ついにデジカBT13弾「VSロイヤルナイツ」発売しました!
というわけで、さっそく「VSロイヤルナイツ」のカードを使ったデッキを紹介します!
第2回目は、SR枠の<イグドラシル_7D6(BT13)>を軸にとした⼈気カテゴリー「ロイヤルナイツ」のコントロールデッキをご紹介します。
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
イグドラシル_7D6(BT13)について
このカードには効果が3つあり
(1)[育成]【自分のターン】自分のデジモン全ては進化できない。
(2)[育成]【自分のターン】[ターンに1回]特徴に「ロイヤルナイツ」を持つデジモンカードを登場させるとき、支払う登場コスト-4できる。このデジモンの進化元1枚ごとにこのコスト軽減効果の数値-1。
(3)[育成]【自分のメインフェイズ開始時】自分のデジタマデッキの上から1枚をオープンし、そのカードと特徴に「ロイヤルナイツ」を持つ自分のデジモン全てをこのデジモンの進化元の下に置く。
この3つの効果と進化元効果で
(4)[育成]【自分のターン】[ターンに1回]特徴に「ロイヤルナイツ」を持つオプションカードがバトルエリアに置かれたとき、メモリー+1。
育成で発動する効果が4つあるDPとLVがないデジタマのカードです。
実際にテキストだけ見ても動きがピンとこない方もおられるので実際に動きを見ていきましょう。
デジタマデッキの1番上をオープンにします。
オープンにしたカードと自分のバトルエリアの特徴にロイヤルナイツをもつデジモンをすべてこのイグドラシル_7D6(BT13)の進化元に置きます。
(今回はバトルエリアに対象のデジモンがいないのでデジタマデッキのオープンにしたカードだけ進化元に追加します。)
例えば<マグナモン(BT13)>を登場させようとします。
合計軽減-5なので、2コストで登場できます。
先攻1ターン目でも育成デッキをイグドラシル_7D6(BT13)×4で統⼀しておけば登場コスト-5軽減は確定しているわけです。
このターンは(2)の効果で登場コストを-7軽減できるようになっています。(バトルエリアいるデジモンが前のターン除去されていても-6軽減は確定しています。)
このように最低でも3ターン目まではデジタマデッキのカードをイグドラシル_7D6(BT13)の進化元に確定で追加しているので、最低-7軽減が確定しています。
この軽減効果を利用して、大型のロイヤルナイツを登場させていくのがデッキコンセプトです。(今回新規のロイヤルナイツは登場時効果もあるカードが多い。)
ただこのままだと毎ターン、イグドラシル_7D6(BT13)による進化元への吸収効果によってロイヤルナイツが登場した次のターンには進化元に吸収されてしまい、相手プレイヤーにアタックすることが出来ません。(つまり、このままでは攻撃によって勝つことが出来ない。)
ただそこはデザイナーズデッキなので勝ちプランがしっかり準備されています。
そこが今回VSロイヤルナイツのシークレットレア枠の<オメガモン(BT13)>です。
(1)相手のデジモン1体を消滅させる。
(2)育成エリアの自分のデジモンの進化元から、特徴に「ロイヤルナイツ」を持ち、名称の異なるデジモンカード1枚ずつをコストを支払わずに登場できる。この効果でデジモンを登場させたとき、育成エリアの自分のデジモンを破棄し、このターンの間、自分のデジモン全ては≪速攻≫を得る。
(2)の効果を使えば、今までイグドラシル_7D6(BT13)の進化元に追加してきたロイヤルナイツを登場させて、その後自分のデジモンすべてに速攻を付与できるのでそのままワンショットキルが狙えるデザインになっています。
また、仮にそのターンにワンショットキル出来なくても育成エリアのイグドラシル_7D6(BT13)は破棄されているので自分のメインフェイズ開始時に進化元に吸収されることはありません。(つまり、全員バトルエリアに残ります。)
