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2023年1月 アーカイブ

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ウィクロスが強くなるにはどうすればいい?夢限少女杯ランカーに取材してみた!【中編】

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    by からばこ

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    夢限少女杯ランカーに取材してみた!【中編】
    前編はこちら
    「ターン数」を心がけよう!
    からばこ:環境の捉え方の他に、実際のバトルの中で、強いプレイヤーに共通する傾向はありますか。


    しみずき:ディーヴァセレクションに限った話でいうと、自分のゲーム数のターン数を理解して、やることをやり、やらないことをやらない、を正しく選べるか、でしょうか。強いプレイヤーが共通して持つ傾向です。


    からばこ:ターン数、ですか。
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    しみずき:今のお互いのエナの状況、残りのピースやアシストルリグ、サーバントの枚数などを見て、「あと何ターンゲームが続くかな」「要求はあと何点必要だな」という考え方です。「あと何ターンゲームを続けて、何点要求を作らなければいけない。だからこのアシストルリグは今は温存しないといけない。だから使わない」というような判断ができるようになれば、強くなれると思います。その場限りの状況を見て、アシストルリグを使ったりしていませんか?


    からばこ:しているかもしれない......。このターンアシストルリグを使って生き残っても、次のターンに相手のライフが多く残っているから、どう頑張っても勝てないのに、「負けちゃう!」って焦って、アシストルリグに乗っちゃう、みたいな。どうしても「このターン」だけで見てしまうかも。


    しみずき:3ターン目くらいでその逆算が出来る人は強いです。ターン数に加えて、デッキの残り枚数もきっちり見ているプレイヤーもいる。夢限少女杯準優勝のぽっきー選手はその力が強く、だから<ウリス・アフリクト><ウルトラスーパーヒーローズ>などで、リフレッシュに入れるタイミングが絶妙です。
    忘れてほしくないのは、「あと何ターンゲームを続けて、後何点取らないといけない」という先読みの力があっても、デッキに要求できるカードがなければ意味がない、ということです。だからきちんと点要求ができるカードをデッキに入れましょう。これが、「ダメージレースが大切」という話に繋がります。
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    46熊:ダメージレースが先行できたら、その後の展開も自分のペースに持ち込めますもんね。先に相手を攻めると、相手はこちらの攻めに対応しなければいけない。どんなデッキを使っても、その考え方は大切になります。


    しみずき:僕がディーヴァセレクションで強くなったきっかけのバトルがあります。
    相手のシグニアタックで、「相手のシグニ1体をバニッシュする」というライフバーストが発動した時、「アタックを終えて、ダウンしたパワー8000のシグニ」と「ライフクロスへのアタックを控える、アップ状態のパワー3000のシグニ」のどちらをバニッシュするかを選ぶ状況になりました。
    普通ならアタックを控え、1点取られるパワー3000のシグニをバニッシュしますが、僕はそこで踏みとどまって、「ここで8000のシグニをバニッシュしないと、ダメージレースで追いつけないな」と判断し、8000のシグニをバニッシュしたんですね。そのゲームは最終的に相手のライフバーストで負けてしまいましたが、もし3000のシグニをバニッシュしていたら、8000のシグニを処理できず、ライフバースト勝負の土俵にすら立てませんでした。これは自分が1段階強くなったバトルで、そこから「ターン数」を心がけるようになりました。
    ダメージレースの考え方は非常に大切です。その考えを実行に移すために、メインデッキに点を取れるシグニを入れないといけない。「3点取りたいけれど、そのカードが入っていない」のであれば、構築から見直します。とにかく点を取れ、3点取れ、ですね。

    レベル3で一度立ち止まろう!
    からばこ:ターン数を考えるにあたって、実戦で心がけていることはありますか?毎ターン「あとどれくらい」と考えるのは難しいかもしれません。


    しみずき:センタールリグがレベル3にグロウしたタイミングで、一度立ち止まりましょう。お互いの残りライフクロス、残りのアシストルリグ、手札やトラッシュのサーバントの有無を確認し、そこからどうすれば相手のライフクロスを削りきり、最後の1点を入れられるのかを考えます。それが無理なら、どうすれば自分は「追加の1ターン」を得られるのか。この2つを考えた時に、どちらに勝算があるのか。3にグロウして、「どうしようかな」と考えますね。


