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環境考察2017年前期[その1]【環境の中心】

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    by K

    お久しぶりです。環境というものは常に変わり続けており、毎日環境考察やるのが理想なんですが、そんなことは不可能に近く、じゃあどのタイミングで書くよ?って思っていたらもうこんな時期になっていました。一つのタイミングとして、今回環境考察を行いたいと思います。先日の東京地区のタイミングを想定していますが、発売間もないチェインクロニクルや追加のあったミルキィホームズついてはまだ煮詰められていないこともあり、今回の考察からは除外してあります。


    今回はネオスタンダードの環境考察にしました。トリオサバイバルについては、決勝トーナメントへの選出方式がネオスタンダードとほぼ変わらず、様々なタイトルに当たる可能性があるという意味でもネオスとあまり変わらないので、書いた内容を少し応用すれば適用出来るかと思います。

    環境考察2017年前期 目次
    環境の中心
    今期の環境の中心は、門扉型のごちうさです。常にトップシェアを占め続けており、これ抜きで環境を語ることは出来ないでしょう。あらゆるカードが発売から1年経っていないという手の入れやすさと、非常にわかりやすいデッキコンセプト、作品人気も後押しし、まさに環境の中心といった感じがします。

    このデッキの最大の特徴は、わかりやすくテンプレート化された動きにあります。悪く言えば常に選択肢の少ないデッキですが、決まった動きをしているだけで勝ちが転がり込んでくる程の動きが約束されているとも言えます。

    レベル0での動き
    レベル0では<ココア画伯>がメインアタッカーになります。初出は<ひそひそ話>なのですが、このデッキの大流行の影響で、<ミク>や<チェンクロ>の互換も<ココア画伯>と呼ばれる事が多くなったように感じます。単体で見ると3500レベル1と、処理されにくいスペックです。これに後列のパンプを加えると4000~4500となり、特に4500レベル1は1枚で処理出来ることが非常に少ないため(<士郎>や<みく>、<芽亜>など)、レベル0アタッカーに求められる水準の一つの基準になっています。4500レベル1は先攻1ターン目に作れる最大のスペックなので、複数枚組み合わせてでもこれを割れるように構築したいですね。
    また、<全体パンプ>に付いてる焼きテキストも見逃せない点です。4500を超えるアタッカーを立てるとうさぎは踏みにくいのですが、レベル0だと1コストで処理されてしまうのであまり有利になりにくいと言えます。

    システム面では<>よりも見る枚数が減った代わりにパワーが500上がった<3枚公開>が強力です。全体パンプや集中など、2500という数字も活かせるデッキなので、暁の単純劣にならない点が素晴らしいです。
    また全体パンプの焼きテキストは、環境に少なくない影響を与えています。レベル0の代表的なアタッカーを大きく2つに分けると、パワーの高い<ココア画伯>のようなアタッカーと、生存力の高い<移動>に分類できます。今期移動がほとんど採用されなかったり、移動をメインアタッカーに据えるようなタイトルがあまり活躍していないのは、こういった「うさぎを踏めずにうさぎに処理される」という事情からだと考えています。

    レベル1での動き
    レベル1では門連動の<島風>がメインアタッカーとなります。サイズに不安の残る面は<1相殺>で対処します。この1相殺に<収録中>テキストがついている点が優秀ですね。島風と組み合わせて後半必要になるカードを集めやすいのが安定感を上げています。ただ、後列に<全体パンプ>を置いても<島風>は7000しか出ないので7500以上を複数面立てられると厳しいことが多くなります。<主人公チェンジ>や<わんわんココア>はこれらを見たアタッカーとも言えるでしょう。

    またレベル1からはごちうさ屈指のパワーカード、<ココア拳>が解禁されます。早出しに対して強く出れる以外にも同型ミラーの際に<島風>の餌を残さぬように立ち回ることも出来るなど汎用性も高いので、必ず握っておきたい1枚ですし、常に警戒しなければならない1枚です。反面、拳としての性能はあまり高くないので、有効利用させないように立ち回れば盤面に出てくることも少なくありません。

