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【2ページ目】デッキレシピ:2022年1月 | ポケモンカードゲーム

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デッキレシピ:2022年1月 アーカイブ

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スターバース デッキ紹介「フローゼルLO」【もっさ】

『第3回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(1) リーフィアVMAX」』

    posted

    by デッキレシピ

    『第3回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(1)リーフィアVMAX」』
    はじめに
    ごきげんよう、もっさ(Twitter:@Mawssa2000)です。
    冬期休暇の間にできるだけ記事を書いておきたいと思っていましたが、長期休暇というのは毎年あっという間に過ぎますね。

    さて、今回はPTCGOで開催された参加者46名の海外自主大会において優勝できましたので、そのデッキリストと、その紹介というよりは大会全体を通してのレポートを行っていこうと思います。
    使用デッキはリーフィアVMAXのデッキでした。
    ガラル鉱山と合わせて使うことによって大火力を省エネで出すことができるデッキですね。
    進化前の<リーフィアV>がしっかり初ターンに着地できれば、特性【りょくかさいぼう】で安定した盤面形成ができることが魅力です。
    また、中打点非ルールのデッキなどに対しては、回復付きの「ダイリーフ」も強力です。

    今回デッキ紹介ではなく大会レポートにした理由としては、リーフィアVMAXというデッキの客観的な評価が関係しています。
    このデッキは今流行している<ミュウVMAX>に対して先攻を取れてやっと5分とれるかとれないかくらいだと考えています。他のデッキにも共通することですが、早期からリーフィアVを2枚は準備できないと、圧倒的高火力でVMAXが一撃されてしまった際に追いつくことができません。
    加えて、「くさむすび」というワザは相手のバトルポケモンの逃げるエネルギーに依存します。ミュウVMAXの逃げるエネルギーは0なので、これまた火力が出ません。そんな中で、優勝できた要因は、デッキの構築や私のプレイスキルではなく、試合中のお相手の対応にありました。

    デッキリスト
    リーフィアVMAX
    プレイヤー:もっさ
    スタジアム
    3

    以下がリストとなります。
    大会の形式は大まかに言うと、予選10試合で上位4名が残りその後総当たりするというルールでした。
    BO1で、デッキは非公開、デッキタイプのみの開示でした。
    「ガラル鉱山」は4枚あるに越したことはないです。

    大会レポート
    試合数が計13試合で、全試合が後攻。戦績は10勝3敗でした。
    勝敗の内訳は、

    勝ち
    ミュウVMAX>4回
    れんげきウーラオスVMAX>2回
    ゲンガーVMAX>2回
    パルスワンVMAX>1回
    ザマゼンタV>+<ザシアンV>1回
    スイクンV>+<ルンパッパ>1回

    負け
    ミュウVMAX>2回
    ザマゼンタV>+<ザシアンV>1回

    でした。
    正直、ザマゼンタVが入っているデッキに対してはかなり不利を取る構築になっていますし、ミュウVMAX以外の相手は5分以上取れているデッキだったので、順当な戦績だと思います。
    よって不利を取る中でも今回勝ち越す事が出来たミュウVMAX戦について触れていきます。

    1回戦 ミュウVMAX 〇
    全試合後攻だったので、以下省略します。
    メッソン>スタートで後攻から<リーフィアV>を2枚用意して、エネルギー手張りと特性【りょくかさいぼう】で2面準備して番を返します。
    海外環境では<オドリドリ>の採用が減っていて、「ダイリーフ」2回で<ミュウVMAX>を落とすプランも取れるのですが、先2でエネルギーを固めたリーフィアVが落とされてしまうとエネルギーのテンポが追いつかないので、2面で準備して次のターンに<ゲノセクトV>を倒すことを目指します。
    このようにしておくと、以下の分岐が発生します。

    第一に、前のメッソンがそのまま倒されたとき。すぐさま2体の<リーフィアVMAX>をたて、サイド1-3-3のプランを相手に押し付けます。
    ここで1匹でもVが進化できず残ってしまうと、相手に1-2-3ときれいにサイドを取られて負けてしまいます。

