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【第280話】Re:ゼロから始める追加ターン

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    by ねへほもん

    マユタイトル.jpg
    【第280話】Re:ゼロから始める追加ターン
    どうも、ねへほもんです。
    ワイルズの発売から1ヶ月が経ち、次弾「レトリック」の情報が出始めています。

    準備が良いことに、筆者はワイルズの発売前からレトリックを予約済です!
    (※ワイルズと間違えて予約した訳ではありません)という訳で今回は、レトリックの先行情報をご紹介します。
    レトリック特集初回ということで、まずは主役の1枚をご紹介します。
    LR 再会の巫女 マユ
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:タマ/イオナ
    色:白
    レベル:5
    グロウコスト:白0
    リミット:15
    【グロウ】あなたの場にある《一途の巫女 ユキ》をあなたのルリグの下に置く
    【出】:対戦相手は、自分の手札を2枚捨てるか、自分のエナゾーンからカードを3枚トラッシュに置かないかぎり、自分のシグニ1体を場からトラッシュに置く。
    【起】リスタート《コインアイコン》エクシード4:あなたはこのターンの次に、追加の1ターンを得る。この方法で追加されたターンのメインフェイズの間、あなたは手札からシグニを場に出せない。
    「あなたはこのターンの次に、追加の1ターンを得る。」

    キーセレ発売から5弾目、歴史は繰り返されました。
    遂にキーセレにも、追加ターンが導入されます。

    使う側も、対策する側も、構築に大きな影響を与えるであろう1枚について、オールスター・キーセレの両面から取り上げていきます。
    参考:WIXOSSコラム 第197回 教えて、ノーベル先生! 第K15回 マユについて

    公式サイトのリンク先を参考として載せておきました。再会マユの裁定は要チェックです。
    1.オールスター
    既に<創世マユ>が存在するオールスターにおいて、再会マユが使用される余地はあるか?

    あります!

    追加ターン使用時のコスト・デメリットが異なり、そこで使い分けができる・・・という程度のものではありません。
    創世マユ>には出来ない芸当が可能です。
    それは・・・

    2回目の追加ターンです。
    エクシードコストが4と<創世マユ>より1枚少ないことから、幻の3ターン目が実現に一歩近づきました。
    しかし、エクシード4枚×2といっても、計8枚と重く、実現は難しそうに感じます。
    普通通りに進めると、

    Lv0-4ルリグ
    一途の巫女 ユキ

    の6枚しか下に敷けません。
    あれっ、もう2ターン別のルリグに寄り道してからグロウするしかないのか・・・?

    そんなことはありません。
    足りないエクシードは増やせば良いのです。
    月欠けの戦場
    エクシード回収と言えばこの1枚。
    回収枚数は2枚なので、これでピッタリ足ります。

    現状、追加1ターンのみではなかなか詰め切れないことから、<創世マユ>を環境であまり見かけません。
    再会マユでも、1ターン追加のみでは詰めの精度が低いため、詰めの精度を上げるという意味で、<月欠け>は必須級の1枚だと思います。

    一応、更に追加ターンを増やす方法もあります。
    • (1)5ターン目、再会マユにグロウ。Lv0-3ルリグをコストに『リスタート』(1回目)を使用。
    • (2)<月欠け>でエクシードを2枚回収。また、<タイプス>でルリグを1体ルリグデッキに戻しておく。
    • (3)追加ターン1回目、<月欠け>で回収した2枚と、Lv4ルリグ、<ユキキー>をコストに『リスタート』(2回目)を使用。
    • (4)追加ターン2回目、<タイプス>で回収したルリグを下に敷き、<創世マユ>にグロウ。グロウ時にエクシードを回収し、エクシード5起動で追加ターンを得る。
    • (5)追加ターン3回目
    再会マユ&<創世マユ>の新旧コラボにより、4ターン連続アタック、通称「ずっと俺のターン!」が可能になりました。
    実戦的にもあり得る構成で、「ルリグデッキ1枠」と「追加1ターン」のどちらの価値が重いか?で判断することになるでしょう。
    では、簡単にサンプルレシピをご紹介します。
    ◆デッキレシピ
    ◆構築のポイント
    ルリグデッキ
    まずルリグ選択ですが、Lv5グロウ直後に追加ターンを得てそのまま詰めるプランのため、早い動きに適したタマを選択しました。
    コインは<ユキキー>(1枚)、『リスタート』2回(2枚)の計3枚が最低必要ですが、特に追加コストなく4枚目を獲得できるため、『イノセンス』用に4枚獲得できる構成としています。
    実際の構成に入りますが、追加ターンを2回得るプランでは、ルリグデッキの内、Lv0-4タマ、再会マユ、<ユキキー>、<月欠け>の計8枚が確定します。