    46熊:デッキを作った段階で「こう動きたい」という理想があると思いますが、ライフバーストの有無やドローの良し悪しで、その理想と現実にズレがあると思います。「サーバントが引けなくて思ったよりライフクロスが少なくなってしまった」「相手のライフクロスが全く発動せず、結構攻められているぞ」などでしょうか。そのズレも考慮して、レベル3にグロウした段階で、どう攻めていくかを決めていきたいです。
    しみずき:レベル3にグロウして「2回連続で3面要求をすれば勝てる」となったとしても、除去シグニや除去ピースが足りなくて、そもそも「2回連続の3面要求」ができない場合もあります。それは、「デッキ構築を見直しましょう」ということです。


    からばこ:ハンデスはどう考えればよいですか?
    しみずき:ハンデスはルリグアタックによる追加の1点が通りやすくなったり、相手のアタッカーを捨てさせて「追加の1ターン」を得られやすくなるので強力です。ただ、単純なシグニでの攻めより不安定な要素が増えるので、ちょっと難しくなるかもしれませんね。


    後編へ続く(好きなルリグで勝つために、デッキ構築で重要なことって?)

ウィクロスが強くなるにはどうすればいい?夢限少女杯ランカーに取材してみた!【後編】

    posted

    by からばこ

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    夢限少女杯ランカーに取材してみた!【後編】
    中編はこちらから
    好きなルリグを勝たせるには?
    からばこ:環境で結果を残すルリグが強いのは分かりますが、自分が好きなルリグがそうであるとは限りません。僕も【まほまほ】はとても好きですが、なかなか苦労しています。好きなルリグで勝つために、構築やプレイングで心がけることはありますか?
    しみずき:ディーヴァセレクションのセンタールリグは、一部強すぎるルリグもいますが、一定の査定を基準にデザインされている印象です。勝てないのは環境に合っていないからなのかもしれませんが、それ以上に、そのルリグに固執し過ぎているのかもしれません。「そのルリグで勝ちたい!」という気持ちにとらわれすぎて、本当に強いデッキやルリグの動きや戦略を知らないのではないでしょうか。
    勝てるノウハウを知らないでデッキを組むと、デッキとしてのまとまりが悪くなりがちです。好きなルリグを勝たせたいのであれば、既に勝っているデッキの性質や構造を知って、好きなルリグに取り入れるのがいいと思います。


    46熊:何より、まずは好きなルリグの勝利報告を探しましょう。セレモニー優勝とまではいかずとも、少なくともデッキとしてまとまっているものが見つかるかもしれません。「どうせ勝っていないでしょ」と諦めて、探しすらしていないのは違います。


    しみずき:【ダッシュヒラナ】なんて、当時結果が残っていないルリグが花開いた良い例ですよ。防御面数0でここまで強いルリグはなかなかいません。好きなルリグを引っ張っていくために、まずは自分自身の経験値を増やしましょう。


    からばこ:【ダッシュヒラナ】の基盤を花代に転用した【ダッシュ花代】とウィクロスパーティーで当たりました。ルリグデッキは【ダッシュヒラナ】そのままで、メインデッキは宝石系のシグニが中心。<火露炎 花代・参>の起動能力で、リソースとシグニの火力も担保したデッキでした。劣化なんてとんでもない。ヒラナとは違った強みを持った、良いデッキでした。

    強いデッキを使っているのに勝てない......。どうして?
    からばこ:WIXOSSBOXを運営していると「入賞したデッキを回しているのに勝てない」という声をよく聞きますが、どう捉えますか?


    46熊:一番いいのは、そのデッキを作った人に回し方を聞くことでしょう。オールスターの話ですが、僕が使っている【創世マユ】は、結果を残したプレイヤーに色々と聞いて、自分好みに調整していったんです。LBなしのサーバント枠が、<忘得ぬ幻想 ヴァルキリー>でサーチできる<サーバント T2>ではなく<サーバント Q2>になっている理由は、本人に聞かないと分かりませんでしたね。