    レベル2での動き
    レベル2では後列を<集中>と<2000応援>にし、<リゼヒール>の早出しで戦っていきます。行きに135出るのでアタッカーとして申し分なく、返しも12000は約束されるので、<コ拳>も合わせて非常に面を制圧しやすいと言えます。後列を揃えねばならないので、早出しのターンに前列に今までの後列が出てくるのが弱点ではあります。3面ともアタッカーを並べておけば、1面は高確率で帰ってくるので、対戦する際は狙ってみたいところです。

    レベル3での動き
    レベル3では<チノココ>によるバーンを狙っていきます。6コストで1点バーンを4回飛ばせるので、山の弱いデッキに対してはこのカード1枚で勝ててしまうのがこのデッキの強みの一つです。これによって山が弱いタイトル全般に対してとても強く出れるので、環境のデッキに要求される山の強さの一つの基準になっています。

    また、防御面では<大正浪漫>、<椎名>、<コ拳>という3大防御札が全て搭載されているのが強力です。オーソドックスにキャンセル率を上げる大正浪漫、山自体を強く回復する椎名、リバース避けや打点超過を促すコ拳と、様々な防御札が使い分けられるのが強力です。他のタイトルに比べてかなり強力な追加効果を持つ助太刀が搭載出来るのが、うさぎが他のタイトルに比べて頭一つ抜けている点だと思います。



    このように、各レベル帯でやることが決まっていて、かつ強力な水準であることから、組みやすさも手伝ってトップシェアを誇り、環境の中心に居座っています。特別なことは特にしませんが、全てが高水準なので、物語やデレマスが規制された後のトーナメントシーンにおける一つの基準になっています。<コ拳>や<3ルック>などのアタッカー以外のカードも高水準なので、うさぎ以外のデッキを使う際は、これの劣化にならないようなデッキを見つけねばなりません。うさぎが環境の全てと言う気はありませんが、環境の大部分はうさぎを理由に説明が付けられます。


    その他のタイトル
    環境の中心を説明して、次にいきなりその他で括る環境考察も珍しいと思いますが、今期は中心とその他という構図になっていると思います。


    比較的よく見るタイトルについて簡単に書いていきたいと思います。毎回書くのが面倒なので、以降出てくる「画伯」というワードは全て、<集中>+<全体パンプ>+<ひそひそ>の盤面を指すものとして進めさせてもらいます。

    環境考察2017年前期[その2]【2015~2016年前期タイトル】に続きます。

環境考察2017年前期[その2]【2015~2016年前期タイトル】

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    by K

    環境考察2017年前期 目次
    2015~2016年前期タイトル
    GF
    GFは規制によって相対的に強化されたタイプのタイトルです。2015年後期に一世を風靡したGFを、2016年頭に激減させた物語シリーズが、2017年になって大幅に弱体化したことにより、再び環境内で強みを発揮しやすくなりました。
    やることは、<置きブ連動>から一気に山を作っての<飛龍>多面と、昔となんらかわりはありません。<椎名>互換こそ当時よりも多くなりましたが、<文緒>が強力な詰めであることや、<かぼちゃ><セット>が優秀であることはなんら変わりません。詰めが連動に頼らない分うさぎよりもGFの方を好むプレイヤーも少なくないと思います。
    環境の中心が<島風>うさぎであるため、<島風>互換自体がメタられやすい環境であることは向かい風だと思います。連動時のパワーも丁度同じ数字なので、相手によってはなかなか連動が上手くいかないこともあると思います。逆に飛龍多面をGFくらい簡単に揃えるデッキは他に存在しないので、飛龍多面の制圧力は強みとして充分活かせる環境だと思います。
    文緒+かぼちゃの詰めが極めて強力なことに変わりはなく、シェアもそれほど多くはないと思われるので、一世を風靡したデッキとしてこれを選択するのは、悪くは無い選択肢だと思います。
    Charlotte
    GFと並んで環境最古の個性派タイトル。今期は<バーンメタ>の存在で環境にくい込んでいます。うさぎに対しては序盤で劣勢になりがちですが、後半バーンを止めてのチェンジループによって面を制圧しやすいので勝ちやすいのが特徴です。

