、シード兼耐性持ちという位置づけのシグニです。
    まずはシードから開花させ、1体バウンスか1ドロー&1エナチャを選択できます。
    次に空いた盤面を殴る時、バニッシュされてもデッキトップから後続のアタッカーを呼べます。

    サンザカ同様、戦闘バニッシュ、効果バニッシュ、パワーダウンのいずれにも対応可能です。
    対ユキではバニッシュの有効性が下がるため、ユキの活躍次第では、全体的にバニッシュアーツ・キーの採用率が下がるかもしれませんね。

    羅植 ガウラ
    C 羅植 ガウラ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:植物
    色:白
    レベル:4
    パワー:10000
    限定条件:イオナ限定
    【自】:対戦相手のターンの間、このシグニがバニッシュされたとき、あなたのデッキの一番上を見る。それを【シード】としてあなたのシグニゾーンに出してもよい。
    【起】【シード】であるこのカードを公開し、エナゾーンから[植物]のシグニ2枚をトラッシュに置く:この【シード】を開花する。
    【自】:このシグニが開花したとき、対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。
    アネモネに近く、開花時にバウンスしつつ、バニッシュされた時に反応する能力を持ちます。
    ガウラの長所は能動的に開花できる点で、ターン1でしか開花できないというユキの限界を補ってくれます。

    白2コストというと一見重そうですが、ユキの開花でも1エナ必要なため、追加で1エナ払うだけで、ターン1縛りを無視して開花しつつ1面バウンスできるのは十分強力です。
    後、コストの表記が「エナゾーンからトラッシュに置く」なので、ミズバショウでチャージした植物シグニで支払えるのも覚えておくと役立つでしょう。

    また、バニッシュされた時にデッキトップをシードに置ける能力も持ちます。
    ガウラで能動的にシードを開花させ、シードを置く場所を空けられるという意味で、自身で効果が完結しているので評価できます。


    いかがでしょうか。
    当初は「アタッカーがスイレンしか居ないけど、大丈夫か・・・?」と思っていましたが、バンバン開花させてバウンスできることに気付きました。
    アーツが強力なことに加え、アネモネ、サンザカとバニッシュに強いシグニが多いため、イメージ通り耐久力は高いです。
    あれっ、かなり強いのでは・・・?

    後編では、具体的なサンプルレシピをご紹介します。
    では、後編もお楽しみに(^^)/

【第273話】APEX復活祭

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    by 攻略コラム

    APEX.jpg
    【第273話】APEX復活祭
    どうも、ねへほもんです。

    今回は、新弾での変更点を取り上げます。
    分かりづらい表現となりましたが、ワイルズ発売の日は、単に新規カードが出るだけではないということです。
    ワイルズ発売と同時に・・・

    繭の部屋が改定されます!

    発表は少し前でしたが、ここで改定内容をおさらいしておきましょう。
    (参考)【繭の部屋】使用制限カードの解除制定
    元々強すぎるから制限されたものばかりですので、規制緩和といっても、大きな改定は行われませんでした。
    サーチ先が多く、デッキ枠のキツいタマでは<ヴァル>&<ゲイン>は各2投が丁度良いですし、<アパト>もずば抜けて強いというほどではなく、<オサキ>は<焚発する知識>という相棒を見つけました。
    ただ、唯一影響がありそうな改定がありました。

    APEXのセット制限解除
    相変わらず、<クリシ>&<MPP>のセット制限は残っていますが、<APEX>でも<クリシ>・<MPP>のどちらかを採用できるようになります。
    敵として幾度となく戦った<APEX>が復活する。
    トレンディなセレクターを自称する筆者にとって、<APEX>の緩和は大きなニュースです。
    流行に乗るべく、組んだこともない<APEX>を買い、まずは現制限下でも通用する構築を考えました。

    新規カードを取り込み、様相を大きく変えた<APEX>。そのレシピは・・・こちらです!