    また、<ビカムユー>も必須級の1枚です。
    以下の通り、Lv5ルリグは防御性能が非常に高く、先にグロウされると追加ターンを2回得ても倒しきれない可能性が高いからです。 これらがLv4ルリグであれば、例えばドーナなら『エスケープ』の1ターン飛ばしが限界ですし、ハナレはエクシード3による盤面埋め1回切りだったりと、防御回数が少ないため、十分に攻めきれます。

    という訳で、9枚の構成が決定したのですが、残り1枠には<アヴァロン>を選択しました。
    これは、<創世マユ>よりも攻防面で優れていると判断したためです。

    攻撃面:相手の防御時にシグニが除去され、盤面ががら空きの状態で『リスタート』による追加ターンに入っても、大きなダメージは望めません。
    手札からシグニを出せない制約があるため、別途盤面埋めアーツが必要となるため、<アヴァロン>を採用しました。

    なお、<アヴァロン>は一見コストが重いようで、追加ターン1回目の最中に「<アヴァロン>→<月欠け>→『リスタート』」の順で使えば、チェインで2エナ節約することができます。
    最後の『リスタート』はメインフェイズでしか使えませんが、幸い<アヴァロン>、<月欠け>共にメインフェイズで使用可能です。

    防御面:<創世マユ>では防御アーツ皆無のため、Lv5グロウまで耐えきれない可能性が高いです。

    アヴァロン>の場合、蘇生による複数面は勿論、「<ユキキー>で効果消し→<月欠け>でエクシード回収&1体パワーダウン→<アヴァロン>で<月欠け>回収」という順序で進めることで、本来エクシード枚数の都合で使えないはずの<ユキキー>による防御も可能です。
    応報>・<ロックユー>の上から突撃された場合等に覚えておくと良いでしょう。

    ちなみに、<アヴァロン>に替えて<サード・ディスティニー>も有力な選択肢です。
    場出しにランダム性が絡みますが、相手のトラッシュのカードを除外できる点、赤エナで使えてウェポン軸の構築と相性が良い点は<アヴァロン>より優れています。
    メインデッキ
    • (1)毎ターン盤面除去の手段を用意する
    • (2)Lv5グロウ時の盤面を相手によって使い分ける
    の2点を意識して構築しました。
    (1)盤面の除去手段
    Lv1-2:<ドロンジョ>+ユニークスペル、<ユキキー>でサーチした<サリエ>+<アナフィエル>により除去します。
    赤エナの使い道が少ない一方、<アヴァロン>&<月欠け>で黒エナが必要となるため、<ドロンジョ>は色的に相性が良いです。
    サリエ>・<アナフィエル>は下級ながら、<アークゲイン>の隣で耐性を得られるため、増やしておいて損はありません。

    Lv3:<プロメウス>が追加されます。アタック時バニッシュは貴重ですが、7000以下除去はLv4以降で使えないことがあるため、Lv3のうちに出して問題ないことが多いです。

    Lv4:攻撃の選択肢が大きく広がる一方、Lv5グロウ時の詰め盤面用にシグニを温存しておく必要があります。
    色々考えましたが、「<アイアース>→<チタイクウ>サーチ」による「1面空け+ルリグ2回アタック」を選択しました。
    これならインデックス>で<アイアース>をサーチしておくだけで足りるため、お手軽です。
    ルリグアタック回数を増やし、相手の手札のサーバントを削れる点も重要で、追加ターン込みの計3ターンの攻撃を仕掛けると、相手のサーバントが尽きやすく、ルリグアタックも有力な攻撃手段になります。
    (2)Lv5グロウ時の選択肢
    Lv5:以下の3パターンを用意しましたが、パターンを散らすと採用枚数が減り、盤面の実現可能性が下がってしまいます。
    実際には、環境の流行に刺さりやすい要素に枚数を寄せると良いでしょう。

