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トーナメントパック新規!「スペース・オマジナイ・ウサギ」カード紹介

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トーナメントパック新規!「スペース・オマジナイ・ウサギ」カード紹介
皆様こんにちは、Hearth(ハース)です。
皆様、カードショップのイベントには参加されていらっしゃるでしょうか?
遊戯王の日やランキングデュエルなど、私もどうしてもオフラインで遊戯王をしたいときや景品が欲しい時に参加しているのですが、そこでもらえるトーナメントパックというものがあります。

過去のカードが再録されたものばかりで、中にはレアカードもあるトーナメントパック(私は一度もレアカードを引き当てたことがありませんが)。そちらでは最近、謎に通常モンスター推しが続いています。

今回は、そんなトーナメントパックで現在入手できる<スペース・オマジナイ・ウサギ>についての紹介です。


カード紹介
スペース・オマジナイ・ウサギ
レベル1、光属性、魔法使い族、攻撃力0、守備力1500のチューナーモンスターです。
こんなバニラに何を一記事を、と思うかもしれませんが、このカードはステータスが恵まれていることで組み込めるデッキが多く、かなり面白い1枚となっています。早速見ていきましょう、

(1)レベル1・チューナー
レベル1のチューナーと言えば、様々なカードが思い浮かぶと思いますが、ことバニラモンスターとなると、現状で3体しか存在していません。<スペース・オマジナイ・ウサギ>のほかには<ウォーター・スピリット>と<ガード・オブ・フレムベル>の2体です。
この時点でかなり希少なカードですね。同じレベル1チューナーバニラの2体とは、その他すべてのステータスが異なっているので十分差別化が可能です。

(2)光属性・魔法使い族
光属性・魔法使い族というと、最近だと「白き森」を筆頭に、魔法使い族テーマで見られがちな属性と種族の組み合わせですね。
「白き森」ではサーチや特殊召喚などに対応しているため、触れやすいモンスターとなっています。
(3)レベル1・光属性・チューナー
直近で強化を貰った「青眼」のサポートカードである「青き眼」たちと同じステータスをしています。<青き眼の精霊>のリンク素材に活用するというのが、このカードの一番見られる使い道でしょう。
(4)通常モンスター・攻撃力0
おもちゃ箱>のように、バニラかつ攻撃力を参照するカード群の中で、攻撃力0というのは特筆すべき特徴です。
特に最近登場した「原石」の<原石の号咆>は、墓地効果で、自分の墓地の通常モンスターの攻撃力を参照し、その攻撃力より高い攻撃力を持つ相手モンスターのコントロールを奪う効果を持っているため、攻撃力0との相性は抜群です。
(5)魔法使い族・守備力1500
いわゆる「霊使い」ステータスの守備力側にだけ該当しており、<大霊術-「一輪」>や<憑依連携>や<憑依解放>に対応しているため、「霊使い」デッキでの採用も検討できます。
そのほかにも<レスキューヘッジホッグ>にて光属性・魔法使い族レベル1がリクルートできるようになったり、「青眼」の出張ギミックが作られたりと、その個性を活かす手段はかなりあります。 実際に実例を見ていきましょう。
青眼出張
スペース・オマジナイ・ウサギ>を活かした「青眼出張」とは、場に<青眼の白龍>と<光の霊堂>と<滅びの爆裂疾風弾>を確保する出張セットです。
  1. スペース・オマジナイ・ウサギ>1体で<青き眼の精霊>をL召喚。
  2. 青き眼の精霊>の効果で<光の霊堂>をサーチし、発動。
  3. 光の霊堂>の効果で<青眼の白龍>を墓地へ落とす。
  4. 青き眼の精霊>をリリースし<青眼の白龍>を特殊召喚。
ここまでの1連の流れに加え、<光の霊堂>を墓地へ送れるなら、<滅びの爆裂疾風弾>をさらにサーチできます。
出張枚数は合計5枚

モンスター2枚
スペース・オマジナイ・ウサギ>1枚
青眼の白龍>1枚

魔法2枚
光の霊堂>1枚
滅びの爆裂疾風弾>1枚

EX1枚
青き眼の精霊>1枚

しかし、これだけならば、レベル4以下のドラゴン族・魔法使い族ならどのカードでも問題なくこなせます。
この出張の真骨頂は、召喚権を使わない手段がいくつかあるということです。

バニラであるため、各種「原石」魔法での特殊召喚や<予想GUY>に対応しているため、デッキスロットに余裕があるなら、召喚権を使わずに、展開に貫通力を持たせることができるのが強みです。
しかも<原石の鳴獰>から入れば、1枚妨害が増えるので、より盤面を強固にできます。
特にこの出張は「青眼」「センチュリオン」「白き森」で役に立つでしょう。


相性の良いデッキタイプ
青眼との相性
そもそも展開パーツが【青眼】のカードであるため無理なく入ります。現状の【青眼】は初動が増えたものの、最初の初動に妨害を打たれると展開しにくいという状況であり、そこを補う貫通札となるのです。

また、初動の枚数を増やすカードとして<レスキューヘッジホッグ>を採用するパターンもあります。

センチュリオンとの相性
【センチュリオン】がシンクロテーマであるため、チューナーであることも活かしやすく、何より召喚権を使わずにレベル8を供給できる点で、展開の最大値を伸ばしやすくなっています。

場面によってレベル5シンクロやレベル9シンクロも使うことができるようになるため、枠相応の柔軟性を手できることかと存じます。

白き森との相性
白き森のアステーリャ>の特殊召喚に対応しているほか、【白き森】が展開に際して場の魔法カードを墓地へ送ることで展開するテーマのため、<光の霊堂>と<滅びの爆裂疾風弾>の2枚をコストに用意できるのがグッドポイント。

召喚権を使わないで<原石の皇脈>から入った場合、3枚分の魔法を確保できるためかなり「白き森」側の展開が楽になるでしょう。こちらもシンクロテーマのため、無理なくシンクロモンスターが入るのも相性がいいです。


デッキレシピ
白き森
プレイヤー:Hearth
4


先ほども説明した、出張カードを混ぜた「白き森」となっています。
【原石】のカードを用い、【青眼出張】の際に記した方法で、召喚権を使わずに、魔法カードを2~3枚供給することでコストを存分に確保できる、という算段です。

基本的な展開は混ぜ物のない「白き森」と同じですので、こちらの記事を拝読くださいませ。


まとめ
以上のような形で様々なデッキに入れることができます。
今後も強化が確定している「原石」や「白き森」以外にも恵まれたステータスのため、どこかで化ける可能性はまだまだあるでしょう。
このカードをもしトーナメントパックから引き当てたら、大切に取っておくのもいいかもしれませんね。

それでもここまでのご拝読ありがとうございました。
また次回の記事でお会いいたしましょう。

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