    デッキレシピ
    スノアペ.jpg

    という訳で、<スノロップ>入りの<APEX>でした。
    昔の<APEX>と言えば、電機シグニで固めていたものですが、随分と変わりましたね・・・
    いや、筆者の構築が特殊で、繭の部屋が緩和されれば昔ながらのレシピに戻るのかもしれませんがw

    ルリグデッキ
    友好の遊行 アン
    10036.jpg
    構築の幅をグッと広げてくれる<アンキー>を採用しました。
    出し終わった<メイジ>をエナからコストとして払いやすくなったりエナの払い方が自由になるのは強力です。

    様々な色のカードを採用できるようになりましたが、果たしてどのような多色構築が出てくるのでしょうか?
    試行錯誤
    このデッキでは、Lv1で1枚、Lv4で3枚の計4枚のコインを獲得します。
    うち1枚を<アンキー>、1枚を『カタルシス』で使用するため、残りは2枚。
    2枚使えるアーツを色々と調べていたところ、面白そうな1枚を見つけました。

    割と昔に出たカードながら、筆者自身、使うのは初めてでした。
    エナからスノロップを呼び出し、シグニ耐性持ちの強力な盤面を作りつつ、エンド時に回復できるため、ライフ面で大きなアドバンテージを得られます。

    このデッキのために生まれた1枚ではないか・・・そう思わせる位相性抜群の1枚です。

    メインデッキ
    羅植姫 スノロップ
    スノロップ>と言えばカーニバルですが、<スノロップ>には1つ大きな弱点がありました。
    それは、「スノロップは除去能力を持たない」ことです。

    スノロップ>を立てれば、高パワーとシグニ耐性から強力な壁となりますが、あくまでも壁で、相手にダメージを与えることはできません。
    カーニバルでは、別のシグニで攻め、アタックフェイズだけ<スノロップ>変換して防御と、役割を分担することで攻撃と防御を両立していました。

    一方の<APEX>では、「ルリグが除去能力を持つ」という特徴があります。
    毎ターンスペルを使うだけで、自動的に盤面が空くため、<スノロップ>を立てたままでも攻めることができます。
    その意味で、<APEX>に<スノロップ>を入れる構築は十分アリなのかなと考えています。

    コードアンチ メイジ
    トラッシュ蘇生系のシグニといえば、最近は<Zr>に役割を奪われがちな<メイジ>ですが、このデッキでは<メイジ>を採用しました。
    理由としては、
    • スペルが多く、シグニの種類が少ない
    • ヘルボロス>で蘇生できる
    の2点が挙げられます。

    特に2番目が重要で、<クトゥル・アビス>で蘇生し、盤面埋め&<ヘルボロス>の-7000×2の14000マイナスで3面防御できます。
    構築の残りの部分については、遊具シグニをバランス良く採用しているのですが、意識した点としては、
    • スペルも存在し、エナに置きやすい青・黒と異なり、白と赤はエナに置けない可能性があるため、<ハッカ1号>4枚、<ハッカ2号>3枚と一定枚数を採用する
    • ハッカ<1号>&<2号>で計7枚採用しているため、出す対象の<カルタ>&<ウンテイ>も6枚と多めに採用しておく
    • メイジ>を蘇生できるよう、Lv1,2,4,5の4つのレベルのシグニを採用。
    が挙げられます。
    シグニのレベル分布について、Lv5シグニを多く採用すると構築が重くなるため、<ヘルボロス>2枚のみとなるのはやむを得ないですが、Lv2は安定してデッキに戻せるよう、後1枚位増やしても良いかもしれません。
    ワラニン>→<チャッキー>とかですかね。とはいえ、<メイジ>の蘇生をそこまで頻繁には使わないため、神経質にならなくても良いかと思います。

    プレイング
    プレイングというほどのものはありません。
    スノロップ>でライフを維持し、毎ターン盤面を空けて少しずつ相手を追い詰めるのみです。
    APEX>起動は、1回目は気軽に使っても良く、すぐに<MIRROR>でLv0を戻すことで、残り2回使えます。

    スノロップ>の強力な壁、<APEX>の3回分の起動能力があれば、そう簡単には負けませんが、時間内にトドメを刺せるかが課題ですね・・・
    (今は相手も固いデッキが多いので)


    いかがでしょうか?
    カジュアル寄りのデッキ構築ではありますが、<試行錯誤>で<スノロップ>を一気に復活させる動きは快感なので、<APEX>復活までの試運転に良ければ組んでみてください。

    次回以降はワイルズの新カード紹介に戻ります。
    ではまた(^^)/

【第272話】真・殺戮の天使

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    by 攻略コラム

    タイトルトップ.jpg
    【第272話】真・殺戮の天使
    どうも、ねへほもんです。
    前回までは新弾のカードに関する記事を書いてきましたが、今回は先日セレモニーで使用したデッキをご紹介します。

    今回のデッキは・・・こちらです!