    「<アークゲイン>&<ガブリエルト>の耐性持ち天使軍団」
    「<ヘルボロス>の蘇生&トラッシュ封じ古代兵器軍団」
    「<アイアース>&<チタイクウ>・<ミカムネ>のルリグアタック」

    2.キーセレ
    最も大きな問題として、「タマとユキのどちらからグロウするか?」という問題があります。
    ここはオールスターと異なり、「ユキ」を推します。
    ◆ユキを選択した理由
    ユキキーからサーチできるバニラシグニを入れやすい
    現状のユキのレシピでも<パンジー>の採用率は高いです。
    そのまま継続的に<パンジー>を採用するだけで済むため、枠を割きやすいです。
    一方、タマだと<サンポケ>&<ユキソリ>という、終盤まで活躍するLv1シグニが居るため、バニラシグニの枠を作るのが難しいです。
    Lv4ルリグ
    白滅タマ>は、バウンスされた時のエナチャージ、ルリグアタック時の回収or盤面埋めと、毎ターン使える能力を2つ持ちます。
    これらの能力をフルに活かすには、Lv4で戦った方が得策です。
    また、『イノセンス』の存在をちらつかせ、相手にプレッシャーを掛け続けるという点でも、<白滅>で戦い続けることには意味があります。

    一方のユキですが、特に自動能力は持ちません。
    開花はターン1で、埋まったシードを無駄なく開花させる必要はありますが、2ターン+『トゥルース』で十分で、後はさっさとマユにグロウして問題ありません。

    以前チラッとご説明しましたが、キーセレで決着が付くまでの平均ターン数は7,8ターンです。
    Lv4で2ターン戦ってもそこまでで計5ターン、その後マユに乗って追加ターンに入れば計7ターンと丁度決着が付きそうなターン数になり、Lv4で2ターン留まるのが丁度良いです。
    開花
    追加ターン中、「手札からシグニを出せない」という制約を負いますが、ユキであれば開花で盤面を埋めることが可能です。
    マユ自身に開花させる能力はありませんが、<ホワイト・シーディング>や<羅植 ガウラ>で開花させることができます。

    羅植 アネモネ>や<羅植 サンザカ>が盤面を維持するのに適しているため、シードが無い盤面に<羅植 アネモネ>や<羅植 サンザカ>を立て、<羅植 ガウラ>(シード)の上のシグニに相手の除去を誘導し、<羅植 ガウラ>を開花しやすい状況を作ると良いでしょう。
    除去力
    タマは、<サンポケ>・<カマクラ>を立てては手札に戻しと繰り返すことで、継続的に点数要求をすることが容易です。
    一方のユキは、除去はルリグデッキやシードといった有限回数の手段に頼るため、ゲームが長引くと点数要求が困難になります。
    ユキから再会マユにグロウすると、『リスタート』時に3面除去しておくことで、除去したターンのみならず、追加ターンも3面空いた状態でスタートできるため、必要な除去の回数を減らせ、相性が良いです。
    続いて、サンプルレシピをご紹介します。
    ◆サンプルレシピ
    ルリグデッキ
    ルリグ アーツ
    1枚 <ST花蕾の巫女 ユキ
    1枚 <ST花影の巫女 ユキ
    1枚 <LC花霞の巫女 ユキ
    1枚 <ST花候の巫女 ユキ
    1枚 <LR満開の巫女 ユキ
    1枚 再会の巫女 マユ
    1枚 <LR一途の巫女 ユキ
    1枚 <STハーベスト・フォース
    1枚 <STイクエス・ディフェンス
    1枚 <STホワイト・シーディング
    メインデッキ
    LB 非LB
    4枚 <R羅植 アジサイ
    2枚 <R羅植 ボタン
    2枚 <Cサーバント O4
    4枚 <R羅植 アキザクラ
    4枚 <ST羅植 アネモネ
    4枚 <SR羅植姫 スイレン
    4枚 <ST羅植 パンジー
    4枚 <Cサーバント O2
    4枚 <R羅植 ユリ
    2枚 <ST羅植 サンザカ
    1枚 <Cサーバント D2
    1枚 <ST羅植 クジャクソウ
    4枚 <C羅植 ガウラ

