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【第40話】デッキ開発おじさん登場!?

    posted

    by ねへほもん

    もうすぐバレンタインですね!
    今年はバレンタインが土曜日で休めるということで、陰鬱な気分も少しは和らぐのではないでしょうかw
    何か貰える方は羨ましいよぉ~

    ウィクロスはプレイヤーが男だらけのゲームですので対戦相手の方からのプレゼントは期待できません(´・_・`)
    しかし、バレンタインにちなんだビッグイベントがあります。
    その名も・・・

    「チョコレート争奪戦」

    例え現実でモテなくても、何かビッグなプレゼントが貰えるかもしれないですよ!
    前にも書いたかもしれませんが、筆者はバッチリ抽選落ちです。

    昨日は関西でチョコレート争奪戦の第1弾、大阪冬の陣が開かれました。
    数百人のセレクターが集う中、優勝したデッキは・・・

    2止めファフオーラ

    衝撃の殺人デッキが優勝www
    アーツがファフニール4、一覇二鳥3という超殺人的な構築。
    1発目をアイドルやLBで耐えても2発目が飛んで来て、それをレベル2以上のサーバントを使い切って耐えたとしても、
    3発目の一覇二鳥からのファイナルアタックを防げずに負けるというパターンが予想されます。

    アイドル+スピサルセットや爾改速攻で逆に潰される可能性はありますが、それは仕方ないという割り切りが9連勝優勝を導いたのかもしれませんね。
    28日では関東でチョコ争奪戦が行われ、ブロガーとしては是非出たかったですが・・・悲しいのでもう語らないでおきます。

    さて、一方関東では、立川のファミコンくん2号店、略してファミツー(ゲーム雑誌ではないし、そもそも正式な略称か怪しい)でWPSが開催されました。
    関東では5弾環境最後のWPSですが、その最後を飾ったのはどのデッキか?

    http://fami2wixoss2.diarynote.jp/←詳細はこちら

    優勝はHNデッキ開発おじさんという方で、爾改を使っていたようです。
    名前が凄い方ですねw
    聞いたことが無い名前ですが、どんな方なのかというと・・・

    私ですwww

    偽名シリーズ第1弾。
    ねへ名義を使うと爾改を使うのはバレていますし、せめて予選の間だけは顔を知られていない方にバレずに過ごしたかったんですよね。
    (面白い名前を使いたかっただけとは言わないでおく)
    さて、次はどんな名前で出ようか?

    ・・・とつまらぬ情報はさておき、実戦の中身を解説することにしましょう。

    予選
    1回戦 黒点タマ ○
    2回戦 ユヅキ ○
    3回戦 ミルルン ○
    4回戦 5緑 ○
    5回戦 タママユ ○
    6回戦 3止め緑 ○

    決勝T
    1回戦 ユヅキ ○
    2回戦 3止め緑 ○
    決勝 タママユ ○

    構築はファミツーさんのサイトに出ていますが、一応写真を。



    基本は以前の浜松構築をベースにしていますが、あのままでは激戦区の東京では勝てないと思い、
    構築を詰め、プレイングを安定させるように経験値を積んできました。
    構築チェンジのポイントは以下の2点です。

    1.《アイドル・ディフェンス》の採用
    以前はツーダストを入れていましたが、正直赤ミラー以外ではあまり役に立たず、それに代わるアーツを探すのが一番の課題でした。
    最初は晩成で緑アーツを増やすのが一番安定かと思いましたが、マリゴを引かないと腐る可能性が高くてイマイチ。

    面白いところでは《一覇二鳥》で奇襲ダブルクラッシュを試したこともありましたが、強い人には意外と見抜かれやすく、
    赤エナ1を浪費して終わることもしばしば。
    とはいえ6弾では、ピーピング能力を持つ汎用シグニ《コードアート T・A・P》が出るため、これで相手の手札を覗いてから使えば
    確実にダブクラを決められるので、投入の余地は十分にあります。

    一方のアイドルですが、以下の3つの理由で採用しました。
    ⅰ そこそこ爾改が流行しており、ミラーマッチ対策になる
    ⅱ 苦手のタママユに対し、最後の特攻に耐えて勝つ可能性が出てくる
    ⅲ 相手が不意の猛攻を仕掛けてきた時の生命線を確保できるため、安心して特攻に集中できる