    デッキレシピ
    真・殺戮の天使.jpg
    真・殺戮の天使


    セレモニーの戦績は以下の通りです。
    予選
    • 1回戦 グズ子 〇
    • 2回戦 タマ 〇
    • 3回戦 グズ子 〇
    • 4回戦 タマ ×
    決勝T
    • 1回戦 ピルルク 〇
    • 準決勝 タマ 〇
    • 決勝 タマ ×
    準優勝でした。

    まずはレシピのご紹介から。

    デッキコンセプト
    「Lv4に先にグロウし、<ゲイン>天使軍団で一気に押し切る」
    以前ご紹介した「殺戮の天使」を<レイラキー>対応版にアップデートしたものです。

    構築の方針
    このデッキはコンセプトが明確な分、対策も立てやすく、逆に言うと負け筋も予測しやすいです。
    全ての負け筋をケアすることは不可能なため、なるべく遭遇率の高い対策を乗り越えられるよう、最適な構築を選択する必要があります。

    ・・・と言いたいところですが、今期はデッキ分布がバラけ過ぎていて、最適解を見つけることに苦労しました。
    準優勝できたのも運の賜物というほかありません。
    想定される負け筋は以下の通りです。

    (1)アーツで攻撃を防がれて負ける
    特に厄介なのは以下の3枚です。
    アンチ・アビリティ / アイドル・ディフェンス / フラクタル・ケージ
    カーニバル等、今期はコストが重めのアーツを採用するデッキが多いこと、<レイラキー>によるハンデス妨害を嫌って青デッキが減少していることから、最も厄介な<アビリティ>は対策不要と判断しました。
    アビリティ>が多い環境なら、そもそも2アン等、<アビリティ>に強いデッキを選択せざるを得なくなる位、相性の悪いアーツです。

    他の2枚も厄介ですが、採用率はさほど高くなく、入るデッキは限定的なので、「そのデッキを対策する必要があるか?」という重要度に応じて対策するかを決定します。

    (2)LBで攻撃を防がれて負ける
    ゲイン天使軍団にLBは効きませんし、盤面出しLBはアサシン、アタック時除去、シグニゾーン消去と対策手段が多いため、LBで負けることは少ないです。
    一気に奪える点数が多いため、<デメニギス>、<テンドウ>等で多少ダメージを減らされても影響は小さいです。
    但し、ご存知かと思いますが、非常に厄介な1枚があります。

    音階の右律 トオン
    今までは<ナフシュ>で対策可能でしたが、カーニバルでは<レイラキー>とセットで採用されることが多いため、対策の幅がかなり狭まりました。
    トオン>を埋められる頻度はそこそこあるため、何らかの対策が必須となります。
    詳細は後述しますが、上記の構築の一番の問題点が<トオン>対策なのですが、追加で1枚対策札を入れる必要がありました。

    (3)先にライフを0にされる
    ミラーマッチ、2アン、燐廻グズ子が該当します。

    準決勝はミラーマッチだったため、対戦経過の中で解説します。

    2アンは火力が高いだけでなく、防御面でも無敵の<マーライ>の存在により、こちらからのダメージが通りづらいです。
    数少ない<フラクタル・ケージ>の採用デッキという点でも厄介で、綿密な対策プランが必要となります。

    燐廻グズ子は最近増加しているデッキで、存外厄介で頭を悩ませています。
    レイラキー>登場前は、<応報>+<ビカムユー>で燐廻ダイレクトの一撃を狙うプランが主流でしたが、<レイラキー>登場後はLv5までグロウし、相手によって<燐廻>と遊具連パンを使い分けるプランにシフトしていました。
    ここまでは特に問題ないのですが、最近は<ビカムユー>採用+Lv5採用という、「燐廻ダイレクトと遊具連パンでとにかく攻める」攻撃特化型の構築が増えてきました。

