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【2ページ目】デッキレシピ:2020年8月 | WIXOSS|ウィクロス

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デッキレシピ:2020年8月 アーカイブ

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【キーセレクション】【ルリグ紹介リレー】ハンドレスで戦おう!アロス・ピルルク

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    【ルリグ紹介リレー】ハンドレスで戦おう!アロス・ピルルク
    はじめに
    こんにちは、からばこです。遊々亭ブロガーによるキーセレクション全ルリグ紹介リレー、私にもバトンが回ってきました。
    3〜6月にかけて個人的に、WIXOSSBOXでキーセレ・オールスターの全ルリグ紹介を1人でやったのですが、めちゃくちゃ大変でした。
    今回はブロガー総動員ということで、頼れるメンバーがいるのは心強い限りです。たくさん頼ります。

    というわけで私の担当は「アロス・ピルルク」になります。
    キーセレ第1弾「クラクション」に登場した最古参ルリグ。じわじわと強化を得て、最終弾「リンカーネイション」では、しっかり戦えるデッキにまで成長しました。
    戦法は自分の手札を0枚にして戦う、いわゆる「ハンドレス」。かなり独特な戦術ですが、レベル4ルリグの効果などから、ルリグアタックにめっぽう強いデッキになっています。上級者向けのデッキはなりますが、わかりやすく紹介していきますので、ぜひ組んでみてくださいね。

    どんなデッキ?
    自分の手札を捨てることで効果を発揮するカードを多く持ちます。<シャハラザ><クロケル>を筆頭に、手札を捨てることで相手のシグニを除去したり、<マノミン><ネフィリム>などでお互いにハンデスするなど、手札を捨てることに重きを置いた、変わったデッキです。理想は自分の手札が0枚で、いわゆる「ハンドレス状態」を目指します。
    ハンドレス状態だとガードに必要なサーバントを持てないため、相手のルリグアタックが素通りしそうですが、レベル4ルリグが<TETRA>であれば、ハンドレス状態であれば、相手のルリグアタックによるダメージを受けなくなります。<アナスタシア><MIRACLE>といったカードの条件を満たすためにも、常にハンドレスでありたいですね。
    ただ、自分のターンは常に手札2枚からスタートします。考えなしにデッキを作ると、要求は愚か、自分のシグニゾーンを埋めることすらできなくなります。構築段階においては、いかにして火力を供給し続けていくかが非常に大切になります。今回は<TETRA>と相性の良く、ルリグの火力を上げられる<ウリタマキー>を採用したデッキにしてみました。

    デッキレシピ


    戦術について
    序盤は<ベレト>や<ラハブ>、<クロケル>を使って相手のシグニを除去しながらどんどん攻めていきます。
    相手のルリグアタックは<童話キー>で防ぎ、こちらのライフクロスを残しながら戦いたいところですね。
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    童話キー>はレベル3の時に破棄し、<ウェパル><オダノブ>などを呼び出しつつ、手札にサーバントを回収し、相手のルリグアタックを防ぎましょう。
    レベル4グロウ後はハンドレス状態を保ちつつ、<ウリタマキー>を展開します。
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    相手のルリグアタックも強力になりますが、こちらは<TETRA>でシャットアウトできるので、一方的に<ウリタマキー>の恩恵を得ることができます。攻めるためのシグニは、<アナスタシア>を蘇生させつつ除去したり、<タピピ>で後続を用意するなどして確保します。
    ウリタマキー>のエクシードによるバウンスも有効活用しましょう。
    詰めは<ウリタマキー>で押し切ることがほとんどになります。こちらの防御もしっかりあるわけではないので、相手のサーバントや戦力を<ネフィリム><マノミン>で奪うなどもして、しっかり勝ち切りたいですね。

    主要カード
    アロス・ピルルク TETLA
    レベル4ルリグ。ハンドレス状態だと、相手のルリグアタックをシャットアウトします。<ウリタマキー>との相性が非常によく、こちらは一方的に、相手に2度のルリグアタックをお見舞いすることができます。
    コイン技の「カタルシス」は、ゲーム中1度限りの手札補充です。ハンドレスにせずに相手にターンを返したい場合や、リソースを稼ぎ直したい場合などに使いましょう。手札があってもルリグアタックを防げるため、使い所が重要です。

    ウリタマキー
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    デッキコンセプトとなるキー。ルリグアタックを強化しつつ、優秀なエクシード2をルリグに付与します。
    エクシード2はほとんどの場合、2面バウンスを使うことになります。相手は1点回復しますが、こちらのルリグアタックがほぼ確実に通るため実質帳消しとなるうえ、バウンスしたシグニは<マノミン>たちではたき落とすこともできます。総じて、アロスピルルクと非常に相性が良い1枚です。
    リンカーネイション発売前に行われた公式のエアウィクロス生放送では、master番長もアロス・ピルルクにこのカードを採用していました。メインデッキは番長ほどカラフルではありませんが、<ウリタマキー>の強力さは変わりません。