    ⅰ、ⅱは割と当たり前の理由ですが、採用してみるとⅲもかなり重要な役割だと感じました。
    爾改は「攻撃は最大の防御」ということで、自分のライフを犠牲にしてでも相手のライフを最短で削りにかかるデッキですが、
    自分のライフが危うくなり致死ラインに達することもしばしば。

    アイドルや強いLBさえ無ければ勝ちだけど、ここで逃すと返しに特攻された逆にやられかねないという場面に出くわすと、
    一気に決めにかかるか少し減速するかで迷います。
    アイドルを投入しておけば、スペルやアーツを大量に使った特攻には耐えられるようになるため、万が一詰め損ねても返しの1ターンを乗り切りやすくなり、
    安心して攻めに集中できるということです。
    「防御は最大の攻撃」と言えますね。

    2.《ノー・ゲイン》増員
    以前の構築の段階から、非LB枠は全くいじる余地が無いレベルまで詰められた自信があった一方で、LB枠はかなり甘いと感じていました。
    5弾の段階では強いカードが少ないため、バースト専用枠を設けざるを得ないのですが、その内容が難しい。

    以前はガンスナ2、慟哭2、ノーゲイン1という構成でしたが、
    今回はノーゲイン3、慟哭1、惰眠1という構成にしました。

    確かにガンスナや慟哭は強力ですが、バニッシュなら他のカードでも代用できます。
    一方、アーツ封じはノーゲインLBでしかできません。
    以前も書いたかもしれませんが、爾改はいつ踏ませても特攻の用意ができているため、ノーゲインの踏ませ損になることが少なく、暴れまくった次のターンに
    貯まったエナを割裂で流せるため非常に相性が良いです。

    そのためいっぱい積みたいのですが、色が白という致命的な弱点を持っており、素引きした時の弱さが尋常ではありません。
    そこで、腐りづらくするような工夫が必要となります。
    今回目を付けたのは、上で解説した《アイドル・ディフェンス》、そして《惰眠》です。

    惰眠は4弾以降の爾改では比較的メジャーなカードですが、爾改とバレると殴ってこなくなる相手も多く、
    回収アーツの多いこの構築では手札切れよりむしろエナ切れが心配です。
    という訳で、あまり相性が良いとは言えないですが、爾改ミラーのようにフルパンしてくる相手も一部では居るため、
    1枚入れておくだけで《SEACHER》のサーチ対象にでき、ノーゲインの白エナを有効活用できます。
    とは言え所詮は1枚投入なので、白エナが腐りやすいことには変わりないため、ノーゲインも4枚採用は断念しました。

    惰眠採用がポイントというよりは、ノーゲイン3、慟哭1、惰眠1の枚数比がポイントと言えますね。
    慟哭も場合によっては1枚で2体除去が可能になるため、こちらもサーチ対象として1枚あると便利です。
    解説は長くなりましたが、それだけ3:1:1の比にこだわりがあるということです。

    いかがでしたか?
    正直大会で鍵となった勝負の解説とかまだまだ書きたいことは多かったですが、アイドルとノーゲインの解説に枠を割きすぎました・・・
    5弾環境の自分の爾改はこれが決定版です。

    6弾で汎用LBシグニが出てから本番と思っていましたが、予想外に早く勝てて嬉しかったです。
    新弾カードをプロキシ投入して研究するべく、今後2週間のウィクパは爾改をお休みして他のデッキを試したいと思います。
    「デッキ開発おじさん」の名に恥じない記事を書けるように精進精進。(※本物ではない)

    ではまた(^-^)/

【第39話】情熱の赤いバラ

    posted

    by ねへほもん

    情熱の赤いバラ~
    そして・・・



    《ジェラシー・ゲイズ》
    1無1
    アーツ
    使用タイミング:【メインフェイズ】

    次の対戦相手のターン、対戦相手のパワー12000以上のシグニを手札から場に出すことができない。



    という訳で今回も新カードの紹介を。
    ネタの出典:あたしンち(ジェラシーといえばこのネタですよね)

    25日に発売される「Selector Infected WIXOSS Re/verse」の第1巻付属カード。
    前回5リメンバ付属の本を予約し忘れて苦労した反省を生かし、当然今回は、

    予約し忘れました~

    おいw

    今回は相手の行動を制約するアーツで、なかなか面白い効果を持っています。
    パワー12000以上の主要なシグニを列挙すると・・・

    タマ:アークゲイン、エナジェ
    花代:ガンスナイプ、アダマスフィア、黒曜、ダイヤブライド
    ユヅキ:オロチ、ムシュフシュ
    ピルルクリメンバ:ACG、CMR
    ミルルン:Ne、U
    緑子:オサキ、アグネス、セイリュ
    アン:コンテンポラ、スイボク
    ウリス:パイモン、ルシファル、メツム
    イオナ:ヴィマナ、クイン、リカブト