    ビカムユー>採用デッキ同士が対戦した場合、Lv2からグロウせずに殴り合うことになりますが、この時相手は<フーリッシュ>2発(<スピサル>回収込み)という、強力な除去&防御手段を抱えています。
    シグニ自体の除去力はこちらの方が上ですが、<フーリッシュ>1枚で3面守りつつ3面除去してきますので、勝ちが見込めません。
    前日の別のセレモニーで、グズ子は32分の5という割と大きなシェアとなっており、焦りましたが、明確な対策が浮かばず、「当たらないことを祈る」こととしました。
    既にアーツ&キーの5枠が固まっており、メインデッキでも対策できないためです。

    トオン>対策が甘かったのは1枚足せば済みますが、対燐廻グズ子は抜本的な対策が必要であり、今後の検討課題と言えます。

    レシピ解説
    龍滅連鎖
    アイドル>・<ケージ>対策として採用しました。
    コストが重いようで、チェインで<落華流粋>を2コスト削れるため、そこまで重くはありません。
    とはいえ、ノーパンされた上から発動しようとすると、コストが重くのしかかるため、メインデッキでリソースを稼げる構築にする必要があります。

    ちなみに、「<レイラキー>+<アイドル>をセットで採用されたら、エナを削れないのでは?」と思われるかもしれませんが、<龍滅>であれば大丈夫です。
    アタックフェイズ時に『イノセンス』を使用し、レイラキーが影響している効果を打ち消すことで、<龍滅>でエナを削ることが可能です。

    同様に、リンゼのスペル・アーツ使用制限も『イノセンス』で解除することが可能です。
    アーツ構成から、<リンゼ>に対し無策に思われるかもしれませんが、アタックフェイズに『イノセンス』→<龍滅>→<レクイエム>→<ケージ>と繋げば問題なく攻めることができます。

    リンゼ>で<ビカムユー>が使えなくなるという問題がありますが、後攻の場合は1,2ターン目で先にビカムユーを使っておくことで対策可能です。
    Lv3にグロウしたターンに<ヴァルキリー>や<クロト>を出しつつ、ユニークスペルを連打し、事前にアドバンテージを稼いでおくことで、<リンゼ>や<アイドル>の0コスト使用を対策することができます。

    フラクタル・ケージ
    基本的には先にLv4へグロウし、<レクイエム>+<プロメウス>盤面で押し切れば良いのですが、デッキが色々居る環境のため、盤面除去が足りない、相手にLv4へグロウされてしまった等の不具合が生じる可能性があります。
    一番大きな仮想敵としては、対2アンを想定していました。

    マーライ>を<大盤振舞>で20000パンプされると、<マーライ>を殴り倒せなくなり、<プロメウス>で除去が出来ず、<アークゲイン>のダブクラ連パンしか通らなくなります。これではライフ2点からしか詰められないため、追加の盤面除去手段として<ケージ>を採用し、<アークゲイン>で4点、もう1体で詰めの1点として、ライフ4点から詰め切れるようにしました。
    セレモニーでは2アンとは当たりませんでしたが、準決勝で思わぬ活躍をしてくれました。

    小剣 ミカムネ / 小盾 オハン / 小砲 キライザ
    龍滅>採用を考慮し、メインデッキはアドバンテージを稼げる構成にしました。
    具体的には、<インデックス>・<物語>各4枚採用、そして<オハン>の4投です。

    オハン>はLv1ながら、ウェポンが場に居るという緩い条件で1ドローすることが可能です。
    インデックス>のサーチ先は、<アークゲイン>を1枚抱えるのが最優先として、次に<オハン>が<ヴァルキリー>・<クロト>に劣らず多いです。
    クロト>は回収が不確定、<ヴァルキリー>はサーチ時にダウンさせる必要があり、空いた盤面を殴れないという欠点があるため、単純にアドバンテージを稼ぐだけなら<オハン>が最も優秀という場面もあり得ます。

    後はLv1のウェポンとして、<アルマイル>ではなく<キライザ>を採用しました。
    後攻で1,2ターン目に<ビカムユー>を使用すると、相手とレベルがズレるためですが、相手のレベルに関係なく除去ができるため、使い勝手の良い1枚だと感じました。
    後、地味ながら<ミカムネ>のパワー5000になる効果が役立つ場面もあります。
    具体的には、中央に立てておくことで、相手の<アルマイル>の除去を妨害できるというもので、対2アンやミラーマッチでの被ダメージを1点抑えられる場合もあります。