    アナスタシア
    エースシグニ。ハンドレス状態の時にトラッシュから自己蘇生しつつ、相手のシグニを1体トラッシュに送ります。
    相手のターンは常にハンドレスである関係上、自分のターンは必ず、ドローフェイズの2ドローのみで始まります。盤面を埋めることすらままなりませんが、トラッシュから<アナスタシア>を蘇生すれば解決です。<ウリタマキー>で2面バウンスし、最後の1面を<アナスタシア>で除去し、3面要求、という動きができれば理想ですね。悪魔のシグニがバウンスされない効果は、対白デッキの要になります。
    場から離れると除外されるため、使い所が非常に重要。常にトラッシュに置いておきたいうえに、好きなタイミングで蘇生させたいため、4枚の採用となっています。マリガンでも1枚は確保し、<マノミン>のコストにすることが多いかな、という印象です。

    ウェパル
    優秀なレベル3シグニ。場に出るだけでマイナス7000をお見舞いし、自分の手札を1枚捨てます。手札が0枚でもマイナス効果は発動するのが非常に優秀です。後半も<タピピ>で回収できるので、最後まで腐りません。
    レベル3のタイミングで<童話キー>を破棄することが多いのですが、ここで<ウェパル>を呼び出し、除去と場面形成を行っていきます。手札が少ないと自身の出現時効果で、<童話キー>で回収したカードを捨ててしまうことになるので、しっかり逆算しながら使っていきましょう。
    ちなみに<オダノブ>も<童話キー>で呼び出すシグニ候補です。中央におけばパワー10000と、レベル3では非常に優秀。黒なので<オリサプ>のコストになります。

    デッキ改造のポイント
    レベル4でどのキーカードを発動するかで、デッキの特徴はかなり変わってきます。単純な除去になる<華代キー>や、お互いの攻め手を遅らせるうえ、エクシードの手札コストが気にならない<リメピルキー>などが候補に上がります。
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    リメピルキー>を採用する場合は、凍結状態のシグニを除去できる<アストロノミカ>や<IZRH>などを採用してもいいでしょう。
    ただ、防御で除去ができないと、返しにこちらも除去できず攻められない、ということが結構多いので、メインデッキで火力を補ってあげたいですね。無条件ランサーになる<ダイホウイカ>は相性が良さそうです。

    レベル5の<TELOS>にグロウする選択肢もあります。
    リミットは11と変わりませんが、1ターンに1度、相手の手札を見て捨てさせる「ピーピングアナライズ」が使えるようになります。コイン技「カタルシス」も強力で、ハンデスがうまくできるとほぼ確実にダメージが入りますが、ルリグデッキを1枠割く重みは想像以上。防御力が非常に落ちるため、より短期決戦を求められます。無理に<TETRA>からグロウせずに、緑の「コード・ピルルク」からグロウする、という考え方もありますので、そちらにも挑戦してみてください。

    メインデッキを作るにあたってのポイントは、「ドローフェイズに引いた時に、すぐに火力に変換できるか」です。<タピピ>もそうですが、赤の<アークゲイン>や緑の<ダイホウイカ>などは、後半の火力として期待ができます。条件もありますが、<サユラギ>もアタッカーとしての運用を期待しています。
    バトルを繰り返していると、どうしてもドローフェイズに引いたカードが弱いこともあります。そういうデッキではある以上仕方はありませんが、なるべく構築段階でフォローしたいですね。

    ルリグデッキの選択肢は幅広いです。<童話キー>の代わりに<アロス&コードピルルク KEY>を使ったり、<月鍵の巫女 タマヨリヒメ>で<マノミン>や<クロケル>を一気に集め、<DEVIL SEAL>も採用して最初のターンに5枚ハンデスを狙ったりと、色々なことができます。
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    また、専用アーツとして<グレイブ・ブルー>があります。
    御伽原江良>が存在する以上、蘇生アーツの枠を今回は<オリジナル・サプライズ>に譲りましたが、<ウェパル>や<シャハラザ>を蘇生させると、3面防御につながるポテンシャルを持つ強力アーツです。こちらもぜひぜひ使ってみてください。

    まとめ
    というわけで、アロス・ピルルクの紹介でした。
    後半はハンドレスを求められる以上、できることは少なくなりますが、逆にやりたいことを1つ決めさえすれば、どうとでもなると言えるルリグです。手札を投げ捨てる感覚は他のルリグでは味わえませんし、勝ち切った時の喜びはひとしおです。ぜひ組んでみてくださいね。

【キーセレクション】月ノ美兎 デッキ紹介【にじさんじ】

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    by デッキレシピ

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    【キーセレクション】月ノ美兎 デッキ紹介【にじさんじ】
    1.『はじめに』
    どうも、ハリューです。

    12月からは新シリーズ「ディーヴァセレクション」がスタートし、3人のルリグと共に戦う新システムが導入されるとか。

    そんなウィクロスの転換期を前にキーセレクションの集大成として、今回から改めて各ルリグのデッキ紹介をしていきたいと思います。

    どうやってデッキを作れば良いか分からない方や、これから始めてみよう!という初心者の方にも参考にして頂けるように、そのルリグのデッキタイプの魅力を伝えていけたらな、と思います。

    過去の記事と重複する部分も有るかと思いますがより深く触れていければと思っていますので、是非最後までよろしくお願いします。

    2.『ルリグ紹介』
    にじさんじのルリグの特徴として「美兎」「楓」「凛」の3パターンのグロウ先が有り、グロウ先によって戦略が変わってきて一粒で三度美味しいルリグとなっています。