    サンプルレシピといっても、既存のユキのレシピと大きく変わるところは無いです。
    ポイントと言えば、マユと相性の良い<羅植 ガウラ>を4投している点位でしょうか。

    後、サーバントが7枚と少なめですが、追加ターンで1度相手ターンを飛ばせ、必要なガード回数が1回減ること、初手に<ユキキー>を使用し、<パンジー>2枚をサーチでき、サーバントを盤面に立てる必要がないこと、1回は<イクエス>で守れることから、7枚でも十分と判断しました。
    蛇足ながら、これは事前情報で組むレシピならではの話ですが、今後新規カードが公開されても組み込みやすいよう、サーバントを削ったという事情もあります。

    いかがでしょうか?

    オールスター・キーセレ共に影響を与えそうな、マユの登場が待ち遠しいです。
    現状、キーセレのユキVSタマは、<白滅タマ>のルリグアタック時の盤面埋めによりユキが除去力不足に陥り苦戦することが多いですが、『リスタート』による火力アップで巻き返せるのではと期待しています。

    レトリックの新規情報が入りましたら順次ご紹介していきます。
    ではまた(^^)/

[キーセレクション]優羽莉のデッキ構築についての考え

    posted

    by りく

    タイトル優羽莉.jpg
    優羽莉のデッキ構築についての考え
    こんにちは、りくです。先日キーセレのセレモニーで見事優勝することができました!使用したのはこちらの優羽莉です。
    デッキレシピ
    S__6520835.jpg

    優勝したのでいつもの通り?といきたいんですが今回は趣向を変えて色々考えて今の型まで行き着いたので優羽莉のデッキ構築についてお話ししていこうかなと思います。

    というわけで早速本題へいってみましょう。デッキを組む時はまず大事なことをポイント別に箇条書きで書き出します。
    デッキを組むときのポイント
    優羽莉だと、
    1. 基本的に血晶武装はターン1
    2. 序盤の血晶武装は手札消費が激しい
    3. そもそも血晶武装は揃えにくい
    4. メイン空け手段が乏しい
    とかですかね。

    基本的に血晶武装はターン1
    まず、基本的に血晶武装がターン1ということは重要なシグニを血晶武装しないと攻撃性能が落ちるということですね。例えば<スノーホワイト>は書いてあること自体はめちゃくちゃ強いです。
    レベル1で7000というレベル2にすら踏まれないパワーになる(厳密にはバニラには踏まれるが採用率的に現実的ではない)ため先手1ターン目に出せれば2エナチャージ以上できることが多く、かなり派手で採用している人も多く見受けられます。ですが、基本的に2ターン目以降に<スノーホワイト>を血晶武装している暇があるなら攻め札に血晶武装を回した方が強いです。しかし<アイヤイキー>で駆け抜けるタイプや<蟹キー>で武装状態の代用としてなら採用する価値があるのではないかなと思います。(但しターン終了時の効果は消えてしまいます。詳細は公式コラムのキーカード紹介にて)

    血晶武装の手札消費
    次に序盤の血晶武装のコストの重さですね。後半は<レベル4優羽莉>の効果でトラッシュからの武装が可能になり、<ツクヨミ>の出現時でトラッシュ回収ができるため4に乗ってからは手札の維持が可能になりますが、3ターン目までの武装には手札を2枚消費、手札補充サポートも<モルモー>しかいないため非常にコストが重いです。ドロースペルは<ツクヨミ>や<アカズキン>にエナを使いたい都合上あまり相性がいいとは言えません。よってルリグデッキで対応することになります。基本的には<ピルルクキー>、<リルキー>、<ソウイキー>などがいいでしょう。
    10009.jpg 10007.jpg 10033.jpg
    この中からメインデッキや他のルリグデッキに合わせて決めるのがいいと思います。