    弩砲 アヴェンジャー
    トオン>対策の最終兵器です。
    ライフトップに埋まった<トオン>を容赦なく叩き割れます。

    また、<マーライ>や低コストアーツに阻まれ、打点を通しづらい対2アン戦等でダメージを追加でき、相手のライフをキルラインまで引き下げることも可能です。
    後、メインでの盤面除去能力が低いため、相手が<アビリティ>を採用しており、<プロメウス>に頼れない場面では、シグニ除去効果を使うケースもあります。

    まぁ、これだけでは<トオン>対策として片手落ちだということは認識していたのですが、実際に対戦するデッキは分からないのだからと、追加の対策を怠ってしまいました・・・

    ◆実戦経過
    予選
    1回戦、3回戦 VSグズ子 〇
    対策を切ったところで燐廻グズ子と2回対戦することに。
    ついてない・・・

    とはいえ、どちらも後攻で、相手が先攻3ターン目にLv3へグロウしてくれました。
    幸い、<ビカムユー>は不採用だったようです。
    後攻3ターン目、<ビカムユー>からLv4へグロウし、ダブクラ連パン<ゲイン>等でロングショットを決めました。

    2回戦 VSタマ 〇
    アイアース>を出してルリパンで攻める型ながら、<トオン>は入っていない構築のようでした。
    後攻のため、早めに<ビカムユー>を使用し、先にLv3へグロウし、ユニークスペルを連打し、相手の先攻3ターン目の動きを見守りました。
    予想通り、<リンゼ>の攻撃を通されましたが、事前の準備通り、『イノセンス』→<龍滅>→<レクイエム>→<ケージ>と進め、無事に勝利しました。

    4回戦 VSタマ ×
    対策を怠ったツケが回りました。
    お互いLv3のターン、相手が<仁の遊 スプリング>で「何か」をトップに置き、ターンエンドしました。
    危惧していた事態が起こりました。

    そう、<アヴェンジャー>ではデッキトップに設置された<トオン>を除去できないのです!

    タマは<スプリング>を容易にサーチでき、<トオン>さえうまく引ければ、簡単にデッキトップに<トオン>を設置でき、<生生流転>でこちらのターンに<トオン>を埋めることができます。
    メツミ>1枚入れておけば対策できたのですが、「<レイラキー>相手には効かないし・・・」と採用していませんでした。

    ただ、現環境で<流転>を採用しているのは主にタマで、大半は<レイラキー>を採用していません。
    分かっていながら、「タマがどれだけ居るか分からないし・・・」という曖昧な理由で不採用としたことを恥じました。
    オハン>か<物語>辺りであれば、容易に1枠を捻出できたのですから。

    決勝T
    1回戦 VSアロスピルルク ○
    決勝1回戦から地獄のマッチングでした。
    レイラキー>、<チャクラム>、<イノセント>、<アクト>、<アビリティ>という構成でした。

    アビリティ>は聞いてねぇ・・・

    事前に知っていたのは<レイラキー>のみで、「2アン対策も兼ねて、<アイドル>でも入っているのかなー?」と思っていたら、予想を見事に外されました。

    先攻2ターン目、<十四年式>込みの2面要求を仕掛けましたが、LB<アノマリス>により1点分減らされ、ルリグアタック込みの2点のみ。
    先攻3ターン目も2面要求を仕掛けましたが、<アクト>(ベット無し)と<チャクラム>(使いきり)とサーバントにより1点も通らず、5点の状態で先攻4ターン目を迎えました。

    しかし、一気に攻め切られないという判断からか、相手が殴ってきてくれていたため、ピルルク相手ながら、エナ潤沢、手札6枚キープという状態でターンを迎えられたのが大きかったです。
    まずは相手のアーツ読みですが、状況から<アビリティ>を抱えているのは明らかでした。