    しみずき:足りないものが2つあります。1つはそのデッキへの経験値と理解。例えば、なぜ<チョウウン>や<キョウシュウ>ではなく<トキユキ>なのかは、使った本人でないとわかりません。もう1つは、デッキの構築そのものが古い。入賞した時点でそのデッキは過去のものになっているから、そのデッキを使っている時点で遅れています。使用者は「優勝したけれど次はここを変えよう」と思っているかもしれません。今後開催されるセレモニーで、使用者がアップデートしたデッキと、結果を残した過去のデッキが対戦して、後者が勝てるのか?ということです。
    46熊:でも、結果を残したデッキを回すのは強くなる近道です。負けたとしても、どうして負けたかがわかれば、対戦した時にその弱点をつけるし、自分がデッキを組むにあたっても対策になります。


    しみずき:別のゲームの話題になってしまいますが、僕は最近「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」のオンライン対戦を始めました。強い人が公開しているレンタルチーム(※)を使うんですが、ポケモンのことを知らずにたくさん負けています。サーフゴーにでんじは(※)撃って「あれ、効かない!?」ってなっちゃうんですよね。強いパーティーを使っても、やってはいけないことをやって負けてしまう。それと同じでしょう。

    (※)レンタルチーム:他のプレイヤーが育てたポケモンたちを借りる機能。借りたチームはオンライン対戦などで使用できるが、自分のポケモンになるわけではない。
    (※)サーフゴーにでんじは:「サーフゴー」というポケモンは、「おうごんのからだ」というとくせい(ポケモンが持つ特殊能力)を持っており、相手からの変化技を受けない。「でんじは」は、相手を「まひ」状態にする変化技なので、サーフゴーに無力化される。サーフゴーのとくせいを知っていればでんじはを使わないが、知らないと撃ってしまう、という話。

    「負けて覚えて」とは言うけれど......。
    からばこ:「負けて覚えて強くなろう」とよく言われますし、私も言います。負けをどう、成長の糧にしていますか?


    しみずき:「サーフゴーにでんじは」で負けるのは、サーフゴーにでんじはが効かないことを知らない、自分の「無知」ゆえです。ウィクロスではその無知に気が付きにくいかもしれません。やってはいけないことを知らずしらずのうちにやって負けている。でも、それを知る機会がないから、また繰り返して負ける。負けて覚えられる環境があるのは恵まれています。


    46熊:サーフゴーにでんじはを打つと、「おうごんのからだで効果がないようだ」と表示されるから気が付けますが、ウィクロスに限らず、カードゲームでは表示すらされませんからね......。強い人に指摘してもらえれば良いですけれど。
    例えば、先攻1ターン目で手札にレベル1が<サーバント#>1枚しかない状況で、その<サーバント#>を場に出すプレイヤーもいます。その<サーバント#>を出さずに持っておけば、受けるダメージを1点減らせるのに、です。
    しみずき:デッキを紹介する記事はあっても、そういう基本のプレイングを発信した記事は少ないですよね。強くなりたい人が、ウィクロスの基本を学ぶ場所が少ない。これは僕たちのような、コンテンツを発信する側の責任でもありますが。


    46熊:強い人が当たり前に、無意識のようにやっていることを、改めて伝えることは大切かもしれません。


    からばこ:ところでお二人は、プレイヤーが発信するウィクロスに関する記事や動画をどれくらい読んで見ていますか?


    しみずき:かなり見ていますよ。セレモニーの結果も遊々亭の記事も、ツイッターで流れてくる記事もしっかり見ています。新しいアイディアやひらめきが見つかることも多いですからね。そのアイディアを自分のメソッドに落とし込めば、もっと強いデッキが組めるだろうという自信もありますから。自信だけあっても、アイディアを思いつかないと意味がないので、しっかり見ています。


    46熊:自分もなるべく読むようにしています。自分が考えていないことを知ることができますし、自分が記事を書く以上、読まれるのはやっぱり嬉しいですし、「このデッキ面白そう」とか言われるとなお嬉しい。探して何か見つかれば得ですし、見つからなくても損ではありませんから。


    からばこ:私も流れてくるものは全部見ていますし、WIXOSSBOXの更新の際は、デッキにしっかり目を通します。そもそもそういう目的でサイトを始めましたからね。

    強くなったら「生きている実感」が味わえる!
    からばこ:「強くなりたい!」と言いはするものの、実際に強くなったら、どんないいことがありますか?
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    46熊:勝つことが全てではないですが、やっぱり勝つと楽しいし、もっと勝ちたいと思うようになりますね。遠征だってしたくなる。
    強くなると強い人と対戦した時に物怖じしなくなるし、強い人との関わりが増えて、友達がどんどん増えます。カードゲームを通して自分はたくさん友達を作りたいし、実際にたくさん友達ができました。


