スペース・オマジナイ・ウサギ採用【原石青眼】デッキ紹介
今回は「トーナメントパック2024 Vol.4」収録の<スペース・オマジナイ・ウサギ>を採用した【原石青眼】をご紹介します。
ストラクチャーデッキ「青き眼の光臨」で強化された【青眼】の詳細については別記事をご覧ください。
デッキ紹介 ストラク3箱+1枚【青眼の白龍】
「原石」は「RAGE OF THE ABYSS」で登場した通常モンスターをサポートするテーマで、通常モンスターを盤面に供給しつつそれをリリースしてドラゴン族の<原石竜インペリアル・ドラゴン>をアドバンス召喚して妨害していくデザインになっています。 ただ、<原石竜インペリアル・ドラゴン>を採用せずに通常モンスター供給ギミックとしても使用でき、環境ではレベル8以上を特殊召喚できる<予想GUY>のような使われ方をしています。
<原石の鳴獰>が速攻魔法なので<予想GUY>と併用できるのも嬉しいポイント。
【青眼】で採用される通常モンスターは<青眼の白龍>はもちろんのこと、レベル1チューナーという点で<ガード・オブ・フレムベル>が採用されていましたが、<スペース・オマジナイ・ウサギ>の登場によって魔法使い族・光属性・レベル1・チューナーというステータスを活かした構築ができるようになりました。
今回はその点を意識して【原石青眼】を構築してみようと思います。
デッキレシピ
まずはデッキレシピから。原石青眼
プレイヤー:メカヲタ
モンスター
計20枚
エクストラデッキ
計15枚
「原石」ギミックとして<原石の皇脈>と<原石の鳴獰>をフル投入し、最低限の盤面を保証できるようにしています。
また、魔法使い族・光属性・レベル1・チューナーという恵まれたステータスを活かし、<レスキューヘッジホッグ>も初動として組み込みました。
「原石」や<レスキューヘッジホッグ>の動きだしに対する妨害への相性のよさから、誘発として<PSYフレームギア・γ>も採用しています。
それ以外の構築内容に関しては、通常の【青眼】と大差ありません。
展開ルート解説
展開ルートの一部について解説。レスキューヘッジホッグ1枚+コストから
- <レスキューヘッジホッグ>を召喚し効果を発動、<白き乙女>と<スペース・オマジナイ・ウサギ>を特殊召喚
- <白き乙女>を素材に<青き眼の精霊>をL召喚し、<光の霊堂>をサーチ
- モンスターを対象に<光の霊堂>の効果を発動し、<青眼の白龍>を墓地へ送る
- <青き眼の精霊>で墓地の<青眼の白龍>を蘇生し、<白き乙女>を自己蘇生
- <白き乙女>の効果で<真の光>を置き、<青き眼の祈り>をセット
- <青き眼の祈り>で<青き眼の賢士>と<青眼龍轟臨>をサーチ
- 墓地の<青き眼の祈り>を除外して<青眼の白龍>に<真青眼の究極竜>を装備
- <青眼龍轟臨>で<ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン>を特殊召喚
- フィールドの<スペース・オマジナイ・ウサギ>と<青眼の白龍>で<青眼の精霊龍>AをS召喚
- <青き眼の賢士>を召喚して<エフェクト・ヴェーラー>をサーチ
- <青き眼の賢士>と<ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン>で<青眼の精霊龍>BをS召喚
- <青眼の精霊龍>Aの効果で<青眼の究極霊竜>を特殊召喚
- <青眼の精霊龍>Bの効果で<赤き竜>を特殊召喚し、その効果で<聖コウ神竜 スターダスト・シフル>を特殊召喚
<青眼の究極霊竜>と<聖コウ神竜 スターダスト・シフル>の妨害に、<真の光>によるリソースを残した形です。
原石の皇脈1枚から
- <原石の皇脈>を発動し<原石の鳴獰>をサーチ
- <原石の鳴獰>を発動して<スペース・オマジナイ・ウサギ>を特殊召喚
- <青き眼の精霊>をL召喚し<光の霊堂>をサーチ
- <光の霊堂>で<青眼の白龍>を墓地へ送り、<青き眼の精霊>で特殊召喚
- <原石の皇脈>で<スペース・オマジナイ・ウサギ>を特殊召喚し、<青眼の精霊龍>をS召喚
<青眼の精霊龍>自体も一応妨害を持つため、ギミック側の初動がない時にしてはまずまずの展開です。
レスキューヘッジホッグ+原石の皇脈+コストから
- <原石の皇脈>を発動して<原石の鳴獰>をサーチし、それを発動して<青眼の白龍>を特殊召喚
- <レスキューヘッジホッグ>で<スペース・オマジナイ・ウサギ>と<白き乙女>を特殊召喚
- <青眼の精霊龍>AをS召喚し、残った1体で<青き眼の精霊>をL召喚して<光の霊堂>をサーチ
- <青き眼の精霊>で<青眼の白龍>を蘇生し、<白き乙女>を自己蘇生
- <光の霊堂>の効果を<白き乙女>を対象に発動し、<スペース・オマジナイ・ウサギ>を蘇生して<PSYフレーム・ドライバー>を墓地へ送る
- <白き乙女>の効果で<真の光>を置き、<青き眼の祈り>をセット
- <青き眼の祈り>で<青き眼の賢士>と<白き龍の威光>をサーチ
- <青き眼の賢士>を召喚して<エフェクト・ヴェーラー>をサーチ
- <スペース・オマジナイ・ウサギ>と<青眼の白龍>で<青眼の精霊龍>BをS召喚
- <青眼の精霊龍>Aの効果で<青眼の究極霊竜>を特殊召喚
- <青眼の精霊龍>Bの効果で<赤き竜>を特殊召喚し、その効果で<聖コウ神竜 スターダスト・シフル>を特殊召喚
- <原石の皇脈>で<青眼の白龍>を特殊召喚し、<青き眼の賢士>と<青眼の精霊龍>CをS召喚
<白き龍の威光>による妨害もあるため、組み合わせとしてはかなり伸びる部類です。
<原石の皇脈>による特殊召喚後は、フィールドの特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない点に注意。 ストラクチャーデッキから躍進し結果を残すようになった【青眼】ですが、「原石」によりバニラであることを活かした構築もできるようになりました。
もう少し通常モンスター軸に寄せれば、<スキルドレイン>や<暴君の暴言>といったカードを投入して【メタビート】に寄せた構築もできます。
カードプールが広く、通常モンスターを主体にすることから構築の幅が広いのも、【青眼】の魅力だと思います。
みなさんもぜひ、自分の好きな【青眼】の構築を探してみてください。
ありがとうございました。