今回は12月から始まるテイマーバトルEX「緑デッキ限定戦」に向けて、植物デッキをご紹介します。
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
環境解説
限定構築戦で大事なことのひとつに制限されたカードプールで、「できないこと」、「対応しにくいこと」を意識することがあります。例えば「○ には有利だけど、□ には不利だよな」って思ってデッキを作ることがありますよね?
今現在デジモンカードゲームのカードの種類って大体2500種類あるんですが、これが緑デッキ限定構築になると大体500種類に絞られます。
普段よりもカードプールが1/5程度に縮小されているのでそれだけデッキとして成立するテーマも限られてきます。
これだけプールが変わると、□ に当てはまるデッキも少ないです。
緑デッキで出力が高いデッキと言えば、
- 元々緑単構築デッキである「植物デッキ」
- アドバンスデッキで登場した<セントガルゴモンACE>
となると「消滅耐性や破壊耐性はほとんど付けられない」「緑デッキ限定のカードプールなので除去カードも少ない」
この2点から、除去するカード、対策カードを多めに採用していくのが強そうに見えます。
採用カード一部紹介
植物デッキも、アドバンスデッキを改造した場合でも、効果登場を多用してきます。そこで根本的な動きを止めるために効果でデジモンを登場できなくする<ポームモン(BT9)>は重要です。ミラーの場合も投げ合いになるので3~4枚は採用したいところです。
自分が展開した後、最後に登場させるのが理想です。
この環境では相手もポームモンでこちらのデッキを対策してくることもあるので、こちらも対応しないといけません。そこでこのデッキで採用したのが、
- <パルモンX抗体(BT15)>スライド進化で相手のポームモンをレストしてアタックして処理
- <リリモンACE(BT14)>の進化時・登場時効果で処理
この環境だと、LV6にならないとLV5も処理しにくいのでリリモンACE(BT14)のオーバーフローも気になりません。
この環境本当に実践的な除去が少ないのでリリモンACE(BT14)は2~4枚は採用したいところです。
植物ミラーの場合、先に<クオーツモン(BT12)>を立てれれば有利な盤面は作れます。 (通常構築だと大体進化時効果などで処理されますが、EXなら処理するのも一苦労です。) 盤面を無視して<ブルムロードモン(BT10)>連打でゲームが決まることも難しいので非常に厄介です。 こちらもクオーツモンを処理する準備はしておかないといけません。
そこで今回採用したのが、この2枚です。
特に<ニーズヘッグモン(BT4)>は相手がクオーツモンで固めた盤面を一発で壊滅できるカードになります。
盤面さえ作らせなければ、ほとんどワンショットは飛んでこないので、除去カードが強い環境だと思います。
おわりに
いつもは様々なデッキを想定して戦わなければいけませんが、この環境だと意識するデッキも少なく、単純にデッキの構築がいつも以上に重要になってくる環境です。久しぶりに順当進化デッキで殴りあう環境が楽しめるレギュレーションですので皆さんもテイマーバトルEX楽しんでください。
以上です。ありがとうございました。