    血晶武装が揃えにくい
    血晶武装が揃えにくいという問題に関しては現状だと多少は気合いで揃えるしかないと言わざるをえないんですよね。<モルモー>や<オズマ姫>は当然4枚採用するとして残りは先程言ったようなドローサポートで引きにいくしかないです。
    清姫>はアタッカーでありながら手札入れ替えが可能なためレベル3のなかでは優先度が高いように思われます。

    メイン空け手段が乏しい
    現状だと優羽莉のカードではメインデッキには<ユニークスペル>しかメインフェイズにバニッシュできるカードが存在していません。
    アタックトリガーで点数を取るデザインになっているため、バニッシュ耐性や、能力無効、そして<モリアーティ>などのいるだけで影響を及ぼしてくるシグニに対して非常に弱いです。バニッシュ耐性に関しては<コノハナサクヤ>や『アルティメットレイド』のアサシン付与で対応ができなくもないのですが、能力無効(特に<イレイズルフラン>)や、<モリアーティ>などが非常に重いためバニッシュ手段を用意する必要があります。<ユニークスペル>はカードを2枚使って1面バニッシュなため継続的なドローがないとリソースが続きません。基本的にはルリグデッキでカバーする方がいいのですが<ピルルクキー>に関してだけはエクシードをそこで使ってしまうためユニークスペルを入れた方がいいのかなと思います。<花代キー>または<リワトキー>で対応するのが無難かなと思います。
    10006.jpg 10011.jpg

    レベル1とレベル3の採用範囲に入るシグニの比較
    これで概ね方針が見えてきたかと思うのですが優羽莉は選択肢が多いためレベル1とレベル3の採用範囲に入るシグニの比較でもしていこうと思います。レベル2と4は多くの方が<コノハナサクヤ>、<オズマ姫>、<アカズキン>、<ツクヨミ>を入れると思うので割愛。

    レベル1帯
    レベル1帯はサーバントが入って12~16辺りなので2種類~4種類入れることになります。レシピでよく見るのは<モルモー>、<スノーホワイト>、<ミリア>、<アマデウス>ですね。
    個人的に<モルモー>は唯一のドローサポートであり、血晶武装サポートなので抜く選択肢はないと思います。よって残り3種類ですが<スノーホワイト>は先程言った通り1ターン目の武装前提になります。1ターン目に<スノーホワイト>を2枚揃えられた挙句レベル1を2面並べられるかと言われるとセレモニーで9試合やったら半分も揃わないと思います。よってエナチャージ要員として考えるなら<スノーホワイト> < <ミリア>になります。<アマデウス>は非LB枠であり、新規組だけで考えても<コノハナサクヤ>やレベル1にアクセされた<ラムレーズン>、<ケロモドキ>のランサーなどが躱せる他、<アスピドケロン>etc.と様々なレベル2までの点数要求を躱せるのでエナが要らなく非LB枠が余るようならバニラの方がいいでしょう。

    レベル3帯
    レベル3は枠的に1種類、多くて2種類になると思われますが、<清姫>、<アマテラス>、<オトタチバナ>、<那須与一>の中で考えると<清姫>が群を抜いて優秀なのでよほどの理由がない限りはこのカードが優先になると思います。
    清姫>は先4までなら大体血晶武装状態で2面以上要求でき、<オトタチバナ>や<那須与一>と比べて単体でも仕事できるのが魅力です。<オトタチバナ>と<那須与一>は後半でも仕事ができますが前半の話を思い出してみると血晶武装はターン1なためレベル3に武装をしている暇があるなら攻撃性能が高い<ツクヨミ>などを武装した方が強いです。よって<清姫> > <オトタチバナ>、<那須与一>と考えることができますね。<アマテラス>ですが4に乗ってしまうと<アカズキン>自体が武装するとダブクラを持ってしまうため3までにダブクラが必要な構築、例えば<アイヤイキー>などで突っ込むタイプのデッキなら採用圏内に入ると思います。