    しみずき:これめっちゃ語りたいんですよ。強くなると、夢限少女杯本戦に出られる。ディーヴァグランプリの決勝トーナメントに出られる。そうなると何が得られるって、ずばり「生きている実感」ですよ。大型大会の重要なバトルの前の、あの意味不明なひりつきを一度味わったら、もう戻ってこられない。エンドルフィン(※)が脳内でドバドバですよ。
    僕はもう、ウィクロスパーティーやウィクロスセレモニーではそれが感じられなくなってしまいました。だんだん耐性がつくんでしょう。ディーヴァグランプリや夢限少女杯になると、やっと出始める。あのひりつきをもう一度味わうために、強くなるし、勝利を目指す。
    カードゲームをやっていて、そのひりつきを味わえないのはもったいない。ぜひ味わってほしい。

    (※)エンドルフィン:脳内から分泌されるホルモンの一種で、分泌されると鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られる。「幸せホルモン」「脳内麻薬」とも呼ばれる。


    からばこ:振り返れば私が一番嬉しかったのって、人生で初めてウィクロスパーティーで優勝した時かもしれません。あの時もらった<アーク・ディストラクト>は、今も大切にしています。またあの喜びを味わいたいなあ......。

    「その先で待っているぜ」「たくさんバトルしましょう!」
    からばこ:たくさんお話を伺わせていただきましたが、改めて最後に、読者の皆様に一言ずつお願いします。


    46熊:強くなりたい人は、たくさん対戦してほしいです。リアルでもリモートでもいいので、たくさん対戦しましょう。
    2022年の5月にウィクロスを始めたプレイヤーがdiscordの「ウィクロス集会所」にいるのですが、ほぼ毎日対戦募集をしていて、どんどん強くなっています。セレモニーでも準優勝しているので、優勝も時間の問題でしょう。やる気に満ちた人は、集会所でも自分のツイッターでもいいので、遊びに来て、どんどん対戦して、一緒に強くなりましょう。


    しみずき:「自分がウィクロスの環境を作るんだ!」という気概を持ってほしいですね。
    ウィクロスは環境の変化が遅いので、既に出た結果が最適解ということはほぼありません。自分が一歩先に行く、という気概が実りやすいカードゲームです。すでにあるものが結果だと思わず、答えを追い求めることが、勝つために大事です。環境の一歩先で、皆様を待っています。


    からばこ:ありがとうございます。私も最後に伝えるとすれば、間違えることを怖がらないでほしい、ということでしょうか。失敗は悪いことではないですし......。きっとお二人もここまで強くなるまでに、たくさん負けてきたのでは?


    46熊:セレモニーで負けた翌日は自分が負けたデッキを使って、「なんで負けたんだろうなあ」ってやってますよ。


    しみずき:ディーヴァグランプリ4thの予選で早々に負けたこと、忘れられないですね......。次は勝つ!


    終わりに
    「ターン数で数える」「強いルリグの性質を理解する」「デッキに要求を盛り込む」「環境の一歩先へ」
    強くなるヒントを多く得られた、充実の2時間でした。取材を終えて記事を書きながら、「早くデッキ組みたい、バトルしたい!」とモチベーションが沸き立っています。強くなるぞ!

    読者の皆様も2人の言葉の中から、強くなるヒントを見つけられたら嬉しいです。
    ウィクロスパーティーやセレモニー、グランプリなど、目指す場所は違うかもしれませんが、一緒に強くなっていきましょう。

    取材に応じてくださったしみずきさん、46熊さん、誠にありがとうございました。
    読者の皆様もここまでお読みいただき、ありがとうございました。本年も遊々亭をよろしくお願いします。

新弾で始めるディーヴァセレクション! 新生アンジュのススメ

    posted

    by 46熊

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    新弾で始めるディーヴァセレクション! 新生アンジュのススメ
    はじめに
    どうもこんにちは46熊です。
    皆さん、久しぶりの特殊弾『[WXDICP-01] にじさんじ DIVA』は楽しんでいるでしょうか。私は楽しみすぎていつ新弾が発売しても即わいわい遊べるようににじさんじの切り抜き動画を見漁っておりました。.........ん???