    抜けもある気がしますが、パッと思いつくだけでもなかなかの数。
    特に花代が5になる直前に使ったり、ユヅキが4になる直前に使うと相当嫌がらせができますw
    どちらも防御力の低いデッキなので、動きを止めている隙にライフを0にすることも可能ですし、相当な赤イジメのカードですね。

    後アークゲインも止められるのは強いですね~と言いたいところですが、テキストをよく見ると、
    「次の対戦相手のターン、対戦相手はパワー12000以上のシグニを手札から場に出すことができない。」
    紅蓮タマのエクシード効果で出されるやんけ!!!

    最初紅蓮タマの効果が直接場に出すのはサーチより弱いと思っていましたが、ピルルクのCMRやジェラシーゲイズのロックを
    すり抜けられるのは強いですね。
    花代やユヅキといった高レベルになった瞬間に暴れるデッキが流行れば活躍の余地は十分にあるので、1枚は持っておくと
    いつか使う価値があると思います。

    後はウムルのトラッシュから釣る効果にも効きませんし、ベイアパンプのように後からパワーが12000を超えるのも止められないといったように、案外隙があるのが玉にキズ。

    使う側として合いそうなデッキとしては、
    ・マユ
    追加ターンで撃破するまでの時間さえ稼げれば良いので、相手を止めている隙に暴れまくり、
    最後はマユ追加ターンで潰すという作戦が取れます。

    また、黒のアーツであるためマユ効果で回収でき、レベル4で使用→マユグロウで回収し再度使用とすれば
    2ターン連続で相手の行動を制約できます。
    ジェラシーゲイズを連射する前提であれば、エナ消費が少ない天空タマを使うのもアリかと思います。
    紅蓮タマを使ってもエクシードを使い切る前にマユにグロウしそうですし。

    ・速攻デッキ(爾改3止め緑)
    レベル4にグロウされる前に潰しきれるか怪しい場合に使って相手を妨害することが可能です。
    爾改であれば次のターンに相手が弱いシグニを並べたところをアンサプで除去して次のターンにトドメを刺す、
    3止め緑子であれば相手は弱いシグニしか出せないのでミスザクで殴って除去するという手段が取れます。
    相手の手札に残った強いシグニを《TRICK OR TREAT》で落とすと更に凶悪ですw

    ・ピルルク
    強いシグニを出させず相手の手札に貯めさせておき、ACROにグロウした瞬間に一気に叩き落とすと強そうな気がしました。
    上のトリトリと同じ発想ですね。
    アンサプで釣る用に黒シグニを入れることが多いため、相性が良いのではないでしょうか?
    (使ったことが無いので分からないですが・・・)

    とまぁこんなところですね。
    更に今回はもう1枚ご紹介を。


    《ネクスト・レディ》
    無0
    スペル

    あなたのルリグの下からカードを好きな枚数ルリグトラッシュに置く、その後、以下の4つからルリグトラッシュに置いたカード1枚につき、1つまで選ぶ。
    【ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体は能力を失う。】
    【カードを1枚引く。】
    【あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置く。】
    【すべてのプレイヤーは自分のデッキの上からカードを4枚トラッシュに置く。】



    こちらは「ウィクロス大全Ⅱ」の付属カード。
    筆者もきちんと予約しております!(どうでもいい)

    4つから効果を選べる!・・・って案外地味なものが多いですねw
    ルリグトラッシュを増やすのは、エクシード効果を使いづらくなる一方、アヤボンのダブルクラッシュを使用しやすくなります。
    通常はドロー+エナチャージを選択するでしょうが、デッキの薄い相手に対してデッキ落とし効果を使うのも有効かもしれません。
    アンサプだけではリフレッシュできない場合のダメ押しにもなりますし。

    また、上位レベルまでグロウするデッキの場合は序盤で引いた場合にどのレベルで使うかの判断が難しいところ。
    上のレベルまで粘れば多くの効果を使えますが、それまで使わず腐らせることになるのも惜しいです。