新規のロイヤルナイツにはロイヤルナイツにブロッカーを付与するカードや相手のアタック時に自分のロイヤルナイツの数だけメモリーが増えるデジモンもいるので守りも結構硬くデザインされています。
イグドラシル_7D6(BT13)のデッキは、オメガモン(BT13)の登場コストまで軽減を目指しオメガモン(BT13)によるワンショットを狙うデッキとなっています。
粛清のロイヤルナイツ(BT13)について
効果ですが、
【メイン】≪1ドロー≫。自分の手札から、デジモンカード1枚を育成エリアの自分の「イグドラシル_7D6」1体の進化元の下に置ける。その後、このカードをバトルエリアに置く。
【メイン】≪ディレイ≫(置いた次のターン以降にこのカードを破棄することで、効果を発揮する)
育成エリアの自分のデジモンの進化元の特徴に「ロイヤルナイツ」を持つカード1枚をコストを支払わずに登場させる。この効果で登場したデジモンの【登場時】効果は発揮せず、このターンの間、≪速攻≫を得る。
簡単にいうと先程のオメガモン(BT13)の登場時効果をディレイでできるというカードです。(登場時効果は使えないなど制約はありますが。)
バトルエリアに置くのでイグドラシル_7D6(BT13)の進化元効果でメモリー+が発生するカードになります。
登場時効果は使えませんが、速攻が付与されているのでアタック時効果や消滅時効果は使えるので今まで登場したロイヤルナイツすべてにスポットライトが当たるカードです。
例えばですが、
(アタック時効果も消滅時効果もありませんが実はすごい強い動きがあります。)
あと忘れずにイグドラシル_7D6(BT13)の効果を使いロイヤルナイツを軽減して出しときましょう。(今回はマグナモンで。)
その後<ジエスモン(BT13)>の進化時効果を使用できます。
ジエスモンGX(BT10)の進化時効果ですが、
【進化時】自分の手札かトラッシュから、特徴に「ロイヤルナイツ」を持つ登場コスト13以下のカード1枚をこのデジモンの進化元の下に置ける。置いたカードの【進化時】効果1つをこのデジモンの効果として発揮する。その後、≪進撃≫。
なので今回は<ロードナイトモン(BT13)>を進化元に追加して、トラッシュから粛清のロイヤルナイツ(BT13)を手札に加えます。
そして進撃でアタックです。
ジエスモンGX(BT10)は進化元のロイヤルナイツの数だけセキュリティアタック+1されるので2チェックです。(このターンにセキュリティ3枚削りましたね。)
次のターンまた粛清のロイヤルナイツ(BT13)が使えますのであと1、2回すれば<オメガモン(BT13)>に到達しなくてもゲームが終わりそうです。
セキュリティを減らしておくと<スレイプモン(BT13)>でメモリーを増やしながら、セキュリティにオプションを仕込めるので結構意味はあります。
粛清のロイヤルナイツ(BT13)自体は非常に有能で例えば対戦相手に<サイケモン(BT8)>を出されたとします。
ただ、こういう時に粛清のロイヤルナイツ(BT13)で<デュークモン(BT13)>のようにアタック時効果で相手のデジモンを除去できるカードを速攻付与状態でだせば、このメタクリを突破できます。
スレイプモン(BT13)でもいいですし、過去弾からでいえば<デュークモン(BT12)>でもいいですね。
なのでサイケモン(BT8)互換のメタクリを出して終わるデッキではないということです。
まとめ
今回の<イグドラシル_7D6(BT13)>デッキですが、非常に構築の幅が広く、これから様々な派生形が誕生するカテゴリーだと思います。僕のタイプだと、グレイモン系に殴りきられるいことも多かったので<ロンヒ・アディスタクト(BT10)>のように耐性が付きにくいオプションを入れたりしています。
(実はマグナモンが0コストで出せることは多いので<リインフォース>やロンヒは結構手打ちできます。)
かなり構築の自由度が高く、再現性が高いカテゴリーなのでぜひ自分の好きなロイヤルナイツで遊んでみてください。
以上です。ありがとうございました。