    にじさんじDIVA、実際に触って使ってみた方は分かると思いますが強いだけでなくとにかく楽しいです。久々に競技的な視点とはまた別のベクトルでカードゲームしている気分にさせてくれるカードが多数収録されています。そして多くのカードから『バーチャルでデッキを組め、損はさせねぇぞ』と息巻く声が聞こえて来るようです。
    例えばこのカード。
    競技シーンで常に活躍している白デッキの超汎用カード、<リメンバ//メモリア>と<ゲイヴォルグ>を足して相手への干渉を抑えたような効果をしています。デッキをバーチャルで固めさえすれば。
    次にこちら。
    発動タイミングは微妙に異なりますし若干攻撃力は抑えられていますがこちらも競技シーンでしばしば目にする強シグニの効果を合わせたようなシグニです。こちらもデッキをバーチャルで固めさえすれば。

    上記カードの他にも効果の大半が<奏械:バーチャル>を参照しているため、デッキをバーチャルで固める程にその恩恵を強く受けられるようになっているのです。
    もちろんサーバント以外を全てバーチャルで固めないといけない、と言った事はありません。ただはじめはバーチャル主軸にデッキを組んだ方が扱いやすいでしょう。
    (単純な比較はできないとはいえ流石にパワー)
    なにこれぇ......

    と言う事で。今回は「新弾で始めるディーヴァセレクション」と銘打ってデッキを一つ投稿させて頂く事になりました。私が担当させて頂くのはさんばかの錬金術担当<アンジュ・カトリーナ>さんです。
    にじさんじが好きでウィクロスの門戸を叩いた方、とりあえず新弾のカードでデッキ組みたいけどどう組んだらいいのか全く分からん、みたいな方々の助けになれれば幸いです。

    デッキ紹介
    コンセプト
    ルリグで空けてシグニでドン!
    最後はルリグとシグニでMAX6点!!

    新弾におけるアンジュの立ち位置
    アンジュ>は新規センター4ルリグの中でも最も分かりやすく点を取りに行けるルリグと認識しています。場に出せるシグニを引けさえすればライバーとコラボする(not生贄)だけで厄介なレベル3シグニを押しのけて点を要求することが出来る点は他のルリグには無い強みと言えます。また、白の特性であるエナを与えない攻めと超絶噛み合ったゲーム1,<ヒラナ>のゲーム1と違いエナ4で代替する事も出来ますがそんなエナがあるはずもありません。同期の<リゼ>もこのゲーム1をライバーで盾にする事は出来ないため、サーバントが無ければ空中からゲームを終わらせることが出来ます。また<ヒラナ>と違いアシストの防御を残しながら使えるのも助かるポイントですね。
    (ダッシュヒラナで大活躍中の攻めガン振り主人公ルリグです)

    一方でバニッシュではなく手札に返すだけなので次のターンにはまた出て来てしまうという点は注意が必要です。
    また、新弾では明確に12000ラインの除去を意識してパワーを13000以上に底上げするシグニ、パワー12000以下のシグニを守るシグニも多数収録されています。このシグニ達をどう掻い潜ってトドメの一撃を叩き込むかが勝負の分かれ目となりますね。
    特に<周央サンゴ>のパワーラインは厄介です。アタックフェイズに発動条件を満たしてしまうと後から効果を消してもパワーが下がりません。このカードを意識してデッキを組むかどうかは各人の判断にお任せしますが今回は1〜3度くらいしか現実的に除去出来ないように組みました。バーチャルで除去したいのであれば現実的なのは<ニュイ・ソシエール>、スペルに頼っても良ければ<フレン・スラッシュ>でしょうか。
    ニュイ・ソシエール>の効果はトラッシュ枚数に影響されるため使い勝手が良いとは言えません。一方で<フレン・スラッシュ>はコストの重さが気になるものの<フレン>とアンジュの起動効果の相性が良いためこちらを採用しました。<フレン>が場に居る時でなければ使う機会はあまりないかもしれませんがLBも強いのでライフクロスから捲れたらラッキー、手札に来たら相手によってはエナに置くでも良いかと思います。