    何より採用枚数が難しいですね。
    1枚目を使うことでコストとなるルリグ下のカードが無くなり、2枚目以降を使用しづらくなる都合上、採用枚数を絞らざるを得なくなります。
    ただ採用枚数を絞ると欲しいタイミングで使えなくなるのでバランスが重要。

    それでは、こちらも合いそうなデッキを紹介していきますか。
    ・速攻デッキ(爾改3止め緑子)
    またまたですねw

    低いレベルで止める都合上、一部の効果しか使えませんが、1ドロー+1エナチャージでアドバンテージを簡単に取れるのは
    リソースの枯渇しやすい速攻デッキにとっては非常にありがたいです。

    爾改は《SEACHER》を採用する都合上、枚数を絞っても必要なタイミングで使いやすいですし、カーノのパンプにも使えます。
    ルリグトラッシュ肥やしとエナチャージを兼ねているので、何よりも3弾環境で流行した晩成アヤボン型との相性が抜群です。

    3止め緑子でも同様の動きができ、ミスザクで殴っている隙にエナを貯め、最後は晩成+アヤボンで削るという展開も狙えます。

    ・4緑子
    若干怪しいですが、アリかもしれません。
    1枚入れておけば、アグネスでチャージしたところをマンドレで拾って使えます。
    ただ、修復で粘る型だとリフレッシュする中で何度も引いて腐る可能性があるのが難点。
    まぁ、使い手の方に全否定されるかもしれませんが・・・

    ・ウムル
    ロステク連打の中でリソース枯渇が枯渇しやすく、デッキ落としも有効に使用できそうなのがメリット。

    デッキ落としが一番有効なのは、テキサ・アリトンを落としつつ相手のデッキを削ってメツムでリフレッシュに追い込める
    ウリスなのですが、紅蓮・虚無共にエクシード効果を腐らせてしまうのが痛いです。

    こんなところですかね。
    正直効果が地味なのでパッとこのデッキ!というのが紹介できずにすみませんm(_ _)m

    今回は書籍付属の2枚のカードをご紹介しましたが、カードゲーマー公表分以外の6弾のカードの情報も少しずつ出ているようです。
    めぼしいものがあればまたご紹介しますのででは~(^-^)/





     

【WIXOSS デッキ】東京CS使用 晩成型金木犀

    posted

    by しみずき


    ■はじめに

    先日の週末にWIXOSSの東京CSが開催されました。

    東京CSは3人のチーム戦で、自分と、静岡のWXプレーヤーの"しーぷさん"
    そしてみさなんご存知、このブログの先輩に当たる"ねへほもんさん"

    この3人で「真っ逆さまに堕ちてブラックデザイア」という小洒落たチーム名を引っさげて参加してきました。


    東京駅で仕入れた、ブリオッシュを手土産にねへほもん亭に3人で泊まり込み。
    「今日のおやつはブリオッシュだよ。」
    というネタを解って貰えなかった悲しみを背負って最終調整開始。
    いままで微妙に自信があった5式緑がボコボコにされ自信喪失し、不安を抱えながらの就寝。
    そして大会前に、ひょんなことから築地に向かい人生最高額の朝食、マグロ尽くし海鮮丼3600円を平らげ。
    「地雷枠、担わせていただきます。」
    と、今回紹介する金木犀を握ることを決意し大会に挑んだ結果…



    予選0-3でドロップと言う、凄惨たる敗北を味わってきました…




    結果はどうあれ、対戦していただいた皆さん、東京CSを開催していただいた運営の方々
    途中でドロップしてしまいましたが、
    愉しく、勉強になるひと時を過ごすことができました。

    本当にありがとうございました。



    …その後、失意の余りに東京観光をすることなく
    翌日の浜松のWPSに備えねへほもんさんと共に静岡に直帰…
    ~そして爾改へ~

    という話は、また後日ですね。



    という、茶番じみた前置きはこの位にして、真面目にデッキ紹介していきたいと思います。


    ----------------------------------------------------------

    デッキ名「晩成型金木犀」

    ■デッキレシピ


    ・ルリグデッキ

    バニラタマ0~2
    十六夜の巫女 タマヨリヒメ
    金木犀の巫女 タマヨリヒメ

    ホワイト・ホープ
    モダン・バウンダリー
    ラスト・セレクト
    大器晩成
    再三再四

    ・シグニデッキ

    Cost1

    サーバントOx4 ★
    ミカガミx4 ★

    サーバントO2x2
    ボーニャx4

    Cost2

    サーバントDx2 ★
    カーノx2
    アヤボンx2

    Cost3

    ミツルギx2 ★
    ヴァルキリーx4

    Cost4

    エナジェx2 ★
    アークゲインx2 ★
    サクラx4 ★

    Spell

    ゲットインデックスx2
    堕絡x4


    -----------------------------------------------------

    ■解説

    デッキのコンセプトですが、

    ・金木犀タマとサクラ、エナジェのシナジーで毎ターン全面焼きでじっくり戦う。
    ・サクラカーノ堕絡のオサキを彷彿とさせるエナブーストから、
    晩成→ゲイン+アヤボンの盤面を作ってのロングショット。