    その中から今回紹介するのはバウンスやサーチを得意とする白のルリグ「月ノ美兎」です。
    エナを消費してアーツを使用する事がメインの防御手段となるウィクロスというゲームの性質上、バウンスは相手にエナリソースを与えず、相手の強い動きを抑制出来る強力な除去方法であり、上手く扱っていく事で試合を有利に進められます。

    また、にじさんじは順当にデッキを組んで行けばデッキ内に強力なライフバーストを持つカードを採用しやすく、初動のサーチでデッキの中身を確認出来るため、ライフバーストをゲームプランに組み込みやすく、見た目以上の防御を発揮できます。

    3.『デッキレシピ』


    4.『戦い方』
    にじさんじはレベル1〜3までは3タイプ共ほぼ共通の動きで、レベル4のグロウ先の違いでそこからの動きが変わってきます。

    序盤(レベル1〜2)
    このデッキではルリグデッキに<ファイト・ゴースト>、メインデッキに<コードVL 戌亥とこ>と優秀な初動となるサーチカードが採用されています。

    初期手札5枚の内にレベル1〜2の低級シグニが居なくとも、これらのカードを使い序盤の盤面を作っていける為、事故負けが起こりづらいデッキタイプとなっています。

    なので、まずは最初に<ファイト・ゴースト>を使用し<とこ>等をサーチして手札を整え、ついでにこのタイミングでデッキの中を確認出来るので、自分のライフクロスを把握しておきましょう。

    レベル2にグロウ後は<コードVL 戌亥とこ><コードVL リゼ・ヘルエスタ><コードVL アンジュ・カトリーナ>の盤面を作って行きましょう。
    配置場所は相手のシグニが正面に居る場所に<アンジュ>を立てておきましょう。
    理由としては、相手にアーツで防御された際、仮に正面が空いた場所に<アンジュ>が居るとそこを1面止めるだけで2点分の防御をされてしまい、対して正面が埋まった場所に居ればそこをアーツで止めても1点分しか止まらず、比較した際に1点分の差が生まれる為ですね。

    アタックする順番は<アンジュ>を最後に回すのがベストです。
    理由としては、<とこ><リゼ>はアタックの際にリソース+1の効果ですが、<アンジュ>はコストで-1して1点なので、先にリソースが伸びる方からアタックする事で、仮にライフバーストで除去を踏んだ際<アンジュ>で先殴りした際よりリソース面での損失が少なく済みます。

    中盤(レベル3〜)
    基本的にはレベル3ではレベル2と同じ盤面を目指してOKです。

    別パターンとして<アンジュ><アンジュ><リゼ>のリソースを吐いてでも点数を多く通す盤面や<リゼ><リゼ><アンジュ>のエナを伸ばす&シグニ耐性の固い守りの盤面。

    と、この辺りの派生の盤面は使う場面も多いかと思います。

    終盤(レベル4グロウ〜)
    レベル4グロウ直後のサーチ効果はシグニなら何でもサーチ可能です(サーバントもOK)
    美兎サポーター 凛&楓>は貼った際にバニッシュ効果が有りますが、相手の盤面や自分の手札の質と相談してグロウ後即貼りかそうでないか判断し、効率よく毎ターン継続的に3面要求を続けて行きたいです。

    ちなみにこのキーのバニッシュ効果は"2体まで"なので、慣れてくると相手のエナゾーンと自分のライフクロスの枚数、登録者数の兼ね合いで、相手にエナを与えない為にキーを貼ったのにあえてバニッシュ対象0体で処理し、<コードVL 物述有栖>のバウンス除去を使ったりします。
    ゲーム1の必殺技はトラッシュ送りとサーチ効果。
    にじさんじには<コードVL える>や<コードVL 御伽原江良>、<コードVL 鈴鹿詩子>の様な詰めに強い耐性持ちやメタ効果を持ったシグニが多いので、詰めでは相手に合わせてこれらのシグニを適時サーチして盤面を作っていきます。

    5.『キーカード紹介』
    ルリグ1~4
    レベル1は手札入れ替え、レベル3はリミット7のエナチャージを採用。

    個人的には<コードアート T・P・S>と<アンジュ><リゼ>を絡めて盤面を作る場合が有るので、レベル3はリミット7推奨です。

    別の選択肢としてレベル1のエナチャージとレベル3リミット6ドローと有るので、自分のスタイルに合わせてお好みで調整出来ます。

    レベル4はグロウ時とゲーム1効果でサーチが2回できて手札キープがしやすく、ゲーム1効果のトラッシュ送りもエナを与えない除去で美兎のバウンス戦略と噛み合っています。

    登録者獲得がルリグアタックを必要としている為<ジャイアント・キリング>の様なルリグダウン凍結に弱い点は注意です。

    美兎サポーター 凛&楓
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    合計6エナでバニッシュ5面、防御3面、手札+4のスーパーパワーカードです。

    このカードは滅茶苦茶に強い分エナ消費が重い&色拘束がキツくなっているので、美兎ではメインデッキに<T・P・S>を多く採用できません。
    この辺りの差異で楓とは若干メインデッキが変わってきます。