    Charlotteは、とにかくチェンジループが強みなので、そこにいかに持っていくかというデッキであり、そこからどうやって抜け出すかがCharlotteに勝つのに必要なことでしょう。少なくとも<リゼヒール>で面を取るのは困難なので、門扉型のうさぎはあまり相性がよくないと思います。画伯を踏むことはほぼ絶望的な構築になりやすいですが、そういったところで勝負しているタイトルではないという数少ない例です。
    Fate
    あまり見かける機会の少ないタイトルですが、ギルバーンと呼ばれる強烈なデッキタイプだけ紹介しておきます。
    ギルバーンとは、<ギルガメッシュ>の多面連動で一気に大量のダメージを与えるのがコンセプトの一つになっているデッキです。デッキ内のトリガーの枚数を増やすためにレベル2以上のカードを極めて多く積み、<ランサー>や<置きブ連動>で最低限のアタッカーをキープするプランが採られています。過剰なまでのドラを搭載しているためギルガメッシュのバーン期待値はとても高く、<美希>や<武蔵>も他のデッキとは比較にならないほど強力なので、あっという間に詰めきれてしまうことが多いデッキです。
    ギルガメッシュこそリバース要求があるものの、基本的には相手を見ない部類に属するデッキです。コンセプトの関係でシャーロットに当たったらほぼ負けというくらい極端なデッキですが、使用する選択肢も十分に考えられるでしょう。
    物語シリーズ
    4種選抜によって著しく弱体化した物語シリーズ。流石に見かける機会も少なくなりましたが、一応全てに触れておこうと思います。
    真宵>選抜は、強力な打点差を付ける真宵を選抜するデッキですが、上手くデッキとしてまとまらなかったのかなと思います。そもそも<カナンマリア>や<羽川>のサポートがあって上手く使えてたところがあるので、規制による弱体化が著しかったタイプのデッキです。
    カナンマリア選抜は0のシステムを選抜する形で、他の3種に比べるとイマイチぱっとしません。優秀な上位キャラは多いプールなので、選抜による弱体化というよりもむしろ、他の2017年のデッキのカードパワーに圧倒されてあまり芳しくないデッキといった印象です。
    島風>うさぎを考えると環境的には好相性に見える<中学生>選抜ですが、<リゼ>の前列焼きがネックであまり相性が良いとは言えません。むしろいつでも焼ける権利を有するうさぎに対して、中学生選抜本来の動きをするのは難しく、こちらは環境的に厳しいデッキと言えます。
    結果として、物語シリーズで一番目にする機会が多いのは、羽川選抜だと感じます。去年の羽川軸とは全然違ったデッキになってはいるものの、うさぎに処理されにくく<リゼ>多面を抑制出来る<羽川>+<美夏>は、現環境でも強みとしてやっていけてるのかなと思います。そもそも羽川+美夏を用意するのが大変だったり、過剰なストックを有効活用するのが難しかったりしますが、強力な動きであることは変わりないので、一部のプレイヤーは使い続けているという印象です。
    とらぶる
    家事変身が多いですね。最強の<島風>を軸にバーンパーツを集める点など、うさぎに似た部分も多いと思います。ネオスで見るとうさぎの劣化になりがちですが、抽選対象になりやすいタイトルなので、とらぶるならではの強みを活かして戦うことになるでしょう。

    環境に呼応したとらぶるの変化としては、<ガソスタ芽亜>の採用が目新しいところです。画伯を単体で上から踏めるカードがあまりにも少ないのは先にも話したとおりです。中盤以降も<宝連動>の2000上昇や<>を併用することによってかなり場持ちの良いカードとして活躍できるので、今期ならぜひ採用したい1枚です。


