『劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』』について
今回はウマ娘に追加が来たということで、旧弾を持ってなくても作れるように新弾だけでレシピを考えてみました!
リストを見て思いついた仮組みデッキのレシピを教えてください!
レベル0
計18枚
レベル1
計13枚
レベル2
計6枚
デッキコンセプト
ウマ娘のプールを語るのに欠かせないのが継承システム。これだけで1つ記事を書けるほど...いや書こうかな、語ることが多いシステムなのですが、ここでは簡単に今回のデッキコンセプトに関わる部分だけ伝えます。ズバリ、<リバースメタイベント>でのマーカー維持です。
マーカーを持つことによるメリット効果を複数ターン跨いで使うことにより、他のデッキよりも強力な動きを目指すのがコンセプトになっています。
簡単な回し方、各レベル帯の方針
マリガン
レベル1の<扉連動>を目指すデッキなので扉連動セットはキープしたいところ。また早い段階で集中によるアドバンテージを狙いたいので、レベル0はアタッカーとして全て残しても大きな問題は無いでしょう。レベル0
あまり強いレベル帯では無いので、積極的にアタックする必要はありません。相手のキャラに合わせてアタックしていく感じで良いかなと思います。<5枚集中>はヒット率が高いので積極的に使っていきたいです。本領発揮はレベル1以降なので、手札やストックなどリソースを貯めていく動きが良いでしょう。レベル1
<扉連動>を狙います。扉連動は2枚抜きなので山が強くなりやすいのが強みです。マーカーは無理に入れなくても良いので、2枚抜きを狙っていきましょう。欲しいカードはトリガーする扉やチョイスで集めるイメージです。この時点でマーカー付きの<マンハッタンカフェ>を用意できた場合、次のターンもマーカー付き<マンハッタンカフェ>を維持できないかということが重要です。このデッキでは<リバースメタ>のイベントの他に、<アグネスタキオン>による入れ替えでも後列待避が狙えます。マーカー付き<マンハッタンカフェ>の維持はアドバンテージの加速に繋がるので積極的に狙っていきたいです。
レベル2
屈指のパワーカードである<ダンツフレーム>が解禁されるので、これを絡めて<3連動>の用意をしていきます。面を取る事が重要なデッキでは無いので、面に執着することはあまりせず、後列に<3連動>に入れる用のマーカー入り継承キャラを用意しつつ、手札に<3連動>のパーツを用意する感じです。レベル3
3連動の<ジャングルポケット>を打って打点を詰めていきます。基本的にはマーカー4枚を狙います。マーカー入り継承を入れて2枚、登場時の効果でもう1枚、<比例応援>でもう1枚で4枚です。<比例応援>のところは<ダンツフレーム>でも代用可能です。この<3連動>の素晴らしいところはマーカーが無くても<トラハル>保証がついていること。マーカー無し3面でも普通に強めなので、展開次第ではこちらのプランをとることもできます。
またマーカー4枚プランをとった場合は必ず、<マンハッタンカフェ>同様リバースされないような用意が必要です。このデッキは<チョイス連動>を2ターン打つことで勝つデッキなので、これは強く意識してください。<リバースメタ>のイベントは<1相殺>で拾うことが出来るので、道中用意しておくのも大事ですね。
今回採用したカードから5枚カード紹介をお願いします!
- プリズム
- ウマ娘というプールに来た追加として一番大きいのがこのカードだと思います。効果自体は既存の他のプールのカードと同様ですが、
・継承のアドバンテージを加速させられる
・大活躍による対話拒否が可能となる
・これが何故か拾える
という3点がどれも強力で、追加後のウマ娘はまずはここから考えたいところです。青という色を鑑みると1帯青が良さそうなので、<メジロブライト>のおかげでクロックドローも追加ドローもしやすい既存の<ストブ軸>で活躍が期待出来るでしょう。
余談ですけど割とバグ寄りの動きをするので、1弾のデザイナーはこういうカードを追加する気は無かったんじゃないかな...と思いました。2弾のデザイナーは違うのかなーと。
- 限界を越えた先 ジャングルポケット
- 公開の時は、追加弾はこういうデザインかーと思ったんですが、蓋を開ければこのカードしかこういうデザインでは無かったので、ジャングルポケット特有のデザインになっています。そのデザインとは、マーカーの枚数参照。他のカードはマーカーの有無を確認するのに対して、このカードだけ枚数を参照するんですよね。その分マーカーを多く入れるアドバンテージも大きくなっており、<リバメタイベント>で守る価値が飛び抜けて高い1枚です。
そもそもマーカー無しでも11000ヒールにバーン連動というのが良いですね。柔軟性が高く、強いカードだと思います。