    戦い方の項目で少し触れたように、貼ったタイミングでバニッシュを0〜2体選べる為、相手の状況をよく見て、自分の手札とも相談しながら"バニッシュせずにエナを与えず戦う"事も選択肢として頭に入れておくと勝ちを拾える試合があると思います。

    また、にじさんじミラーマッチの<有栖>等相手がバニッシュ耐性を持つ場合、このキーはタイミングを見て早めに吐いておかないと後々ケアされ最大限のパフォーマンスを発揮できなくなる為、注意が必要です。

    ハイマット・レイ
    ルリグの下敷きを消費する枠。
    別の択として<ダブル・チャクラム>が有りますが、<ハイマット>のメリットとしては、
    • 効果無効で耐性貫通やアタックトリガーへの防御
    • レベル4も止まるダウン効果
    • トラッシュ回収効果でサーバントや次の攻め札へのアクセス
    逆にデメリットは
    • イラストがにじさんじではない
    • 中盤で少し撃ち辛い
    • ルリグ耐性持ちは止まらない
    と言った感じです。

    ルリグ耐性を簡単に付けてくるのがそもそも『優羽莉』くらいであまり気にならなく、<ハイマット>は最大防御面がダウンで1効果無効で1サーバント回収で1と最大3点分の仕事をする為、柔軟性とカードパワー両面で優秀なこちらを採用しています。

    マスト・ハイド
    登録者数を参照して防御面数が変わりますが、基本的には70万でシグニ2面止めをメインに使うことになると思います。

    11弾「リンカーネイション」以降ルリグアタックを止められるカードの需要が増した為、後半にルリグ止めが出来るこのアーツの評価も少し上がりました。

    エナコストも軽く、中盤から終盤まで撃ち分けられる使いやすいアーツです。

    ドリーム・トライアングル
    • バニッシュ
    • ダウン&1ドロー
    • 2体能力無効
    から2つ選べる準限定アーツです。

    にじさんじなら計3エナの軽減コストで撃て、『月ノ美兎』は自身の常時効果で赤と青のコストを自由に払える為、撃ちやすさも◎

    相手の盤面次第ではバニッシュ+2体能力無効で3点分の防御も期待できるので、是非狙っていきたいところです。

    最近では耐性持ちのシグニも増えてきたため、防御手段を「バニッシュ」「ダウン」「アタック出来ない付与」「能力消し」と散らせる様に意識してアーツを選択しています。

    ファイト・ゴースト
    にじさんじの初動となるサーチカードです。

    後手番では先手番よりも10万多く登録者を獲得出来、実質1ターン分貰ったようなものなので、じゃんけんでの有利不利が付きにくいとも言えます。

    サーチ対象を<戌亥とこ>にする事で、そのまま<とこ>の効果でレベル2の<リゼ>や<アンジュ>をサーチする立ち上がりの黄金ムーブをこのアーツ1枚で確実に行える為、ゲーム毎の盤面の再現性を高め、序盤の動きの安定化に大きく貢献してくれます。

    小技として<とこ>を手札に1枚持っていて2枚もサーチする必要が無い場面、<とこ>以外のもう1枚のサーチ対象をその試合で使わないであろうレベル4のシグニ(例えばダウンもバウンスもしない対面の<える>等)にして、そのまま<とこ>の効果コストとして捨てる山札圧縮の動きが有ります。

    とこ>+<リゼ>の様なサーチをするよりも、<とこ>+<える>→<リゼ>という風にアクセスした方が山を1枚多く掘れるって感じですね。

    コードVL 物述有栖
    このデッキのメインアタッカーなので4枚確定枠です。

    カード1枚に色んなテキストが詰まっているのでざっくりまとめると、
    • 登録者100万でバニッシュ耐性
    • 出た時バウンス
    • ターン1起動でデッキから場出し
    と1枚分としてはかなり破格の性能をしています。
    レベル4グロウ以降はサーチや回収を駆使しながらガンガン使って行きましょう。

    起動効果はキーのエナコストが重い美兎では使い辛いかもしれませんが、手札維持はしやすい為あまり気にならないと思います。
    起動効果はどちらかというとエナ消費が少なく、手札が増やし辛い楓の方が使用頻度が高いですね。

    コードVL 椎名唯華
    こちらもメインアタッカーなので4枚確定採用です。
    楓では<ひまわり>、凛では<笹木>がこの枠ですね。

    アタック時に通常時はレベル3以下を、登録者数100万で何でもをバウンス出来ます。

    メインフェイズ面空けの<有栖>とアタックフェイズ面空けの<椎名>で使いわけって感じですね。

    注意点としてこの効果は"〜を得る"と書かれたテキストなので、<セレクト・ハッピー5>の様な得ている能力を失わせる効果の対象になってしまいます。
    その為、それらのカードの採用が予想される場合は<椎名>2面の様な盤面は極力作らない様にするのが重要です。

    コードVL える
    横に電機のシグニが居る事でダウンとバウンスに対して耐性を持ちます。

    主な使い方としては対青デッキ全般へのダウンアーツケアや、対華代に対して<える><える><アンジュ>で盤面を作ってやると<時雨の調 ゆきめ>1枚で盤面を崩せなくなり、<アンジュ>の2000パンプも入っている為、12000以下バニッシュ系のアーツもケア出来ます。