    まとめ
    ということで優羽莉の構築についての考えでした。優羽莉は構築にかなり自由度があるのでみなさんも色々考えてみてはいかがでしょうか?それではまた

ざっくり分かるデッキの組み方講座

    posted

    by からばこ

    アネモネタイトル.jpg
    ざっくり分かるデッキの組み方講座
    みなさんこんにちは、からばこです。
    今回は「デッキの組み方講座」です。講座といっても堅苦しいものではありません。普段私がどんな風にデッキを組んで、改良しているかという流れをご紹介する、という記事です。
    新パックや新カードが発表されるとワクワクもしますが、「新しいデッキをどう組めばいいんだろう」「使いやすいデッキがなかなか組めなくて......」と悩む時期でもあります。せっかく新しいカードに触れるなら、強いデッキや楽しいデッキを組みたいですよね。

    というわけで今回は、私が最新弾「ワイルズ」でユキデッキを組み、改良改変を繰り返した様子をご紹介します。どんなことを考えて、どんな風に調整しているか。結構赤裸々に公開します。
    ユキデッキを組んだ人も、そうでない人も、他人の「デッキを組む考え方」を知ることは、自分のデッキを作るうえで役に立つことが多いです。お役立てください。それでは、レッツゴー!

    1:ルリグ選択(9月下旬)
    実は私は「ワイルズ」で新しいデッキを組む予定はありませんでした。
    前情報を聞いた限りでは、好みの動きができるルリグがいなかったことや、ユートピア期に組んだカーニバルデッキがしっくり来ていて、「ワイルズ環境もカーニバルがいいなあ」と思っていたためです。
    ただ、公式ホームページに公開された、構築済みデッキのユキ情報を見ていた時、心に来るシグニがいました。<羅植 アネモネ>です。この子のビジュアルに心を撃たれた私は、「ワイルズはユキで行こう!」と決めました。まさに運命の出会い。デッキ選択なんてこんなもんです。
    とはいえ、組むと決めたらしっかり考えるのが礼儀。カードリストとにらめっこしつつ、公開されている「シード」のギミックを見ながら、どういうデッキになるかイメージしていました。LRルリグやSRシグニは未発表だったので、できることはこれくらいです。
    2:デッキの軸、開花ユキ、スイレンの発表(10月中旬)
    10月12日、公式コラムでユキの特集が公開されました。
    それと同時にLRルリグの<満開ユキ>と、SRシグニ<スイレン>が発表。デッキの軸となるLRルリグ、SRの限定持ちシグニが出たことで、デッキ構築が大きく進みます。キーセレでは構築済みデッキのレベル4に加え、LRとSRシグニがデッキの軸を大きく左右するので、ここは毎回ドキドキですね。
    ユキの場合は、「シードが軸になる」「スイレンのアタックトリガーをどう発動させるか」が、デッキの肝になるようです。「LRルリグとSRシグニの効果をフルで発揮できるにはどうするか?」が、キーセレクションでは大切になってきます。
    まずは<満開ユキ>。見ての通り「シード」に関わる効果が揃っていますので、いかに「シード」を埋めて、使っていくかがポイントです。この時点でシードを持つシグニで、「強そうだな」と思ったシグニは、<アネモネ><スイレン><アキザクラ><ガウラ>の4種類なので、全員4枚入れてみます。
    次は<スイレン>です。他のシグニの攻撃性能が低い印象だったので、アタック時効果をスムーズに発動させなければ、なかなか攻め切れないデッキになるなと感じました。「せっかくスイレンを出したのに、エナに植物が5種類いない」という事態は致命的です。植物は8~9種類くらいは欲しいなと、ざっくり決めました。
    また<ユリ>の効果が、エナフェイズに植物をエナゾーンに置いた場合でも発動するということがわかり、「序盤の攻めに必須じゃん!」と4枚投入を即決。 この辺りまで決定ですね。
    これにサーバントを8枚くらい入れて、下級の植物シグニを増やせばいいかな、というところまで来ました。下級のシグニは、パックの発売後にわかる新規シグニも見てから考える、という心づもりでいます。結構アバウトです。
    この頃になると、発表されたカードだけでデッキを組んで動きを確かめる人もいます。時間がある人はぜひどうぞ。ちなみに優羽莉を試作した友人がいて対戦したんですが、私のカーニバルが完敗しました。ルリグ耐性がすごいんだ......。