    環境考察2017年前期[その3]【2016年中期タイトル】に続きます。

環境考察2017年前期[その3]【2016年中期タイトル】

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    by K

    環境考察2017年前期 目次
    2016年中期タイトル
    ログホラ
    常に環境にいるようないないような中途半端なタイトルですが、今期はバーンメタとビートダウンを両立出来るタイトルとして存在感を示しています。先にあげたCharlotteと違い、0から面取りを意識しやすいのが特徴です。画伯を<アイン>+システム3種中1種でクリア出来ることに加え、うさぎ側に踏まれにくい4000以上の数字を作りやすいのが大きいですね。レベル1でもしっかりと3面並べられれば、うさぎ側の<島風>に対して圧力をかけることが出来ます。<コ拳>に邪魔されない門連動というのも好相性ですね。 総じてうさぎに対して強く出れるのが特徴です。ログホラ本来の後攻の不安定さは気になりますが、侮れないタイトルの一つです。
    デレマス
    規制が更に強化され、4種選抜になったデレマス。同じく大幅に規制された物語よりは見る機会が多いと思います。

    デレマス自体はあまり変わっていませんが、今期は画伯を踏むために<CIP4500>が採用されてることが多いと感じています。トップ依存ではあるものの単体で処理できる可能性の高いカードです。また各早出しが<コ拳>の恐怖に脅かされるなか、助太刀封じを持つ<TP凛>は一線を画していると思います。うさぎ側が踏み返すのも骨が折れるラインなので、上手く自分のゲームに引き込めれば勝機が見えるでしょう。

    ただ、大幅規制を食らっただけあって、そもそものデッキパワーに疑問の残るタイトルではあります。元々が強すぎたという意見ももっともだと思いますが、安定して勝ちを重ねるのは難しい印象です。

    おそ松さん
    扉連動>及び<宝連動>が共に相手を見ない連動であることから、どちらかと言うとCharlotteに似た、環境に適応するのではなく自分の動きをするタイプのデッキ。今期は回収メタがそれほど流行っている訳では無く、宝連動はヒールメタに阻害されることなくヒールできるので、強みを活かしやすいのではないでしょうか。

    ただ、うさぎに対して強く出れるレベル帯が存在しないのが気になるところ。画伯を踏むことはほとんど不可能で、<島風>も連動されたい放題になりがち。<リゼヒール>の突破も一苦労で、数で押されがちです。3での耐久プランでどこまでやれるかがキモになってきますが、山がそこまで強いわけではないので<イベントカウンター>を入れても五分が精一杯という印象を持ちます。

    相手を見ない強さはありますがその分環境のデッキに対してどこまでやれるかは重要になってくるので、しっかりと見極めて使いたいタイトルです。

    艦隊
    選抜が変更になり、これが強化なのか緩和なのかは人によるところだと思いますが、世間的には規制強化という印象のようです。使用者はさらに減った印象を受けます。

    これは単に<初風><赤城>や<><赤城>が、環境の中でデッキとして強みを活かせなかったという見方も出来ます。むしろこちらのほうが自然でしょうか。テンプレとなりつつあった構築が使用不可能になり、緩和されたカードを上手く使うような構築が確立出来なかったため、現在艦隊の使用者はかなり減っていると考えています。

    初風や響などのメタに目を向けた場合、うさぎに対してそれほど有利にならないという点は環境に適応できなかった一つの原因です。赤城も<コ拳>で対応されますし、うさぎに対する相性は良くないと言えます。

    弱くはないと思うんですけどね。特に赤城は響や初風と相性の良い強力なフィニッシャーで、大部分のタイトルに対して強みを活かせるので、仮想敵としてはうさぎよりも当たりたくないデッキです。


    環境考察2017年前期[その4]【2016年後期タイトル】に続きます。

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