    使用場面が限られていてサーチも効くので、盤面に立てる最大枚数の2枚採用に留めています。

    コードVL 御伽原江良
    自ターン中に出てきた相手のシグニの効果を無効にしてくれ、効果を失ったシグニをアタック時にバウンス出来ます。
    蘇生系アーツを貫通できる為、それらが採用されやすい黒デッキ等へのメタカードとして活躍してくれます。

    出た時エナチャージも地味ながら染みる1エナという場面もあり、その為だけに出す事も偶に有ります。

    こちらも要所で触れば良い為盤面最大数の2枚採用です。
    もしどうしても枠を作りたいなら1枚減らしても良いかな?って感じです。

    コードVL 健屋佳奈
    やれる事が多彩なカードですが、ざっくりまとめると、
    • 横の低級がバニッシュされても一度だけ帰ってくる
    • アタックしてダメージが通らなかったら横をアップ
    • トラッシュから蘇生
    という感じで、相手のアーツをケアして点を通しに行くカードってイメージです。

    アンジュ>と横に並べると非常に相性が良く、<アンジュ>のパンプが<健屋>をパワー以下バニッシュから守ってくれ、<健屋>の効果が<アンジュ>をバニッシュから守る、という相互作用が有ります。
    また、蘇生効果も<アンジュ>が対象範囲内なのでこれ1枚で盤面が完成します。

    レベル4過多なデッキなので採用は2枚に留めてあります。
    回収もサーチも出来るのでメインアタッカー以外は2枚で充分かなって感じですね。

    コードVL 鈴鹿詩子
    アンコールとコインベットを封じる唯一無二の存在です。

    ほとんどのデッキに採用されている<セレクト・ハッピー5>が主な役割対象なので殆どの試合で活躍してくれるでしょう。
    他にも<ドント・コール>や<決勝馬焼>など、採用をよく見るアーツ陣に刺さるので、このデッキのメタカードの中では一番使うカードかもしれません。

    また、出た時効果で一気に手札が増やせるので、青タマの様なハンデスデッキ対面ではデッキの中に残しておき、ハンデスされた返しにサーチして一気に手札を回復してやりましょう。

    こちらも自身で面空けが出来るわけではなく、要所で触れば良い為2枚の採用です。
    盾落ちすると困る対面がおおいのでここはあまり減らしたくない枠ですね。

    コードVL 戌亥とこ
    サーバントを除いてこのデッキ唯一のレベル1シグニです。

    普通のデッキでは12枚前後のレベル1シグニが採用されるのですが、このデッキでは<ファイト・ゴースト>のサーチで確定で触りに行ける為、このカードだけでOKです。

    ファイト>→<とこ>→<リゼ>or<アンジュ>の流れで序盤〜中盤の動きがこのカードだけで完結している為、デッキのスロットを強力なレベル4のシグニに譲る事が出来、そのお陰でライフバーストが強くパワーの高いデッキになっています。

    先手番ならレベル1とレベル2のタイミングで1枚ずつ、後手番なら追加で1枚必要になるので、その辺りを意識してサーチして来ましょう。

    コードVL 飛鳥ひな
    詰めで使う選択肢として1枚だけ採用しています。

    登録者100万達成の状態で、中央の<有栖>に効果を付与してやるとバニッシュ耐性+連パンの最強シグニが誕生します。

    バニッシュを多用する赤デッキへの詰めとして使っていく感じですね。

    ここは選択枠になって来るので、推しのライバーのカードを入れたりしても良いと思います。

    コードVL リゼ・ヘルエスタ
    登録者達成で自分の電機のシグニにレベル2以下のシグニからの効果耐性を付与してくれます。
    この効果がめちゃくちゃ強く、速攻デッキ代表格の華代等の序盤からシグニ効果で攻めて来るデッキに対して有利に試合展開を運べます。
    とこ><リゼ><アンジュ>の並びで序盤からアドを稼ぎながら堅い壁にもなってくれる、にじさんじデッキを使う強みの1つです。

    今回は4枚採用していますが、<とこ>の効果でサーチ出来る為、枠を作りたい際は3枚までは減らせる枠です。

    コードVL アンジュ・カトリーナ
    こちらの効果は登録者達成で2000パンプするというもの。
    序盤は盤面を踏まれづらくしてくれ、終盤の詰めではレベル4パワー12000のシグニを14000まで引き上げる事で、<焼風水月>等の12000以下バニッシュ系のアーツをケアする様な使い方が出来ます。
    バニッシュされては困る<詩子>や<御伽原>の様なメタカードを守る役割ですね。

    こちらも3枚までは減らしても良い枠ですが、<リゼ>と<アンジュ>どちらかを削る場合は<リゼ>を優先して減らしています。
    理由としては、終盤まで役割のある<アンジュ>に対し<リゼ>は序盤の役割に寄っている為ですね。

    コードアート T・P・S
    にじさんじ外からの出張シグニですが、クラスはちゃんと電機なのでシナジーが有ります。

    効果は手札とエナの電機のシグニを交換するというもので、強力メタカードを複数種採用しているこのデッキと相性の良いカードです。

    健屋>から蘇生も出来る為、合わせて終盤の詰め盤面の形成に役立ってくれます。

    ただ色が緑のシグニなので、<美兎サポーター>の様な色拘束の強いキーを採用しているこのデッキでは多く採用すると事故要因となる為、今回は2枚の採用に留めています。

    サーバント 9枚
    レベルを3-2-2-2と散らして合計9枚の採用です。
    レベルを散らす理由としては、華代の<炎真爛漫>ケアとして、サーバントのレベルをバラバラに散らしています。