    この2パターンの動きで戦う、従来のタマとは大きく外れたデッキになります。



    なによりもまず、現在の環境でタマというデッキパターンを使用するにあたって
    紅蓮マユでは無い理由を説明しないと始まらないと思います。

    CSという大きな舞台に握っていったデッキとあれば尚更ですね。

    僕が今回、マユではなく金木犀を握った理由は4点あります。


    1.動きが読めない

    WIXOSSにおいて既知は弱みで、未知は強みです。
    相手のデッキの中身、動きが分かっていれば自ずと正しい対処が可能ですが、
    知らないデッキを相手とった時には、どんなに上手なプレーヤーでも対応を間違えることがあります。

    その点、この金木犀は
    「サクラと金木犀合わせた奴あったなぁ…」
    位の認識しかされていないので、相手からしてみれば非常に訳のわからんデッキだったと思います。

    盾4枚位あれば大丈夫だろ、

    と思っていたところに、サクラが湧いてきたと思ったら、
    大器晩成→ゲイン+アヤボンx2で突然ロングショットを決められるため、
    非常に相手の意表を突くことができます。



    2.アーツが読めない

    マユであれば、基本的にアーツはモダン、ホープ、アンサプ、スピサルの組み合わせで、
    相手の古代兵器の有無等でほとんど読み切ることができ、
    マユのEX始動のタイミングもなんとなく予測することができます。

    しかし、この金木犀は相手からしてみれば得体がしれません、
    マユにグロウしてくるのかどうか、どこまで防御アーツが積んであるのか、
    初見で読み切るのはかなり難しいと思います。

    この読めないというのが、相手の攻めるタイミングを遅らせてくれ、
    その、遅れた1ターンで爆発的にエナを伸ばしてショットをかけることができます。

    この点も、差別化できる点です。



    3.相手のアーツがマユに向いている


    基本的に現在の防御アーツの構成はマユのショットを耐えれるようになっており、
    普通に仕掛けても、止めまではいけませんが、
    こちらは大器晩成で全て吹き飛ばしてから攻めるため上から潰しに行くことができます。
    (アイドルは勘弁ですが…)

    このように、マユであれば倒しきれなかったであろうタイミングでも倒せる、
    という点も、差別化できる点だと思います。


    4.緑子に強い

    白キラーとの呼び声高い、4式以上の緑子ですが、
    エナジェからの金木犀効果で相手のアーツに邪魔されず相手の主要シグにをトラッシュ送りに出来、
    また、一瞬で大器晩成発射まで行けるこのデッキであれば有利に戦うことができます。



    と、まぁこのようにマユと差別化できる要素が多々あり、それが現環境にマッチしていて、
    かつマユにも劣らない最大値を秘めているので、ネタの一言では片付けられないデッキになっていると思います。




    ■各カードの解説

    特徴的なカードが多いですが、
    その中でもギミックに関わるもの解説していきたいと思います。

    ◎アーツ


    大器晩成

    言わずもがなの最終兵器です。
    相手のエナ残量によってはエナジェ+金木犀焼きで済み、
    撃たなくて良い場合もあります。


    再三再四

    ショット時にアヤボン+ゲインを回収するか、
    長期スパンで戦う時に叩かれたサクラの回収などに。

    また、サクラが3面いるときに堕落をエナから2枚回収することで、
    再三+堕絡の使用コストを差し引いても7ブーストすることができ、
    一気に晩成まで持ち込めます。


    ホワイトホープ

    単に2面守れる防御アーツとしても使えますが、
    サクラを並べてブーストしていると、大体ショットのタイミングでリフレが入る為
    アヤボンをデッキに戻しておいて、これでリクルートしてくるという使い道の方が多いです。

