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2024年10月 アーカイブ

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遊々亭 秋の感謝祭 第1弾 開催!!

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    by -遊々亭- 遊戯王担当

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    遊々亭 秋の感謝祭 第1弾 開催!!
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遂に上陸!?壊滅テーマ・灰滅デッキ紹介

    posted

    by にだいめ

    遂に上陸!?壊滅テーマ・灰滅デッキ紹介
    みなさんこんにちは、にだいめです。
    今回はWORLD PREMIERE PACK 2024で登場しました灰滅についてレビューをしていきたいと思います。イタリアの古代都市「ポンペイ」をモチーフにしているらしいです。

    ツイッター @nidaime1015
    X(旧Twitter)でも発信していますので、よろしければご覧ください。


    新規カード紹介
    滅亡龍 ヴェイドス
    (1)でフィールドゾーンのカードを破壊して相手の場に特殊召喚します。その後、灰滅永続罠をサーチします。中々珍しい効果ですね。
    (2)は相手フィールドから墓地に送られるとフィールドのモンスターをすべて破壊します。(1)から連動した効果ですね。

    灰滅せし都の王
    (1)は<灰滅の都 オブシディム>があると特殊召喚出来る効果。
    (2)は自分の手札から灰滅モンスターを特殊召喚できます。相手の場にに攻撃力2800以上のモンスターが存在すれば代わりにデッキから選ぶ事もできます。 <ヴェイドス>を意識してますね。そしてこの見た目で攻撃力1400しかありません。ビックリです。

    灰滅せし都の英雄
    (1)は<灰滅の都 オブシディム>があると特殊召喚出来る効果。
    (2)は自分か相手のメインフェイズに場の炎族を破壊できます。<オブシディム>があれば自分のターンに相手モンスターを破壊できるかもです。この効果で<ヴェイドス>を破壊するとデッキから<オブシディム>をサーチできます。

    灰滅せし都の巫女
    (1)は<灰滅の都 オブシディム>があると特殊召喚出来る効果。
    (2)は召喚・特殊召喚時に自分以外の灰滅をサーチできます、よくあるモンスターですね。最近のこの手のサーチモンスターはだいたい特殊召喚能力を持っていますね、時代を感じます。

    灰滅せし都の呪術師
    (1)は<灰滅の都 オブシディム>があると特殊召喚出来る効果。
    (2)は墓地除外の炎族を3体デッキに戻せます。灰滅を1体でも戻せば<オブシディム>をサーチできます。便利ですね。

    灰滅せし都の先懸
    (1)は<灰滅の都 オブシディム>があると特殊召喚出来る効果。
    (2)は相手の場に攻撃力2800以上のモンスターがいれば自身をリリースして相手のカードを手札に戻せます。相手ターンにも使えそうで使えない効果です。一応壊獣と組み合わせることも可能か。

    滅亡き闇 ヴェイドス
    (1)は融合召喚時に相手の魔法・罠すべてを破壊します。
    (2)は耐性効果です。魔法・罠では対象になってしまいます。
    (3)は相手の効果が発動したら灰滅カードを墓地に送ってそのカードを破壊します。派手で超カッコイイモンスターですね。破壊耐性あるので<幻想召喚師>の特殊召喚候補になるのか?

    灰滅せし成れの果て
    (1)は融合召喚時に墓地のフィールド魔法を回収できます。普通に便利。
    (2)は炎族と戦闘するとそのモンスターを破壊して、自分ターンなら続けて攻撃できます。<オブシディム>があると強くなりますね。フィールド魔法なんでも回収していいなら何かコンボに使えないかな。

    灰滅の都 オブシディム
    このテーマのキーカードですね。
    (1)は自分のターンに相手の特殊召喚されたモンスターを炎族にします。
    (2)は墓地の<オブシディム>をデッキに戻して1ドローです。<オブシディム>は墓地に行くこと多そうですからリソース回復助かります。
    (3)は破壊か除外されると灰滅モンスターをデッキから特殊召喚します。これを狙ってどんどん破壊していきたいですね。

    ヴェイドスの目覚め
    デッキから<オブシディム>を自分か相手の場に置き、相手に置いたらさらにデッキからレベル5以上の炎族・闇属性モンスターをサーチできます。発動後、炎族しか出せなくなります。
    これは初手にほしいカードですね。地味に速攻魔法なのも助かります。

    灰滅の復燃
    灰滅カードを墓地除外からデッキに戻して相手のモンスターの効果を無効にします。灰滅カードなら何でもいいのいいですね。<墓穴の指名者>発動されたらチェーンして上手く避けたいですね。