    公式の構築済みデッキでは8枚のサーバントですが、キーセレクションではガード一回の重みが大きいので、自分は少し多めの9〜10枚採用する事が多いです。

    デッキを調整する際は8〜10枚の比率で自分好みに合わせていくのが良いと思います。

    6.『デッキ改造のポイント』
    このデッキを改造する際のオススメカードと、差し替え枠候補を紹介していきます。

    ビカム・ユー
    [差し替え枠候補:<ハイマット><トライアングル><マストハイド>]

    グロウして先手後手を入れ替えるカードです。
    ファイト・ゴースト>が後手番で10万多く登録者を獲得出来るのを利用し、このカードと合わせて速攻で100万を目指す形。

    登録者数100万達成でルリグのゲーム1効果をフルパワーで使える為、速さを求める人にオススメ。

    アーク・オーダー
    [差し替え枠候補:<詩子><御伽原><戌亥とこ><健屋>各1枚ずつまで]

    ルリグに連パン効果を付与するスペルです。

    月ノ美兎がルリグアタック時に登録者を獲得する為、このカードで連パンを決めて一気に100万を目指そうという作戦。

    採用する際はLB枠の都合上2枚ほど入れる形になると思います。

    コードラビリンス アトラン
    [差し替え枠候補:<詩子><御伽原><健屋>]

    白タマ>の「イノセンス」下で<トライアングル>を撃つ為に、メインデッキに青いカードが欲しい人向け。

    有栖>効果でバウンスした後、<アトラン>の起動効果で手札をデッキに戻しぐちゃぐちゃにしてしまうというコンボが出来ます。

    採用するなら1枚だけを美兎のルリグ効果でサーチしてくる形になると思います。

    コードVL 魔使マオ
    [差し替え枠候補:<飛鳥ひな><リゼ>]

    こちらは電機のクラスを持つ青いカード枠です。

    効果自体は手札を切ってエナチャージなので、タイミング次第では使用する機会もあると思います。

    このカード自体が"レベル2"の"電機"なので<とこ>や<T・P・S>に対応していて、青エナを構えるという役割ではこちらの方が適正が有ります。

    採用する際はサーチが効くので1枚でOKです。

    推しライバーのカード
    [差し替え枠候補:
    LB有りなら ... <詩子><御伽原
    LB無しなら ... <飛鳥ひな><リゼ>]

    にじさんじファンなら当然推しライバーのカードを御守りとして1枚だけ入れたい!という人も多いはず。
    なるべくデッキの大枠の動きに影響しないように、差し替え枠候補をチョイスしてみました。

    好きなライバーと一緒にバトルしてモチベーションを上げていきましょう。

    7.『まとめ』
    というわけで、今回はにじさんじから『月ノ美兎』のデッキ紹介をさせて頂きました。

    新シリーズまで大会も少ない中ですが、ブログの更新が皆さんのモチベーションに繋がって行ければ幸いです。
    他にもキーセレクションのデッキ紹介を執筆させて頂いていますので、もし良ければそちらもご覧ください。

    ブログの内容についての質問はTwitterのDM(@haryu1115)まで送って頂けましたら、回答させて頂きます。

    ここまでご覧頂きありがとうございました、それではまた。

【キーセレクション】【ルリグ紹介リレー】「自由枠」とリル「オーネスト」

    posted

    by デッキレシピ

    タイトルトップ.jpg
    【ルリグ紹介リレー】「自由枠」と「オーネスト」
    1.はじめに
    どうも、ねへほもんです。
    全ルリグ紹介という企画が始まり、僕にとっては第1弾の記事となります。
    全ルリグを網羅するのは果てしないように思えますが、コツコツとブロガーを増やしてきた遊々亭の団結力を見せる時ですね。

    「最初のルリグは何にしようか?」

    悩んだ結果、原点に立ち戻ることにしました。
    僕がキーセレで初めて触れたルリグ。
    です。

    2.ルリグ紹介
    キーセレ第2弾で登場後、<ハイメイル>のドロー&除去能力により、安定した盤面形成が出来ることをウリとして、キーセレ初期で一定のシェアを獲得していました。
    こちら、キーセレ第3弾「ユートピア」期に初参加したセレモニーで優勝した際のレシピです。
    めっちゃ懐かしい。

    「ユートピア」と言えば、第4弾「ワイルズ」発売日に間違えて「ユートピア」を2箱買うという大ボケをかました記憶が。
    それは忘れていい。
    優勝リル.png
    後発のルリグが続々と登場し、安定性・除去力・防御面数といった当初の強みが薄れてくると、シェアは低下してくる一方で、ダークホースならではの勝ち方を開拓し始めました。

