
SAVAGE STRIKE編
10月13日に発売した「SAVAGE STRIKE」のカードからブロガーさん達に注目のカードをピックアップしてもらい、各カードについてコメントを頂きました!
今回はガリスさんに頂いたレビューを公開していきます!
話題沸騰中の新弾ですが、新規テーマやテーマ強化カードだけでなく、色んなデッキに入れられる汎用サポートが追加されている印象がありました。
今回はそういったカードについてちょっと触れてみたいと思います。



遊戯王というカードゲームでわかりやすく強い、「1枚が2枚に増えるカード」がまた1枚増えました。
デメリットもお馴染み再利用のしにくい裏除外ですが、エクストラデッキ除外なので元からエクストラデッキを多用しないテーマや、
「必須エクストラが飛ばなければなんとかなって、なおかつ初動もっと欲しい!」
という戦い方のできるデッキ向けのようです。
オルターガイスト、帝、魔弾、儀式系統のデッキ、<スケゴ>を採用しないタイプのメタビ―ト等、採用できるテーマは探せばまだまだ出てきそうです。
ただ、発動タイミングを指定されているので、<強欲で貪欲な壺>のような
「ある程度展開して必要パーツを掘ってから発動する」
「相手が<うらら>を持っていないかチェックしてから発動する」
といったプレイングは取れなくなっています。

サブテラーと書かれていますが実質的なリバースモンスターサポート。
様々なリバースモンスターにスポットが当たる事でしょう。
光属性であればワーム、地属性ならサブテラー、闇属性はティンダングル等・・・しかし、特に強力なのはやはりシャドールでの運用でしょう。
墓地へ送るのはコストではなく効果なので、シャドールの効果を使いながらサーチを行う事ができます。
サーチ条件が緩いのでリバースモンスターさえあれば、後半のテキストで色々なカードをサーチできます。
それこそこのカードで毎ターン闇属性リバースモンスターを捨てれば5回目の発動時にはエクゾディアが揃えれる、なんて事も。
誰もが頭に浮かぶだろう手札誘発サーチに関してですが、まず<灰流うらら>について全リバースモンスターを検索してみたところ、<炎の女暗殺者>、ファイヤーソーサラーの2枚しか炎属性でレベル3を超えるリバースモンスターが存在しなかったのでこの用途は現状難しそうです。

現環境で採用されている手札誘発といえば<灰流うらら>のようなチューナーモンスターが多いので思ったより容易に発動できそうです。
速攻魔法であるが故に、自分の手札誘発に対する相手の<指名者>にチェーンしてこのカードを発動してしまえば、<指名者>効果解決前に自分の手札誘発を除外に逃がして回避する、なんて使い方もできます。
またシンクロ召喚しようとしている相手の非チューナーを対象にこのカードを発動すれば疑似的なシンクロ封じもできそうです。
展開補佐として色々なデッキで使えそうです。
しかし、このカード自身がアドバンテージを取るカードではなくただ発動するだけでは単に手札消費マイナス1になるカードでもあるので、大量に採用したりするのは危険そうです。




リンクモンスターを相手が特殊召喚する、という特殊召喚条件は現環境だと楽に満たせるため簡単に特殊召喚できそうです。
手札入れ替え効果で手札の質の向上も狙えます。
今はリンクモンスターを大量展開するデッキの多くに<イヴリース>が採用されている事が多いので「<G>のドローの最中にこれを特殊召喚して回答を引き込む!」という運用は相手の展開の状況によっては意図せず潰されてしまうかもしれません。
とはいえ大量にドローできなくても最低1枚は引けるので消費無しで2400打点が手に入るのは優秀。
対象耐性効果も持っているので場持ちも良さそうです。
レベル7闇ドラゴンというステータス故に生き残った所に1チューナーを召喚して強力なシンクロモンスターを出しに行けたりする点も魅力ですね。

<緊急テレポート>対応のレベル3地属性チューナー。
もうこれだけで<ハリファイバー>、<ケルビーニ>、その他各種ランク3を使うあらゆるテーマに採用できるくらい偉い!
素引きしても場にレベル3が居れば特殊召喚できる効果まで持っています。
<バルブ>に続く地属性の優秀なチューナーなのでデッキによっては<ナチュル・ビースト>も狙えますね。
後半の効果もシンクロモンスターは攻撃力が高いモンスターが多いので発動を狙いやすい他、シンクロモンスターに成功時任意効果があればチェーンの最後をこのカードで組むことで相手の<幽鬼うさぎ>をケアするのにも使えそうです。
以上、ガリスさんのSAVAGE STRIKEレビューでした。
ガリスさん、ありがとうございました!