    灰滅の憤怒
    (1)はデッキから炎族・闇属性を墓地に送り、その後、墓地からレベル5以上の炎族モンスター1体を手札に加えられます。レベル5以上を墓地に送れば実質サーチになりますね。発動後、炎族しかEXデッキから出せなくなります。
    (2)は墓地から除外して炎族の融合モンスター1体を融合召喚します。この効果はオマケと言って済ませていいのか怪しいくらいの強い役割がありますね。

    終わりなき灰滅
    (1)は発動時に墓地の灰滅か<ヴェイドス>を回収できます。
    (2)は元々の持ち主が自分となる相手モンスターのコントロールを得ます。その後、相手の場の全てのモンスターの攻撃力をターン終了時まで対象のモンスターの元々の攻撃力分ダウンします。これで<ヴェイドス>が帰ってきますね。

    果てなき灰滅
    (1)は<ヴェイドス>を含む相手の場も素材にできる炎族の融合効果です。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は、その融合素材としたモンスターの数×500アップします。<オブシディム>があれば<超融合>みたいな使い方ができますね。
    (2)は自分の墓地から炎族・闇属性モンスターと自身を除外して相手の場の全てのモンスターはターン終了時まで炎族になります。<オブシディム>は自分のターンだけですからね。これで灰滅モンスターの効果を相手ターンでも使いやすくなります。


    簡単な展開例紹介
    ヴェイドスの目覚め1枚からの展開例
    1. ヴェイドスの目覚め>を発動し相手の場に<灰滅の都 オブシディム>を置きデッキから<滅亡龍 ヴェイドス>を手札に加えます。
    2. ヴェイドス>の(1)効果で<オブシディム>を破壊し相手の場に特殊召喚してデッキから<果てなき灰滅>をセットします。破壊された<オブシディム>(3)の効果でデッキから<灰滅せし都の王>を特殊召喚します。
    3. 都の王の(2)効果でデッキから<灰滅せし都の巫女>を特殊召喚します。巫女の(2)効果でデッキから<灰滅の復燃>を手札に加えセットします。これでターン終了します。
    4. 相手ターンの好きなタイミングで、果てなき灰滅の(1)効果で自分の灰滅と相手の<ヴェイドス>を融合し<滅亡き闇 ヴェイドス>融合召喚します。
      これで墓地に行った<滅亡龍 ヴェイドス>の(2)効果でモンスターがすべて破壊されます。<滅亡き闇 ヴェイドス>は効果で破壊されずに残ります。
      滅亡き闇 ヴェイドス>も融合召喚時の(1)効果で相手の魔法罠を全て破壊します。
    また灰滅の復燃があるので相手のモンスターを好きなタイミングで効果無効できます。
    かなり豪快な妨害ができるテーマですね。


    デッキレシピ
    灰滅
    プレイヤー:にだいめ
    5


    せっかくなのでレシピを作ってみました。EXデッキをあんまり使わないかもしれないので<強欲で金満な壺>入れてもいいかもしれませんね。


    終わりに
    いかがだったでしょうか。かなり中二病心をくすぐられるテーマですね。
    テーマ名もシンプルにかっこいいですし皆さんも使ってみてはいかがでしょうか?

    以上ありがとうございました。

リミットレギュレーション(2024年10月)

    posted

    by メカヲタ

    リミットレギュレーション(2024年10月)
    みなさんこんにちは、メカヲタです。
    今回は9/23に発表された、2024年10月レギュレーションについて感想を書いていきたいと思います。
    お付き合いください。


    禁止カード
    まずは禁止カードから。

    永遠の淑女 ベアトリーチェ
    今回は<永遠の淑女 ベアトリーチェ>1枚の指定となりました。
    「デモンスミス」の登場から多くのデッキで使われついに禁止指定となりましたが、本家の【彼岸】からするとたまったものじゃないですね。

    「デモンスミス」はともかくとして、比較的出しにくいランク6帯であることから環境への影響度は少なく、かつ任意のカードに触れる点でカジュアル環境でも重宝されていたカードなだけに、禁止化は残念の一言に尽きます。
    何かしら「彼岸」への補填があるものとは思われますが、果たして。


    制限カード
    続いて制限カード。
    新規指定は<黒魔女ディアベルスター><蛇眼の炎燐><天盃龍チュンドラ><ファントム・オブ・ユベル><魔を刻むデモンスミス><刻まれし魔の詠聖><篝火>の7枚。
    前期環境で活躍した錚々たる顔ぶれが揃っています。

    黒魔女ディアベルスター / 蛇眼の炎燐 / 篝火
    【スネークアイ】系統は初動枚数が激減し、受けや展開パターンも大きく縛られるため、相応のリペアが求められます。