    「オーネスト」

    です。
    ハッピー5>登場までは低コストで優秀な防御手段が少なく、効果の薄い「オーネスト」にコインを使うよりも、上のレシピのように<リブミー>の防御に使うのが一般的でした。
    防御手段が充実し、コインが足りてきたことに加え、<ゆきめキー>を始めとしたショット手段が増えたことで、「オーネスト」が見直され始めました。
    カードプールが充実した今では、他ルリグに真正面から戦っても防御面数等で勝てないため、「オーネスト」で相手に無駄なアーツを使わせ、あわよくば特殊勝利を狙うのは必須と言えるでしょう。

    次にご紹介するデッキレシピでも、「オーネスト」使用を前提としたレシピとなっています。

    3.デッキレシピ
    4.戦い方
    序盤は赤デッキらしく、<アスカロン>で<バクヤ>と<ジョワイ>の必要な方をサーチしつつ、盤面を除去してダメージを通していきます。
    先攻2ターン目、もしくは後攻1ターン目に<タマVSウリスキー>を発動し、ルリグアタックも積極的に通します。
    10011.jpg
    レベル4以降は、「オーネスト」のタイミングが重要となりますが、基本は4,5ターン目のどちらかで使うことになるかと思います。
    相手のミスを誘うために宣言するものなので、相手のエナが十分あるなど、選択肢の多い場面で宣言し、相手に悩んでもらうのがポイントです。
    こちらのルリグデッキが多い段階で宣言した方が、中身を色々と邪推させられるため、可能なら早い段階で使った方が良いですが、相手のエナが少なく、「オーネスト」の有無によらず使うアーツが変わらない場合なら、次のターンに回しましょう。

    また、防御の視点でも「オーネスト」は重要となります。
    「オーネスト」で2以上が宣言された場合、無理して3面除去しても全て止まってしまう場合が多いため、時には除去せず適当な盤面でアタックに入り、手札を温存することも重要です。
    別に「オーネスト」を使ったターンに勝負を決める訳ではなく、むしろ後のターンの方が重要なこともあるので、焦らないのが肝心です。
    例えば、今までだと攻めるために<ハイメイル>でサーバントを捨てて手札を入れ替える場面もありましたが、サーバントが2枚揃っていればキープしておき、<タマVSウリスキー>があってもガードできる状況を作っておくことが考えられます。

    「オーネスト」でアーツを無駄に使わせたら、次は相手のキーを妨害しましょう。
    4ターン目に「オーネスト」でアーツを使わせ、5ターン目に<ゆきめキー>で相手のキーを封じ、6ターン目に<四炎楚歌>で相手のキーを妨害しつつ詰め切るというのが一例です。

    5.キーカード
    対極の選択 タマVSウリス
    10011.jpg
    攻めに寄せた前のめりなデッキであるため、サーバントは6枚と少なめにしています。
    基本的に序盤はガードしない想定ですが、自分がガードできないのなら、いっそ相手のガードも妨害してしまえという発想で、<タマVSウリスキー>を採用しました。
    初動に<鎮護国禍>や<ララルーキー>が採用されている場合が多いですが、ガードしない分手札補充の必要性が下がり、ルリグアタックで序盤からダメージを通せるため、そういった1コインキーの必要性が下がりました。

    1コインキーを不採用とすることで、ルリグデッキに1枠余裕が生まれますが、まず<落華流粋>という防御アーツが採用でき、防御面が厚くなるのがお分かりいただけるかと思います。
    この点については、防御面数が増える一方で、序盤の攻めが若干手薄になるため、1コインキーを採用するのとあまり差はありません。

    むしろ重要なのは、「相手が読めない自由枠が1枠生まれる」ということです。
    「オーネスト」を宣言すると、相手はこちらの残りルリグデッキを気にするはずです。
    アーツ&キーの5枠のうち、<ゆきめキー>・<ハッピー5>・エクシードを使う防御キー・<四炎楚歌>の4枚は、攻めを「ある程度」意識したリルなら採用されるものと、十分想像が付きます。
    ここで、不明枠が1枚あると、相手はこちらの意図が何なのか、大いに悩むことになります。

    残り1枠の候補の中で最も厄介なのが、炎真爛漫です。
    これが万が一採用されていて、2以上を宣言してしまうと、アーツ使用制限のせいで特殊敗北してしまいます。
    0エナで使え、こちらのエナを見ても有無が読みづらいため、相手をより悩ませることになります。
    落華流粋>ははっきり言って自由枠なので、<爛漫>をブラフなどと言わず、本当に採用してしまうのも一つの手です。

    「<爛漫>を採用して、攻めに全振りしたリルなのか?」
    「はたまた防御アーツを採用し、ある程度攻め・ある程度受けとバランスを取ったリルなのか?」

    「初動」と「防御キー」という役割を兼ねることで、「オーネスト」の心理戦をより熱くしてくれる<タマVSウリスキー>の登場は、リルにとって革命的だと思います。

    四炎楚歌
    「最低でも2点分の効果あり、上手くいけばゲームエンド」という、赤デッキにとっては革命的なアーツだと思います。
    聖マルディウス協会>が一瞬にして不要牌になるという脅威は、全ルリグのキーの選択に大きく影響を及ぼしています。