    第二として、<ボスの指令>でどちらかのVが落とされてしまった場合。
    この時は2-3-3を押し付けるためにもう一匹リーフィアVを置く必要があります。
    上記のような形で、リーフィアVは3枚使う試合も多いので、4枚採用必須だと思います。

    今回はメッソンが取られたのでそのままボスの指令で<ゲノセクトV>を3回とって勝ち。
    その際、裏を取るプランを取ったことによって、相手の<フュージョンエネルギー>が盤面から消えることがなくなってしまうので、<クラッシュハンマー>で1枚でもエネルギーをトラッシュにおくり、<メロエッタ>の「メロディアスエコー」でVMAXが一撃で倒されないように立ち回りました。

    3回戦 ミュウVMAX ×
    お相手も<クラッシュハンマー>を採用していたために、上記の分岐パターンが崩れてしまい、2ターン目から<リーフィアV>が取られ用意が間に合わず負け。
    キバナ>を使うと殴れはするのですが、相手が<ミュウVMAX>だと、<ボスの指令>+「くさむすび」が要求されているため、キバナでは要求を満たすことが出来ません。その他のデッキに対しては有用なシーンが多いです。

    4回戦 ミュウVMAX ×
    今度は<うねりの扇>が相手のデッキに採用されていて、またしても上記の分岐プランを遂行できず負けてしまいました。
    また、海外環境ではめずらしく<ピオニー>が1枚だけ採用されており、<リーフィアVMAX>が<パワータブレット>複数枚使用によって綺麗に落とされてしまいました。

    6回戦 ミュウVMAX 〇
    相手のデッキには、入れ替え札が3枚、<トレーニングコート>が2枚、基本超エネルギーが2枚でした。
    非公開制なので試合の時点では分からない情報でしたが、こちらの出だしが芳しくなく<リーフィアV>を1枚しか用意できない中で、お相手が<バトルVIPパス>をプレイするために、<ポケモンいれかえ>を消費しているところに着眼します。
    その結果、スタートした<ゲノセクトV>が逃げれず2ターン目に攻撃出来なかった上、その後<フュージョンエネルギー>が2枚ついた<ミュウVMAX>を「ダイリーフ」2回で倒したところで、相手の盤面は後ろの<ミュウV>に2枚フュージョンエネルギーがついている状態でした。
    相手が初動のバトルVIPパスを探しに行く過程でトレーニングコートを1枚プレイしていたので、<ガラル鉱山>の方が母数が多く、後続のリーフィアもいなかったので、<ボスの指令>を<ゲノセクトV>に連打する方針に切り替えました。
    その結果、<クラッシュハンマー>でたまたま2回表がでて、後続のミュウVMAXが攻撃できなくなりつつ前のゲノセクトVを逃がさなければならない状況を作り、相手のリソースが尽きて山札切れ勝ちをしました。相手のいれかえが上手くいけば完全に負けていた試合でした。

    9回戦 ミュウVMAX 〇
    上述した分岐プランを狙いたかったのですが、今回もVを1匹しか用意できませんでした。
    ただお相手が、初手で<ウッウロボ>を使って4枚ある入れ替え札のうち1枚、そして前の<ゲノセクトV>を逃がすためにもう一枚消費しました。加えて<トレーニングコート>の枚数は1枚でした。 とはいえお相手の場には既に手張りをした<ミュウV>がいて、バトル場にはゲノセクトV、ベンチにももう一匹。そのような中で無理やりフュージョンシステムで多く引きにいく必要はあまりありません。
    今回は完全に山札切れプランを狙って【うらこうさく】で<クラッシュハンマー>を2枚持ってくる戦法を取り、相手が動けなくなったため、勝つことができました。

    12回戦(決勝2戦目) ミュウVMAX 〇
    クラッシュハンマー>を採用している相手との再戦でした。
    お相手がクラッシュハンマーで4回表を決めてしまったことで、こちらは完全に止まってしまったどころか、初ターンに2枚基本草エネルギーを<博士の研究>で切ることになってしまったこともあって、エネルギーが無く何も出来なくなってしまいました。
    しかし、相手も<カミツレのきらめき>+手張りでバトル場の<ゲノセクトV>を無理やり逃がしたターンがあり、<トレーニングコート>も残っていない状況だった為、こちらも再び<ボスの指令>+クラッシュハンマーで山札切れプランを狙います。
    これでお互い何もできなくなり、山札の枚数と<インテレオン【クイックシューター】>がこちらに残っていたことから相手が投了しました。