    3:新弾発売(10月25日)
    心待ちにしていた新弾発売。前日頃に公式サイトで全カードが発表されるので、それを見てデッキの方向性を固めます。カードが手元に揃ったら、いざ構築開始!
    先ほどの20枚に加え、優秀な下級の<アジサイ>を4枚投入。それでも下級の植物がまだ少ないので、バニッシュ耐性があって赤ルリグに強そうな<サンザカ>や、バニッシュへの抑制やエナ伸ばしとして、<キヌガサ>を2枚ずつ入れました。
    同時に、発売日や翌日に各地で開かれるウィクロスパーティーの結果を調べておきます。新ルリグの傾向や自分が組むデッキの構築の参考になるので、ここは結構大切です。
    ユキの場合<ユキソリ>を採用したデッキが目立っていました。<ママキー>や<生生流転>の補助にもなりますし、うまくいけばシード埋めのサポートにもなります。ねへほもんさんが紹介していましたね。強そうなので4枚入れましょう。これで32枚が決定し、残り8枚はサーバント。メインデッキはこれで完成です。
    ルリグデッキは色々と考えたところ、ストラクの3枚と<華代キー>、<エルドラキー>に落ち着きました。
    ストラクの3枚のアーツがかなり強力。これまでの白アーツは<ゴルディ><モダンバウンダリー>くらいしか採用候補がなく、それに比べてかなり優秀な効果だったので、ほぼ即決でした。キーはバウンス以外の防御手段が欲しくなったので<華代キー>を選び、コイン枚数の都合上、<エルドラキー>を入れることに。
    ママキー>や<流転>が入っていませんが、「<ユキソリ>はシードの調整に役立つでしょ」とそのままになっています。こういうところが甘いんですが......、実際はどうだったんでしょうか。
    10046.jpg
    4:リリースパーティー(10月27~28日)
    出場できるルリグが限られるため、対面の想定がしやすいリリースパーティー。新弾で組んだデッキの試運転にうってつけです。早速実戦投入し、デッキの実際の動きや改良点、プレイングの感覚などを確かめます。
    使用デッキはこちらです。
    記事内画像(ルリグデッキ).jpg
    記事内画像(メインデッキ).jpg
    土日の戦績は6勝4敗。「うーん」といった具合です。明確な改良点が2つありました。

    1つは<ユキソリ>の役割がなかったことです。次のターンで埋めるためのシードをデッキトップに仕込んだとしても、全てドローしてしまうんですよね。というのも、<ユキソリ>を出して3枚見ても、<エルドラキー>での1ドローと、次のドローフェイズでの2ドローで、合計3枚引いちゃいます。次のシード埋めの機会までに、<ユキソリ>で見たカードが全て手札にあるんですね。何で気づかなかったんでしょうか......。
    この「カード単体に注目しすぎてしまい、デッキでの仕事を与えられない」という現象はよくあります。1枚だけでなく、デッキ全体に注目しなければいけません。
    もう1つはサーバントが少なく、ルリグアタックが止まりませんでした。ユキはドロー力が低く、サーバントを持てないターンが多くありました。シグニの防御力が高い分、「シグニは止まるのにサーバントがなくて負けた!」という事態が多発。ただの勝ち負け以上に心が折れるので、サーバントの増加を決定。

    ユキソリ>×4→<サーバントO4>×4

    わかりやすいですね。
    スイレン>のために植物を5種類用意するのは、思ったほど苦労しませんでした。<ユリ>での面空けもスムーズですし、<アキザクラ>がシードになった時の火力には目を見張るものがありました。
    デッキのギミックが見えて一安心です。この辺りを続投させ、もう少々細かい部分をいじっていきます。次の目標は11月3日の「サブマリンフェスタ」での勝ち越し。小さな目標を多く設定し、それに向けてデッキを考えるのがモチベーションになります。