    天盃龍チュンドラ
    【天盃龍】は理論上は初動減少に留まるものの、実際はデッキとしての性質がかなり脆くなり、事実上壊滅といえます。

    魔を刻むデモンスミス / 刻まれし魔の詠聖
    【デモンスミス】系統は初動や貫通両面で安定性低下しましたがギミックの流れ自体に支障はなく、<永遠の淑女 ベアトリーチェ>を頼らない【魔弾】などの光悪魔テーマであれば強力なギミックとして使用できます。
    ただ、そういったテーマでも<刻まれし魔の詠聖>の規制は痛く、バランスのとれた調整であるといえます。

    十二獣ドランシア / 真竜剣皇マスターP / 超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ / 強奪
    緩和組は<十二獣ドランシア><真竜剣皇マスターP><超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ><強奪>の4枚。
    前者3枚はかつて環境を席巻したカードたちですが、現代のカードプールやパワーではどれも単体で脅威となるほどのものではなく、解除されるのは妥当かと思います。
    特に<十二獣ドランシア>に関しては2度目の緩和ですが、そもそも2度目の規制が妥当とは思えないもので、逆に緩和が遅きに失したともいえます。
    ただ単純な性能としてはどれもある程度のパワーは有しているため、今後デッキ構築でどのように活かされてくるかに注目です。
    強奪>に関しては既に<心変わり>が無制限であり、またよくいわれる【御巫】での使用も、そもそも<御巫の誘い輪舞>があるため特に影響はないでしょう。

    準制限カード
    そして準制限カード。
    新規指定は<増殖するG><ナイトメア・スローン><御前試合>の3枚です。

    増殖するG
    増殖するG>については先攻側が展開後に使用するのがあまりにも一方的で、そういった面から調整された「マルチャミー」シリーズの登場によりいずれ減らされるであろうことは予測されていました。
    一旦準制限での様子見といったところですが、どうせ減らすなら制限か、思い切って禁止まで指定してほしかったところではあります。

    長らく本カードが禁止であったTCGでも「マルチャミー」が実装されていくため、いずれはあちらとのレギュレーション統一も視野に入れているのかもしれませんね。

    ナイトメア・スローン
    ナイトメア・スローン>は現状下火ではあるものの、【スネークアイ】系統が沈むことで浮いてくる可能性のある【ユベル】への牽制とみられます。
    御前試合
    御前試合>は【神碑】や【メタビート】系列でのロック性能への規制ですが、単体ビートによるロック性能が顕著になったことで、属性統一や種族統一といったテーマ性が活かしにくくなったのは残念ですね。


    緩和組はかなり数が多く、<イーバ><SRベイゴマックス><ダイナレスラー・パンクラトプス
    M.X-セイバー インヴォーカー><竜剣士ラスターP><封印の黄金櫃><フュージョン・デステニー><烙印開幕>の7枚。

    【SR】の新規が控えていることや、新弾での【ARG☆S】、直近の新規で活躍している【M∀LICE】を意識した緩和が目立ちます。
    残りのカードに関しても、現環境のインフレをみればある程度妥当なものといえるでしょう。


    制限解除カード
    最後に制限解除となるカード。
    焔征竜-ブラスター><巌征竜-レドックス><瀑征竜-タイダル><嵐征竜-テンペスト> <Emヒグルミ><SPYRAL-ジーニアス><天霆號アーゼウス><マジェスペクター・ユニコーン
    サンダー・ボルト><ピュアリィ・マイフレンド><ライトニング・ストーム>と、11枚でこちらもかなり数が多いですね。

    「征竜」
    「征竜」のパワーに関しては環境のインフレに対して影響度は低く、ようやくの全解除になります。
    封印の黄金櫃>の緩和も合わせて、様々なデッキを構築できそうです。

    Emヒグルミ
    Emヒグルミ>は単純に枚数増加も嬉しいですが、準制限となった<竜剣士ラスターP>との噛み合いもあって1枚と2枚以上ではカードパワーに大きく差のあるカードであり、そういった面でも嬉しい改訂です。

    それぞれの緩和されたカードを採用したデッキがどれぐらい伸びてくるか注目ですね。


    まとめ
    総評として、今後の環境について。
    もう既に各地で頭角を現していますが、当分は【ライゼオル】と【M∀LICE】の2トップ環境になりそうです。
    構図的には【スプライト】vs【ティアラメンツ】環境に似ており、当時ほどのハイパワーではないものの、2デッキとそれに抗う【ラビュリンス】をはじめとするデッキのパワーバランスは維持されそうです。

    深淵に潜む者>や<次元障壁>1枚で詰んでしまうデッキはかなり厳しい環境ではありますが、ある程度のパワーさえあれば二大デッキにも抗いうる環境であるため、動向が楽しみではあります。
    トップ2つも新弾での強化はほぼ内定しているため、それらの伸びや新規テーマにも注目したいですね。


    考察は以上になります。
    ありがとうございました。

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