ちなみにジャングルポケットは2001年のダービー馬。数少ない3歳でジャパンカップを勝った馬でもあります。
- ミステリアスなウマ娘 マンハッタンカフェ
- インフレカード。イベントカードを拾うコストって過去のカードを見てもらえば分かりますが、べらぼうに重いんですよね。それだけの価値がイベントカードにはあるという意味なのですが、このカードはめちゃくちゃ軽いです。プール見て一番驚いたのは間違いなくこのカードです。切るカードに指定が無いしいくらなんでも軽すぎます。
旧弾のイベントカードがどれも使いたくなるテキストなので、それらとの組み合わせはより強力かなと思います。とりあえず<5面ホラー>拾えるの強い...2レベのイベントも強力なものが多いので、色が合えば採用したい1枚です。
ちなみにマンハッタンカフェは2001年のグランプリホース。ちょくちょく着外も多いので印象薄いかもしれませんが、国内GⅠは3戦3勝と大舞台で強いタイプ。カードゲーマーもこうありたい ですよね。
- 頂きへの道 メイショウドトウ
- 新しいタイプの重めの防御札。都合3コスト手札2枚でソウルをマイナス2出来ます。ぶっちゃけデッキやプールとの相性は微妙なのですが、カード強すぎて今回採用しました。
ソウル減として見ると重いんですけど、普通に2500拳として運用した時に、追加コストで使える防御手段としては破格の性能だと思います。<羽川拳>が2コストでソウルマイナス1ですからね。手札1枚でもう1減はかなり大きいです。
ソウル減対象がバトル中でないところがとても良いですね。終盤もそうですが、道中キャンセル時にアドバンテージがある下の連動に対して使う手段も強力で、打つ機会のあるデッキでは是非とも採用したい1枚です。
ちなみにメイショウドトウはテイエムオペラオーの同期でテイエムオペラオーとメイショウドトウで決まったGⅠなんと6戦。しかも最初で最後の勝利がGⅠ初制覇。ライバルあってのものだなと。
- 楽しんでいってよ フジキセキ
- ドラ付き5枚集中+継承。集中は5枚の代わりに多段ヒットしない仕様です。まずウマ娘のプールにとって継承付き集中というのがかなり大きく、使いやすい後列と言えます。旧弾のアンタッチャブル集中、<サクラチヨノオー>との比較になりますが、序盤の安定感やドラの観点で、どちらが優位とは言えない関係です。多段ヒットするほど強い山ではそもそも集中を使わない選択肢が、扉チョイスなのでとりやすく、チョイスで埋めることも出来るので総じて使いやすいかなと思います。
ちなみにフジキセキはサンデーサイレンスの初年度産駒で、生涯戦績4戦4勝。全ウマ娘の中で最強だと思います。
今回採用しなかったカードの中で気になるカードを教えてください!
- 実力派アナウンサー 泉本奈々
- 色々規格外の1枚。過去に類を見ないテキストで1番気になっています。プール的には扉連動が山を抜けることやイベントが拾えることが大きいかなと思います。扉はともかく電源は場面次第では価値が非常に高く、電源を採用せずにこの恩恵を受けられるのが大きいなと思っています。2枚打ってダブル電源も良いですし、2枚トリガーするのも強いです。上手い使い方を見つけて形にしたいところです。
- 世紀末覇王 テイエムオペラオー
- 継承を搭載しようと思うと、使い勝手が良い継承元を探すことになりますが、この<天城>というのは1つ良い継承カードだなと思っています。後列に常駐すると継続的にアドバンテージを生み出してくれますし、後半弱めの天城というシステムの舞台からの退き方として、継承は最高の形です。集中は最終盤まで欲しいことが多いので、序盤を重視するのであればこのカードも選択肢になりそうに思いました。
ちなみにテイエムオペラオーは世紀末賞金王とも呼ばれる、ジャングルポケットの2つ上の世代の代表馬。特に2000年の8戦8勝という輝かしい成績は今でも色褪せることの無い大記録です。
- 実証実験 アグネスタキオン
- レベル1以降では珍しい、条件なしで領域移動テキストを持っている3レベメタのキャラ。任意効果なので単純なメリットであり、踏みたいキャラは舞台から退いて欲しいことが多いので、シンプルながら良い組み合わせのカードだなと思っています。早出しメタ系のテキストで下から領域移動させることは比較的容易ですが、上から踏みながらはあまり無いと思います。領域移動させたいキャラが増えてきたら採用を検討できる1枚です。
ちなみにアグネスタキオンはジャングルポケットの世代で4戦4勝。たらればはタブーですが、怪我さえなければ主人公は変わっていたと思います。あとダイワスカーレットのお父さんですね。
まとめ
ということで今回はウマ娘のデッキを考えてみました。新弾のプールだけでもかなり面白いカードが多く、旧弾にもかなりユニークなカードが多いので、デッキを組むのが楽しい非常に良いプールかなと思います。光景があるのが大きく、手札も入れ替わりやすいプールなので、自分好みの50枚を是非見つけたいところです。