今回は今開催中のテイマーバトルEXのレギュレーション、ハイランダー構築のデッキをご紹介しようと思います。
ハイランダーとは?
「ハイランダー」というのは、TCG⼀般的には、「デッキのカードをすべて同名カードは1枚積みにする」という構築制限です。
デジカで言えば、これが「同ナンバーのカードはすべて1枚積み」となるわけです。
⾊んなTCGでのイベントでよく見るレギュレーションですが、通常構築ではドローソース、マナソースなどその時点での最高スペックカードを複数枚詰む必要があるので通常構築ではあまり見かけない構築制限ですよね。
(狙って構築できないことはないとは思いますが、ハイランダーにする合理的な理由が中々見つけられないので)
特にデジカは順当進化、もしくはデジクロスデッキ、セキュリティコントロールなど既存のどのデッキタイプにしてもデッキとしての速度、爆発力、再現性など下がってしまいます。実際にイベントに出場して遊んでみましたが、速度的には4~5弾ぐらいの時代のデッキ速度だなと感じました。
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
デッキ紹介
今回は、カード単体で使える構築を意識してロイヤルナイツ軸のコントロールデッキにしてみました。<イグドラシル(BT13)>でとりあえず毎ターンロイヤルナイツの登場コストを-4は確定しており、登場コストが軽いACEカードによる除去を繰り返すデッキになっています。
フィニッシャーの<オメガモン(BT13)>も1枚しか積めないので、「引けるの?」と思われるかもしれませんが、シスタモン系や、ACEカードはイグドラシル(BT13)の進化元に吸収されず、アタックができるので割とオメガモン(BT13)を出さなくても勝つことは多いです。
またダークマスターズギミックも入ってるので<アポカリモン(BT15)>でLO勝ちも狙えます。
これらの1枚でゲームエンドまでもっていけるカードを回収するために<友情の慟哭>を採用しており、このイベント回収用に<石田ヤマト(BT2)>を採用しています。
採用カード紹介
<倉田明宏(BT13)>はこのデッキ最強のドローソースです。(引けたら、出来る限り貼りましょう。)
手札にあるダークマスターズをトラッシュでき、さらに毎ターン手札の質を高められるのでこのハイランダー構築にとっては強い味方です。
基本の動きはロイヤルナイツということもあり、デジモンにアクセス出来れば盤面処理はどうにかなるので今回は<アナログの少年(EX1)>を採用しています。
登場コストをマイナスできない<サイケモン(BT8)>互換などを除去したいので今回は<大門大(BT13)>を採⽤しています。(ここをオプションにすると色問題が出るので)
デッキ内に黄色と紫のオプションを採用しているのでその色確保+実質<オメガモン(BT13)>の軽減と同義になるメモリ+1効果があるので<御神楽ミレイ(BT11)>を採用しています。
デッキを回すためのドローカードです。
サーチャー以外はアタックできるので打点としても使えます。
シスタモン系等なら、<ガンクゥモン(BT13)>で登場の機会も多いですね。 BT13弾のロイヤルナイツ13種だとデッキの構成上少し足りないと感じたので4種ロイヤルナイツを足してます。
登場コストが軽いので<マグナモン(BT8)>、<マグナモン(ST16)>、登場時効果はなくても仕事がある<デュナスモン(BT6)>や<クレニアムモン(BT3)>を採用しています。 準備に時間がかかるデッキなので今回はリカバリーカードを複数採用しております。
<ホーリーエンジェモン(BT1)>とかをつり上げれば実質リカバリーになるので<フレイムヘルサイズ>を採用しています。セキュリティの枚数は変わりませんが、除去効果が強力なので<エンジェウーモンACE(BT15)>を採用しています。 色条件を満たさなくても登場コストが低いのでオプションよりACEカードを採用しています。
実は<イグドラシル(BT13)>の進化が出来ない制約は自分のターンだけなので相手ターン中に進化するブラスト進化は出来たりします。
<ファンロンモン(EX5)>等のデジモンの効果が効かないカードは非常に苦手なのでイグドラシル(BT13)で色が確保できる<Xプログラム>を採用しています。
使ってみると結構面白いので興味がある方はぜひ遊んでみてください。
以上です。ありがとうございました。