    アシストについて
    【アシスト】リゼ レベル1【剣】 / 【アシスト】リゼ レベル2'/ 【アシスト】月ノ美兎 レベル1【杵】 / 【アシスト】月ノ美兎 レベル2【隠蔽】
    1枚だけ新弾に入っていないカードを使わせて頂く無礼をどうかお許しください。リゼの新弾に収録されているレベル2<【氷壁】>も確かに強いのですが性質上このカードを残した際に前述した<西園チグサ>の連パンを受けられないと言った問題に直面してしまい、それを嫌ってこの構成になりました。
    もちろん最後に切るアシストを<【隠蔽】>にするとトラッシュ管理及び残りのライフクロス枚数に気を遣う必要が出て来ます。ライフクロスのクラッシュをデッキ落としで置換するためライフ0からは貫通されて敗北する点には注意が必要です。一方、強制リフレッシュで詰めに来る戦術が確立した今弾ではライフが1でも残っていればこの上なく有効に働くアシストです。
    アシストルリグは各人のプレイスタイルで無限の組み合わせがありますので色々な組み合わせを試してみてくださいね。

    ピースについて
    世怜音女学院 After School / LazuLight FLASH
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    最強汎用ピースとして旧弾環境引っ張りダコだった<スーパー・ヘルエスタセイバー>とあと何かにしようと思っていた時期が私にもありました。リレーピース、終着点だけでなく中継点も強すぎます。弱い点はある程度構築を縛られてしまう点、ピースの種類を読まれやすい点くらいでしょうか、それも今後リレーピースが多数収録されてくれば変わってくる些細な問題です。
    リレー元である<世怜音女学院 After School>はアシストでサーチが出来ないこの構築だと最悪1T目に使う事もあります。但しその場合エクシードの支払いが出来ない点には注意です。
    リレー先の<LazuLight FLASH>は状況によって必要な能力を適宜選択できる汎用性の塊のようなピース。このカードとアシスト、LB及び<フレン・スラッシュ>でしか前述の<周央サンゴ>を除去できないため使用タイミングとしてはライバーとコラボが終わった以降のターンになるでしょう。3つ目の効果はエナの枚数調整にも寄与してくれるため3エナと言う安くはないコストを要求してくる<【隠蔽】>の補助としても優秀です。

    シグニについて
    当然すべてのカードについて語りたい部分はありますが一部抜粋して解説させて頂きます。

    西園チグサ
    おそらくアンジュの切り札として使って欲しい意図を感じるシグニで、ゲーム1と合わせるとルリグだけで3点取りに行けます。
    今までにもルリグアタック回数を追加してくれるシグニは居ましたが、場のアップ状態のシグニをダウンさせるというシグニアタックを放棄させるような条件が付いていました。このシグニにはそれが無いため、今まで多面ダウンにより回避できた状況も避けられなくなってきています。
    出現時効果も単純に優秀で後続を構えながらアタッカーとして機能するので出来る限り多めの枚数を採用したいですが、今回は少し枚数を抑えています。

    天宮こころ
    余談ですが今弾で最もイラストが好みなシグニ。あみゃみゃ好きだ......
    一定条件下で付与できる完全シャドウが有り得ん強く、<あみゃみゃ><しぃしぃ><>と立てると相手の殴り返しに強いガチガチな盤面を形成することが出来ます。
    弱者を救済するその効果、イラストも相俟ってマジ天使です。何ならサーバントも回収させてくれるのでルリグすら守ってくれます。今弾屈指の防御性能を盛ったシグニと言えるでしょう。

    フレン・E・ルスタリオ
    最後の効果はどちらかと言うとリゼで使う事が多いと思われる効果ですが、2つ目の効果はアンジュの起動コストをチャラにしてくれるため若干枚数採用しています。
    終盤で後1面空ければ勝てるのに......という場面ではサーバントも投げ捨てていきましょう。但し手札に戻すパワーの範囲は思ったより狭いのでご用心。

    椎名唯華
    さくゆいで使いたかったものの<笹木咲>とアンジュのかみ合わせが悪かったため<笹木咲>は今回不採用としていますが、こちらだけでも十分に強いカードです。
    パワー上昇を全体に振りまけるため自身だけでなく横の場持ちも良くしてくれる効果は使われると分かりますがかなり厄介です。