    さすがに5点の上から詰めるのは無理であったため、<アヴェンジャー>で1点削った上でアタックフェイズに。
    龍滅>+<ケージ>で2面空け、残り1面に立てた<ゲイン>に<レクイエム>を使用しました。
    相手のライフは4点。<アビリティ>で<ゲイン>が1回攻撃となることで、盤面では2点+1点+1点のピッタリ4点しか奪えません。
    後は相手がサーバントを持っていないという可能性に賭けるのみでした。
    最初のLB<アノマリス>で1点ずらされたのが恨めしく思えます。

    ここで『イノセンス』を使うか悩みましたが、<龍滅>でバニッシュした後の相手のエナは青5枚、<アイドル>は使えず、<ケージ>の可能性は低く、やはり<アビリティ>に違いないと予想したため、エナを1枚削る必要性は薄いと考え、『イノセンス』は使わず、<龍滅>はバニッシュ+1点回復を選択しました。

    実戦では、まずは予想通り、<アビリティ>を使用されました。
    その後、

    「相手が<イノディ>を使用」

    2枚回収+ルリグ止めを選択しました。
    つまり、サーバントを持っていなかったようです。
    『イノセンス』+<龍滅>でエナを1枚削っておけば、<イノディ>でルリグを止められることはなかったのですが、そこまで求めるのは贅沢というもの。
    1点分だけ殴り、1エナのみで相手がグロウできない状況を作ってターンを渡しました。

    後攻4ターン目、相手は3面並べるのみでエンド。
    そして先攻5ターン目、相手のライフは3点、<アイヤイキー>で1パン追加することで、合計4点通せ、勝ちきれます。
    問題は、相手の盤面を3面空けることでしたが、<プロメウス>に2回攻撃を付すことで、2面は空きます。
    残り1面をどうしようかと悩んでいたら、手札に<オハン>と<クロト>が2体居て、相手の場に<ヤゴ>が居るのを見つけました。

    2体の<クロト>で<プロメウス>と<キライザ>を回収し、リムーブしてから<オハン>と<キライザ>を立てて<ヤゴ>を除去、その後<物語>で<オハン>をバニッシュし、空いた盤面に<プロメウス>を立ててアタックに。
    リムーブ1回制限の中でギリギリの盤面形成で、最後は<アークゲイン>、<プロメウス>、<キライザ>と1面ウェポンを残してしまいましたが、相手はアーツを使い切っているため問題ありませんでした。
    特にLBも踏まず、無事4点通して勝利できました。

    セレモニーの中で最も運に恵まれた1戦だったと思います。

    準決勝 タマ ○
    レクイエムゲイン型タマのミラーマッチでした。
    前日に別のセレモニーで優勝された方で、その時の構築を熟知していましたが、大きな障害が1つありました。

    リンゼ>4枚採用。
    通常、先にLv3へグロウしてしまうと、返しのターンにグロウフェイズでLv3、続いて<ビカムユー>でLv4へグロウされてしまいますが、先に<リンゼ>で<ビカムユー>を止めておけば問題ありません。
    幸い、こちらのアーツ構成は知られていないようでしたが、何かの拍子でバレないとも限りません。

    相手に先にLv4へグロウされる前提で、勝てるプランは無いか・・・?と考えていました。
    すると、1つ条件を満たせれば、先にLv4へグロウされても、高い確率で勝利できるプランを編み出せました。
    その条件とは・・・

    「後攻を取ること」

    先攻だと、先に殴られる都合上、こちらのライフが減ってしまい、Lv4のターンのアタックに耐えることができません。
    ある程度のライフを残せれば、相手のロングショット要求に耐えられるプラン・・・その実現の第一歩のじゃんけんは・・・

    負け!!!

    無事に後攻を取れました。
    勝利への活路の第一歩でした。
    対戦は着々と進み、勝負の岐路となった3ターン目を迎えます。

    先攻3ターン目
    レクイエムゲイン型のタマに多く採用され、相手も採用している<イレイズ・ルフラン>があると3面<リンゼ>でも止まってしまうが、相手はどう動くか?
    挙動に注目していました。

    Lv3へグロウせず

    ここでストレートにグロウしてくれた方が、こちらとしてはターン数が伸びず、ライフが維持できるため楽でした。
    まぁ、最後まで見えない<ルフラン>を警戒してもらえ、Lv2同士で殴り合うという展開でも良かったですが。

    メインフェイズ、まずは相手が<シルシュ>を出してきました。
    こちらのエナ構成は白2、赤2、緑1だったのですが、白2枚を飛ばしてきました。
    どうやら、<ルフラン>の妨害を狙っていたようです。