    結果、お相手のリソース管理のミスなどもあり、私は優勝できました。
    ミュウVMAX>というデッキは所謂「縦引きのデッキ」です。ドローしようと思えば特性【フュージョンシステム】でガンガンドローできますし、気持ちよさもあるでしょう。
    しかし、「多く引く」ことはいつでも「良いこと」なのでしょうか。「多く引く」ために手札をトラッシュした際、トラッシュしたものは本当に必要のないものなのでしょうか。
    特に「いれかえ札」や「スタジアム」は大切で、今回は関係なかったですが、<頂への雪道>を相手にした場合、「スタジアム」は安易にプレイしてしまうとそれを張り替える要求が上がりますし、<ウッウロボ>をプレイせずに我慢しておけば、それがスタジアムに変わるかもしれません。【フュージョンシステム】でたとえ1枚しかひけなくても、それが最善手ということは大いにありえます。

    【フュージョンシステム】で多く引く工夫としてベンチに多くのフュージョンポケモンを置くことも考えられます。
    それも同様で、例えば沢山並べすぎた結果、<スイクンV>の「ブリザードロンド」の火力が上がってしまい、負けてしまうこともありえます。
    よって慎重になるべきプレイとなります。

    おわりに
    いかがだったでしょうか。今回も短い記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
    リーフィアの記事と思いきや、初心者の方向けの<ミュウVMAX>の記事に最後はなってしまいました。
    ただ、「ミュウVMAX」というデッキはミスをしなければ環境トップのパワーをたたきだすポテンシャルがあると思います。
    私も日々このデッキを回してはミスをして泣いていますが、極める価値のあるデッキだと思います。それでは。

『第2回 あなたにストーンギフト!「フーパファイヤー」』

    posted

    by デッキレシピ

    『第2回 あなたにストーンギフト!「フーパファイヤー」』
    はじめに
    あけましておめでとうございます。
    もっさ(Twitter:@Mawssa2000)です。

    年も変わりましたが、1月14日にポケモンカードにおいても大きな転換点が訪れます。
    そう、レギュレーションの変更です。
    その中で現状圧倒的なパワーを誇ると予測されているのが、ミュウVMAX+ゲノセクトV・メロエッタのデッキになります。
    ミュウVMAXが流行した際、ミュウVMAXの弱点となる悪タイプのポケモンでのアプローチが考えられるかと思います。
    しかし、<ブラッキーV>や<ゲンガーV>といったカードはミュウ側目線だとメロエッタを上手く使うことで攻略が可能になってしまいます。
    そんな中で、ミュウVMAXに確実に有利を取るには、非ルールかつ悪タイプのポケモンを使うことが挙げられます。
    具体的には、「ガラルファイヤー」です。
    今回はこのガラルファイヤーを主軸にしたデッキを紹介します。

    以下デッキリストとなります。

    デッキレシピ
    フーパファイヤー
    プレイヤー:もっさ
    スタジアム
    2

    デッキの回し方の留意点
    まず、後攻をとります。
    このデッキは、<ミュウVMAX>に対して有利を取る事がコンセプトの主軸となっているので、後手1で<メロエッタ>の「メロディアスエコー」(ないし<ミュウV>の「サイコジャンプ」)での敗北を避けるべく、後攻をとり、<メッソン>の「どんどんよぶ」を使って盤面をゆっくり確かに展開していくことを目指します。
    2ターン目以降は<フーパ>や<インテレオン>を中心に相手のHPの高いポケモンにダメカンを載せていき、最終的には<ガラルファイヤー>で弱った相手のポケモンを倒していくイメージで立ち回ります。(具体的にはサイドを3~5枚取られた時点目安)
    ミュウVMAX以外のデッキに対しては、<フーパ>で細かい打点を刻んで、サイドを取られてからガラルファイヤーで戦い出す方針をとります。(対ミュウもそうですが、ミュウ戦はあまり考えずともサイドを取られてからガラルファイヤーを使えば間に合います。しいて言えば、フーパでしっかりメロエッタを対処することを意識しましょう。)