    東堂コハク
    生きた<オーバー・パシュート>とでも言うべきシグニ。同弾収録の条件達成した<きらめ>を労せずどかせる点は見逃せません。レベル2なので初手から出すことは出来ませんが、レベル1でない事により<月ノ美兎 【杵】>や<マキナウィングスラッシュ>をかわせるのは明確なメリットと言えます。
    2T目、3T目で引けないと出番が途端に限られてくる点(基本的に盤面は331で組む事が多いため)が気にはなりましたが最初は使用感を確かめるためにも強気の4投。調整次第で若干減るかなとは思っています。

    空星きらめ
    上でも紹介しましたが条件付きでパワー5000の<キョウシュウ>になれる優秀なシグニ。別の事務所にパワー系のお姉ちゃんが居るとか居ないとか。
    先攻1ターン目で彼女を二面立ててターン返せばほとんどの場合除去されることはないでしょう。彼女も大概パワーある。
    あとこれは小技ですが、このシグニを立てて相手のレベル1除去するアシストを渋らせた後で221の盤面で要求。LBを踏んでも1シグニが除去されるような順番でアタックするとまたアシストのグロウを渋らせることが出来ます。狙えるなら狙っていきたいですね。

    エリーラ ペンドラ
    バーチャルデッキを組もうとしていた時にずっと思っていた事がありまして。
    コードメイズ ユキ//メモリア>欲しいなぁ→でもバーチャルじゃないしなぁーでもこいつ居ないと一部困る相手がなぁ→でも(以下略
    そんなぐるぐるをばっさり切り裂いてくれたのがこのシグニ。主に<椎名唯華>のパワーパンプを消して12000以下除去を通すために使うのを想定しています。
    ユキ//メモリア>を序盤出した際にしばしば発生していた『別に意味ないけど強制効果なんで〇〇の能力消します』といった状況も2つ目のいつ使っても腐らない効果があるので無駄になりません。デッキトップが1枚ズレればサーバントを引けるターンが冗談でなく1ターン早くなることもありますからね。皆さんもありませんか?サーバント足りなくて負けた時デッキトップ捲ったらサーバントだった経験。私は結構頻繁にあります。

    改良案
    1. ゲーム1を通したい
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    私はいつも『ウルトラスーパーウムルクリアー』と読んでいるコンボです。相手のデッキ枚数が11枚以上の時、ピースとアシストルリグでリフレッシュさせつつ、相手の手札を壊滅させます。
    ウムル=クリアー>は捨てた手札-1枚を引くんじゃないの?と思われる方、ご安心くださいそんなに多く引ける枚数残ってません。残らないタイミングで使うコンボです。
    ただしアンジュが相手のデッキを落とす手段を持っていないためそれは別途必要です。ただそれを考慮しても意識外から急に6枚持っていた手札が1枚とか2枚になると相手の予定を一気に切り崩せるため決まった時はかなり爽快な攻撃です。
    この戦法はアシストの防御を片方犠牲にしているため、もう片方(ピースの都合上黒ルリグ必須)はそこそこ防御力の高いアシストにしてあげて下さい。

    2. ゲーム1をやっぱり通したい
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    新弾発売日に知人が公開していたアンジュに採用されていたカードです。上のコンボはアシストをウムルにするためバレやすく、デッキ15枚くらいから爆速でデッキを掘って10枚以下にされてしまうと大量ハンデスをケアされてしまいます。一方で此方のカードは単体で完結しているためネタが割れにくいと言った利点があります。
    対ヒラナやリメンバ、あとはアンジュミラーでも3エナ払わないとルリグをアップ出来ない効果は強烈に刺さりますので、今後こちらがスタンダードになっていくのかな...などと考えている次第です。

    終わりに
    この辺りは26日の朝に書いているのですが、新弾発売から二日しか経っていないのにもう様々な構築を試している方が大勢いて圧倒されている自分が居ます。
    新規ルリグ、シグニはどれも魅力的な効果を持っているため様々な構築を試してみてほしいです。センタールリグの数、アシストルリグの数だけ無限にデッキ構築を悩めるのがこのゲームの良い所なので。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。よろしければいいね&RTなどご協力の程よろしくお願いします!

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