    今まで、「オーネスト」で攻めを意識したリルでは、攻め札が「オーネスト」を正しく宣言されると腐る場合がありましたが、<四炎楚歌>は相手のエクシード除去で1面、ライフ焼却で1点、の2点分の働きはほぼ保障されているため、気軽に採用できる点が大きいです。
    単純に「オーネスト」によるプレッシャーを増やせるというだけでなく、終盤まで腐りづらいという点でも、このデッキとは好相性です。
    というのも、普通のデッキでラストターン近くになると、相手がエクシードを使い終わり、ライフが0点という状況も珍しくありません。
    しかしこのデッキだと、<ゆきめキー>でキー使用を封じる分相手のエクシードが残りやすく、かつ<タマVSウリスキー>の2面バウンス時に相手のライフが増えるため、楚歌>で焼く対象のライフを無理矢理生み出すことができます。

    羅祝石 ダイヤブライド / コードアンチ ヘルボロス
    「オーネスト」によるアーツ妨害をより有効にする、いわゆる「メタシグニ」枠です。
    ゆきめキー>でサーチが可能なため、メタの種類を増やした方が選択肢が増える一方で、事故要員となる可能性も高まります。
    極力腐りづらいシグニを、と思いこの2枚を採用しました。

    ダイヤブライド>は真ん中に設置するだけで2回殴れ、相手の盤面が埋まっていても1点取れるため、最低限の仕事をしてくれます。
    また、白エナは<ゆきめキー>のコストに使えるため、サーバントが少ないこの構築だと、色的にも採用する価値が高いです。
    ハッピー5>のアタック封じへの対抗策となりますが、このデッキだと<ゆきめキー>で相手のキーを妨害する分、<ハッピー5>をアンコールするタイミングが後に絞りやすくなるため、使ってくるタイミングを読んで出せば、最大限に活躍してくれます。

    ヘルボロス>はライズの下敷き(<キジンマル>)を蘇生する、盤面除去の補助になるというだけで十分役立ちます。
    相手がマルチエナを必要とするタイミングを読み、「オーネスト」と絡めて出せば、更に威力を発揮してくれることでしょう。

    中装 アダマスフィア / 大装 ライブレラ
    単に打点を通すというだけでも十分優秀ですが、「パンプ」「アサシン」といったおまけ要素があることで、相手の防御手段を掻い潜れる場面があるかもしれません。
    アスカロン>でサーチ可能であり、他のメタシグニ以上に気軽に採用できるため、最低1枚は欲しいところです。

    羅菌 バオバブーン / 爪英の忠誠 風の姉妹
    落華流粋>用の緑エナとして採用しました。
    バオバブーン>は<ジョワイ>・<ハイメイル>の補助に使え、<風の姉妹>はメタシグニのサーチ兼詰めの盤面除去として使えます。

    6.デッキ改造のポイント
    このデッキの自由枠は、「<落華流粋>」と「メタシグニ」の2つで、「どの程度攻めに振るか?」というデッキコンセプトと、「何のデッキに刺さるか?」という環境への相性が変わってきます。
    「オーネスト」宣言時の相手の読みを外せるという意味では、定期的に構築を変えるのも有効です。

    まず「<落華流粋>」についてですが、防御アーツに変えるだけならあまり差は無いため、ここではより攻めに振る場合を考えてみます。
    候補の筆頭は<炎真爛漫>で、0エナで使えるためメインの構成を気にせず採用できます。
    後は、相手のエナを絞るという意図で、<龍滅熱鎖>や<大器晩熟>を採用するもの一案です。
    エナの消費枚数が増え、更に緑エナが必要となるため、メインで<バオバブーン>と<中装 キツネサキ>のセットを採用すると良いでしょう。
    下級シグニが変わり、序盤の盤面要求が難しくなるため、<真遊月キー>を採用し、コインの配分を<真遊月キー>(3枚)+1コインの防御キー(<聖マルディウス協会>など)+「オーネスト」=5枚に変えるのも一案です。

    更に参考に、他の方のレシピを検索してみると、「文明の利器」さんが<フェイタル・クラウン>を採用しているのを見かけました。
    限定条件あるやんと思っていたら、<虚鍵の閻魔 ウリス>も採用されていました。
    ルリグデッキを凝った構築にした分、メインデッキも工夫を凝らしており、<ダイヤブライド>・<黒コンテンポラ>・<健屋花那>&<早瀬走>といったメタシグニが各4投、一方Lv4のアームシグニは不採用という徹底ぶりで、こういうのもあるんだな〜と感服しました。

    続いてメタシグニですが、「単に相手の妨害になるだけでなく、素引きしても腐りづらいシグニを採用する」のがポイントです。
    色々入れると枠がすぐ飽和する上、回すと手札事故が続発します。
    僕が有力だと思う候補をいくつか挙げておきます。
    • 鈴鹿詩子>:アンコール封じ&手札補給
    • グレンデ>:能力消し封じ&アサシン付与、ルリグ効果でダブクラを簡単に付与できるため好相性
    • ムンカルン>:「オーネスト」で相手が高い数字を宣言した時に、一休みする用に。相手の効果除去に対してハンデスできるのが強い。
    • 烈日の割裂>:序盤を<真遊月キー>で走り抜け、エナが貯まった相手に<割裂>+<晩熟>。めっちゃ強そう。
    7.まとめ
    人生で一度くらい、「オーネスト」+<爛漫>で特殊勝利してみたい
    (おわり)

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