    5:サブマリンフェスタ(11月3日)
    サブマリンフェスタまでもできるだけウィクロスパーティーに出て、デッキの感触を確かめます。いくつか気になる点が見つかりました。
    まずは<ガウラ>です。シード効果は強力とはいえ4枚はさすがに余剰気味でした。また、やはりシード以外での除去手段の少なさが気になっていました。<ユリ>が引けなかったり、<アキザクラ>がシードにならなかった時などが特に顕著でした。
    なので<ガウラ>を2枚減らし、<クジャクソウ>を追加。いい感じになってきました。
    というわけでサブマリンフェスタ。参加人数は100人を超え、予選スイスドローはなんと6回戦。「3勝3敗が目標で、頑張って4勝2敗できればいいかなあ」という意気込みで出場しました。
    • ???勝ち(対面を忘れてしまいました)
    • リル負け
    • ユキ負け
    • リル勝ち
    • エルドラ勝ち
    • ユキ負け
    といった戦績でした。
    とりあえず目標達成といった具合ですが、もう1勝したかったなあ。

    負け試合を振り返ってみます。
    ユキの2戦はシードがほとんど埋まらなかったことが、リル戦は攻め手不足が目立ったことが、今ひとつな試合結果につながったのかなと思います。
    特にリル戦の終盤は、場も手札もサーバントだらけになってしまい、「12枚は増やしすぎたかな......」と反省しながら、<ハイメイル>を前に泣いていました。
    このように、キーセレクションは構築の良し悪しが勝敗に直結します。プレイングはシンプルで、ライフバーストや序盤の事故の有無にも左右されやすいので、やはり「適切な構築ができているか」がスタートになります。実戦を通して、構築のミスや改善点を見つけて、少しずつチューニングしていきたいですね。
    シード不足は<ガウラ>の増量で補えますし、攻め手不足は<クジャクソウ>を使えるようにすれば何とかなります。まずはサーバントを10枚に減らし、<クジャクソウ><サンザカ>を1枚ずつ追加。<サンザカ>は役に立つ時とそうでない時の差が大きいので、さらに1枚減らし、サーバントに戻しました。<ガウラ>は様子見で、2枚のままにしています。
    他にも<華代キー>と<タウィルキー>の比較や、<ミズバショウ>を採用したデッキを組むなど、やってみたいことはたくさんあります。
    10006.jpg
    そうこうしているうちに、新しいデッキが環境に生まれたり、新しい構築が幅を聞かせたりなど、メタゲームは移り変わっていくわけです。対応が必要になればまた調整、です。

    6:まとめ
    いかがでしたでしょうか?デッキづくりで心がけることは
    1. デッキの雰囲気を掴む
    2. ざっくり組む
    3. 実戦で課題を見つける
    4. 調整する
    5. また実戦
    になります。それぞれ補足します。

    雰囲気を掴んで、ざっくり組む
    「ざっくり組む」のコツは「とりあえず4枚」です。これまでも他のライターさんが「強いカードは4!」と書いてきたかと思いますが、この考え方には私も賛成です。4枚×10種類でも雰囲気を掴むためのデッキにはなりますし、<ガウラ>のように「これ4枚必要?」というカードがあれば、そこから数枚削れば調整になるためです。
    仮でもいいのでざっくりデッキを組んで、「このデッキはこうやって戦うんだな」という部分を知りましょう。自分で組めなかったら、人に聞いたり、ツイッターや公式サイトの情報を集める、などで補えます。情報は大切です。

    課題を見つけて、調整し、また実戦
    「課題」は主に、「構築」「プレイング」の2種類です。
    「構築の課題」は<ユキソリ>の部分です。「このカードはいらない」「あのカードが欲しい」は、プレイングで補えません。構築のミスですので、カードを入れ替えましょう。
    「プレイングの課題」は、対リル戦の「攻め手が少ない」です。<クジャクソウ>を増やすなど、構築でも補えますが、例えば「積極的に面を開けるように立ち回る」などで補える部分もあります。ユキであれば「シードとして何をどこに埋めるか」も大切ですね。これらは実戦を繰り返して見つかり、突き詰められていくものです。たくさんバトルしましょう!

    何より「<アネモネ>を活躍させたい!」という思いで組んだユキデッキと、楽しく真剣にバトルできたことが1番の喜びです。好きなカードを活躍させるデッキを組むことが、カードゲームの醍醐味のひとつですからね。
    皆様もぜひ、色々なデッキを組んで、ウィクロスを楽しんでください!
    何かございましたらツイッター(@colorbakobako81)まで。リプかDMなどいただけましたら、諸々ご検討します。(お応えできない場合もあります。ご了承ください)
    それでは、また次回の更新で!

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