    実際、<ルフラン>が使えない状況となったため、その後相手が<ビカムユー>を使用し、Lv3へグロウしてきました。
    リンゼ>2面を立ててアタックしてきましたが、プラン通りのため素通ししました。

    サーバントでガードできなかったこと、<リンゼ>に<アイヤイキー>を使い、1点ダメージを増やされたことから、こちらのライフは3点と危険水域に。
    とはいえ、最低限のライフは残せていました。

    後攻3ターン目
    普通にLv3へグロウし、普通に3面並べるのみでした。
    ここでおもむろに、

    「<アイヤイキー>を出し、2回攻撃を付してアタックに入りました。」

    これが勝利の切り札だったのですが、相手に警戒されぬよう、「どうせ次のターンでこちらが負けてしまうが、一応2回攻撃しておきたい」程度の意識で<アイヤイキー>を出したように見せかけるように努めました。
    ここの2回攻撃は<ルフラン>で能力を消され、止められましたが、サーバントの少ない相手のライフは着実に削れ、残り2点になりました。

    相手がLv4に乗って勝ちと思われる局面で、密かに勝利の方程式を完成させていました。

    先攻4ターン目
    予想通り、相手は<ゲイン>・<プロメウス>・<クロト>の盤面を作ってアタックしてきました。
    さらに相手は<クロト>で<割裂>を加え、こちらのエナを4エナまで削る動き。
    その後、<レクイエム>を<ゲイン>に、<アイヤイキー>を<プロメウス>に使用してアタックに入りました。

    ゲイン>2点、<プロメウス>2点、<クロト>1点・・・ライフ3点では到底耐えきれません。

    種明かしをすると、こちらの耐えるプランとは、「<ケージ>で<ゲイン>を除去する」というものでした。
    つまり、<割裂>で4エナまで削られたことにより、<ケージ>使えなくなりました。
    万策尽きたということです。

    ・・・と思わせるのがこちらの狙いでしたが、<アイヤイキー>と<レクイエム>の対象をズラした辺り、相手の方は気付いたようです。

    答えは、「<アイヤイキー>をトラッシュに置き、2エナ分を捻出することで<ケージ>を発動する」でした。
    ゲインを除去し、残り3点分をピッタリ耐えきり、無事に後攻4ターン目を迎えました。

    後攻4ターン目
    相手のルリグデッキには何もなく、残り2点のため、3体の攻撃を通して勝ちでした。
    1つ注意点として、<レクイエム>でダブクラアサシンを付けると相手の『イノセンス』で剥がされてしまいます。
    ミスが無いよう、<龍滅>→<レクイエム>を両方除去に使い、先ほど<ケージ>で除去した1面を加え、3面分の攻撃を通して勝利しました。

    決勝 タマ ×
    予選最終戦と同じ方の再戦でした。
    今回は<メツミ>があっても無理で、トオン>が初期ライフに2枚埋まっているという負けパターンでした。

    先攻2ターン目に2面要求すると、LB<ヘスチア>で<ハニエル>を出され、1点防がれることで、ルリグアタックを通すも相手ライフは5点をキープされました。
    先攻3ターン目、相手の手札が悪かったようで前のターン盤面が埋まらず、3面空けの状態でアタックに入りましたが、ライフ1枚目で<トオン>を踏み、4点をキープされました。
    最後に先攻4ターン目、特に相手はデッキトップを操作しておらず、<アヴェンジャー>で<トオン>を撃ち抜けば優勝という状況でしたが・・・

    当然のように失敗

    最初のLB<ヘスチア>が無ければ、先攻2ターン目で<トオン>の1枚目を踏め、3ターン目で<トオン>を踏めていたので勝機はあったかもしれません。
    予選で勝っていれば、相手の方は2勝2敗で決勝Tに上がれなかったはずなので、<メツミ>1枚入れるのを怠った自分の責任と諦めました。


    いかがでしょうか?
    穴は多いデッキですが、マッチングと運を味方に付け、何とか準優勝することができました。

    次もオールスターのデッキをご紹介しますが、次はカジュアル仕様のデッキを取り上げます。
    ではまた(^^)/

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