    このデッキはアタッカーとなるポケモンたちの母数が少ないようにも思えます。
    なぜこの配分で良いかというと、クララの存在があります。
    クララがあるとポケモンの回収とエネルギーの回収を両立でき、フーパやガラルファイヤー、特にガラルファイヤーは基本悪エネルギーが3枚必要ですが、これらのカードを複数回使う事が安定します。
    ジメレオン>の特性【うらこうさく】は、特性で持ってきたいトレーナーズをサーチ出来るので、ドローサポートの必要性を下げます。 その分他のサポートを使う事が出来るため、クララと【うらこうさく】の相性はとてもよく感じます。 まだ手に入れていない方は入手しておいて損のないサポートになると思います。

    また、<ポワルン>は逃げるエネルギーが0なので、フーパとの相性がいいです。
    非ルールのデッキは他のデッキに比べ頻繁に前のポケモンが気絶します。
    そういった都合から、例えば毎回ジメレオンをバトル場に出して、<回収ネット>をプレイして、フーパにつなげているようでは安定感に欠けるので採用しています。
    にげるが0であれば問題ないので、他にはドローができる<カプ・コケコ>や、その他のポワルンなどが採用候補に挙げられます。


    このデッキの弱いところ
    非ルール中心のデッキであるため、<サンダースVMAX>や<れんげきウーラオスVMAX>に対して弱いです。
    このようなデッキを相手にすることを考慮するのであれば、ガラルマタドガスの採用が有効です。
    スターバースで上記のデッキに対して有効な<ミュウ【ベンチバリア】>と同じ特性を持つマナフィが公開されましたが、この影響でそもそもれんげきウーラオスVMAXやサンダースVMAXの母数自体が減少する可能性が高いので、マナフィの採用は必ずしも必要というわけではありません。
    ただ、<ジュラルドンVMAX>などの高耐久で回復もしてくるデッキよりも対れんげきウーラオスVMAXや対サンダースVMAXを優先する場合は、<ガラルファイヤーV>が入れ替え候補になると思います。

    また、回復の回数の多いデッキや、<アイアント>デッキのようなサイドを取ってくれないデッキに対してはやや厳しい試合展開となります。
    アルセウスVSTARが入っているデッキに対してもアルセウスVだけでもほぼ全てのポケモンが一撃で倒されてしまうので、相性的に厳しい印象がありました。

    アレンジする際は
    ガラルファイヤーVの採用について、本来非ルールメインのデッキですから非ルールで固めるに越したことはありません。
    一見仕事しそうな<ミュウVMAX>相手でも出さないことをおすすめします。

    その中でどのような理由で採用されているかというと、<ジュラルドンVMAX>や<ザシアンV>のデッキに対して有効だからです。
    これらのデッキは<結晶の洞窟>という回復できるスタジアムがほぼほぼ海外環境では4枚採用されており、<フーパ>などのダメージが通りにくいので、そういった敵に対してぶつけることを想定しています。
    上手く使えると、<ガラルファイヤー>の火力が早期から高火力となることもありますが、そういった敵が少ない環境では必須ではありません。
    アレンジする際はこの枠を入れ替えるといいでしょう。<ヤミラミV>についても同様のことが言えます。

    先にも触れましたが、<ガラルマタドガス>の採用はデッキの見れる幅を大きく広げる物になります。ミラーでもあるのとないのでは大違いです。
    しかし、その分プレイ難度や構築難度は上がりますし、安定感も減ります。その点留意して思索していただければと思います。


    おわりに
    いかがだったでしょうか。
    今回も短い記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
    あまり周知されていないデッキタイプかもしれませんが、そのうち流行する可能性のあるデッキタイプですので、使わない方にとっても有用な情報になったのではないでしょうか。
    それでは。

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