    これだと、再三再四を別の用途に回せるのでショットをかける際には非常に噛み合っています。


    ラストセレクト

    金木犀でアヤボン使用するために入っている枠です。
    4にグロウするまでは使用できないのが少し使いづらいですが、効果自体はかなり強力です。
    基本的に返しにサクラを刈られないように使用します。


    モダンバウンダリー

    ここは正直自由枠です。
    多面のサクラをパワーマイナスで一枚で守ったり、
    逆にサクラが居る状況で大量ブーストが可能、
    また、相手のリフレを誘って5点ショットまで見えてくる、

    アンサプ等もかなり相性がいいと思いますが、

    古代兵器に枠を避けなかった点と、
    序盤から小回りを効かせて使用可能ということで、
    こちらを採用しました。


    ◎シグニデッキ


    アヤボンゲイン

    ロングショット要因です。
    それ以外で盤面に出ることはあんまりないです。


    エナジェ

    金木犀、サクラとかなり相性がいいです。
    また、多色構成で色事故が起こりやすいこのデッキではかなり重宝します。


    サクラ

    こいつを3面並べていれば、金木犀の除去がタダで打てるので、
    毎ターン、ノーコスで全除去することができるだけでなく、

    カーノ堕絡と組み合わせて大量のエナブーストが可能と、
    間違いなくこのデッキの核です。


    カーノ堕絡

    堕絡はサクラと合わせて使用することで、低コストで大量のエナを生むことができます。
    4に金木犀にグロウしたターンは基本的に金木犀のテキストを使用できるほどのエナが残っていないため、
    堕絡でエンジンをかけにいきます。


    堕絡は再三で回収する以外に一切サーチが聞かないので初手のマリガン時からしっかりと握り込みます。


    また、堕絡で最大6ブースト出来るのだからカーノは不要では?
    という感じがしますが、サーチ手段の限定されるサクラを3面揃えるのは、
    結構厳しいので、ヴァルキリーでサーチが効き
    サクラサクラカーノ+堕絡で1コスト使って7枚ブーストでき、
    空いたカーノがいた箇所に何かを出せば、全部がスタンド状態で殴ることができるので、
    コンボパーツの総数を増やすという意味合いも兼ねて投入されています。


    ミツルギ

    完全にサクラ回収要因です。
    十六夜サーチのインデックス、ヴァルキリーと組み合わせて、
    必要なパーツをかき集めます。

    デッキのアームの総数が増えるのでミカガミのアド取りに貢献しているのも評価できます。



    ■試合中の流れ


    試合中の流れとしては、

    序盤は積極的に相手シグニを踏みに行きます。
    ハンドと相談しながらですが、ミカガミも捻らずに殴りに行くことも多いです。
    回収アーツが減っている現状や、
    タマには殴られないだろうとタカをくくっている相手が多いのでかなり有効です。

    そうでなくとも、基本的に相手の息切れを狙って動くので、
    序盤に削れるものは削っておきましょうってことですね。

    どうせ、どれだけエナが増えようが大器晩成で吹き飛ばすので。


    3にグロウしたあたりからヴァルキリーミツルギを駆使してサクラ、カーノを集めます。
    この時もできるだけ相手の主要シグニ踏をめるように配置します。

    4にグロウしエナに余裕があれば、金木犀の登場時効果で足りないパーツを回収します。
    後は、サクラを並べて堕落でエンジンをかけて焼きまくるか、頃合を見てショットをかけるか臨機応変に動きます。

    コツとして堕落は常にキープし、決めると思ったときに爆発的にエナを伸ばしたほうが、
    相手の計算を崩せるので効果的です。(エナを貯めすぎると割烈や5式緑の餌食になりますからね。)


    試合の流れとしてはこんな感じです。
    デッキと手札とアーツとエナと相手の盾とアイドルの気配と相談しながらショットのタイミングは見計らってください。


    ■最後に

    当日の結果としてはボロ負けもいいところでしたが、
    普段の勝率はそこそこですし、
    プレミや鬼のようなLBで負けた部分もあるので、
    デッキとしてはいい線行っているのでは…と思いたいところです。


    癖が強くて使いづらいのと、
    アーツとかがばれると実は脆いのがバレたり、
    ショット時は黒の蘇生系のLBには無力だったりと、
    長いあいだ常勝できるデッキではないですが、

    結構、デッキの中のカードの噛み合いが多く、回してて面白いのと
    やっぱり、ロングショットが決まった時は心が踊るので、
    よかったら皆さん使ってみてください。


    ご意見、質問などありましたらTwitterまでお願いします。 → @simizuki1128

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